月次報告書 2022-11
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2022-07-01 ~ 2023-07-01
留学種別
交換
生活編
Noviembre de 2022 死者の日、そして早くも期末です。

10月末から死者の日にかけて、Oaxacaを旅行してきました。メキシコのイベントと言ったら死者の日のイメージがあり、中でもOaxacaはこの時期観光客が多く集まる有名な場所なのでずっと行きたいと思っていたのが叶いました!中心街ではヨーロッパやアジア圏からの観光客がとても多く、いろんな場所で日本人もたくさん見かけて嬉しくなりました。 また、中心街から少し離れた場所にあるOaxaca出身のクラスメイトの実家にも招待してもらって、プエブラとはまた違った現地の文化や食事を楽しむことができました。 そして死者の日の連休が明けると大学は一気に期末モードになり、それぞれのクラスで期末課題について発表されました。私の通う学部の授業は全部レポート課題で、私にはとてもヘビーなものばかりでしたが、クラスメイトや友人に助けられながらレポートやテストに追われる怒涛の1ヶ月弱を過ごし、なんとか期限内に全て提出することができました。あとは評価を待つのみです…! また、今月は学科主催の日帰り校外学習が2回もあり、TeotihuacánとCiudad de Méxicoに行ってきました。どちらも昔旅行で行ったことがあったのですが、とても久しぶりに訪れることができてとても懐かしい気持ちになりました。また、グループ行動が多かったため、普段は授業後ちょっとしか話せないクラスメイトたちとたくさん話すことができて、スペイン語が上達したと褒めてもらえてとても嬉しくなりました!ピラミッドや博物館を回って歴史の勉強をして、クラスメイトとバスで遠出もできて、なんだか高校生活を思い出しました。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
7.13円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 6,000 42,780円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 372 2,652円
通信費 500 3,565円
食費・その他 5,200 37,076円
合計 12,072 86,073円
授業編
Español para Extranjeros 3
外国人のためのスペイン語 レベル3
語学(地域言語)
1200分
今学期取っている授業の中で唯一期末テストがあった授業だった。テスト内容としては長文読解・穴埋め問題・選択問題・リスニング問題、そしてペアでの会話のテストがあった。 難易度としてはあまり難しくはなく、勉強したことが発揮できる形式で安心した。 この授業では、スペイン語を基礎から学べたので、苦手だった過去形(点過去・線過去)の活用や使い分けについて1から勉強できて、日常生活でも難なく使えるようになったと感じている。 1コマ120分×10コマ(週3コマ)
Historiografía de Mexico Ⅰ
メキシコの史学史 1
講義(地域言語)
960分
最初の授業で割り振られた担当の書籍についてまとめのレポートを書くというのが最終課題だった。もともとこの授業では3週に1回くらいのペースで本を読み進めてミニレポートを書くという課題があったので、それの総まとめという形だったため、他の授業よりも比較的難しくはない課題だったが、普段日本語ですら本を読むことがない私にとってはスペイン語で書かれている本を読むのはなかなかの苦行だった。 足りない情報を補うために書籍や筆者について調べものをする際、友人がいつもアドバイスをくれたおかげで、なかなかの完成度で提出できたと思う。 レポートについてのプレゼンも行ったのだが、ちょうどその日がW杯のメキシコ戦の時間と被っていたこともあり、みんなプレゼンよりも試合にフォーカスが当たっていて、教室内の雰囲気がサッカー熱でいっぱいだった。笑 1コマ120分×8コマ(週2コマ)
Taller de historia oral
オーラル・ヒストリーのワークショップ
講義(地域言語)
840分
最終課題はこれまで習ってきたオーラルヒストリーの知識を活かして、実際にオーラルヒストリー式のインタビューを行い、レポートにまとめるというものだった。 私は祖父にインタビューを行ったのだが、会話の内容を日本語からスペイン語に翻訳するのにすごく苦労し、時間がかかった。これまでなかなかスペイン語の口語表現を意識する機会がなかったため、今回初めてインタビューの文字起こしをスペイン語に翻訳するという作業をして、新たな学びがたくさんあった。 またこのインタビューを通して、祖父の生まれや幼少期の生活、今まで知らなかった曾祖父母について新たな真実を知り、とてもたくさんの驚きがあった。普段は言葉数も少なく自分のことを語らない祖父と、最近はパンデミックで会うことができていなかったが、授業の課題を通して久しぶりに話す機会ができてよかったと思った。 個人的にとても興味深い授業だった。 1コマ120分×7コマ(週2コマ)
Mexico siglo XX-XXI
20〜21世紀のメキシコ
講義(地域言語)
840分
最終課題は授業で扱った内容に関するテーマを選択し、それについて10ページ以上のレポートを書くというものだった。課題について発表されたのが期限2週間前だったということや、日本語でも10ページもレポートを書くことが今まであまりなかったため、開始早々から内心とても不安で、何より他の課題とも並行しなければならないことに焦りでいっぱいで、夜も不安で眠れない日さえあった。 授業で学んだことを咀嚼して、新たに参考文献になるものを探して読んで、日本とも比較したりしながら、友人のサポートもあってなんとか書き上げられた時はこれ以上ない達成感と開放感だった。 この授業はメキシコの近代(現代)史について、メキシコに留学しているなら尚更知っておきたいことが学期を通してよく学べる内容だった。 1コマ120分×7コマ(週2コマ)
Historia General de America Ⅱ
一般的なアメリカの歴史2
講義(地域言語)
840分
期末課題の提出に向けてグループワークの時間が増えた。グループのテーマを決め、アンケートを作って実施したり、各々が担当を決めて1つのレポートにまとめた。最終週にはレポートについてのプレゼンも行った。プレゼン中は用意していた原稿があるので、そこまで緊張しなかったが、先生やクラスメイトの質問や指摘に柔軟に対応できなかったのが悔しい。 また、話し合いながら作業を進める中で、やはりスペイン語をもっとスムーズに理解して話せるようになりたいと強く思うようになった。クラスメイトにはいつも以上に何から何までサポートしてもらって、本当に感謝でいっぱいの1ヶ月だった。 この授業は他の講義型の授業と比べて、発言のタイミングの自由度が高く、ディスカッションや意見交換が常に行われているかたちだったので、いろいろな考え方や物事の捉え方を知ることができた。 1コマ120分×7コマ(週2コマ)