Kiraniの報告書一覧
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2022-09-01 ~ 2023-07-30
留学種別
交換
1~10件目 / 12件中
2023-07
留学成果報告書7月分
2022-2023 マラン留学
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1971年 ・学生数 ・設置学部 経済学部・経営学部 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) BIPAプログラム (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか したければ一般の学生たち(1年生)と英語の授業を履修することが可能。 基礎英語を学ぶが非常に受動的な授業のため、あまりおすすめはしない。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学は授業がある日は生徒で賑わうが、神田ほどではない。多くの人がサークルの部屋にいたり屋内または大学周辺のWarung にいる。休日にはイベントの会場になることもある。今回は留学生は私たちのみだったが、問題がなくダルマシスワの留学生もいれば国籍も人数もより多くなる。 (5) 課題や試験 こなせないほど課題が多く出ることはないが、難しく頭を悩ませることもある。 試験は4回前期、後期それぞれ中間、期末テストがある。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか ISPの先生方が、対応してくれる (7) オリエンテーション ない (8) 履修登録 自分たちでする登録手続き等はない。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 卒業後はインドネシアで日本語教師をしたいと考えているため、実際インドネシアに行って日本語教育の実態を知りたいと思ったから。 (2) 留学先を選んだ理由 専攻の先生のよく知っている学校であることや、すでに留学先の短期プログラムを受けたことがあったため安心して留学できると思ったから。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 文法は嫌になるほど深く勉強するため、単語量を増やしていくことをお勧めする。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 特にない (5) 留学中の交友関係 サークル活動に積極的に参加したり、留学先の近くの大学生ともイベントを通じて積極的に交流した。また、カフェの店員さんも仲良くしてくれていた。物おじせず、まずは話すことが大切だと思う。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと テーマが色々あって、飽きがこない内容だった。授業を通してインドネシアの面白さや政治システムを学ぶことができた。 (7) 授業外で参加した活動 バスケサークル、MICC(異文化交流サークル)、教育系サークル (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 衝撃を受けた出来事もあったが、それ以外は非常に楽しい時間を友達と過ごすことができた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 最終レポート作成にあたって、高校の日本語学習に密着できたこと。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか せっかく上げた語学力なので、帰国後も怠けず継続してインドネシア語を使い続けていきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 学内専攻を受けて合格すれば自動的に完了 (2) ビザ申請 戸籍などの取り寄せが必要のため、なるべく急いで行う (3) 航空券を予約した方法 シンガポール航空 (4) 渡航したルート 成田→シンガポール→ジャカルタ→スラバヤ (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 大学から先生方がお迎えにきてくださった。 (6) 滞在先住居を探した方法 最初は大学の先生に紹介してもらったkosに住んだが、そのあとはアプリや友達に聞いてkos探しをした。 (7) 滞在先住居についての詳細 インドネシアの銀行口座は持つことができなかったため、アプリでtransferするか、現金で渡していた。 個人的には大体マランだとRp.600.000未満は怪しいと思う。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス 電気代水道代が含まれているか確認すること、お風呂を水を出してチェックすること。