月次報告書 2024-02
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
タイ語専攻
留学期間
2023-08-01 ~ 2024-06-30
留学種別
交換
生活編
チュラロンコン大学 2月編(7ヵ月目)

〇音楽コンサート(ครุศาสตร์คอนเสิร์ต) 2月23日にチュラロンコン大学の大ホールで、第41回音楽コンサートが開催された。教育学部の音楽専攻(タイ音楽・オーケストラ)が全員参加する一大イベントで、当日会場の席は満席になるほどだった。そんななか、私はタイ音楽の演奏グループの一員として、シンバルを演奏するという役割を与えられた。おそらく、外国人留学生がこのコンサートにて楽器を演奏するのは初めてとなるので、このような貴重な体験ができて本当に良かったと思っている。また、他の演奏グループの練習や生の演奏を間近で見ることができ、自分が演奏をする上でも、とてもよい刺激になった。 〇イサーン(東北タイ)の音楽サークル 3月23日に、東北タイ音楽のコンサートがあり、それに私は演奏者として参加することになった。このサークルは、イサーン地方と呼ばれるタイの東北地方の音楽を中心に扱うサークルで、サークルのメンバーの多くはイサーン出身者で占められている。皆はイサーンの方言を使って話していたり、イサーン料理が振る舞われたりなど、タイの地方を深く感じられ、とても刺激的で楽しく、様々な知り合いができた。チュラロンコン大学は全国から学生が集まる大学なので、このような地方の様々なコミュニティーが多く存在することは、地方の大学にはない利点だと思うし、それに参加することによって自分の価値観などをさらに広めることができると思った。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
タイ バーツ
4.1879円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 13,000 54,443円
水道光熱費 1,000 4,188円
学費・教材費 0 0円
交通費 50 209円
通信費 1,000 4,188円
食費・その他 10,000 41,879円
合計 25,050 104,907円
授業編
LITERATURE STUDIES AND STUDIES OF LITERATURE
文学研究と文学の学習
講義(地域言語)
180分
この授業は、驚くほど休講が多く、今月に関してはたったの1回しか授業がなかった。授業内容は前回の続きで、文学に関する英語の文献を読み解いていくといった内容だった。授業はとても気楽な雰囲気で、今回の授業では先生が特大ポップコーンをGrabで注文してくれた。
INTRODUCTION TO LINGUISTICS
言語学入門
講義(地域言語)
720分
今月は、タイの声調や音素などについて、かなり専門的な内容まで学んだ。授業内容は、期末試験に出題されるので、授業のメモや復習は必須であると感じた。また、今月はバンコクのPM2.5の濃度が高いという理由で、すべてZoomによるオンライン授業となったが、他の授業は通常通り対面授業が行われていた。
MILITARY SCIENCE
軍事科学
講義(地域言語)
900分
今月は、他大学と合同で行われる2回の校外学習(1泊)があり、この授業の履修者は必ず参加しなければならない。1回目はガンチャナブリー県の空軍・陸軍学校、2回目はチョンブリー県の海軍・海兵隊基地に見学に行った。実地では、兵器や演習の見学のほかに、飛び降り訓練なども体験した。夜は、軍人や学生主催の催し物などがあり、修学旅行のような雰囲気を感じられた。
THAI BOWED INSTRUMENTS CLASS
タイの弦楽器
体育・実技
180分
今月の授業では、ソードゥアンを使った簡単なメロディーを弾く練習から始まり、後に長い曲を練習した。この授業を履修している学生のほとんどはソードゥアン初心者であるが、音楽やメロディーに関する能力が長けているためか、驚くほど飲み込みが速いのが印象的だった。しかし、曲の難易度はそれほど高いわけではなく、私でも時間をかければ周りと同じように弾くことができた。