月次報告書 2023-09
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
4年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2023-09-01 ~ 2024-04-30
留学種別
交換
生活編
【カナダに来る前に知っておきたかったこと】カナダ留学1ヶ月目

 ついに今月から念願だったカナダ留学が始まりました。留学レポートを書くことも初めてなので何をかくべきか迷いましたが、今回はカナダで1ヶ月過ごしてみて徐々にわかってきた生活全般の様子を以下の小テーマを通して、お伝えしようと思います。 ・到着前の注意点 ・到着後にやるべきこと ・オリエンテーションに関して ・授業の履修に関して ・保険に関して  私がカナダに来る前に知りたかったことを重点的にまとめました。自分のためというよりは、次にUFVに留学する後輩学生のために書いたので、報告書というよりはブログのような文体になってしまいましたが、カナダ留学に興味がある学生にとって少しでも参考になれば幸いです。 ー 到着前の注意点  まず、カナダに来る前の注意点についてです。カナダに着いてからのことを調べている人は多いと思いますが、カナダに来る前のことは意外と盲点で調べていないなんてことも起こり得ますので、お気をつけください。基本的に気をつけておくべきことは主に以下の3点です。 1. 寮の申し込みは案内が来たらすぐにしましょう。 2. 航空券も入寮日の案内が来たらすぐにしましょう。 3. 日本から複数人で渡航する場合は、Instagramも事前に交換しておきましょう。 4. ミールプランは現地の大学についてからの加入も可能です。  まず1点目に関して、カナダに来てから知り合った同じ日本人の学生で、3人ほどが寮の申し込みが遅かったせいですでに定員に達してしまい、自力で現地の物件やシェアハウスを探さなければいけなかったと言っていました。寮から案内が来てから遅くとも1週間以内に申し込みをしなければ、入寮はできないと考えてもいいと思います。  次に2点目の航空券ですが、特に長期の留学の方で、帰路の日程を変えることが可能なOPENチケットを買う場合は、タイミングを逃すと高いチケットしか無いという状況になりかねません。私のときは、入寮期間が8月25日〜27日と指定されており、その期間で入寮日を事前に予約しなければいけなかったのですが、予約のフォームがシステムのエラーで使うことができず、予約がなかなかできませんでした。ようやく予約を完了し、その日程に合わせて航空券を購入しようとした時にはすでに遅く、安価な航空券は残っていませんでした。入寮日は好きな時間に予約が可能ですし、後から変えることも可能です。入寮日が決まってから航空券の予約をするのではなく、入寮期間の大まかな日程が決まり次第、航空券は買ってしまって大丈夫だと思います。  3点目です。もし複数人で同一の便を使う場合や、現地空港にて他学生と合流予定がある方は、LINEだけでなくInstagramも交換することをお勧めします。私は現地空港で他学生と合流する際に、なぜかLINEを使うことができず(おそらくSIMの関係で)、空港のWi-Fi下で使えるInstagramに助けられました。  最後に、ミールプランについてです。留学を考える学生の多くが考える一度は検討に入れるであろうミールプランですが、端的に言えば、UFVに到着するまで加入する必要はないと思います。というのも、ミールプランは基本的に学内のカフェテリアでしか使えないのですが、そこのメニューは概して高く、無理にミールプランに入るより学内のティムホートン(カナダのミスド的な存在)に行く方がプランよりも安く済むからです。ただ、授業がどれだけ忙しいのか、自炊スキルがどの程度あるかによっても何が最適なのかが変わってきますので、まず、UFVで2週間ほどミールプランなしで生活した上で、加入するかどうかを決めるのがいいと思います。ミールプランに入っていなくても同じメニューは食べられますので。 ー 到着後にやるべきこと   さて、ようやくカナダ到着後についてです。カナダに到着してから(厳密にはUFVに到着してから)することが意外と多いので、以下にまとめます。 • 寮にチェックインする。 • キャンパスカードをもらいに行く。 - キャンパスカードにお金チャージする。*任意 - ミールプランに加入している人はキャンパスカードにプランをチャージする。(ミールプランは後からでも加入可能です) • キャンパスカードにU -Pass証明シールを貼ってもらう。 • 寮のマスターキーを返す。 • インターナショナルオフィスでマンデトリーチェックインする。 • 寮の部屋の状態をチェックして、報告フォームを提出する。 +α 退寮した生徒のお下がりをもらいましょう。  上記の項目を見ていただければUFV到着後にやることは大体わかるかと思いますが、少し足りない部分を補足していきます。  まず、寮にチェックインします。