月次報告書 2024-01
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
タイ語専攻
留学期間
2023-08-01 ~ 2024-06-30
留学種別
交換
生活編
チュラロンコン大学 1月編(6ヵ月目)

〇後期の履修登録 後期の授業は、1月8日の月曜日から開始となり、最初の週はオリエンテーションがほとんどだった。履修登録期間は、12月の中旬から1月の下旬にかけて、3回の登録、および変更期間が設けられているので、初回の授業を受けて、あとから登録を解除することもできた。私の後期の授業については、痛恨なことに、希望していた授業の多くが定員超過により登録することができず、結局はタイ語2科目・音楽1科目・自由選択1科目の合計4科目を履修することになった。ちなみに、KUISから送られてきたチュラロンコン大学の履修科目リストは、休講となっている授業が多く、あまり役に立たなかった。 〇教育学部の音楽コンサート 教育学部では、音楽専攻を中心に毎年2月に音楽コンサートを開催している。これは音楽専攻の学生にとって最も大きな学内コンサートであり、チュラロンコン大学の大ホールで行われる。今年の開催日は2月23日で、「川」がコンサートのテーマになっている。コンサートに向けた練習は去年から始まっており、出演する学生にとっては1年でもかなり忙しい時期になると聞いた。私の担当する曲は、あまりプロフェッショナルな演奏ではなく、観客を巻き込んで盛り上がるような楽しい演奏になる予定なので、皆あまり気負いせずに練習に参加している。 〇履修登録費 チュラロンコン大学では、交換留学で留学する場合でも、履修登録費(10,500バーツ)を各学期の始めに払わなければいけないようで、滞納した場合は罰金が課されるので注意が必要だ。支払いはクレジットカードも選択できるが、エラーが発生することが多いので、タイの銀行口座から直接振り込む方がよいと感じた。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
タイ バーツ
4.164円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 13,000 54,132円
水道光熱費 1,000 4,164円
学費・教材費 10,500 43,722円
交通費 0 0円
通信費 1,000 4,164円
食費・その他 8,000 33,312円
合計 33,500 139,494円
授業編
LITERATURE STUDIES AND STUDIES OF LITERATURE
文学研究と文学の学習
講義(地域言語)
360分
「文学とはなにか」というテーマから始まり、文学に関する英語の資料を、先生がタイ語でかみ砕きながら説明する。受講人数は26人。基本的に先生が180分喋り続ける形式であり、前方に座っている学生はよく質問などをしているが、後方の学生は基本寝ているか関係ないことをしている。毎週の課題はなく、雰囲気はかなり気楽である。
INTRODUCTION TO LINGUISTICS
言語学入門
講義(地域言語)
540分
この授業では、タイ語の音素、音の出し方や発声器官に加え、IPA(発音記号)について深く学んでいく。この授業を取っている学生は、前期にタイ語の音素についての基礎を学んでいるが、KUISでもタイ語のIPAを学ぶので、十分についていけると思う。しかし、発音記号について深く掘り下げるので、専門用語などが多くなる点は大変だと感じた。ちなみに、この授業の先生は厳しく、1分でも遅刻すると教室のドアがロックされ入れなくなる。
MILITARY SCIENCE
軍事科学
講義(地域言語)
540分
タイの軍隊や国防について、現役軍人が授業をする。また、2回あるキャンプ(参加必須)では、実際に軍学校を見学し、フライトシミュレーターや降下訓練などを体験できるので、とても面白い授業だと思う。課題は毎週出されるが、基本的にはリアクションペーパーである。
THAI BOWED INSTRUMENTS CLASS
タイの弦楽器
体育・実技
120分
この授業では、タイのソーウー(ซออู้)という楽器について実技形式で学ぶ。この授業はソーウーを専門としない人が受講するので、初心者にとっても易しいレベルだと思う。練習する曲は、前期のタイの弦楽器で練習した曲と一緒で、これらか他の曲の練習にも入っていくと思う。