学生10691の報告書一覧
プロフィール
学科
英米語学科
学年
3年
留学期間
2022-05-01 ~ 2022-08-31
留学種別
交換
1~4件目 / 4件中
2022-08
最後の留学月だったので、たくさんの人と場所に別れがありました。悲しくも楽しい8月でした。 現地の植物園でスタッフをしている方と一緒に植物園に行ったり、メキシコのアーティストの展示会に行ったり、日本語を学んでいる友達と最後のご飯会に行ったり、UQAMの先生に招かれてモントリオールから離れた家に一泊したり、コーディネーターさんと友達とお別れ会をしたりしました。8月は2週間しか留学期間がありませんでしたが、毎日予定があり充実していました。 モントリオールの植物園は、世界で3番目に大きい植物園です。また、日本では見れない植物が多くありました。バニラ、シナモン、マンゴー、パパイヤ、バナナの木など天井に届くほどに高い南国の木々に胸を躍らせました。世界中のサボテンが集まったエリアなどエリアが多岐に渡って分かれており驚きの連続でした。また、日本庭園を意識した場所や中国寺院を意識した場所など世界のエリア別の展示があるのが素敵でした。日本食や日本食器が綺麗に展示されていて、自分の日常が海外にとっては目新しいものに写っているのが違和感に思い、面白かったです。 友達とのご飯会では"日本式"ステーキハウスに行きました。高級な落ち着きのある鉄板焼き焼肉かとホームページを見て思っていたら、日本人スタッフはいなかった上に、アクロバティックな海外ジョーク多めのお店でした。日本人が予想する高級鉄板焼きとは大きく異なる海外の高級鉄板焼きに驚きました。ジョークの程度が海外のものなのでみものです(笑)。 先生の家に招かれてドッグコンテスト(アジリティ)を見に行ってきました。その先生は2匹飼っていて、自分で餌の戸棚を開けたり、外の扉を開けて欲しいときは自分でベルを鳴らしたり、かなりのスマートドッグでした。その大会では、ハードルを優々に超えたり、シーソーを渡ったり、トンネルをくぐったりニンテンドッグでしか見たことのない光景が広がっていました。先生に家の周りを案内してもらい、教会の管理者と出会い協会の裏側まで案内していただいたり特別な経験ができました。 コーディネーターさんと同じ大学から来ている方とUQAMでできた友達と、公園でピクニックをしてペタンクをして、お別れ会を行いました。大きい公園だったのでテニスコート、ペタンク場、人工ビーチボール場、などなど施設付きの池を囲んだ大きい公園でした。別れる頃には暗くなってしまい、とても寂しい気分になりました。 最後の日は澄んでいる近くの公園に散歩をしに行きました。先生から男子のテニス世界大会が行われているというので、周りだけ見に行ってきました。改めてモントリオールはイベントや大会に恵まれた素晴らしい留学場所だと思いました。4ヶ月の留学でしたが、1年留学をするのと同じくらいの学びと出会いがあったと思います。モントリオールの厳しい冬を経験できなくで残念ですが、出会った友達や先生にまた会いに行きたいので何年後かにモントリオールの冬を味わいに行きたいです。
2022-07
7月の初めはケベックシティーに1泊2日の旅行をしてきました。 毎週の外出計画はコーディネーターさんと大学が企画してくれているもので、旅行費も多少は負担してくれていました。そのため、行きのバスやホテルも手配済みだったので、思う存分に楽しむことができました。朝4時ごろに起きて、モントリオールからバスで3時間ほどかけてケベックシティーに到着しました。ケベックシティーはフェアモント・ル・シャトー・フロンテナック(現在は高級ホテル)城郭を中心としたフランス領地時代の雰囲気が味わえる場所でした。アジア圏の人には韓国ドラマのトッケビの撮影地として知られている場所であるため、韓国からの観光客が多く見られました。私も大学に入学してから英語学習の息抜きとしてドラマを見ていたので、留学の達成感を再度味わいました。カナダの冬の名物であるメープルタフィー(メープルシロップの生キャンディ)を食べたり、お土産を買ったり、レストラン街で奮発してステーキを食べたり、ホテルのプールで泳いだりして、フランス旅行に来た気分になりました。楽しい部分はありつつも、コーディネーターさんのおかげでケベック州の歴史について学べることが多くあり短くも長く感じた2日でした。