Hishirenの報告書一覧
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
タイ語専攻
留学期間
2023-08-01 ~ 2024-06-30
留学種別
交換
1~10件目 / 12件中
2024-06
留学成果報告書6月分
チュラロンコン大学留学 総括編
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1917年 ・学生数 42,944人(2023年8月時点) ・設置学部 健康科学部 建築学部 芸術学部 商学部会計学部 コミュニケーションアーツ学部 歯学部 経済学部 教育学部 工学部 美術・応用芸術学部 法学部 医学部 看護学部 薬学部 政治学部 心理学部 理学部 スポーツ科学部 獣医学部 総合イノベーションスクール 農業資源学部(参考:https://spap.jst.go.jp/resource/university/2090004.html) ・その他 教員数 7,988人(2023年8月時点) (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) สาขาวิชาดนตรีศึกษา ภาควิชาศิลปะ ดนตรี และนาฏศิลป์ศึกษา คณะครุศาสตร์ 教育学部 美術・音楽・舞台芸術学科 タイ音楽専攻 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など タイ音楽専攻およびタイ語(国語)専攻で開講されている授業・自由選択科目(GenEd)※他学部の授業および専攻内の一部授業は履修登録不可もしくは要相談 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 各学部の自由選択科目が履修可能 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 該当しない ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか 該当しない (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 同じ専攻および学科の学生同士の繋がりが深い。教育学部の場合、留学生はおそらく私ひとり(日本人を含む多くの留学生は芸術学部に集中) (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題の内容や量は授業や担当の先生によって異なるが、基本的に多すぎず少なすぎない。またグループワークが多い。また、課題は出されないが、自主学習や練習が求められる授業もある。試験はほぼすべてが記述試験であり、毎回の授業をしっかりと聞き、試験勉強をすることが欠かせない。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか バディーおよびアドバイザーの先生がいつも相談に応じてくれる (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 学期明けに専攻全体のオリエンテーション、また各授業の初回にオリエンテーションがあり、内容は学生への案内や施設を使用する上での注意事項、授業の概要など。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 授業開始の週から2週間。また、履修修正期間が2回ある。大学の履修登録サイトから履修登録できる。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 語学やタイに関する全般の事柄について、KUISでの授業よりもより高度な内容を学びたかったから。また、灯篭流しやソンクラーン祭りといったタイの文化、伝統を実際に身で見て体験したかったから。 (2) 留学先を選んだ理由 チュラロンコン大学が協定校として交換留学に行けるようになったから。草分けとして色々なことに挑戦したかったから。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) タイ語力に関しては、留学前から十分に勉強をしていたおかげで、現地の授業や課題においてあまり大きな支障はなかった。しかし、音楽専攻に留学した身として、留学前からもっと色々な楽器や曲を練習していれば、サークルや音楽イベントにおいて演奏者としてさらに多くの役割を手にすることができたのではないかと思う。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 特にない。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 専攻が同じの同級生や先輩・後輩、また履修した授業のクラスメイトやサークルのメンバーなど。また、大学の様々な遠征に参加したことで、他大学の学生や高校生などとも交流することができた。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 各授業は20~30人ほどで、皆が互いに協力して取り組むプロジェクトが多かったように思う。また、教師が一方的に教えるのではなく、学生からの発言や質問がとても活発で、教師と学生が話をしながら授業が進んでいくという形が多いという点で、日本の大学の授業との違いを感じた。また、そういった環境だからこそ、自ら考えて疑問を持ち、質問をするということがより重要な意味を成すということを学んだ。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) タイの各地域の音楽サークル・地方の高校へのボランティア遠征 LINEのオープンチャットやインスタグラムなどのSNSを通しての募集や友達伝いでの参加が多かった。