月次報告書 2022-08
プロフィール
学科
英米語学科
学年
3年
留学期間
2022-05-01 ~ 2022-08-31
留学種別
交換
生活編
【4ヶ月目】モントリオールとの別れ

最後の留学月だったので、たくさんの人と場所に別れがありました。悲しくも楽しい8月でした。 現地の植物園でスタッフをしている方と一緒に植物園に行ったり、メキシコのアーティストの展示会に行ったり、日本語を学んでいる友達と最後のご飯会に行ったり、UQAMの先生に招かれてモントリオールから離れた家に一泊したり、コーディネーターさんと友達とお別れ会をしたりしました。8月は2週間しか留学期間がありませんでしたが、毎日予定があり充実していました。 モントリオールの植物園は、世界で3番目に大きい植物園です。また、日本では見れない植物が多くありました。バニラ、シナモン、マンゴー、パパイヤ、バナナの木など天井に届くほどに高い南国の木々に胸を躍らせました。世界中のサボテンが集まったエリアなどエリアが多岐に渡って分かれており驚きの連続でした。また、日本庭園を意識した場所や中国寺院を意識した場所など世界のエリア別の展示があるのが素敵でした。日本食や日本食器が綺麗に展示されていて、自分の日常が海外にとっては目新しいものに写っているのが違和感に思い、面白かったです。 友達とのご飯会では"日本式"ステーキハウスに行きました。高級な落ち着きのある鉄板焼き焼肉かとホームページを見て思っていたら、日本人スタッフはいなかった上に、アクロバティックな海外ジョーク多めのお店でした。日本人が予想する高級鉄板焼きとは大きく異なる海外の高級鉄板焼きに驚きました。ジョークの程度が海外のものなのでみものです(笑)。 先生の家に招かれてドッグコンテスト(アジリティ)を見に行ってきました。その先生は2匹飼っていて、自分で餌の戸棚を開けたり、外の扉を開けて欲しいときは自分でベルを鳴らしたり、かなりのスマートドッグでした。その大会では、ハードルを優々に超えたり、シーソーを渡ったり、トンネルをくぐったりニンテンドッグでしか見たことのない光景が広がっていました。先生に家の周りを案内してもらい、教会の管理者と出会い協会の裏側まで案内していただいたり特別な経験ができました。 コーディネーターさんと同じ大学から来ている方とUQAMでできた友達と、公園でピクニックをしてペタンクをして、お別れ会を行いました。大きい公園だったのでテニスコート、ペタンク場、人工ビーチボール場、などなど施設付きの池を囲んだ大きい公園でした。別れる頃には暗くなってしまい、とても寂しい気分になりました。 最後の日は澄んでいる近くの公園に散歩をしに行きました。先生から男子のテニス世界大会が行われているというので、周りだけ見に行ってきました。改めてモントリオールはイベントや大会に恵まれた素晴らしい留学場所だと思いました。4ヶ月の留学でしたが、1年留学をするのと同じくらいの学びと出会いがあったと思います。モントリオールの厳しい冬を経験できなくで残念ですが、出会った友達や先生にまた会いに行きたいので何年後かにモントリオールの冬を味わいに行きたいです。

住居形態
ホームステイ
無線LAN(Wi-Fi) その他 ケータイ屋経由のLucly Mobile
月額費用
カナダ ドル
104円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0 0円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 40 4,160円
通信費 32 3,328円
食費・その他 450 46,800円
合計 522 54,288円
授業編
ConversationⅡ
会話Ⅱ
講義(英語)
720分
終盤のクラスでは、イギリスのドキュメンタリービデオを3本クラス内で視聴しました。7UPと題された動画で、イギリスの家庭環境の違う子供たちを集めて質問をし、7年後にまた同じ質問をしてみるという内容でした。字幕がなかった中、子供たちの話す英語を聞き取るのが難しく感じました。家庭環境の違いから貧困層の子供と裕福層の子供とで考え方が著しく違い、また裕福層の子供たちは7年後も彼らが願ったような将来になっている一方で、貧困層の子供たちは仕事を既に始めていたりしていて学びがありました。長編のものを3本見た後は、感想や意見を5分程度の音声ファイルとして提出しました。 中間テストと同様に、期末試験も生徒同士で会話を続ける形式でした。無償のインターンシップに賛成か反対か、オンライン上の団体活動は賛成か反対かのいづれかがトピックになりました。中間テストと比べると、意見がなくなってしまってもどうにか会話を続けることができるようになっていたので成長を感じることができました。 全体的に見て、この授業では社会問題に関する会話練習を行ったことから自分には時事的な問題に触れなければならないという課題と、どのように冷静を保った会話をつづければ良いのかという点に気がつくことができました。授業を履修しているだけでは英語力は勝手に伸びていく授業形式ではなかったので、自律学習の確立を図ることができました。
Grammar ll
文法 ll
講義(英語)
720分
今月の授業内容は比較的簡単でした。助動詞、疑問文と否定文を扱い、ShouldとCouldの違いは何かや、 5W1Hの使い方とりわけWhoの疑問文に着目して学びました。既に知っている内容だったので、各回の宿題は簡単でしたがWhoの疑問文の時はどんな時も3人称単数扱いであるなど、基本でありつつも忘れていた内容を思い出すことができたのでよかったです。しかし、以上に加えて副詞の位置に伴って変化する意味合いの部分も復習しましたが、いまだに複雑で難しく思うこともありました。先生は時間を作って生徒の質問に答えてくださるので、わからない部分があれば質問しました。 テストは中間テスト同様にペーパー形式で、 内容は中間テスト以降だけではなく全授業からも出題されました。全体から出題されるためヒヤヒヤしていましたが、授業内容が印象深いもので楽しんで授業に参加していたので覚えていることがほとんどでした。似ている2つの1文が与えらて、片方に合う使用状況の例、もう一方に合う使用状況の例を瞬発的に考えるセクションが難しかったです。 この授業では、ネイティブスピーカーのニュアンスを事細かに学ぶことができたので非常に満足な授業内容でした。英文ニュースを読んだときにも1文1文に隠されているネイティブ的な意味合いを感じられるようになり、会話をする中でも意識するようになったので、基礎的ながらも深みのある授業でした。