月次報告書 2018-11
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-06-30
留学種別
交換
生活編
4ヶ月目

冬が始まりました…。登校時間はマイナス2,3度が普通です。日中もだいたい毎日氷点下で、慣れてきました。太陽は一週間に一度出ます。今月の初めに重い風邪を引いて大変でした。それでも大事な授業が多かったので登校はしました。日本人の友だちと週末に、近くの日本料理を食べに行きました。韓国人と日本人の友だちを呼んで、勉強の息抜きにおにぎりパーティーを寮のキッチンでしました。韓国と日本のふりかけを食べ比べたりして楽しかったです。イスラエル人の友だちの家にいつもの友達と一緒に日本のカレーを作りに行きました。そのあとみんなで韓国ドラマを英語字幕で見て、なんだか変な感じがしました。日本人の友だちと協力して、今回のセメスターで帰国する日本人学生のための送別会を、学校近くのリトアニアレストランで行いました。リトアニアの旗を色紙で作って寄せ書きを作ったりと、幹事は大変でしたが楽しい会になりました。学校帰りに韓国人の友だちと、モールに映画を見に行きました。3Dでも850円くらいです。街中がクリスマスに向けてイルミネーションや飾りがたくさんです。お花屋さんや服屋さんはキラキラしていて、大道りや教会の前の道は金と銀のイルミネーションが始まっています。モールの中には、天井に、大きなくまやフクロウの電球のたくさんついた金のオブジェが沢山あって、スーパーマーケットもクリスマスのプレゼントやラッピングのシートやボックス、クリスマスカードや天使の人形などでフロアがいっぱいで、寒いけれどとってもキラキラした季節になって、喜んでいます。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
EU ユーロ
138.81円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 120 16,657円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 0 0円
通信費 20 2,776円
食費・その他 150 20,822円
合計 290 40,255円
授業編
Korean Level1
韓国語A1
語学(地域言語)
1980分
中間試験が終わって、教科書も最後のTopicまできました。今月は韓国語の二種類の数字のシステム、2つ目の丁寧語の作り方、時間の読み方、過去形の作り方を学びました。だんだん表現の幅が広がるので、教科書の例文や、先生の韓国語についての雑談が楽しいです。以前と同様に、毎週100程度の単語リストをもらいました。単語がわからないと授業で当てられても答えられないし、自主勉強をしない生徒には先生が厳しいので、大変です。今月は単語テストが無かった代わりに、時間の読み方、リスニング、自分のデイリースケジュールを7文書くという難しいミニテストがありました。同じ内容の宿題も直前に出ていたので、今月は授業外の学習時間が増えたと思います。来月は期末試験で、次のレベルに生徒が簡単に行けないようにかなり難しくなるそうです。
Introduction of Sociolinguistics
社会言語学基礎
講義(英語)
765分
今月は談話分析、民族誌学、Conversation分析、Interactional Sociolinguistics、ジェンダーと社会言語学、Complimenting、Adress forms、CDA、言語のSocial・Regional variations、World Englishesの講義に加えて、Linguistic imperialismについての90分のビデオ講義、社会言語学に関するリサーチとプレゼンテーション、トピック4つ分のLearning Dialyの提出がありました。私はスペイン人の友人と日本人学生と3人でグループを作って、日本人英語話者(学習者)のRとLの発音について、実際に日本人学生のインタビューを録音して(私自身も被験者としてデータを取りました)分析しました。案を固めるのも、実行もプレゼンづくりも、3人で寮のロビーに集まって何時間も話し合いました。時間はかかりましたが、プレゼンはいい評価をいただきました。Lerning Dialyは学習した内容について、自分自身の意見を記述するエッセイ形式で、毎回300字以内と決まっています。来月は期末試験です。
Theory of The Novel
文学
講義(英語)
675分
今月はModernism、Postmodernismと、Psychoanalytic、Marxist、Feminist、Reader Response criticismを学びました。現代主義とポストモダニズムはそれぞれ、「To The Lighthouse Five」という作品を丸々読むのが課題でした。特にこれらの作風は、従来の制約に縛られない描き方をしているので、読み進めるのに時間がかかりました。文学批評はそれぞれ過去に講義で取り扱った作品に関するものがMoodleにPDFで上がっているので、それを呼んで要点をまとめてくるのが宿題としてよく出ました。これらはかなり専門的な英語で書かれていて、とても難しいです。セミナーで各自の意見や見つけてきたことを話し合う時間がありましたが、クラスの生徒の半数がやってこないので、なかなか進みませんでした。来月は期末試験です。上記のReadingを読み直す必要がありそうです。
Children's Literature
児童文学
講義(英語)
675分
今月は、グリム童話、女性向けの文学とフェミニズム、Early Readerの特徴(アーノルド・ノーベル、ドクター・スース)、男向け小説と女の子向け小説(「赤毛のアン」)の特徴、漫画・クロスオーバー作品について学びました。また、自作絵本の提出もありました。絵本は最低10−12ページで、あくまで子ども向け、きちんと本の形にすること、授業で学んだことを反映させることなどが決まりでした。私は日本の昔話を英訳して、水彩画で絵本を作りました。最後のセミナーでは、全員の絵本をカテゴリーごとに分けて、読んだり分析したりしました。どれも素晴らしかったです。絵本の評価は10/10をいただきました。来月は期末試験です。前回と同様に、記述式が主になるようです。
Positive Psychology
ポジティブサイコロジー
講義(英語)
450分
今月は、各グループによるGood Actのプレゼンテーションがありました。同時にグループでA4一枚のレポート提出もあったので、カフェ、学校のロビーに時間を決めて何度も集まりました。私達のグループのテーマは、折り紙を配って幸せの輪を広げるというもので、プレゼンテーションのためにも、どの心理学の理論を応用させるかみんなで悩みました。ちょうど今月は他のクラスでもプレゼンがたくさんあったので、私がデータを持ち帰ってスライドを編集しました。プレゼンするグループが多くて時間がかなり押しましたが、私達のグループもなんとか発表を終え、10/10の評価をいただきました。来月はPositive Characteristics、Altruism、Optimism、Explanatory styles、Hope、Positive mental health, Positive copingについての期末試験があります。
Philosophy
哲学
講義(英語)
540分
今月は教授の講義は少なめで、各グループによる哲学者と思想のプレゼンテーションがありました。かなり作り込まれた質の高いプレゼンテーションをするグループがある一方、ほとんどオンラインからの引用でスライドに文字がびっしり、という班も少なくありませんでした。発表後の討論の時間に、発表したグループと、彼らの発表を指摘した学生の間で喧嘩が起こりそうになったこともあり、大変でした。私の班はイスラエル人と日本人と友だちとの3人で、デカルトと彼の思想についてまとめました。発表前に数回集まり、準備もグループの友だちに助けてもらったので、スムーズに発表できたと思います。来月はテストですが、何が問われるかのアナウンスがまだなので、心配です。