【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1961年 ・学生数 14142名 ・設置学部 Art, Design & Communication Business, Hospitality and Tourism Education & Human Services Health, Wellness & Fitness Humanities & Social Sciences ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) general (なし) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 学部関係なくすべて履修できます ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 可能 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 有料で履修可能 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか あった (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 留学生はとても多いです。日本人は10人くらいで、ホスピタリティの授業では四人いました。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 先生によってテストの実施方法や課題の重さは異なります。KUISと似ていて、ほぼ毎授業課題が出ました。先生に伝えさえすれば、課題を遅れて出しても問題なさそうでした。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 留学生向けの部署、ISP(International Students Program)スタッフの方々も履修を手伝ってもらったり、友人のビザの申請方法を教えてもらったりしました。学部や留学関連で問題があったらとりあえずISPに行けば、対応できる人を紹介してもらえるようなので行ってみるといいでしょう。ライティングや数学で困ったら、ISPオフィスの上の階にあるチュータリングセンターを活用するといいでしょう。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 入寮日から数日経ってから、留学生向けに2回ありました。朝からおやつ時くらいまで、座ってISPスタッフの話を聞きました。お昼にはピザなどが出たり、様々なアクティビティもあったためそれなりに楽しかったです。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 履修登録はCanvasといツールを通じて行います。KUISと同様に、自分で取りたい授業を調べて選択して履修します。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 中学、高校で留学を経験したもののともに短期だったので、長期留学をして語学力をより伸ばしたいと思ったためです。 (2) 留学先を選んだ理由 決めるのが遅くTOEFLのスコアしかなかったのと、説明会に参加したのが一校だけだった大きな理由の一つです。参加していないところでも良かったのですが、自然豊かなところに惹かれ決めました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) コミュニケーションを色々な人と英語でしておけばと後悔しました。アメリカ人の英語がとにかく早く、他の留学生も発音のクセが強く、初めはほとんど聞き取れていませんでした。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) レンチンでできる一合炊きの炊飯器を百均で買っておいたのは良かったと思います。 自炊生活していましたが、時々パスタソースなどで済ませたい日があったため、パスタソースなどをもう少し持ってくれば良かったなと思いました。こちらでも買えますが、日本と比べたら高いので滅多に買いませんでした。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) ルームメイトのKUIS生とオリエンテーションで仲良くなった日本人とよくいましたが、同じクラスのアメリカ人の子によく遊びに誘われるようになり、そこから少し広がりましたが、基本はそのアメリカ人の子と二人でいました。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと English 101という授業はKUISのライティングの授業とあまり変わりませんでした。むしろこちらの方が少し楽に感じました。他の授業はKUISでは受けれなそうな授業だったので、いい経験になったと感じます。また、課題の遅れは事前連絡があれば点数が悪くなることがなかったり、数日遅れても全く問題なかったりするので、日本との違いを感じました。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 友人がクラブの代表だったため、バドミントンクラブとランニング・ウォーキングクラブの2つに冬学期はよく行っていました。バドミントンクラブもウォーキングクラブも特に申し込みの必要はなく、活動日に活動場所に行くだけでした。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと ランニング・ウォーキングクラブは友人の集まりで、内弁慶な人が多いので新メンバーは打ち解けるのに 時間がかかりそうだなと感じました。バドミントンの方は1対1をしていても、入れてと頼めば入れるので新しい友人は作りやすいと思います。今はどちらも金曜日の午後にやっているので参加しやすいと思います。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 中高生の頃に見た、オーストリアやフィリピンとはまた違ったアメリカという国の特徴を知ることができ、自分の世界を広げられたことが、英語力が向上したことよりも達成感のあることでした。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 単位はほとんど取り終わっているので、英語の授業が減りますが代わりにTOEICやTOEFLの学習を継続し、英語力を今後も向上できるよう努力します。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 自分がカレッジに行って具体的に何を学びたいかなどを明確化させておいた方がいいと思います。そのためには、自分が行きたいカレッジはどのような学部があってどのようなことを学べるのかなど、下調べが必要だと思います。 そのためにも説明会には必ず参加すべきだと思います。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 取得までは2、3週間かかります。都内の日本大使館に行って面接を受けなければいけないのですが、面接の予約枠は限られているので余裕をもって申請することをお勧めします。私は期限に対して申請が遅かったので、バイトなどの予定がいっぱいで行けそうな日が大学の前しかなく、始発に近い電車に乗って大使館に行かなくてはいけなかったのでとても大変でした。