月次報告書 2018-08
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-06-30
留学種別
交換
生活編
今回の留学の目標を「吸収」と設定した月

自分自身、非英語圏に暮らすことはもちろん、訪れたことがなかったので、行きの飛行機の中では少し緊張しましたが、現地の方々(学校の友達、シェアハウスで一緒に暮らしている友達、家の近くのお店で働いている方々など)が暖かく迎えてくださったので、8月の後半になった今はとても充実した生活を送ることが出来ています。メキシコに来るする以前は日本のほかにニュージーランドでも1年間だけですが生活していたことがありました。ニュージーランドでも様々な経験を致しましたが、それに加えてメキシコ(ラテンアメリカ)に来たことで自分の中の世界観が大きく覆されました。数週間しか滞在していないのでまだまだ知らないことが沢山ありますが、今の時点で最も感動させられたのが、ラテンアメリカの人々です。もちろん、これはメキシコだけでなく、コロンビアやペルー、アルゼンチン、チリ、コスタリカ、ボリビアなどといった他のラテンアメリカ諸国から留学のためにやってきた友達も含みます。私が日本にいた頃から皆さんと同じように、「ラテン人」といえば陽気で、明るく、情熱的であり、よく歌ったり踊ったりする人が多いことはなんとなく知っていましたが、実際にそれを直接目で見ると、これらの言葉だけでは言い表せないほどの暖かさを彼らは持っていることを学びました。また、ラテンアメリカ諸国の人々はこれらのような特徴を持っていることを知識として知るだけでなく、実際に彼らが生活している環境に訪れ、見て、感じて、既に沢山の人と友達に慣れたことに、これまでにない程の大きな喜びを感じます。そういった今、自分のスペイン語は、まだその彼らが日常的に話していることの全てを理解出来る程のレベルに至っておりません。もちろん、自分のスペイン語に磨きをかけ、将来日常的にそれを駆使出来るようになるのがメキシコに留学する第1の目標ではありました。しかし、ここグアダラハラで沢山のラテンアメリカ人と友達になり、感動させられた今、そんな彼らのこと、彼らが話していること、彼らが持っている価値観・ニュアンス、彼らの習慣をよく理解するために、まずは「リスニング」、「リーディング」の能力の高めたいと思い、8月から6月までの10ヶ月間のこの度の留学の目標を「吸収」と定めました。彼らが自分に何を述べていて何を求めているのかを理解し、彼らの良いところをより多く吸収しなければ、それに合った自分の考えを述べ、彼らと対等にコミュニケーションを取ることは不可能です。だから、そのためにもそんなラテンアメリカの友達が話すスペイン語を1年間通して全力で学ぼうとと誓った、そんな月でした。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
7.86円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 2,000 15,720円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 3,000 23,580円
通信費 200 1,572円
食費・その他 1,500 11,790円
合計 6,700 52,662円
授業編
Simuladores de Mercadotecnia
マーケティングシュミレーション
講義(地域言語)
450分
「マーケティングシュミレーション」 学期が始まったばかりなので、まだそこまで複雑なことは習ってはいません。現在は、経営とはどのようなことか?実際にどのようなことをするのか?などをマクドナルドの会社を例にあげながら習いました。先生は現地の生徒に対してだけでなく私たち留学生にもとても優しく、常にゆっくり、はっきりと話して下さるのでとてもわかりやすいです。最近は班ごとに分かれてプレゼンテーションも行いました。
Patrimonio Cultral
世界文化遺産
講義(地域言語)
450分
「世界文化遺産」 この授業では世界にはどのような世界遺産があり、それが世界の各国にどのような効果、影響をもたらせているのかを学んでいます。序盤は世界文化遺産とは何か、その定義などを学び、現在はその一歩でメキシコの観光地について学んでいます。秋にはクラスのメンバーと先生でグアナファトに旅行へ行くそうなので、これからそれに向けての学習も始まりそうです。宿題が出ますが、日本の宿題とは凄く異なり、楽しいです。
Español -B1-
スペイン語〜B1〜
語学(地域言語)
360分
「スペイン語 -B1-」 元々は1つのクラスであるはずだったのですが、生徒の数が多かったためテストを行ってクラス分けを行った結果、私はB1レベルのクラスに分けられました。今は直接法の過去形を復習しているのですが、少し簡単に感じるので、メキシコに来る前に、1つ上のクラスに入るためにもう少しボキャブラリーを増やしておくべきであったと後悔しています。しかし、他の国から留学生たちが今までどのようにスペイン語を学んで来たのかや、スペイン語の文法をどのように理解しているのか、どのようなニュアンスを持っているのかなどが見えて、とても興味深く、参考になります。
Gestión de Empresas de Hospedaje
ホテル企業のビジネス
講義(地域言語)
360分
「ホテル企業ビジネス」 メキシコに来てスペイン語のほかに学業では観光業についても学びたかったのでこの講義を受講することにしました。この授業ではヒルトンなどをはじめとする世界各国の有名なホテル企業のマネジメントについて学んでいます。毎回コンピュータ室で行われるクラスで、ホテル企業のサイトを見ながら学んでいます。クラスが行われる度に、1人ずつ初回の授業で与えられたテーマの発表が行われています。
Fundamentos del Turismo
観光学基礎
講義(地域言語)
360分
「観光学基礎」 序盤は観光学とは何か、世界の中で最も観光業が発達している上位4国の観光業界は国にどのような影響を与えているのか、それに比べてメキシコはどのような状況であるのかなどを学んでいます。まれに宿題が出題されます。