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 基本的には現金をATMから下ろして、現金支払いをしていたが、QRコード支払いができるところも少なくないため、現金を多く持ちたくなかったらアプリをダウンロードして使うのもいいと思う。(ちなみに私はdanaを使っていた。)チケットを買うなどの大きな買い物はtransferしかできない時もあるため、その時はインドネシア人の友達や先生にお願いした。 (2) 携帯電話 SIMカードは先生と一緒にTelkomselまで行って購入した。携帯電話は、自分たちでSAMSUNGに行って購入した。 (3) インターネット キャンパス内は基本的にISP以外はWi-Fiが弱い。 コスでもカフェでもWi-Fiが強いところはほとんどない。 (4) 医療 現地では病院に行かなかった。体調が悪くなった時はtolak anginを飲んだりminyak kayu putihを使用して治した。 ※インドネシアのbuburは日本のものとは違い、味付けやgorenganで逆に気持ち悪くなることもあるため、風邪のときは注意した方がいい。 (5) 日本から持っていくべきもの 常備薬(特に胃腸薬)、折り畳み傘とカッパ、コンタクト、自分に合ったコスメ、防寒着(少し標高が高いと寒いため)、賞味期限が長いもしくは食べ物以外のお土産 (6) 治安状況 マランはそれほど治安が悪いわけではないが、女性は特に夜遅くに外に出ると危ないため、控えるべき。そして日中も、少しやんちゃな男の人たちの集団に絡まれることがある。 あと、Waringin などで出会った人もいい人だと思っても警戒心は忘れず、信用できるまでは色んな情報を教えないことが大事。一回色々教えてしまうと、色んな人に広まったり、ストーキングの原因になる。 (7) 食事 ほぼ自炊をすることはなかったが、節約のために自炊をしていたときは共用のキッチンで共用の料理道具を使って調理した。もし衛生面が気になる場合は、toserbaで購入可能。 自炊以外はほとんどwarungのものを食べた。朝から朝市のようにご飯を売っているので、朝もそこで買っていた。日本食を食べにいくこともあった。(うどん、牛丼、焼肉、ラーメン)ラーメンはメニューや自分の想像とまるでかけ離れたものが出てくることも少なくはない。 (8) 情報の入手 基本的には人に聞いていた。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 イスラム文化 アザーンやサフールなど、早朝からの大きな音には慣れるのに時間がかかる人も少なくないと思う 交通量の多さ 特にバイクは歩道を走ってくることもあるため歩くときは周りをよく見る必要がある。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 インドネシアで知り合った先生の紹介により、ご縁があった人材派遣、日本語教育を行う会社へ就職する。 (2) 現地での就職活動や進学準備 インドネシアで日本語教師になることが目標だったため、とにかく現地で日本語教育に関係がある人たちに自分を売り込みまくった。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか インドネシアではインドネシア語を使用して生徒の困っていることやわからないことをより正確に汲み取り、解消できる教師になりたい。そのため留学で得た言語能力を活かして、目指す教師像を追求していきたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学を決定することは色々な背景や葛藤の上でのことかもしれませんが、迷うくらいなら絶対に行かなかったことを後悔する時が来るので、覚悟を決めていってみてください。インドネシアは言語以外にも自分の経験や視野が豊かになる要素だらけの国です。必ず成長して帰ってこれます!現在の言語力がどうであれ、国に行けば上がるだけですから、小さいことは気にせずチャレンジしてみましょう!応援しています!!
アジア言語学科 4年 交換
月次報告書7月分
マラン留学最終月!!
