私が日本にいるときに留学生として来ていたメキシコ人やスペイン語圏の国の生徒の日本語を聞いていて何度か違和感を感じたことがあります。なぜなら、正確な文法に沿って教えられた日本語を使っていたからです。今まさにその壁に私が直面しています。学校で一通り学んだスペイン語を日常会話の中で使用してますが(時には間違いますが)発音のせいか、感じ完璧に理解してくれることが少なく、悲しいなだなんて思っている日々です。私も自身の研究内容自体が言語学なので同時にそれがなぜなのかなど調べていますが、やはり日本語と同様、私たちが母国語を正しいと思って使っていても実際それは文法として間違っているのです。しかし決してメキシコ人の使うスペイン語が間違っているということではありません。一つの理由として、メキシコにはまだまだ社会階級が存在し十分な教育が受けれない子供たちがたくさんいるため、基本的な教育を受けないまま大人になって間違った言葉を使用しています。私はいつもponerの過去分詞puestoを間違ってponido*と言ってしまうことがあります。これは完全に間違いですぐに言い直すのですが、ある地域ではこのponido*が通じてしまうのです。文法としては大きな間違いになりますが現地の日常会話では普通に通じてしまいます。他にもたくさん例があると思うので、文法の勉強も引き続きしつつ研究も進めていきたいです。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 5,000 | 39,300円 |
水道光熱費 | 0円 | |
学費・教材費 | 0円 | |
交通費 | 1,000 | 7,860円 |
通信費 | 0円 | |
食費・その他 | 2,000 | 15,720円 |
合計 | 8,000 | 62,880円 |