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 学内のサークル活動は、様々な学部や学年から学生が集まっていることもあり、多様性に満ち溢れており、とても刺激的な環境が多かった。その反面、慣れない環境や独自のアイデンティティーを持つ人たちに当初は戸惑うこともあったが、恐れずに話をしたりするなどして交流することで、打ち解けることができた。不慣れな環境にいる時こそ、引っ込み思案にならず積極的にアプローチをかけることで、自分のみならず、相手にとっても良い刺激となり、これが留学をすることの本質であると感じた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 年に1度開催される教育学部の音楽コンサートに参加し、舞台の上で楽器を演奏したこと。並びに各地域の音楽サークルイベントで楽器を演奏したこと。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか これからもタイのドラマといったコンテンツやニュースに触れることで、語学の勉強を続けるとともに、タイのトレンドや動向などもできるだけ追っていきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 志望理由書を作る際には、留学中に取り組みたいことや達成したいことのビジョンを明確にしたうえで、実際に行動面で取り組んでいる事や成果と紐づけた根拠を示し、曖昧模糊な志望動機とさせないことが重要だと感じた。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 大使館のビザ申請は、かなり早めに予約しないと枠が埋まってしまうので注意が必要だと感じた。申請から発行までの時間は1週間弱だったと思う。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) ZIP AIR公式サイト (4) 渡航したルート 東京・成田~バンコク・スワンナプーム直行便 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大学の送迎があった。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学の教員が寮を手配してくれた。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) CU I-house契約期間は1年からで、支払い方法は窓口もしくは銀行のQRコード払い。部屋には冷蔵庫があり、施設はコインランドリー、共用スペースなど。メンテナンス状態は悪くはないがとても綺麗というわけでもない。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) ゴキブリが大量に出るので殺虫剤を1本常備しておいた方が良い。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 日々の支払いはほとんどが銀行のQRコード決済で、バスなどは現金。送金は、日本のデビットカードでタイバーツを引き出し、それをタイの銀行に入金していた。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) タイ到着時に空港で購入したAISのSIMカードを1年間使用した。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) AISの場合、よほどの田舎でない限りインターネットは快適に繋がる。キャンパス内、寮内にはそれぞれWi-fiが完備されており、とても快適。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 旅行中に目を負傷し、アソーク付近の病院を受診した。学生証の提示を求められ、少し待ち時間が長かったものの、診察から薬の処方まではスムーズだった。 (5) 日本から持っていくべきもの タイには日系の店が多くあり、ほとんどのものはタイで調達可能なので、特にない。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 基本的にタイは安全な国だが、麻薬売買が行われているBTSのナナ駅周辺や、人通りの少ない路地などには近づかない方が賢明。また、盗難やタクシーのぼったくりなどは日常的に横行しているので、手荷物に気を付ける、Grabタクシーを利用するなど対策が必要。また、去年サイアムのショッピングモールで銃撃事件があったように、どんな場所であっても危険な目に遭う可能性があるということは常に頭の片隅に入れておいた方が良い。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 食事は基本的に学食や屋台、コンビニのカップラーメンなどで済ませていた。費用は学食であれば一食30~50バーツ(100~200円)、屋台やコンビニのお弁当であっても100バーツ(400円)以内に収めることができる。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) SNSや友達からの情報が大半だった。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 仏教の国であるが故、様々な宗教的マナーがある。また国王に対する不敬罪とみなされるような行動を取ってはいけない。また、いわゆる「オカマ」と言われる人々に対して「オカマ」と行ってはいけない、など日本にはない様々なルールやマナーがあるが、知らず知らずの内に破ってしまっても、最初はタイ人が優しく教えてくれる。