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) 航空券はJALを利用しました。KUISから往復で航空券を買うよう指示があったので、ハイラインの行事表を確認し、学校が終わる週の土曜日の飛行機を取っておきました。ちょうど寮の退去日もファイナルウィークの土曜日の昼でした。 (4) 渡航したルート 成田国際空港からシアトルタコマ国際空港まで直行便で行きました。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) ISPのスタッフがバンで空港まで迎えに来てくれました。同じJALを利用していたタイ人ともう一人の日本人と荷物を後ろに乗せてもらって、バンに乗り込みました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) KUISから寮があれば寮に滞在することを勧められたので、キャンパスビューという寮を申し込みました。寮には渡米の1,2か月前にハイラインのサイトから申し込んだ記憶があります。キャンパスビュー側から契約書をメールでもらい、サインしてメールで送っていました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 寮は4人部屋と2人部屋があります。私は4人部屋に住んでいて、部屋には共有にキッチンと2つのバスルーム、4つの個人部屋があります。キッチン用品やトイレットペーパーは自分で買いそろえないと無いです。私の場合は、ルームメイトがKUISの人だったので割り勘して買い揃えました。夏休み明けで私の部屋はほぼ何もない状態からスタートでしたが、部屋によっては一年以上住んでる人がいて、生活用品全て揃っていて新しく買う必要がない人もいました。有料(1回1.5ドル)の洗濯機と乾燥機は各階にあります。各ベットルームとリビングに暖房があります。華氏表示な挙句、最高温度を低めに設定されていたため、使い方をスタッフに聞くまでは寒い思いをしました。教わってからは摂氏表示の最高温度23度に設定しました。電気や水道を使いすぎると超過料金を取られるので気を付けてください。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 寮では時々イベントが開かれるので、コミュニティを広げられるし、参加したほうがいいと思います。時々近くの部屋が騒がしかったですが、基本的には過ごしやすかったです。水道水は飲んでも問題ないようですが、美味しくなかったので浄水ボトルを買いました。ボトルのフィルターは意外と長持ちするのでサインが出るまで買わなくても良かったと思いました。部屋の電気が真ん中にあるため、窓が小さい部屋だと特にどこに机を置いても影ができます。机で勉強したい場合はライトを持ってくといいと思います。炊飯器は買うと高いので、百均で一合炊きを買っておくといいと思います。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 現金は日本で用意し、クレジットを基本使いました。友人と割り勘した時に現金使いました。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) Amazonでジェスロモバイル のsimを六ヶ月分購入しました。繋がりにくさもなかったので良かったです。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 寮にWi-Fiは完備されていますが、コモンエリアは電波が弱かったです。部屋 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 怪我や病気は特にしませんでした。 (5) 日本から持っていくべきもの アジアンマーケットで日本食は買えますが高いので、お茶漬けなど好きなものを持っていくといいと思います。また、生理用品や綿棒、歯ブラシは日本人に合わなかったり雑な作りをしていたりするようなので日本からもってくといいと思います。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 寮の前の通りはあまり治安が良くないようです (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 寮から食事が出ることはないので基本自炊です。大学のカフェは学外の安いとことさほど変わりませんが、日本円にして考えると高いのでほとんど利用しませんでした。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 友人たちから聞いたり、Googleで調べたりしました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 イメージはあると思いますが、時間のルーズな人が多いです。また、アメリカ人の友人と他何人かで旅行の予定を立てましたが、色々ありその子が来られなくなり、キャンセル料金を払ってくれとお願いしても払ってもらえなかったので、お金にも注意すべきでしょう。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 四年生として残りの単位を取得し、ボスキャリで内定をいただいているので卒業後はそちらに就職する予定です。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 上記の通り、ボスキャリにて就活を終了しました。ボスキャリでは事前申し込みを10社ほどし、面談・面談をオンラインで行い、会場にて2社と面接・面談がありました。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 海外展開をしている会社なので、ゆくゆくは海外事業を担当しこの留学のように様々な人と英語で話すことを目標に、英語の勉強を続けていきます。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 少しでも留学が気になったり行きたいと思ったら、ぜひ半年以上のプログラムで行ってください。正直半年は短すぎました。基本行く時はその先に友人はいないと思いますが、帰る頃には何人も友人ができて帰るのが惜しくなると思います。英語力は心配ありません。友人と話しているうちに伸びます。長そうに見えてあっという間で、とても充実した時間を過ごせると思うのでぜひ半年以上の留学をしてください。また、英語力の向上など明確な目標を持っていくとさらに有意義な時間になると思います。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 3,130 | 468,423円 |
水道光熱費 | 8.75 | 1,309円 |
学費・教材費 | 3,250 | 486,381円 |
交通費 | 293.74 | 43,960円 |
通信費 | 156 | 23,346円 |
食費・その他 | 3,274 | 489,973円 |
小計 | 10,112.49 | 1,513,392円 |
航空券 |
300,000
円
|
保険 |
67,000
円
|
ビザ関連費用 |
78,000
円
|
その他 |
0
円
|
合計 | 1,958,392 円 |
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