【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1971年 ・学生数 ・設置学部 経済学部・経営学部 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) BIPAプログラム (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか したければ一般の学生たち(1年生)と英語の授業を履修することが可能。 基礎英語を学ぶが非常に受動的な授業のため、あまりおすすめはしない。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学は授業がある日は生徒で賑わうが、神田ほどではない。多くの人がサークルの部屋にいたり屋内または大学周辺のWarung にいる。休日にはイベントの会場になることもある。今回は留学生は私たちのみだったが、問題がなくダルマシスワの留学生もいれば国籍も人数もより多くなる。 (5) 課題や試験 こなせないほど課題が多く出ることはないが、難しく頭を悩ませることもある。 試験は4回前期、後期それぞれ中間、期末テストがある。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか ISPの先生方が、対応してくれる (7) オリエンテーション ない (8) 履修登録 自分たちでする登録手続き等はない。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 卒業後はインドネシアで日本語教師をしたいと考えているため、実際インドネシアに行って日本語教育の実態を知りたいと思ったから。 (2) 留学先を選んだ理由 専攻の先生のよく知っている学校であることや、すでに留学先の短期プログラムを受けたことがあったため安心して留学できると思ったから。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 文法は嫌になるほど深く勉強するため、単語量を増やしていくことをお勧めする。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 特にない (5) 留学中の交友関係 サークル活動に積極的に参加したり、留学先の近くの大学生ともイベントを通じて積極的に交流した。また、カフェの店員さんも仲良くしてくれていた。物おじせず、まずは話すことが大切だと思う。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと テーマが色々あって、飽きがこない内容だった。授業を通してインドネシアの面白さや政治システムを学ぶことができた。 (7) 授業外で参加した活動 バスケサークル、MICC(異文化交流サークル)、教育系サークル (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 衝撃を受けた出来事もあったが、それ以外は非常に楽しい時間を友達と過ごすことができた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 最終レポート作成にあたって、高校の日本語学習に密着できたこと。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか せっかく上げた語学力なので、帰国後も怠けず継続してインドネシア語を使い続けていきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 学内専攻を受けて合格すれば自動的に完了 (2) ビザ申請 戸籍などの取り寄せが必要のため、なるべく急いで行う (3) 航空券を予約した方法 シンガポール航空 (4) 渡航したルート 成田→シンガポール→ジャカルタ→スラバヤ (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 大学から先生方がお迎えにきてくださった。 (6) 滞在先住居を探した方法 最初は大学の先生に紹介してもらったkosに住んだが、そのあとはアプリや友達に聞いてkos探しをした。 (7) 滞在先住居についての詳細 インドネシアの銀行口座は持つことができなかったため、アプリでtransferするか、現金で渡していた。 個人的には大体マランだとRp.600.000未満は怪しいと思う。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス 電気代水道代が含まれているか確認すること、お風呂を水を出してチェックすること。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 基本的には現金をATMから下ろして、現金支払いをしていたが、QRコード支払いができるところも少なくないため、現金を多く持ちたくなかったらアプリをダウンロードして使うのもいいと思う。(ちなみに私はdanaを使っていた。)チケットを買うなどの大きな買い物はtransferしかできない時もあるため、その時はインドネシア人の友達や先生にお願いした。 (2) 携帯電話 SIMカードは先生と一緒にTelkomselまで行って購入した。携帯電話は、自分たちでSAMSUNGに行って購入した。 (3) インターネット キャンパス内は基本的にISP以外はWi-Fiが弱い。 コスでもカフェでもWi-Fiが強いところはほとんどない。 (4) 医療 現地では病院に行かなかった。体調が悪くなった時はtolak anginを飲んだりminyak kayu putihを使用して治した。 ※インドネシアのbuburは日本のものとは違い、味付けやgorenganで逆に気持ち悪くなることもあるため、風邪のときは注意した方がいい。 (5) 日本から持っていくべきもの 常備薬(特に胃腸薬)、折り畳み傘とカッパ、コンタクト、自分に合ったコスメ、防寒着(少し標高が高いと寒いため)、賞味期限が長いもしくは食べ物以外のお土産 (6) 治安状況 マランはそれほど治安が悪いわけではないが、女性は特に夜遅くに外に出ると危ないため、控えるべき。そして日中も、少しやんちゃな男の人たちの集団に絡まれることがある。 あと、Waringin などで出会った人もいい人だと思っても警戒心は忘れず、信用できるまでは色んな情報を教えないことが大事。一回色々教えてしまうと、色んな人に広まったり、ストーキングの原因になる。 (7) 食事 ほぼ自炊をすることはなかったが、節約のために自炊をしていたときは共用のキッチンで共用の料理道具を使って調理した。もし衛生面が気になる場合は、toserbaで購入可能。 自炊以外はほとんどwarungのものを食べた。朝から朝市のようにご飯を売っているので、朝もそこで買っていた。日本食を食べにいくこともあった。(うどん、牛丼、焼肉、ラーメン)ラーメンはメニューや自分の想像とまるでかけ離れたものが出てくることも少なくはない。 (8) 情報の入手 基本的には人に聞いていた。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 イスラム文化 アザーンやサフールなど、早朝からの大きな音には慣れるのに時間がかかる人も少なくないと思う 交通量の多さ 特にバイクは歩道を走ってくることもあるため歩くときは周りをよく見る必要がある。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 インドネシアで知り合った先生の紹介により、ご縁があった人材派遣、日本語教育を行う会社へ就職する。 (2) 現地での就職活動や進学準備 インドネシアで日本語教師になることが目標だったため、とにかく現地で日本語教育に関係がある人たちに自分を売り込みまくった。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか インドネシアではインドネシア語を使用して生徒の困っていることやわからないことをより正確に汲み取り、解消できる教師になりたい。そのため留学で得た言語能力を活かして、目指す教師像を追求していきたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学を決定することは色々な背景や葛藤の上でのことかもしれませんが、迷うくらいなら絶対に行かなかったことを後悔する時が来るので、覚悟を決めていってみてください。インドネシアは言語以外にも自分の経験や視野が豊かになる要素だらけの国です。必ず成長して帰ってこれます!現在の言語力がどうであれ、国に行けば上がるだけですから、小さいことは気にせずチャレンジしてみましょう!応援しています!!
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 9,800,000 | 92,120円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 13,001,940 | 122,218円 |
通信費 | 951,000 | 8,939円 |
食費・その他 | 78,128,181 | 734,405円 |
小計 | 101,881,121 | 957,682円 |
航空券 |
165,000
円
|
保険 |
130,000
円
|
ビザ関連費用 |
27,000
円
|
その他 |
25,000
円
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合計 | 1,304,682 円 |
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