留学で一番思い出に野もった場所になりました。 この他にも、モントリオールから外にででラベンダー畑、蜂蜜農場、オカビーチに行ったり覚えきれないほど綺麗な場所を訪れました。また、コーディネーターさんが5年振りに母国にかあるということで別れもあり、思い出深い7月でした。 授業も慣れてきて生活面も不便を感じなくなった7月でしたが、気温上昇が続き熱中症になってしまいました。毎年の夏にも体調を崩しやすいのですが、日本の夏より気温は低かったため油断をしていました。しかし、一緒に留学に来ている友達や、コーディネーターさん含め大学の日本人留学生のサポートをしてくれる方々のおかげて、最善の解決策を提案してくれました。海外留学保険には必須で加入しているため、経験も兼ねて病院に行ってみることにしました。近くの病院に行こうと思っていたのですが、保険会社に電話対応していただくと他の病院をお勧めしてくれて予約も取ってくれたので受診までスピーディーでした。受診費用も保険会社が直接病院に払ってくれたり、後ほど郵便物として保険関係必要書類を送ってくださったので、不安な中でも非常に安心感を感じました。もし、これから留学を考えている方でこれを読んでいたら、少しでも困ったことがあったら保険の無料電話サービスにどんどん頼ることをお勧めします。 家族に頼れない中、不安を抱えて後半は大変でしたが、いろんな人の支えがあって不安ながらも新しいことに挑戦できた7月でした。また、留学サポーターの方々は不安なことがあるたび親身に解決策を考えてくださり、また次の日本人留学生のためにもつながるように対応してくださるので、ますますモントリオールを留学先におすすめしたくなりました。
2022-06
留学2ヶ月目は、生活リズムを掴み始めました。時間の使い方にも余裕を感じられるようになったので、モントリオールのイベントに参加をして、現地の人と一体となって日々過ごしました。 夏期集中(4月から8月)学期は、2分割構成です。前半の6月中盤までは3つのクラスを取っていました。各クラスの最後のテストやエッセイで満足のいく点数やフィードバックが得られました。英語学習者と一緒に授業を履修しているので、モチベーションを落とさずやり切ることができました。3つの授業が終わってからは、2つの授業を取り始めました。夏期集中はクラス自体が少ないため、自分の英語レベルと必要な能力を元に履修を組むと必然的に2つのみに絞られました。前回の授業は午前9時から午後5時の間だったのですが、新しい授業は午後2時から午後9時の間に変わりました。現地は午後9時でも日本の夕方のようなので、大学から寮に帰るときに少し違和感を感じます。その後に、ご飯を食べたり近くのイベントに参加したりもしました。 今月は、日本の屋台イベント、柴犬秋田犬エベント、日本映画ウィーク、ポルトガル音楽ライブ、音楽フェスティバルウィーク、F1関連の車イベント、モントリオール美術館、モン・ロワイヤル山ハイキング、ケベックの日イベント、3時間サイクリングイベントなどに参加しました。驚くことに、日本映画とサイクリングイベント以外は無料です! (今月の出費が多いのは、洋服を買ったりお土産を買い始めているからです!)モントリオールはイベント会社が街と密接になっている印象です。イベント会場にはあちらこちらに広告がうたれているので、多くの会社とその地区の政府の協力のもと作り上げられていると思います。日本文化がモントリオールでも注目されていて人気であるという事実が嬉しく思いました。日本映画ウィークには3本映画をみましたが、海外の視点から日本を見た時に逆輸入で異文化を感じ面白い経験をしました。大規模な長期間に渡るイベントが同時進行で楽しめているモントリオール留学の環境に充実感を感じて過ごしました。 日本とは全く異なるダイバーシティに圧倒される留学先をもっと知ってもらいたいなぁと感じました。モントリオールは多文化社会で、人々が異なる文化を享受し文化が入り組みながら生活をしています。また、彼らの言語であるフランス語を保護しつつ、英語も同じレベルで使おうという考えの人が自分の周りには多いです。人情味があつい街で時間がゆっくりと感じます。モントリールは、ときどき違う国に来たように感じます。自然保護区の公園に行けば、緑と水に囲まれオーストラリアに来たように感じますし、港沿いを歩いていればフランスに住んでいるように錯覚します。半年と短い期間の留学でも十分すぎるくらいな生活を楽しんでいます。
