月次報告書 2023-09
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2023-09-01 ~ 2024-05-31
留学種別
交換
生活編
9月報告書(留学1ヶ月目)

滞在しているアパートはリスボンの中心街に位置している。日本で言うところの下町のような都心から外れた場所に値する。 気候は15から28°と日本の9月と比べると過ごしやすい。衣服も薄手の長袖で良く、日中は少し汗をかくほど。そのため現地の学生は半袖で過ごしている人も少なくない。 またアパートは大学から徒歩30分と近いため、毎日歩いて登校している。リスボンの地下鉄は割引券があるらしいが、まだ手に入れられていない為、歩いて行ける範囲にアパートがあることが非常に有難い。  授業は勿論全てポルトガル語。神田のように日本人学生と留学生別科という風に分けられている訳ではなく、現地の学生も留学生も一緒に授業を受けることができる形式となっている。なので悪くいえば留学生としての配慮はなく、テストやレポートもポルトガル人学生と同様に受けなければいけない。しかし良く言えばポルトガルの学校生活を知ることが出来、何より「留学生だから」という理由で仲間外れにされることは決してない。その一方で英語で行われている授業も多くある。その為ポルトガル語を学びにきていない他の国の学生はそれらのクラスを選択することが多い。  食事は勿論自分で作る。こうして洗濯や食事の用意を自らしたり、学校のみならず家の仕事まで全てやらなければならない状況に立ってみて、改めて親のありがたみを痛感した1ヶ月であったと感じる。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
EU ユーロ
158.2529円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 437.19 69,187円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 115.86 18,335円
合計 553.05 87,522円
授業編
Asian Islamic Cultures
アジアのイスラム文化
講義(地域言語)
360分
イスラム世界についてイスラム教を主体に学んでいく授業。日本の社会科の中でも学習するようなイスラム教、或いは地域について基礎から学ぶと共に、そこからムスリムの生活やアラビア地域の教えなど、深い分野まで幅広く学ぶことができる。また教授も非常にゆっくりポルトガル語を話すため、聞きやすい。
English History and Culture (19th-20th centuries)
英国の歴史と文化
講義(英語)
270分
イギリスの歴史と文化を学習する授業。先ず学生たちには資料が共有され、それを自由に読むことができる。古典文化のような講義系の授業だけでなく、プレゼンテーションなど学生を主体とした作業も評価の一つに入れている。英語で授業を進めている為、ポルトガル人だけでなく他の国の学生も多く出席している印象が強い。
Classic culture
古典文化
講義(地域言語)
360分
古代ギリシャからローマ帝国の古典文化を学ぶ授業。基本的には講義形式で教授がその時代の詩や文学を載せたスライドを通して文化を学習する。グループワーク等は無いが、学生は疑問や考えたことなどをその場で自由に発言することができる。
French A2-1
フランス語 A2-1
語学(地域言語)
540分
フランス語の文法から発音、会話のフレーズまで幅広く学ぶ。日本の地域言語の授業と比べて大きく違う点は文法重視というよりは発音やコミュニケーションに重きを置いているように見える。そのため自分の発言を発音が原因で一度で聞き取ってもらえないことも何度かある。
Europe: nations and empires
ヨーロッパ: 国家と帝国
講義(地域言語)
450分
ヨーロッパの国の成り立ちや帝国への通史を学ぶ。こちらも英国史と文化の授業同様、資料が共有される。しかしこちらはその資料をテーマにしてクラス全員で読み解いてゆくと言った内容である。そのため私が履修している他の授業と比べて発言を求められる機会が多いように感じる。