ついにこのインドネシア留学の最後の月がきてしまった。ここまでいろいろな思い出を作ってくれた友達や先生、生活面でおせわになったkosの子達やwarungの方たちと別れると考えると帰国日までは毎日、日が進んでいくことが悲しかった。最後の月は授業もなく、時間をたくさん作れたため、思い出作りに友達とたくさん出かけて用事がない日はkosの子達と料理を作ったり、夜中に美味しいものを探しに行ったり、お世話になったwarungに訪れて挨拶がてらご飯を食べに行ったりした。月の初めには日本から友人が来て、もう一度バリにいくことができた。今回は前回体験できなかったマリンスポーツを体験することができた。ダイビングでは綺麗な海の中で魚をたくさん見ることができてとてもいい思い出になった。ここでバリ島旅行に行くときの注意点を伝えておこうと思う。思ったよりぼったくりをされる。インドネシア語が話せるとしてもぼったくりをされることは多い。そこで決して折れずに値切れるだけ値切って欲しい。留学先ではアルバイトができないため、お金は減る一方だし、バリは物価がマランに比べて高いため、できることならもっと値切りたい、!そんな時はKITASの出番だ。インドネシア留学には欠かせないKITAS。これを持っている人は、普通の外国人観光客値段ではなく、現地観光客に近い値段、または現地観光客で観光地に入れたり、アクティビティなどができることがある。大体インドネシアの観光地の値段は現地人用と海外観光客用で違う。これを覚えておくと、留学中は少しお得に旅行ができるかもしれない。 話が少し逸れたが、留学最終日までたくさんの友達や近所の知り合い、お世話になったwarungやお店の方達がプレゼントを持ってきてくれたり、お別れパーティーを開いてくれた。最後の最後まで色んな方にお世話になって、人の温かさを感じたとてもいい留学だった。
アジア言語学科 4年 交換
2023-06
今月はマランで最後の学力テストがあった。結果は今までで1番というわけはなかったが、全教科平均が今までで一番良かった。文法事項の理解を授業中にできていたことが大きかったように思う。しかし今回もやはり迷った問題がいくつかあったため、全部を確実に捉えられているという感じではなく、全体的になんとなく説明できるようになったと言った感じであったのが悔やまれた。この先、自分の理解度をチェックする機会がもうインドネシアではないが、この悔しさを忘れず、貪欲に勉強を続けていこうと思う。生活面では念願のバニュワンギとブロモ山に行くことができた。バニュワンギはマランに来てから初めの方に交流した生徒たちから、綺麗な自然の写真をたくさん見せてもらっていたため、行くことができてとても嬉しかった。私たちは車での長旅だったが、もしお金に余裕があればツアーに参加することをお勧めする。そして、ブロモ山はこの数ヶ月間多くのマラン人たちに「ブロモには行った?行かないと損だよ」などと言われていたため、やっと行くことができたといった感じであった。想像の何倍も寒く、持っていた服では耐えられないほどであったため、ブロモ山に行ってみたい方はぜひ、分厚いアウターと手袋やネックウォーマーなどの日本の冬に着用するような防寒着を準備しておくことをお勧めする。 そしてここで個人的なことではあるが、金銭面がだいぶ厳しくなってきた。来月には友人とのバリ旅行も控えているため、旅行以外は友達と遊ぶお金も必要なため生活費を節約できるように頑張っている。食費に関してはコスの人やバティック工房の人などが優しくしてくれて、ご飯をいただけることが多いため無駄なお菓子を減らすことで食費がだいぶ抑えられた。来月も食費や交通費を節約して、最後の月を楽しみたい。
アジア言語学科 4年 交換
2023-05
今月は新しく始めたことがいくつかあった。一つ目はバティック制作だ。留学から帰る前にどうしても自分のバティックが作りたかった私は、大学の近くにあるバティックの工房でバティック制作を始めた。蝋を扱うのに苦戦するが、黙々と作業するのも意外と悪くないなと思った。今から完成が楽しみだ。二つ目は、就職活動だ。今までは大学院への進学や日本語パートナーズなど卒業後すぐに就職する気持ちがあまりなかったのだが、ご縁がありインドネシアでも事業展開をしているある企業に、インドネシアでお世話になっている先生から紹介してもらえることになり、進学も迷っていたが就職の道を進めることにした。今まで情報を全く集めていなかったため、就職活動で今まで他の人たちが長い時間をかけて行なっていた自己分析やエントリーシートなどを一から始めることはとても時間的に厳しいものもあったが、やってみると決めた以上就職先が無事決まるように頑張っていきたい。三つ目は、最終プロジェクトに向けた取材だ。私は最終プロジェクトで「日本イベントが持つ日本語教育に対するモチベーションへの影響」について、書こうと思っている。そのため、その作成において必要な情報を集めるためにある高校で日本語を教える代わりに取材をさせてもらっている。授業後に学校に行き、2時間程度生徒の日本語学習をサポートしている。教えている中で失敗することも多いがその分学びも多く、生徒のほとんどはあまり日本語をたくさん話せるわけではないためインドネシア語で解説するのだが、言語分野のインドネシア語の語彙も増えとても楽しい。月末に引率したスラバラの大学での日本語の大会では何人か賞を取ることもでき、とても嬉しかった。勉強面では最近はほとんど最終レポートに向けての学習や作業が多くいよいよマランでの勉強もまとめに入るんだと思い、少し寂しい。しかし、最終レポートは中々分量が多いプロジェクトのため、今から本腰を入れて、いいものを作れるようにしていきたい。
アジア言語学科 4年 交換