2022-05
月曜日から木曜日まで授業があり、金曜日から日曜日は観光や授業外の勉強を楽しんでいます。日照時間が長いため、午後8時30分からようやく暗くなり始ます。ポジティブな気分で過ごせるので留学の環境にもいい場所です。 ドキュメンタリーや写真で見た景色が身近にあり、毎日が刺激的です。日本人のクラスがあるため毎週クラスに参加していると、生徒の方からご飯に誘ってくれたり、週末の予定を立てて遊ぶ計画をしてくれたりと、友達の作り方は万国共通なので心配する必要は有難いことになかったです。コーディネーターさんとの観光では、美術館、博物館、クルージング、市場、など歴史的な側面からモントリオールを楽しんでいます。一番印象的だったのは、先住民の方に関する歴史を博物館で学んだことです。彼らが実際に使っている道具や衣服の展示があり、ノマディズム: 自然を大切にし共存する考え方 がどのようなものなのかを理解しました。歴史的に語られがちですが、先住民は現在でも続いている出来事なので学び続ける価値がある街だと思いました。楽しいことは数えきれないほど積もっていき書き足りないですが、今回は留学初期にありがちな出来事についてさらに記録したいと思います。 初めの二週間ほどは、食生活と寮生活(一人部屋)で戸惑いがありました。 まずは、スーパーマーケットで買える食べ物や調味料が全て違うため、何を食べようかとシリアルやチーズ、インスタントヌードルなど様々な食材に挑戦しました。しかし、調理器具や調味料も手元にないため食べたいものがすぐに作れず大変でした。しかし、週末でジョンタロンマーケット(市場)に行ったり、寮の近くの中華街で新鮮な野菜と果物、日本調味料を揃えていくうちに食生活も楽しめるようになっていました。日本のスーパーマーケットでは高い食材も、モントリオールでは関税が無いおかげか非常に安い上に新鮮で美味しいです。スイカが7ドル(700円)であったり、マンゴーも2ドル(200円)であったりと海外ならではの食生活ができ、とても刺激的です。レストランでの食事は物価も高くチップを払うので大変ですが、一度きりしか来れない場所だと思いながら、おすすめされたレストランはしらみつぶしに行くようにしています。メキシコ、イタリア、ドイツ、中国のレストランに行きました。 寮生活で戸惑いかあった点は、洗濯とトイレです。洗濯機はコインランドリー形式で、カードを寮内のカード自販機で買いお金をチャージし、そのカードで洗濯機を作動させるものでした。しかし、新しい学期が始まり寮の変動が激しいのか、カードのストックが空っぽになっていたため、業者が来る週まで待たなければ洗濯機を使い始めることができませんでした。また、個人部屋のトイレが壊れており、タンクの中に貯蔵される水を1時間待たなければ2回目が流すことができない状態でした。留学コーディネーターさん(UQAMの生徒)や頼れる周りの大人の方々(留学をサポートしてくれる教授の方々)に頼りに頼って部屋を変えてもらう交渉をしたりしました。業者もなかなかこなかったため、自分でなんとかしようとトイレを自力で治すことに成功しました。 日本での生活がどれぐらい恵まれていたのかが海外に来てみるとわかるという経験は、留学する誰しもすることなのだと思いました。日本人としての自覚はありつつも現地の生活を体験したくて留学をしているので、郷に従えという言葉もあるように、日本人から見て物事を平均から考えるのではなく、現地の目線から日本のことを見るようにしようと思いました。1ヶ月が過ぎただけで、十分すぎるほど"価値観"が変わる体験があります。体感ですが大学の学生の半数が大人の方である事、マスクが無料で設置されている事など日本との違いはどこに行っても感じました。しかし、将来の職業は決まっていない生徒が多かったり、教室での発言が少なく静かな教室だねと教授から言われたりと、根本的にはみんな同じなのだと感じる出来事の方が多かったです。 大学で学んできたことが現地でリンクしていく感覚があり、非常に充実した日々を過ごしています。大学や家族、現地の方々に感謝をして残りも大切に過ごしていきたいです。
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