月次報告書 2023-12
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2023-09-01 ~ 2024-05-31
留学種別
交換
生活編
報告書 12月

今月はパリの旅から始まった。8日から12日にかけてパリを旅し、ポルトガル帰国後の13日は2つのテストとプレゼンテーションに追われることとなった。13日は元々別の日に行われる予定だったテスト一つとプレゼンテーションがよりにもよって同じ13日に延期する形となった。そのため、旅行出発前と帰国後でそれらに向けて準備をしなければならなくなった。しかし心配とは裏腹に問題もなく全て終わらせることができたので安心した。  ここで少し驚いたのが、日本から出発前に私はポルトガルをはじめとしたヨーロッパでは何かしら発表をする際、原稿を見ながらの発表は厳禁であると書かれたサイトを目にしたことがあったが、現地でプレゼンを聞いたり実際に自分でやってみるとそこまで厳しい雰囲気では無さそうだった。寧ろ原稿を見ながらの発表に関しても何も叱られたりすることはなかったので些細なことではあるが正直一学期間授業を受けてその点について驚いている。やはり「インターネットサイトの情報を鵜呑みにしてはいけない」ことと「百聞は一見にしかず」という教えは本当だったのだろうと思い知らされた。  冬休みではポルトガルの一般家庭の暮らしを見せていただいた。クリスマス前にポルトに到着して、「ポルトガル一大きな漫画書店」や「街を一望できる展望台」などを巡るなど、友達とポルトを隅々まで散策したり、友達に教えているという日本語が堪能なポルトガル人の先生とお話をさせていただく機会もあった。クリスマスにはその友達のご家族と一緒にポルトガルでしか味わえない料理をいただいたり、一緒にボードゲームをして盛り上がったり、友達のお母様と二人でポルトの向かいに位置するワインと観光の街ガイアを散歩したりした。お母様にはガイアを丁寧に案内していただいた。またポルトで世界中を旅しているという日本人バックパッカーにも会って久しぶりに友達や家族以外の日本人と対面で、そして日本語で会話した。旅をするときの注意点や考え方、自分の得意分野や将来のことについても気さくに聞いてくれた。このポルト旅で上手く相手に伝えられなかったり、会話をする上で少し問題があったり悔しい思いも沢山したが、そのバックパッカーの「そんなに言葉を話せるなら将来は安心だね!」や友達の親戚の皆さんの「ポルトガル語上手だね」という言葉達が、ここ最近挫折気味だった自分の心を軽くしてくれた。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
EU ユーロ
157.928円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 460 72,647円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 416.85 65,832円
合計 876.85 138,479円
授業編
Asian Islamic Cultures
アジアのイスラム文化
講義(地域言語)
360分
今月期末テストを終えて、前回よりも自信があった。最終授業は残念ながら先生の都合上、中止になった。最終成績は履修している科目の中でも上位の成績だった。先生もポルトガルがゆっくりで聞き取りやすく、次に来る留学生にも勧めたい授業であり、来学期もこの先生の授業を履修したい。
English History and Culture (19th-20th centuries)
英国の歴史と文化
講義(英語)
360分
パートナーの事情により、12月にプレゼンテーションが延期された。途中上手く英語が発音できない部分もあったが、最終的には無事に成功させることが出来た。最終授業では直接「あなたは授業をパスしたわ」と言い渡され、思わず本人の前でほっとしてしまった。始めは面白さがわからなかった授業だったが、振り返ってみて英国文化や歴史を知れる良い授業であったと思う。
Classic culture
古典文化
講義(地域言語)
360分
この授業は最後まで受けてみて正直他の日本人学生には勧めることができない。というのも、先生の話すスピードが速かったり、授業で使用する資料の内容がどこかにまとめられていたりするわけでもないので一学期目に履修すると大変な思いをする授業だと感じた。しかし先生自体は留学生である私にも優しく接して頂くことが多かった。
French A2-1
フランス語 A2-1
語学(地域言語)
450分
期末テストは実際のドキュメンタリー番組を使ったリスニングテストが行われた。テストは微妙だった自分の手答えに反して良い結果で返ってきた。先生が点数の上にbravoと書いてくれたことも嬉しい。実際の会話をテーマにしたプレゼンでも一度もミスなくできた。元から二学期目も履修する予定であったが次は少しレベルを上げてみたい
Europe: nations and empires
ヨーロッパ: 国家と帝国
講義(地域言語)
450分
期末テストの結果が中間に比べて少し上がった。授業の最終結果としては他の授業と比べてそこまで良いものとは言えなかったが、ヨーロッパの近代史という内容やクラスメイトの温かなサポートもあり、授業自体は非常に面白いものだと感じた。二学期目で似たような授業があるならまた履修してみたい