事前に寮から受ける説明では、事前に予約した入寮時間に大幅に遅延する、もしくは早くついてしまう場合には寮に電話しないとペネルティが課せられるということでしたが、実際はそんなに厳しくなかったです。5時間以上時間がずれる場合は連絡した方がいいかもしれません。  チェックインが終われば、次はキャンパスカード、つまり学生証をもらいにいきます。キャンパスカードの受け取りは、寮の目の前にある駐車場を超えて学内のSビルディング内にあるキャンパスカードオフィスでできます。カードを受け取る際に、お金をチャージするか尋ねられます。チャージするかは完全に任意ですが、学内の寮に住む人はいずれチャージする必要が出てきますので、25ドルくらいチャージしておくことをお勧めします。また、首にかけられるカードフォルダーの購入も勧められますが、8ドルと少しお高めですし、寮のスタッフに尋ねれば無料のカードフォルダーをもらうことが可能ですので、わざわざ買う必要はないと思います(私は記念に買いました)。なお、ミールプランに加入している学生は、キャンパスカードを受け取る際に契約した分のミールプラン額をカードにチャージしてしまいましょう。ミールプランはカードにチャージしない限り使えませんので。  ここまででキャンパスカードに関する手続きはほぼ完了ですが、Abbotsford内のバスを無料で使うには、U-passという証明シールを学生証に貼らなければいけません。キャンパスカードオフィスのすぐ近くにSUS(Student Union Society)のオフィスがありますので、併せて、そこでキャンパスカードにU-passを貼ってもらうことも忘れずに。  キャンパスカードの受け取りが終われば、次は、再び寮に戻ります。最初に寮にチェックインした際に各部屋のマスターキーをもらいますが、キャンパスカードが鍵の代わりになるため、マスターキーはこの時点で返却するようにしましょう。  残りのマンデトリーチェックインと部屋の状態報告フォームですが、マンデトリーチェックインはBビルディングにあるインターナショナルオフィスにあるQRコードをiCent(UFVの学生が使っているアプリです)から読み込めば完了できますし、報告フォームに関しても寮のハンドブックから、もしくは、寮から送られてくるメールからダウンロードしたものを記入し、それを添付したメールを寮のスタッフに送信すれば完了です。  長々と書きましたが、意外とUFV到着後にやることが多く、また何をすればいいのかわかっていない、もしくは大学側からちゃんと知らされないこともありますので、少しでも参考になれば幸いです。 +α 寮では、すでに退寮した学生が置いていったお下がりをもらうことができます。私はお皿や計量カップ、ハンガーをもらい非常に重宝しています。中には布団や枕をもらっている学生もいました。基本的に早い者勝ちなので、到着した日に何が残っているのか覗くようにするといいかもしれません。 ー オリエンテーションに関して  大学で開催されるオリエンテーションには、以下のようなものがありました。イベントの様子は写真を参照ください。 • 寮のオリエンテーション週間について(写真あり) • 留学生用イベント • 大学のオリエンテーション(写真あり) • キックバックイベント • 各学部のイベント  各オリエンテーションで何をするかを説明するとキリがなくなってしまうので、省きますが、アドバイスとして、できるだけイベントは参加することをお勧めします!現地の学生と友達になる絶好の機会です。UFVに来る学生はぜひこの機会を活用してください。私自身、「SUS Games Night」という、ボードゲームを介して交流を図るイベントでできた友達と、今も頻繁に交流しています。 ー 授業の履修に関して  ここで少し真面目に、授業の履修に関してお話しします。履修について注意すべき点は以下の通りです。 • 履修登録は基本先着順 • 初回授業の出席は必須 • 授業期間の1週目に履修科目のブラックボードにログインする必要がある • 初回授業に出た後に履修をキャンセルする人も結構多い • 授業期間2週目までは履修のキャンセル可能 • 教授に直接メール送ったら優遇してくれることもある  履修登録期間は、カナダに渡航する前、日本にいる間に始まります。オンラインで履修登録をしますが、基本先着順のため、時差に負けずに眠い目をこすりながら頑張ってください。なお、科目によっては履修条件などがありますが、基本的に一時滞在の留学生には適用されず好きな科目を取れますので、心配せずに登録してしまって大丈夫です。  無事、履修の仮登録が完了すれば、本登録のステップに進みます。本登録の条件は、①初回授業に出席すること、②初回授業がある週に、各履修登録済みコース*のBlackboard(Googleクラスルームみたいなものです)にログインすることの2点です。また、1週目の授業に出席した後に履修をキャンセルしたり、他の授業に変更したりすることも、2週目が終わるまでは追加料金なしで可能です。万が一、変更したい授業が定員に達していても、担当教員に直接メールをすると優遇してくれる可能性もあるため最後まで諦めずに理想の履修を追い求めましょう。  