月次報告書 2024-11
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2024-03-01 ~ 2024-12-31
留学種別
交換
生活編
9ヶ月目!

今月は外出する機会が多かったため、ジュイス・ジ・フォーラの治安について少しお話ししようと思う。ジュイス・ジ・フォーラはブラジルの中でも比較的治安が良い方で、短距離であれば日が落ちてから1人で外出しても問題ないことが多い。また、ブラジル人と一緒であれば夜中に中心街へ行くことも特に危険を感じることはない。ただし、日本と比べると危険があるのは確かだ。 この街では路上生活者が多く、声をかけられること(お金を分けて欲しい等)もしばしばある。友達から「無視して大丈夫」と言われていたので最初は無視を続けていたが、1度だけ追いかけられた経験がある。そのため、それ以降は一言断りを言うようにしている。だが基本的には無視をするのが良いと思う。また、ジュイス・ジ・フォーラでは野良猫ではなく野良犬が本当にたくさんいる(時には馬がいることも)。基本的に野良犬はフレンドリーで襲ってくることはないが、時折予想外に吠えたり、衛生面でも気になることがあるため、少し気をつけながら歩くと良い。 その他この街ではアジア人が珍しいため、見知らぬ人から声をかけられることが少なくない。友人でも、文化や習慣について知らないがゆえに、無意識に失礼に感じる発言をしてしまうことがある。ただ、それは悪意からではなく、知らないがゆえの反応だと理解することが大事だと感じる。そのため、自分の経験を共有しながら、お互いの文化を理解し合う良い機会だと私は考えている。 少しの休暇を挟み、すぐに新学期が始まった。しかし、ストライキの影響で休暇の時期や学期の始まり、終わりが大きく変動しており、今学期は3月まで続く予定だ。私は事情があり3月までブラジルに滞在することができないため、成績には反映されず、授業を受けるだけという形になった。それでも先生方は事情を理解し、受け入れてくださった。留学期間も残りわずかとなったが、最後まで悔いのないよう、一日一日を大切に過ごしていきたいと思う。

住居形態
アパート
月額費用
ブラジル レアール
26.0396円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 700 18,228円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 343.17 8,936円
通信費 32 833円
食費・その他 2,123.33 55,291円
合計 3,198.5 83,288円
授業編
Português para estrangeiros
外国人向けポルトガル語
語学(地域言語)
720分
ポルトガル語能力試験は終わったものの、引き続き新聞を読んで要約を書いたり、動画を見てその内容について話し合う活動を行った。また、ブラジルの観光地を旅行する日程を考えたり、RPGのようにそれぞれが役割を決め、役割に応じてみんなで意見を出し合いながら話し合いを進めるなどのアクティビティを行った。
Brazilian literature
ブラジル文学
講義(地域言語)
960分
10月には少しの休暇があり、その後新しい学期が始まった。この授業では、毎回異なる教材が配布され、ブラジル人作家の本や詩を読み、それについて教師が詳しく説明してくれる内容になっている。授業の大部分は教師の説明が中心で、グループワークや発言の機会はあまり多くない。クラスの規模は40人弱で、全員がブラジル人だ。個人的には、この先生のポルトガル語がとても聞き取りやすく、理解しやすいと感じた。また、クラスの生徒たちは全体的にフレンドリーで、親しみやすい印象を持った。
History of Minas Gerais
ミナスジェライス州の歴史
講義(地域言語)
960分
この授業の名はミナスジェライスの歴史だが歴史だけでなく経済についても絡めて進行される。ミナスジェライスの歴史については少し学んではいたが、経済の部分は学んでいなかったのでついて行くのが大変であった。受講生は約40人ほどで朝8時から12時と設定されているが、大体は2,3時間程度で終わる。授業の初めに紙媒体のテキストが配られ、それに基づいて行われ、授業後に小レポートを提出する。