2023-04
月次報告書4月分
マラン留学8ヶ月目
今月は月頭にテストがあり、点数自体は変わっていないものなかなか結果が返ってくるまではヒヤヒヤするものだった。それだけ今回はあまり自信がなかったのだ。いつも通りtata bahasaは自分の回答に自信を持てるものが多かったのだが、keindonesiaanとmembacaは問われていることに対して文法や形式を使って答えるというよりも、作文に近い形で答えなければならないため、細かいミスによる減点がとても怖かった。結果はいつもと変わらない点数だったが、理解度が高かったから点数が取れたのではなく文法事項などでなんとかカバーできたという感じがしたため、少し悔しかった。 テストが終わったら、ジョグジャカルタに行った。ラマダン期間のため宮殿は開いていなかったが、念願だったボロブドゥール寺院とプランバナン寺院に行くことができた。インドネシア語の勉強を始めた時から、様々な教材に出てきている遺跡だったため行った時はとても感動した。しかし暑かったため、後半からバテてしまっていてあまり遺跡に集中できなかった。(笑)遺跡の他に授業で習ったankringanに行き、名物のkopi josを飲んだ。ジョグジャカルタでは、これらの思い出以外にもいい出会いがたくさんあった。機会があればもう一度ジョグジャカルタに行きたい。
アジア言語学科 4年 交換
2023-03
今月は月の頭に念願のバリに行くことができた。流石リゾート地ということもあり、物価がマランに比べてとても高かった。しかし、いいガイドさんに出会うことができいろいろな観光地(ウブド地区)に行くことができてとても充実した時間だった。バリに今後行こうとしている人たちのために少し記述をしておくが、バリの日差しはマランのものと比べ物にならないくらい痛い。日焼け止めを重ねて何度も塗ったりしても焼けることは焼ける。しかし、諦めて塗らなきゃ塗らないで、焼けた部分が皮むけしたり、水ぶくれになったりしてしまう。サングラスと日焼け止めは忘れずに、、、 生活面では新しいコスに引っ越してから一ヶ月以上が経過し、だいぶここでの生活に慣れてきた。当初コスにいた友達は2人だけだったが、今は7、8人になり、夜通しスナックを食べながらお喋りしたり、レイトショーを見に行ったり、ジャワ語を教わったり楽しく過ごしている。このコスでの問題といえばbak mandiを擦るのが面倒だったり、雨季のためミミズや蚊がたくさん部屋に出ることくらいだ。 勉強面では、テストに向けての勉強をいつものごとくカフェに通って行った。理解が難しいパートもあったが、自分の語彙面での弱い部分を知る良いきっかけになった。また、keindonesiaanのトピックにもっと深く政治が関わったことで、他の授業にも政治に関するトピックが出始め、日本と比較をする時には知識不足で少し困ったりもした。
アジア言語学科 4年 交換
2023-02
アジア言語学科 4年 交換
2023-01
今月は勉強面が落ち着いた一方で、生活面で(特に後半)いろいろなことがあった。 まずずっと課題としてきたインドネシア語の勉強で陥っていたスランプについてだが、なんとか脱却の兆しが見えてきた。今までよりも理解のスピードが戻ってきたように感じ、嬉しい。しかしここで先月末のテスト結果が悲惨だったことを忘れ、気が緩むようなことがあってはいけない。来月は短期研修で後輩たちが来るため、また授業がなくなる。その期間中も積極的にインドネシア人の友人と交流し、自分でも定期的な勉強を心がけてインドネシア後の能力と勉強に対するモチベーションを保っていきたい。 生活面ではいろいろなことが起こったが、1番大きかった出来事は引っ越しだった。インドネシア語を勉強する上で、もっとインドネシア語を使う時間を増やしたいと思うようになり、引っ越しすることにした。今までは3人同じフロアで一緒に住んでいたこともあり、家では日本語が出ることが多かったため日本語を使う時間を減らすために、強行策ではあるがやってみようと思う。そして住み始めた新しいコスはシャワーがなくBak mandiという水を貯める場所からおけで冷水を掬い風呂を済ませるタイプで、最後の半年はこのコスでインドネシアっぽい生活をしてみようと思う。初日からゴキブリや蟻の大群、コウロギなどに部屋で遭遇したが後に慣れるだろう。そして今月1番嬉しかったことは、年末年始の休暇にジャカルタへ行き、アトマジャヤ大学に留学している子達と過ごしたことだ。物価も気候も雰囲気も違いインドネシアの都会の面を体感することができた。 とりあえず新しい生活で精神面も身体面も疲れてしまっているため、2月からの1ヶ月の授業休みでリフレッシュをしていい状態で3月の授業再開を迎えたい。
アジア言語学科 4年 交換
2022-12