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 日本の一般企業に就職 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 就職活動の開始から終了まで、すべてタイにいる間にオンラインで終わらせた。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 一般企業に就職するので、直ちに留学経験が活きるという訳ではないが、将来的に転職をしたり、海外へ移住をするとなった場合に、留学をしていた時の経験を役立てたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 近年は記録的な円安や、日本人の海外離れなど、留学に逆風となる要因が増えてきてしまっているが、それでも留学をすることは各々の価値観や人間関係を大幅に広げ、学業ひいては人生においても大きな影響や刺激を与えるという点でとても価値のある挑戦であるし、自分を様々な面で成長させるような、またとない大きな機会でもある思う。もちろん、留学中は数多くの困難に直面し、時には海外に来たことを後悔するような瞬間もあるかもしれないが、それも含めて留学で得た経験というのは、その後の人生において糧となり、必ず活きてくると思う。なので、留学を目指す人、また留学を迷っている人には、チャンスがあるのであれば、失敗を恐れずに果敢に一歩を踏み出してほしい。
アジア言語学科 4年 交換
2024-05
〇最終レポート  大学での授業はすべて終わり、5月は最終レポートに取り組んだ。後期に履修した4科目のうち、最終課題が課されたのは1科目のみで、その他はすべて期末試験をもって授業終了となった。私の場合は、期末課題の量は多くなかったが、周りの友達(教育学部)は100ページ以上のレポート課題に追われていて、とても忙しそうにしている様子だった。 〇季節  気候は乾季から雨季に変わり、毎日雨が降るようになったので、折りたたみ傘を携帯するようになった。また、雨によって気温が下がりやすくなるため、乾季と比べて過ごしやすい気候になったと思う。とはいえ、それでも気温は30度に達する日が多いので、基本は屋内ですごくことが多かった。 〇成績発表 5月下旬には、後期の成績がキャンパスウェブ(Reg Chula)内で見られるようになった。1年を通してC以下を取ることはなく、基本的にA、一部でBという成績だった。私が履修した授業は、提出物や試験によってきっちりと評価される科目もあれば、授業出席もしくは特定の条件を満たす(遠征やイベントに参加する)などすればAがもらえる科目もあり、評価方法はかなり先生によってばらつきが多いと感じた。当初は、タイ人と同じ方法で成績評価をつけられると聞き、少し不安だったが、課題提出や試験などをきちんとこなしていれば問題ないと感じた。
アジア言語学科 4年 交換
2024-04
〇シーサケート県ボランティア遠征  4月中旬に、タイ東北部のシーサケート県のボランティア遠征(ค่ายศรีสะเกษ)に参加してきた。これはチュラロンコン大学のサークルが主し、シーサケート高校(โรงเรียนศรีสะเกษวิทยาลัย)で行われる2泊3日のキャンプのようなもので、チュラロンコン大学への進学を目指す高校生に向けて、先輩が用意した様々なレクリエーションやアクティビティーを通して高校生との親交を深めながら、大学の紹介や入試の説明などを行うといった活動である。レクリエーションの種類は多岐にわたり、グループを組んで演劇をしたり、カラオケ大会、さらにはソンクラン祭りなども行った。最後の夜には、チュラロンコン大学への合格を祈願する儀式(先輩が後輩の手首に糸を結び、心身健康や大学合格を祈る)が行われ、とても厳かで感動的な雰囲気に感極まり涙する人もいた。キャンプでの私の役割は、スタッフ全員の朝昼晩のお弁当や飲み水などを準備し配る係で、他のメンバーとも協力して仕事に取り組んだ。  キャンプを通して、他学部の学生や、キャンプに参加した高校生などと広く交流することができた。特に、留学生が参加することはかなり珍しいようで、私の存在はサークル内でもかなり知られ、注目を浴びた。私は食料の配給担当にもかかわらず、突如呼ばれてゴジラの着ぐるみを着せられ、50人の高校生の前でアドリブの演劇をさせられるといったこともあった。これによって日本人の存在は高校生にも知られることになり、私の周りには多くの高校生たちが集まり、日本語や留学のことなどについて色々なことを話した。まるで日本人動物園のようだった。全体を通して、ここには書ききれないほどの多くの出会い、発見があり、今までにない濃い貴重な経験をすることができた。当初は、学校でのボランティアと聞いて、自分に仕事が務まるか不安だったが、周囲の人たちは様々な気遣いをして支えてくれ、人々のやさしさに触れたとともに、慣れないことに挑戦した分、多くの経験や発見が得られるということを再確認した2泊3日間だった。 〇後期期末試験  4月下旬には後期の期末試験を終え、現在取り掛かっている課題を提出すると、私のチュラロンコン大学での学生生活は幕を閉じることになる。今回の試験は3科目と多くはないものの、前期より専門的な内容の授業を履修しているため、難易度はかなり高かった。特に言語学入門は、オープンブック試験(資料持ち込み可)であったが、問題がかなり応用的かつすべて記述式で、正直なところ、私には歯が立たなかった。設問はそのほとんどが授業で学んだ知識だけでは到底解くことができない応用論述問題で、周りのクラスメイトは10冊以上もの参考書や論文などを持ち込んでおり、授業内容をまとめただけのレクチャーノートしかない私は、目の前の設問に為す術もなく、3時間ただ問題用紙と意味のない睨めっこをするのみという無念な結果となった。
アジア言語学科 4年 交換
2024-03
2024-02
