月次報告書 2024-01
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2023-09-01 ~ 2024-05-31
留学種別
交換
生活編
留学報告書 1月分 -2024年を迎えて-

2024年の始まりは39度の高熱との戦いで、辛いスタートだった。それでも先月ポルトを案内してくれた友達が料理してわざわざ家まで持ってくれてきたものを食べたり、次の学期の授業について考えているうちに、年か明けてから三日目ですっかり回復することができた。今学期からは、日本の大学との単位も考えて、講義系科目と言語科目をひとつずつ履修した。こうすれば合計4単位、トータルで14単位となり、日本で必ず履修しなければいけない6単位と合わせると全ての単位を修得できるからである。  自分が今月ポルトガルで成長てきたと思う瞬間があった。携帯電話ショップにSIMカードを継続するための料金を払いに行った時のことだが、先月はまだほとんど何もポルトガル語を聞き取れることが出来ず、友達の助けがあってようやくSIMカードを手に入れることができた。しかし当然ながら、友達は毎月毎月私の通訳をしていられる訳ではなく、今月から私一人で向かうことになった。そこで最初は何度かつまづいたものの、最終的に料金を払うことができ、加えてカードに関して疑問に思っていた部分も店員さんに質問をする事で解決することができた。  この文章を見ただけではほんの些細なことであり、ましてや日本では私のような大学生は当たり前にこなすことができるだろう。ところがこの日と先月の同じ日の自分を比べてみると、1ヶ月で大きくポルトガル語力が成長していたこと。そして3年以上勉強したとしても、まだまだ言葉の壁は厚いものなのだと強く実感した出来事だった。  これは先月の報告書にも書いた内容ではあるが、やはりポルトを訪れて実際にそこに住む人たちの生活や文化を本人達とコミュニケーションを取ることで自分も少しポルトガル人になれたのかもしれない。実際、私自身の感情として会話をする際に変な緊張や恐れがなくなって、肩の力を抜いて相手と話すことができた。  私個人でも前より自分の口角が上がったように感じるし、もしかすると相手の友達からみれば「なんだか笑顔が冬休み前より増えた気がするかも」と思ってもらえているのかもしれない。  手前味噌ながら、日本の大学で「あなたは会話が上手だ」と何度も褒めて頂き、話すことには絶対の自信を持っていた私であるけれども、やっぱりネイティブと緊張せずに会話するためにはこれだけの年月がかかるものなのかとシヨックを受けたとの同時に、また一皮むけた自分を認めてやりたい。取り敢えずポルトで会話上達のきっかけをくれて、寝込んだ時にわざわざ手料理まで持ってきてくれた友達におおいに感謝したい。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
EU ユーロ
159.6424円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 460 73,436円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 746.95 119,245円
合計 1,206.95 192,681円
授業編
Iran culture
イラン文化
講義(地域言語)
270分
イランの文化や伝統、風習を歴史などと絡めて学ぶ授業。先生は前学期の「アジアのイスラム文化」と同じ先生。講義だけでなく、インターネットの情報やYouTube上の動画なども資料として見せてくれる。また説明も優しく、頻繁に質問の機会を設けてくれる。
French A2-2
フランス語 A2-2
語学(地域言語)
270分
フランス語の文法授業。前回はA2-1を履修したので、今回はA2-2である。今回の先生はフランスしネイティブではなくポルトガル人のようである。そのため、授業中でもよくフランス語とポルトガル語を混ぜて説明することもある。私にとってはどちらの言葉の学習にもなるが、お互いの言葉の発音が似ているため、聞き取りづらい時もある。