今月はタイトルにもあるように新しい経験をたくさんできた1ヶ月だった。月初のブラビジャヤ大学の日本語教育学科の授業アシスタントに始まり、JLPTの手伝いや少し遠くの海に行ったこと、カルチャーショックを感じたバスケサークルの出来事、インドネシアでのクリスマスやジャカルタでの年越しまで濃い1ヶ月を過ごしたと思う。まずブラビジャヤ大学でのアシスタントはいい縁と機会に恵まれ、貴重な経験ができた。マランクセスワラでの日本語の授業とは生徒も授業の雰囲気も違い、とても新鮮な環境だった。来学期も訪れる機会がありそうなため、また新しいことを学べそうで今から楽しみだ。次に、今月1番感情の動きが大きかった3日間のバスケサークルでの活動について書こうと思う。私たちは友人に誘われ、バトゥで行われたバスケサークルの新入生歓迎合宿のようなものに3日間参加した。詳しい内容を知らなかったためついてから合宿のようなものだと知ることになったのだが、今までMICC以外で学生と関わる機会がほとんどなかったため、バスケサークルのたくさんの新しい人と知り合う機会になるだろうと思い、嬉しかった。その後もさまざまなアクティビティを通じて仲良くなって行ったのだが、最終日の朝に衝撃的なことが起こった。後に留学を考えている方のために正直に書こうと思う。朝私たちも含め新入生たちが外に集められ、朝の体操をした。その後前日から合宿に来ていたOBOGの方達が急に話を始めた。少しずつ口調が強くなっていって、途中から私たちはそこから外れるように言われ少し離れたところから様子を見ることになった。周りの友人たちはソワソワした様子で「今からOBOGの人たちが新入生を怒って、その後食べ物のゴミをかけるけど驚かないでね」と言った。新入生たちは何も悪いことをしていないのに、彼らがそんなことをされる意味がわからなかった。結局私たちはただ見ることしかできずそれが終わったのだが、友人たちはこれは伝統だから気にしなくていいと言ってきた。今の今まで理解できないし、理解したくない伝統だが他のサークルや他の地域でもこのようなことは行われるらしい。大きなカルチャーショックだった。生活面の最後に、インドネシアでのクリスマスと年越しについて書こうと思う。インドネシアでのクリスマスは日本ほどクリスマスというわけではないが、モールの家具屋さんなどではクリスマスツリーやオーナメントを見ることができたり、音楽もクリスマス仕様だった。私たちはキリスト教徒の友人に誘われ教会でNatalanに参加した。日本でも私は参加したことがあるのだが、雰囲気に大きな差はないがみんな普段あまり食べることができない豚肉を嬉しそうに食べていたことが印象的だった。そしてジャカルタの留学組と久しぶりに会って過ごした年越しはとても楽しかった。マランに比べて賑やかさが桁違いのジャカルタは新しいインドネシアの一面を見たようで新鮮だった。年越しの瞬間には外で手持ち花火を上げている人が多く、日本の除夜の鐘を聞いて過ごす年越しとは全く違って面白かった。 先月の留学ウェブに書いた勉強面については、いまだに課題を感じ続けている。今月末にあったセメスター末テストは苦手な単元だったことも影響しているのかほとんどの教科で点数が下がってしまった。勉強が甘く理解しているつもりの部分が多かったように思うため、より自分に厳しくなる必要があると感じた。今回明確になった課題を次のテストに響かせないために、解決に努めていき、早くスランプから脱却したい。
アジア言語学科 4年 交換
2022-11
今月も先月に引き続き、友達と出かけることが多い1ヶ月だった。週末はMICCの友達が必ず連れ出してくれたおかげで、充実していた。その中でも、月末に海の近くにある友達の家に泊まらせてもらった週末は初めての経験が多く、とても楽しかった。まず初めてインドネシアの列車に乗った。日本と違い、知らない人と対面でぎゅうぎゅう詰めになって座るスタイルでいつの間にか知らない人でも仲良くなってしまうような不思議な時間だった。その後は初めてインドネシアでコス以外の場所に泊まった。久しぶりに家族の温かさを感じ、少し日本の家族が恋しくなった。次の日の朝には初めて市場に行った。白菜が20円などの日本人基準で言えば破格で売られていて、改めて物価の安さを感じた。その後も海辺でココナッツの実からそのままジュースを飲むなど、日本ではできない経験をたくさんできた。また今月からブラビジャヤ大学の日本語教育学科の授業にお邪魔して、授業を見学したり手伝ったり貴重な経験をさせていただいている。 一方で、タイトルにあるように勉強面では日本では経験したことがないスランプに陥った。何をやっても内容がうまく入ってこず、先生の言っていることを聞くので精一杯の日もあった。中間テストまでは少し順調に進んでこともあり、とてもショックで自暴自棄になった。このレポートを書いている今は少し解消されたのだが、まだ完全に抜け出せたわけではない、、このまま落ち込み続けていてもしょうがないと思い、わからないと思った瞬間に多少しつこく思われてでも質問し続けて、授業でのわからないという感情を少しでも軽減させる努力をしている。来月末にはセメスター末のテストもあるため、スランプから抜け出して良い学びをしたい。
アジア言語学科 4年 交換
1~10件目 / 12件中