月次報告書 2024-08
プロフィール
学科
英米語学科
学年
3年
留学期間
2024-08-01 ~ 2024-12-31
留学種別
交換
生活編
短いようで長かった留学1ヶ月目

8月20日に渡航してから17日が経過しました。振り返ってみると、出発した時からまだ2週間ほどしか経っていないとは思えないほど濃密な日々を過ごせていると感じます。 〈渡航・滞在先〉 8月20日の朝に国内線で羽田国際空港まで行き、そこからニューヨークのJFK空港まで直行便を利用しました。同日11時頃にアメリカに到着し、空港内で友人と合流してそのまま大学に向かいました。当初大学へはLyftという配車サービスを利用しようと考えていましたが、タクシー乗り場で話しかけられた運転手に今は利用できないと言われ、彼のタクシーに乗りました。1時間ほどかけて到着すると料金は2人で1100ドルだと言われ仰天。今思うとLyftが利用できないというのも嘘だったのでしょう。空港で話しかけてくるタクシーはぼったくりなので毅然とした態度で断ってください。 その後Housing OfficeとMedical Centerに行き入寮のための手続きをしましたが、待ち時間が非常に長く全て終わったのは夕方で、初日早々とても疲れました。 本大学には寮が3つあります。寮、部屋、ルームメイトは選ぶことができず、寮の申し込みの際に記入したアンケートに沿って割り振られました。自分が住んでいる部屋は2人部屋で、居室にバスルームが付いています。友人に聞くとシャワールームもトイレも共用のところもあるようです。家電は冷蔵庫と電子レンジをレンタルできるサービスがあるそうですが、自分はルームメイトが持ってきてくれたのでそれを借りています。ベッドはマットレスのみ備え付けで、枕、シーツ、布団は全て自分で用意する必要があります。大学のウェブサイトにリネンサービスが紹介されていましたがリンクが開けなかったので、日本から全て持って行きました。前述の通り入寮当日は疲れて買い物に行けなかったので、持ってきて本当によかったです。マットレスのサイズが日本のものより縦に長いため、伸縮性のあるものか長めのものをおすすめします。 ルームメイトはアメリカ人の大学院生で、とても優しく生活リズムも合うためとても楽しく過ごせています。彼女は音楽が好きで、毎日彼女のレコードコレクションからお気に入りのものをかけてくれます。また彼女はインテリアも好きなようで、殺風景だった部屋が彼女のおかげでとても素敵な空間になりました。自分のスペースもこれから居心地が良くなるように少しずつ変えていきたいと思っています。 〈食事〉 ミールプランが始まるまでの5日ほどは日本から持ってきたインスタント食品を食べて凌いでいました。調理なしで食べられるゼリー飲料や栄養食品は重宝しています。 寮生は全員ミールプランが必須で、さまざまなプランがありますが留学生を含む新入生はミールプランAしか選べません。このプランでは朝昼晩の3食をメインの食堂で食べることができ、Meal Exchangeを週に5回利用できます。これはメインの食堂でご飯を食べる代わりに、大学内のカフェでサンドウィッチやベーグルなどを食べられるというものです。食堂の食事はビュッフェ形式で、メニューにもよりますが味はそこまで悪くないです。その場で自分で焼くことができるワッフルが今のところ一番のお気に入りです。食堂まで歩いて10分かかるため、授業の合間などで時間を見つけていくのが時々億劫になることもあります。 〈服装〉 日本で来ている服だとドレッシーすぎて浮いてしまうためなるべくカジュアルにすべきとの助言に従ってTシャツやジーンズばかり持ってきましたが、ニューヨークでは比較的華美な格好をしている人も多く、そこまで気にしなくてもよかったかもしれないと思いました。今の時期は日本ほどではないものの日中暑く、夜は肌寒いため体温調節できる服装が良いと思います。 〈週末の過ごし方〉 留学生のグループでニューヨークを観光したり、部屋で映画を見たり、課題に取り組んだりと様々です。フィットネスセンターに行って汗を流すこともあります。大学内はとても広く自然豊かで、間に川があるため構内を散歩したり外のベンチで本を読むのも好きです。野生のリスやウサギに出会えることもあります。週末や夜には新学期ということもあってMovie Nightやパーティーが開催されていてとても充実しています。今後もどんなイベントがあるのかとても楽しみです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
146.1775円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 5,831 852,361円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 440 64,318円
交通費 13.85 2,025円
通信費 5 731円
食費・その他 2,950.05 431,231円
合計 9,239.9 1,350,666円
授業編
Hacking the Humanities
人文学の革新
講義(英語)
150分
デジタル人文学についての授業です。授業前までの課題として小説やドキュメントを読み、疑問点や感想のコメントを書くことが求められます。火曜日はオンライン、木曜日は対面のハイブリッド授業で、20人が履修していますが実際に会うのは4人です。小説の文脈やキャラクターを理解し、コメントを書くのは大変ですが、授業内容は自分の興味関心と重なっていてとても面白いです。
Yoga -Level 1
ヨガ レベル1
体育・実技
80分
ヨガの授業です。難しいポーズを取ることが目標ではなく、呼吸に集中すること、リラックスすることが大切だと教わりました。12人ほどが履修しており、マットをホールの舞台の上に引いて先生の説明に従い体を動かします。忙しい水曜日の終わりにリラックスできてとても良さそうです。
Introduction to Color
色彩入門
講義(英語)
150分
色についての基礎的なことを学ぶ授業です。テストや論文などはなく、先生のレクチャーの後に絵の具を使って実際に混色をしたり絵を描いたり、より実践的なクラスです。毎回授業前までにコラージュや絵などの課題が出され、それをクラス内で見せ合って講評します。英語で制作の意図を説明するのは大変ですが、他の生徒や先生から新しい視点の感想をもらえることもありとても励みになります。
Principles of Modern Biology
現代生物学の原理
講義(英語)
80分
現代の生物学について学ぶ非生物学科向けのクラスです。18人が履修していて、スライドを使って先生が基礎的な部分を説明してくれます。最初の授業は原子などの化学的な側面が強く、専門用語なども多いので予習も復習も力を入れる必要があると感じています。
LAB: Principles of Modern Biology
実験室:現代生物学の原理
講義(英語)
80分
同時に履修している現代生物学の原理の実験室のクラスです。講義で習ったことを実際に実験室で観察する授業です。生徒は少人数のグループに分かれて実験を行います。まだ基礎的な部分なので実験らしい実験はしていませんが、クラスメイトは優しく先生も2人いるため質問がしやすい雰囲気なのがありがたいです。