今月は「ASEAN-JAPAN Youth festival」に参加しました。 このイベントではベトナムの青年団体が主催していて、ASEANと日本の国交樹立50周年を記念し、各国の推薦された生徒達が集まって交流を深めるものでした。私は人文大学のベトナム学部でご縁があり、在越日本大使館に推薦して頂いてこのイベントに参加させて頂きました。 イベントは2泊3日あり、各日程で気候変動や教育の問題、人口問題などのディスカッションを英語で行い、それをプレゼンテーションしたり、マングローブの森での植林、国交樹立50周年を記念したパーティなどに招待して頂いたりなど、様々な経験をすることができました。 ディスカッションやパーティーなどでASEANの各国の学生と交流を広めていく中で、自分自身の英語力や、神田外語大学でこれまで学んできた授業の知識が生きる機会が多くあり、私の神田外語大学での4年間を総括するような3日間でした。 それと共に各国の学生達が受けてきたであろう教育のレベルの高さと彼らの吸収力の高さ、コミュニケーション能力、何事に対しても興味を持つ姿勢に私はとても感化されました。 もちろん彼らが各国の学生の中でトップレベルの教育を受けていることは承知の上ですが、彼らの持つ能力やこのイベントに対しての姿勢は、私にASEAN各国が今後も更なる発展を遂げることを安易に想像させました。 この留学期間中にベトナム以外の国の人と交流機会は非常に少なかったですが、この期間中はASEANのほぼ全ての学生と関わることができ、特にミャンマーなどの国内事情が複雑な国の人とも交流することができたのが個人的に嬉しかったです。戦争や内戦などに対して外野からしか見ることができない日本人にとって彼らの話はとても新鮮で、言葉には表せないほどの複雑な気持ちになりました。これまで授業やニュースでただその情報を頭に入れている時とは違い、目の前にいる人がその悲惨な状況下にあるということは留学ならではの体験だったと思います。 このイベントに参加した多くの学生はその後それぞれの国に帰ってしまいましたが、何名かはベトナムに滞在しているとのことで、年末のカウントダウンやトゥンドゥックタン大学でのサッカーのイベントに招待してもらい長く交流を続けることができています。特に年末のカウントダウンは在越インドネシア大使館に招待していただき、そこでも新たな人との交流があり、日を重ねるごとに交流の輪が広がりました。 1月末に帰国なので彼らとお別れなのはとても悲しいですが、このイベントに与えてもらった経験やパワーを忘れずに社会人になっても目標に向かって努力できる人間になりたいと思います。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 10,000,000 | 60,000円 |
水道光熱費 | 2,000,000 | 12,000円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 900,000 | 5,400円 |
通信費 | 0 | 0円 |
食費・その他 | 5,000,000 | 30,000円 |
合計 | 17,900,000 | 107,400円 |