留学成果報告書 2025-01
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
中国語専攻
留学期間
2024-03-01 ~ 2025-01-31
留学種別
交換
総括編
上海大学で過ごした貴重な時間

【派遣先大学について】 上海大学 (1) 基本情報 ・設立年 1922年 ・学生数 4万人以上 ・設置学部 26学部 ・その他 留学生は基本、延長キャンパスというところで、留学生だけが集まってクラス別で授業をします。 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 延長キャンパスの、中国語を学ぶ语言生という扱いです。 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 延長キャンパスの学生はカリキュラムが決まっており、3〜4つの授業が週に10コマあります。クラスはレベルに応じて振り分けられます。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか 基本ないです。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 上海大学は3つのキャンパスがあり、私たち語学生は延長キャンパスで勉強することになるので、中国人の学生と関わる機会はあまりありません。中国人と知り合いたい人は、自分から学食にいる学生を探して話しかけるとか、宝山キャンパスにあるイベントに参加するなどをして友人を作っていたイメージです。そのため周りの友達は基本海外の友人になります。上のクラスの人達はやはり中国語を長く勉強しているので、中国語で話せますが、下の方のクラスの子達は、中国語の勉強自体が初めてだという人もいるので、そういう人達と話す時はやはり英語が中心になってきます。日本人は、大体毎学期5〜10人くらいだったような気がします。語学留学生の総数は大体200人くらいだったと思います。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 小さい課題などは基本毎日出ます。ですが、負担は大きくないです。練習問題をいくつか解くようなものです。単語テストも時々行われますが、感覚だと、神田のテストよりは難しくないような気がします。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 基本先生にwechatを使って連絡します。しかし、留学生担当の先生が2人しかいないこと、2人の先生が200人近くの学生の面倒を見ていることから、返信が遅かったりなどもあります。特に、最初の手続きは皆が手こずります。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 簡単な入学式の様なものがありました。寮での生活の説明や、手続きの説明、歓迎の言葉などです。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 語学留学生は授業のカリキュラムが決まっているので、組む必要はありません。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 中国語を勉強したかったから。母国と親元を離れて、1人で生活がしてみたかったから。 (2) 留学先を選んだ理由 中国語専攻なので、中国語が勉強できる上海を選びました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 留学出発前は神田の授業もなく、中国語の勉強をしていなかったので、休みの間も勉強していたら良かったかなとも思います。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 特にないです。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 入学オリエンテーションで友達を作る人が多かったように思います。日本人同士の繋がりは、母国言語が同じなので自然とできました。他の国の友達は、やはり友達の友達、といった感じで少しずつ知り合っていくことが多かったです。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 正直な所、先生によって同じ科目の授業でも教え方が全然変わってきて、先生ゲーみたいな要素があったので、そこが惜しいかなと思います。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) サークルなどもなかったです。たまに、先生から宝山キャンパスで行われるセミナーやイベントなどの告知が来ます。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと とにかく空き時間が多かったので、その空き時間を有効的に活用出来たら良いと思います。最初の学期はやはり留学の新鮮さから友人同士で色々な所に行きましたが、後期は段々慣れてきて、朝8時からの授業に出席してお昼ご飯後に部屋で昼寝をするような生活になっていました。空いた時間に勉強やスポーツなどもっとできたら良かったかなあと思います。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 特にリスニング力が伸びたこと。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 帰国してまだ1週間ほどですが、既に中国語離れを感じてきているので、まずは中国語を忘れないように、現状維持を心がけたいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 特になし、手順通りに進めれば大丈夫です。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 特になし、手順通りに進めれば大丈夫です。3日〜1週間ほどだった気がします。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) trip.comで予約しました。 (4) 渡航したルート 成田空港から上海浦东空港の直通便で行きました。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 行きは、大学が指定する日付と時間に行けば、出迎えのバスがありました。 それ以外は自分でキャンパスに行くことになります。タクシーだと大体4000円くらい、電車だと150円くらいです。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学寮で、案内に従って申し込みました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 支払い方法は、微信支付か、アリペイでした。私は2人部屋に住んでいましたが、1日70元で、水道代込、WiFi有り、電気代は使用量に応じて請求されます。規定を越えなければ請求無しです。4部屋毎に3つのトイレ、2つのシャワールーム、冷蔵庫1つでした。階によっては電子レンジもありました。料理は基本1階でする決まりでした。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) のど飴必須、正直薬類はあんまりいらないかなと個人的には思います。神田と上海大学それぞれで保険に入るので、自分で日本で用意した薬を持っていくよりも、具合が悪くなったら積極的に病院に行って、症状に合わせて薬を処方してもらった方が良いように思います。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 私は学期ごとにまとまった現金を一気に持ち込んで、中国で両替、後に銀行口座へ預金、口座からアリペイなどで直接支払いをしていました。中国はほとんどが、QR決済です。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 日本人の先輩に着いてきて頂いて、中国の携帯ショップで開通しました。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 前学期は教室でも自室でもインターネットの繋がりが良く、なんの問題もなかったのですが、後学期は、自室でWiFiがほとんど使えず、追加でギガを購入することが多かったです。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 前学期に、咳やたんなどの症状が1ヶ月程続いた時に、現地の病院を利用しました。神田で入った保険会社の保険が使える病院を探して行きました。場所によっては日本語対応の病院もあったので、不安がある場合は日本語対応の病院に行くと良いと思います。私も最初は、中国の病院に行くことに抵抗がありましたが、行ったことで治らなかった症状も改善されたので、やはり1番は病院に行くことだと思いました。 (5) 日本から持っていくべきもの のど飴 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 治安が悪いと感じたことはありませんでした。バイクの接触事故は見ることはありますが、犯罪が近くで起こったとか、不審者がいるなどの情報は留学している間聞いたことはありませんでした。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 学食や、UberEATSの様なもの、外食を基本としていました。学食は1食大体200~400円ほどだった気がします。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 小红书、百度、美团など、中国のサイトから入手していました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 特にないです。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) していない (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学が終わってみて、留学してみて本当に良かったと思います。特に中国圏は、日頃の中国に対するイメージから不安に思う方もいらっしゃると思いますが、実際はとても安全ですし、環境もどんどんと良くなってきています。暮らしやすさも抜群で、私は日本より中国にいたいと思うほどです笑 留学を迷ってる方は、留学ができる環境が揃っているのなら、是非チャレンジしてみる事をおすすめします!

留学費用
中国 人民元
21.278円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 17,180 365,556円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 258 5,490円
交通費 6,225 132,456円
通信費 597 12,703円
食費・その他 25,969 552,568円
小計 50,229 1,068,773円
航空券
60,000
保険
123,000
ビザ関連費用
1,000
その他
0
合計 1,252,773 円