月曜日から木曜日まで授業があり、金曜日から日曜日は観光や授業外の勉強を楽しんでいます。日照時間が長いため、午後8時30分からようやく暗くなり始ます。ポジティブな気分で過ごせるので留学の環境にもいい場所です。 ドキュメンタリーや写真で見た景色が身近にあり、毎日が刺激的です。日本人のクラスがあるため毎週クラスに参加していると、生徒の方からご飯に誘ってくれたり、週末の予定を立てて遊ぶ計画をしてくれたりと、友達の作り方は万国共通なので心配する必要は有難いことになかったです。コーディネーターさんとの観光では、美術館、博物館、クルージング、市場、など歴史的な側面からモントリオールを楽しんでいます。一番印象的だったのは、先住民の方に関する歴史を博物館で学んだことです。彼らが実際に使っている道具や衣服の展示があり、ノマディズム: 自然を大切にし共存する考え方 がどのようなものなのかを理解しました。歴史的に語られがちですが、先住民は現在でも続いている出来事なので学び続ける価値がある街だと思いました。楽しいことは数えきれないほど積もっていき書き足りないですが、今回は留学初期にありがちな出来事についてさらに記録したいと思います。 初めの二週間ほどは、食生活と寮生活(一人部屋)で戸惑いがありました。 まずは、スーパーマーケットで買える食べ物や調味料が全て違うため、何を食べようかとシリアルやチーズ、インスタントヌードルなど様々な食材に挑戦しました。しかし、調理器具や調味料も手元にないため食べたいものがすぐに作れず大変でした。しかし、週末でジョンタロンマーケット(市場)に行ったり、寮の近くの中華街で新鮮な野菜と果物、日本調味料を揃えていくうちに食生活も楽しめるようになっていました。日本のスーパーマーケットでは高い食材も、モントリオールでは関税が無いおかげか非常に安い上に新鮮で美味しいです。スイカが7ドル(700円)であったり、マンゴーも2ドル(200円)であったりと海外ならではの食生活ができ、とても刺激的です。レストランでの食事は物価も高くチップを払うので大変ですが、一度きりしか来れない場所だと思いながら、おすすめされたレストランはしらみつぶしに行くようにしています。メキシコ、イタリア、ドイツ、中国のレストランに行きました。 寮生活で戸惑いかあった点は、洗濯とトイレです。洗濯機はコインランドリー形式で、カードを寮内のカード自販機で買いお金をチャージし、そのカードで洗濯機を作動させるものでした。しかし、新しい学期が始まり寮の変動が激しいのか、カードのストックが空っぽになっていたため、業者が来る週まで待たなければ洗濯機を使い始めることができませんでした。また、個人部屋のトイレが壊れており、タンクの中に貯蔵される水を1時間待たなければ2回目が流すことができない状態でした。留学コーディネーターさん(UQAMの生徒)や頼れる周りの大人の方々(留学をサポートしてくれる教授の方々)に頼りに頼って部屋を変えてもらう交渉をしたりしました。業者もなかなかこなかったため、自分でなんとかしようとトイレを自力で治すことに成功しました。 日本での生活がどれぐらい恵まれていたのかが海外に来てみるとわかるという経験は、留学する誰しもすることなのだと思いました。日本人としての自覚はありつつも現地の生活を体験したくて留学をしているので、郷に従えという言葉もあるように、日本人から見て物事を平均から考えるのではなく、現地の目線から日本のことを見るようにしようと思いました。1ヶ月が過ぎただけで、十分すぎるほど"価値観"が変わる体験があります。体感ですが大学の学生の半数が大人の方である事、マスクが無料で設置されている事など日本との違いはどこに行っても感じました。しかし、将来の職業は決まっていない生徒が多かったり、教室での発言が少なく静かな教室だねと教授から言われたりと、根本的にはみんな同じなのだと感じる出来事の方が多かったです。 大学で学んできたことが現地でリンクしていく感覚があり、非常に充実した日々を過ごしています。大学や家族、現地の方々に感謝をして残りも大切に過ごしていきたいです。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 585 | 60,840円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 81 | 8,424円 |
交通費 | 110 | 11,440円 |
通信費 | 32 | 3,328円 |
食費・その他 | 580 | 60,320円 |
合計 | 1,388 | 144,352円 |