各授業のシラバスが1週目にならないと公開されないこともあり、UFVの授業情報は比較的手に入りにくいです。UFVに留学予定の学生は上記の点を参考に履修登録を考えてみてください。 * UFVでは授業、もしくは、クラスのことを「コース」と呼びます。 ー 保険に関して  今回の留学レポートは、現地で加入する保険の説明で締めくくりたいと思います。現地で加入しなければいけない保険は以下の通りです。 • Guard me(全員加入必須) • MSP/Medical Service Plan(2学期間留学の学生のみ) • SUS student Health & Dental plan(2学期間留学の学生のみ)  前提として、留学期間によって加入すべき保険が異なるため注意してください。  さて、まずGuard meですが、これはUFVが提供する保険で、適用期間は3ヶ月間です。料金は225ドルですが、2学期間留学の学生は70ドルの値引きが適用されるため、支払う前に料金を確認してください。過払いを防ぐためにも、オンライン上ではなく学内のアドミッションオフィスにて料金を支払うことをお勧めします。場合によっては、現地のスタッフですら70ドルの値引きがあることを把握していないことがありますので、なんとか交渉しましょう 。なお、1学期間留学の学生はオンラインで支払ってしまって全く問題ありません。  次に、MSPです。これはBC州から提供される保険です。申し込みはMSPのホームページから可能です(UFVは通さずに自分で申し込みます)。なお、MSPの注意点として、申し込みから保険適用開始まで最大で3ヶ月を要します。つまり、Guard meの適用期間3ヶ月が終わる頃に、MSPの適用期間が始まるという具合です。申し込みが遅れるとGuard meとMSPの適用期間のギャップが広がり、保険無加入の期間が長くなってしまいますので、カナダに到着次第すぐに申し込むようにしましょう。  最後に、SUS student Health & Dental planについてです。この保険に関しては、2学期間の学生は自動で登録され、費用も学費やその他の入学費に含まれていますので、学生が自身ですることは何もありません。保険の中でも、特にSUS student Health & Dental planに関する情報は手に入れにくいですが、ご安心ください。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
カナダ ドル
110.1807円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 700 77,126円
水道光熱費 24 2,644円
学費・教材費 213 23,468円
交通費 56 6,170円
通信費 0 0円
食費・その他 873 96,188円
合計 1,866 205,596円
授業編
Fundamentals of Design
デザイン基礎
講義(英語)
690分
 グラフィックデザインについての基礎知識を、photoshop、illustratorなどのデザインソフトを実際に扱いながら学びます。グラフィックデザインについて知見がない人でも受けられるレベルです。事実、この授業で初めてデザインを学ぶという生徒も多く履修しています。なお、授業内容は神田外語大学で2023年前期時点にて開講されていた、Ryan LEGE先生の「Applied Design Principles for Visual Communication(Eng. For Int`l CommunicationⅢ)」と非常に似ています。もしこの授業に興味があれば、神田外語大学でRyan先生の授業を履修するとUFVでの学習が楽になるかもしれません。もし同じ授業が神田外語大学でまだ開講されていればですが…。   テキスト代:なし。Graphic Design学科の授業を履修している学生には、Adobeのソフトが魅了で提供されます。
University Bridge Writing
ライティング
語学(英語)
680分
 主に、レポートやエッセイなど、アカデミックレベルでのライティングについて学びます。今月は、アカデミックな媒体に適した文章を書くコツや引用の仕方、要約する際の手順などを学びました。また、ライティングの技術に加え、文法についても学びます。ただ、あくまでライティングと密接に関連している文法事項についてのみです。具体的には、接続詞、関係代名詞、受動態などをライティングと関連させた文脈で学びました。 テキスト代:76.6ドル
Introduction to Digital Media and Communications
デジタルメディアとコミュニケーション
講義(英語)
510分
 本授業では、カナダのメディアが社会や人々に与える影響やその仕組み、歴史について学びます。神田外語大学でコミュニケーション研究コースをとっている人にとっては親しみのある内容も出てくるため学びやすいです。今月はコミュニケーションの定義や、カナダのメディアの変遷について学びました。   テキスト代: 136.45ドル