【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1969年 ・学生数 約40,000人 ・設置学部 人文、教育、言語コミュニケーション、政治経済、理学、社会 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) École de language (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 事前に英語テストを受け、その結果次第で決まります。 私はSpeaking, Conversation, Pronunciation, English Language and Culture, Français(初級レベル)を履修しました ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか できませんでした。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 街中にキャンパス、校舎が散らばっていて、街と一体化しているように感じました。他の国(ヨーロッパやアフリカなど)からきた人が英語を学びにきていることが多く、英語クラスではほとんど留学生のような感じでした。日本人留学生は8人くらいです。しかしみんなそれぞれ履修している授業が違ったので、全員で同じ授業ということではなくて、いくつかの授業で同じ!という感じでした。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題はKUISよりも少ないです。テストもそこまで重たいものはなかったです。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 現地のコーディネーターさんが相談に乗ってくれました。LINEを交換していたので、気軽にコミュニケーションを取ることができました。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) なかったです。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) Placement Test(英語テスト)を留学前に受け、その結果をもとにいくつかの授業のおすすめ的なものがメールで送られてきます。その中から自分で選んでいくシステムでした。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 自分の英語力(主にspeakingとlistening)の向上とフランス語の学習が主な理由です。 (2) 留学先を選んだ理由 英語圏なおかつフランス語も公用語だからです。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) もっとフランス語を学んでおけばよかった…と後悔しています。そうすればもっとフランス語を実践的に勉強できたのに…と思います。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 日本の漫画やアニメをもっと勉強しておけば…もっと会話が盛り上がったのにって感じます。 日本語を勉強している生徒は思っているよりも日本の文化を知っています。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 言語交流会や日本語クラス、自分の履修しているクラスなど トランプしたり、お話ししたり、フランス語を教えてもらう代わりに日本語を教えたり、、、いろんなことを土曜日にある言語交流会でしました。そのおかげで今でも連絡を取り合う仲になった友達もいます。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと グループワークが思ったよりも少なめでした。が先生がみんな優しくて、いろんなことを教えてくれました。 課題も少ないので、KUISに比べたら家での勉強量が減ったように感じましたが、学んだことといえば圧倒的にUQAMの方が多く感じました。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 日本語クラスのボランティア、日本カナダ学会運営補助ボランティア (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 毎週1つのアクティビティがあり、そこでモントリオールのことをいろいろ探検でき、友達と楽しい思い出を作ることができました。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 自分の英語はちゃんと相手に伝わるんだ!と自信が持てるようになりました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 単語量を増やすことはもちろん、それを実際に使っていきたいと思いました。またフランス語も継続して学習し、次に留学中に知り合った友達と会うときは、少しだけでもフランス語で会話することが今の目標です。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 基準を前もってクリアしておくこと、出願までの準備がものすごく大変だから余裕を持った行動をすることです。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) eTAはすぐ取得できました。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) エアカナダのホームページから予約しました。 (4) 渡航したルート 成田→モントリオール、モントリオール→成田 (直行便) (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) バスを使って最寄りのバス停まで移動しました。所要時間は約50分程度。最寄りのバス停から寮までは歩いて15分〜20分かかりました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) UQAMからメールが送られてきました。私が希望したものとは違ったのですが、メールに従って申し込みました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 月に一回、フロントで寮費を払いました。現金は使えずカードのみでした。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 布団、シーツ、枕、タオルなどはコーディネーターさんが用意してくれていました。また近くに百均のようなお店があり、いろいろなものを調達できました。なのでもっていくべきものはそこまでないように感じました。寂しくなったとき用の日本食くらいです。お味噌汁やカップラーメンなど。沁みます。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 8割くらいカードで支払いました。VISAのカードを2枚(千葉銀行、ソニー銀行)もっていきました。機械の不具合でカードが使えない時があったので、何枚かもっていくことをおすすめします。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 日本にいる間にイエローモバイルに契約し、カナダ到着後にSIMを変えました。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内は快適です。寮の中ではたまに遅くなりました。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) かかっていません。 (5) 日本から持っていくべきもの お味噌汁やカップラーメン、お茶っ葉、レンジでお米を炊くことができるカップ(ダイソー) (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) ホームレスは各メトロの駅にいたのですが、害を与えられたことはありません。たまにやばい人がいますが…慣れます。マリファナはこれでもか!ってくらい間接的に嗅ぐことになります。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 外食は金額がえげつないくらい高いのであまりせず…ほとんど自炊でした。 近くにアジアンスーパーがあり、食材は手に入れることができます。日本食は最高です。が高いです。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 主にInstagram。あとは現地の友達です。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 マリファナの匂いはほんっとに臭いです。マリファナ以外にもタバコを吸っている人が普通に街中を歩いています。喘息持ちの方などは気をつけてください。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 何もしていません。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 全く違う文化圏に行き、さまざまなことを経験しました。友人関係のトラブルや機械系のトラブル、文化が違くて周りの人に迷惑をかけてしまったことも…そのような環境下でも私は4ヶ月間過ごすことができたので、自信を持って自分の将来に目を向けていきたいと思います。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 UQAMはフランス語圏にあり、大学に関するすべての書類はフランス語です。英語に訳したり、友達に聞いたり、準備段階で心が折れそうになるくらい大変なのですが、とっても素敵な場所です。おすすめです。 また、「留学行きたいけど英語力が心配…」「英語話せない…」「留学行きたいけどお金が…」などの悩みを抱えている方々は、ぜひ留学に行ってもらいたいです。そのような心配以上に最高の思い出、学びを得られます。私も実際自分の英語が伝わるか心配だったのですが、その心配はすぐなくなり、すべてのものに楽しいと思えるようになりました。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 2,578.94 | 276,799円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 278.13 | 29,852円 |
交通費 | 233.4 | 25,051円 |
通信費 | 180 | 19,320円 |
食費・その他 | 3,075.11 | 330,054円 |
小計 | 6,345.58 | 681,076円 |
航空券 |
360,000
円
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保険 |
40,000
円
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ビザ関連費用 |
2,000
円
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その他 |
0
円
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合計 | 1,083,076 円 |
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