月次報告書 2013-09
プロフィール
学科
スペイン語学科
学年
4年
留学期間
2013-08-01 ~ 2014-07-31
留学種別
交換
生活編
1日のルーティンと日常生活の注意点!

 到着した最初の1、2週間は、時差ぼけや慣れない生活などで、1日1日が長く感じていました。しかし、それも時間が経つと毎日やりたいこと、やらなくてはいけないことが」たくさんあり、あっという間に感じてしまいます。特に大学の授業が始まると毎日時間が過ぎるのが早いです。私は授業が午後からなので、朝起きて、少し早めに学校に行き、図書館で宿題や勉強をしたりしています。そして授業を受け、午後は友達と出かけたり、映画を観たり、図書館で勉強したりしています。ちなみにここでは、映画を1人30~40ペソ(日本円で240~320円)ほどで観ることができます。私は映画や音楽を通して語学を勉強するのが好きなので、とてもいい勉強になっています。また、UdeG(Universidad de Guadalajara)は韓国人の学生が多く、韓国人の学生と一緒に出掛けたり、おしゃべりしたりすることが多いです。日本語と韓国語は文法がとても似ているにも関わらず、お互いがスペイン語で話すのはとても奇妙ですが、おもしろく、スペイン語の良い練習になります。そして、私には、週に1度、一緒にスペイン語や、メキシコについて、メキシコ人作家のOctavio Paz(ノーベル文学賞を受賞しています。)の本を使って教えてくれる友人がいるのですが、直接メキシコ人から聞く文化や生活、宗教や移民問題などは、とても興味深いです。もちろん、メキシコ人と過ごす時間の中でも様々な発見があり、毎日刺激的です。  そして、とても大切な普段の生活についてです。 まずは毎日使うであろうバスについてです。こちらはどのバスがどこに行くのか分かりません。自宅から大学までのバスはこちらにいる日本人の先生が教えてくださるのですが、どこで降りるのかは自分たちで判断しなければなりません。そのため、バスに乗車した時に運転手に"Quiero ir a la normal(私が通っているキャンパスはCUCSHというのですが、通じないのでこういうふうに言います), me puede decir cuando tengo que bajar?"と言って運転手の近くにいると運転手や周りにいるお客さんが教えてくれます。また、バスに乗る時は、乗りたいバスが来たら手を挙げて止めなくてはいけません。こちらの方の性格なので、手を挙げても泊めてくれない時もありますが、仕方ないです!バスは経験が命なので、乗り慣れれば、どこから何に乗れば、どこに行けるというのもわかってくると思います。また、メキシコ人学生で、バスをよく使っている人に聞くのも一つの手です。  次に、こちらの1日のスケジュールについてです。朝は早いです。取る授業によっては朝7時に授業開始という場合もあります。お昼は基本的に午後2~4時くらいで、かなり遅いです。そのため、授業が終わってから自宅に帰り、ご飯を食べるという学生も多いです。そしてお昼が1日の中で一番重い食事です。そして夜は人によるかもしれないのですが、私のホームステイ先は8~9時で軽食程度です。また、私は、夜よく出かけるので、11時に帰宅をすることが多いです。地域によるのですが、私の地域は夜遅くまで出歩いても大丈夫なのですが、セントロ(グアダラハラの中心街)は夜出歩くのはかなり危険です。友人には何人も鞄や携帯を取られてしまった人がいるので、気を付けてください。女性の場合は必ず誰かと歩くか、男性を連れて歩くのがいいと思います。ちなみに、バス生活をしている人は、終バス(1日の最後のバス)がだいたい10時半には終わってしまうので、気を付けて出かけるようにしてください。私も何回か失敗してしまい、タクシーで帰りました。そして、タクシーはお金をぼられてしまうので、必ず、行き先を言って、交渉してから乗るようにしてください。距離にもよりますが、100ペソ近く金額を提示されたらかなり高いです。また女性の方は一人でタクシーに乗る場合は、助手席ではなく、後部座席に乗ってください。(基本的に女性一人でタクシーに乗ることはおすすめできません。)ちなみに、タクシーには深夜料金があり、11時半から始まります。  たくさん書いてしまいましたが、こちらで生活するにあたって気を付けなければならないことがたくさんあります。日本にいると当り前過ぎて、こちらだと用心しなければならないことがたくさんあり、最初は疲れてしまいますが、慣れれば大丈夫です。また、「挑戦してみたい!」という気持ちから少し危険なことをやろうとする人がいると思いますが、無事にそれを終えることができれば、いい経験にはなりますが、命に関わることなので、念には念を入れて用心してもいいと思います。また、楽しく、快適な留学生活を送るためにはとても必要なことだと思っています。

住居形態
ホームステイ
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
7.6円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 5,250 39,900円
水道光熱費 0円
学費・教材費 415 3,154円
交通費 650 4,940円
通信費 0円
食費・その他 3,000 22,800円
合計 9,315 70,794円
授業編
espanol superior
上級スペイン語
講義(地域言語)
720分
現地の学生と一緒に受ける授業です。この授業は日本に留学していたメキシコ人の学生が何人か、おすすめしてくれたので取りました。基本的な内容としては、スペイン語の文法に関して細かくやっていく感じで、日本で小学生や中学生の時に詩や物語を読んで文法的に丁寧に解読していったことをイメージしてもらえればいいと思います。なので、文法に関する専門用語が多いです。一緒にこの授業を取っている神田外語の友人は、神田外語でスペイン語の音声学を取っていたので、私より理解が深いですが、もちろん私みたいに初めてこういうことを学ぶ人でもちゃんとついていけます。先生の話すスペイン語になれるのにはまだまだ時間がかかりそうですが、だんだんと分かるようになってくると思います。また、分からないところは先生や一緒に授業を受けているメキシコ人の学生に聞くと、とても丁寧に教えてくれます。日本の授業よりも、基本的に学生がフレンドリーで、いい意味で緊張せず、硬くなりすぎず、授業を受けることができます。