〇音楽コンサート(ครุศาสตร์คอนเสิร์ต) 2月23日にチュラロンコン大学の大ホールで、第41回音楽コンサートが開催された。教育学部の音楽専攻(タイ音楽・オーケストラ)が全員参加する一大イベントで、当日会場の席は満席になるほどだった。そんななか、私はタイ音楽の演奏グループの一員として、シンバルを演奏するという役割を与えられた。おそらく、外国人留学生がこのコンサートにて楽器を演奏するのは初めてとなるので、このような貴重な体験ができて本当に良かったと思っている。また、他の演奏グループの練習や生の演奏を間近で見ることができ、自分が演奏をする上でも、とてもよい刺激になった。 〇イサーン(東北タイ)の音楽サークル 3月23日に、東北タイ音楽のコンサートがあり、それに私は演奏者として参加することになった。このサークルは、イサーン地方と呼ばれるタイの東北地方の音楽を中心に扱うサークルで、サークルのメンバーの多くはイサーン出身者で占められている。皆はイサーンの方言を使って話していたり、イサーン料理が振る舞われたりなど、タイの地方を深く感じられ、とても刺激的で楽しく、様々な知り合いができた。チュラロンコン大学は全国から学生が集まる大学なので、このような地方の様々なコミュニティーが多く存在することは、地方の大学にはない利点だと思うし、それに参加することによって自分の価値観などをさらに広めることができると思った。
アジア言語学科 4年 交換
2024-01
〇後期の履修登録 後期の授業は、1月8日の月曜日から開始となり、最初の週はオリエンテーションがほとんどだった。履修登録期間は、12月の中旬から1月の下旬にかけて、3回の登録、および変更期間が設けられているので、初回の授業を受けて、あとから登録を解除することもできた。私の後期の授業については、痛恨なことに、希望していた授業の多くが定員超過により登録することができず、結局はタイ語2科目・音楽1科目・自由選択1科目の合計4科目を履修することになった。ちなみに、KUISから送られてきたチュラロンコン大学の履修科目リストは、休講となっている授業が多く、あまり役に立たなかった。 〇教育学部の音楽コンサート 教育学部では、音楽専攻を中心に毎年2月に音楽コンサートを開催している。これは音楽専攻の学生にとって最も大きな学内コンサートであり、チュラロンコン大学の大ホールで行われる。今年の開催日は2月23日で、「川」がコンサートのテーマになっている。コンサートに向けた練習は去年から始まっており、出演する学生にとっては1年でもかなり忙しい時期になると聞いた。私の担当する曲は、あまりプロフェッショナルな演奏ではなく、観客を巻き込んで盛り上がるような楽しい演奏になる予定なので、皆あまり気負いせずに練習に参加している。 〇履修登録費 チュラロンコン大学では、交換留学で留学する場合でも、履修登録費(10,500バーツ)を各学期の始めに払わなければいけないようで、滞納した場合は罰金が課されるので注意が必要だ。支払いはクレジットカードも選択できるが、エラーが発生することが多いので、タイの銀行口座から直接振り込む方がよいと感じた。
アジア言語学科 4年 交換
2023-12
2023-11
〇期末試験 11月下旬で授業が終わり、月末から12月の始めにかけて試験期間となった。私の場合は試験が1教科しかなく、残りの科目は代わりにプレゼンや最終課題などが課された。試験があった科目はThai Lang Comというタイ語の科目で、選択問題は一切なく、文学作品の批評や、授業で取り扱った内容に関する応用問題が記述式で出題された。とりわけ文学作品の批評については、小説の一部(6ページほど)が出題され、単語力、読解力に加え、筆者の意図を読み取る推察力も必要となる高難易度な問題だった。この点、チュラロンコン大学に留学する一般的な学生(Fuclty of arts)は、試験時に辞書の持ち込みが許可させていると聞いたが、私の場合(Faculty of education)は全てにおいてタイ人と同等の扱いとなるので、他の留学生と比べても、難易度は高いと言えると思う。 〇サークル 11月中旬頃、タイ音楽サークルで先生を敬う儀式(พิธีไหว้ครูสจม)が行われた。会場は大学内の大ホールで、当日には現タイ国王のワチラロンコン国王の姉であるプラテープが招かれ、式を鑑賞した。式は厳重な警備体制のもとに行われ、会場は厳かな雰囲気に包まれていた。私は、クラップと呼ばれるリズムを刻む楽器を演奏した。王族の前で演奏する、またとない機会に加わることができ、とても良い経験となった。
アジア言語学科 4年 交換
2023-10
〇ビザの更新 学生ビザの更新をするために、バンコクのイミグレーションで手続きをしてきた。私が行った日はとても混雑しており、8時間ほど待たされたので、できるだけ早い時間に行くべきだと思った。また、ビザ更新に必要な書類に関しては、1か月前に大学に申請をしたが、受け取るまでに3週間ほどかかり、ビザの更新がかなりギリギリになってしまったので、少なくともビザの期限が切れる2か月前には書類の申請をした方がよいと思った。 〇サークル タイ音楽サークルと、タイ北部の音楽サークルの顔合わせ(First meet)があり、様々な楽器の演奏や舞踊を見ることができたうえに、多くの知り合いを作ることができた。タイ音楽サークルでは、来月のพธีไหว้ครู(先生を敬う儀式)に向けた練習が始まっており、基本的に練習は週に2日で、部屋が空いている日であれば自主的に練習することもできる。タイ北部の音楽サークルについては、今年末にナーン県への遠征があるらしい。 〇学生生活 前期の半ばに差し掛かり、生活面では余裕が出てきた。しかし、授業面ではレポート課題や期末試験の準備など様々なタスクをこなす必要があり、しっかりと時間をかけて取り組む必要があると感じた。また同じ学科の学生は、来年の音楽演奏会の準備や練習に追われ、少しバタバタしている印象だった。先輩や友達によると、教育学部の音楽専攻は課題や音楽関係の仕事などで忙しく、土日も休みがないと言っていたが、実際にその通りだと感じた。
アジア言語学科 4年 交換
1~10件目 / 12件中