月次報告書 2019-08
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
2年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2019-08-01 ~ 2020-05-31
留学種別
交換
生活編
メキシコUAG留学開始

去年の夏休みにボランティアで初めてメキシコを訪れ、今回が2度目のメキシコになります。ボランティアの際にある程度メキシコの文化や雰囲気に慣れることができたとは言え、これから海外に1年近く滞在するという初めての挑戦にあたって出国の際には海外旅行とは少し違った緊張感や不安がありました。大学の授業が7月26日に終了し、30日に出国という慌ただしいスケジュールでドタバタしましたが、無事に出発することができました。乗り継ぎのメキシコシティの空港で少し迷ったことと、グアダラハラ行きの便が3時間近く遅延したことを除けば、現地のホームステイ先にも無事に着きました。 ステイ先は昨年度のUAG交換留学生の先輩も滞在していたところで、出発直前に紹介してもらいました。この家に日本人の社会人の方が1人すでに滞在していて、同じくUAGで授業を受けているとのことで色々とアドバイスを頂くことができて本当に助かりました。生活面や大学の授業のことなど、分からないことばかりだったので、今月はこの方や大学の先輩方に何度も質問をしていました。周りに助けてくれる方がいて本当に恵まれていると思います。 到着してからは少し落ち着けるかと思いましたが、期末レポートの作成や携帯電話のSIMカードの手続き、在留カードの申請など、やることがいろいろあり、特に今月中旬までは忙しい日々が続きました。授業がない午後の時間や週末にはクラスメートや日本から遊びに来た友人、神田に留学していたメキシコ人の友達と遊びに出かけることが多く、劇場でマリアッチを聴けたり、世界遺産に指定された博物館を訪れたり、レストランやバーに行ったりと非常に充実した1ヶ月でした。1人ではこんなにたくさんの経験をすることはできなかったと思うので、こちらでの生活を始めてからできた人脈には感謝しかありません。今後も友人を増やし、その関係を大切にしていきたいです。 別件になりますが、これを読んでくれているのはこれから秋の交換留学選考試験に臨む方が多いかと思います。特に1年生は入学して前期を終え、後期が始まって間も無く試験を受けるため、試験対策のことや留学先のことなど、疑問が尽きなくて当然です。僕自身がFOC委員会に所属していることもありますが、同じ学科・専攻の学生の留学をできる限り応援したいと考えています。 ・グアダラハラ自治大学について ・メキシコでの生活 ・留学先(スペイン・メキシコ・アルゼンチン)、大学選び ・選考試験について ・すでに留学を終えた先輩に話を聞きたい など、何でも相談してください。僕自身がまだ留学生活が浅いのであまり参考にならないこともあるかもしれませんが、すでに留学を終えた先輩、またグアダラハラ自治大学以外の大学に現在留学している人に話を聞きたいという場合も、力になれると思います。この場ではメールアドレス等を記載できないため、相談をしたいという方は国際交流課の職員の方を通じて、もしくはスペイン語専攻の学生を介して連絡していただければと思います。

住居形態
ホームステイ
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
7円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 8,400 58,800円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 700 4,900円
通信費 400 2,800円
食費・その他 3,000 21,000円
合計 12,500 87,500円
授業編
Español5 Gramática
スペイン語 文法
語学(地域言語)
2400分
8月1日のオリエンテーションの際にスペイン語の授業のレベル分けテスト(パソコンを使った文法の4択問題を100問、簡単な面接)を行い、レベル4からのスタートになりました。授業は5日から始まり、平日朝9時から13時まで、休憩も含めて2時間ずつの2コマという形式です。ここでは便宜上、1コマ目を文法のクラス、2コマ目を会話のクラスと書きます。 このクラスでは点過去と線過去の用法を学ぶ予定だったようですが、クラス全体のスペイン語能力を考慮したところ、レベル5(接続法現在の用法が中心)に引き上げる予定ですと授業開始の週に伝えられ、翌週からは正式にレベル5のクラスとなりました。こうした理由で、第1週目は点過去と線過去の用法に加え、接続法を使う命令形の用法を中心に、第2週目以降は接続法現在の用法(願望・依頼・禁止・否定・疑惑・可能性・感情・価値判断・形容詞節・副詞節など)を中心に学びました。担当の先生が言語学を学んでいたそうで、文法の説明は分かりやすかったです。 8月分 120分×20コマ=2400分
Español5 Conversación
スペイン語 会話
語学(地域言語)
2400分
2コマ目では、1コマ目で学んだ文法を復習しながら、ディスカッションやプレゼンテーションを行いました。とはいえ、1コマ目の授業でも時々プレゼンや会話を行う機会があり、また2コマ目の授業でも筆記で文法練習をたくさん行ったので、今月の授業に関しては明確に文法クラスと会話クラス、と差別化されているわけではありませんでした。 資料はどちらのクラスも先生がプリントまたはPDFデータを用意してくれたため、教材は特に買いませんでした。 会話については、クラスがアメリカ人4人、韓国人1人、台湾人1人と僕というアメリカ人多勢の構成のため、英語のような発音のスペイン語を聞くことが多く、これまで聞いてきたスペイン語との違いにかなり苦労しました。 個人的な課題としては、文法はある程度固まっているのに対し、それを実際に会話で用いる場面になるとすらすら出てこないことがあげられます。今後はアウトプットとしてスピーキングの練習を増やしていこうと考えています。 8月分 120分×20コマ=2400分