月次報告書 2014-05
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
3年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2013-08-01 ~ 2014-05-31
留学種別
交換
生活編
とうとう最後の月。

あっという間に一年間の留学生活がいよいよラストスパートとなりました。今月はこの大学で過ごす最後の月となりました。いろいろなお誘いがありイベントが重なる中期末テストもあり忙しい月となり、毎日が過ぎるのがあっという間でした。大学が終わり、帰国前までは友達宅に2週間ホームステイをし最後は沢山の思い出を作ることができました。私にとっての留学とは、将来への投資という意味で非常に価値のある一年となり、沢山の知識を身につける経験となりました。違う文化・環境の中で育った人たちとの生活し、今まで当たり前と思っていたことが当たり前ではなかったり、自分の中で受け止めるのが難しい文化にも直面して何度か戸惑うこともありました。しかし、そのような様々な経験の中で柔軟な価値観をもてるようになり、今まで持っていた固定観念を取り除けるようになった気がします。多文化生活の中で偏見のないものの見方や柔軟性を養い、アメリカ人以外にも様々な国の人と出会うことができ、自分のアイデンティティーを客観的に見直すこともできたと思います。アメリカでは人種のるつぼと呼ばれる中でいろいろな人がいて、様々な国々、文化間においての人と人とのつながりを大切にすることを数多く学ぶことができたと同時に、自分自身とはどういう人間なのかを実感しました。多様な価値観を持つ人々や様々な国籍、人種が共存しているため、偏見を持たずに相互理解を深め合うことの大切さを直に実感しました。アメリカに来てやっと、自分は日本人であること、ありのままの自分であることの良さに気づかされました。今までは人と比べてしまうことが多く、人の目を恐れていた自分がいましたが、日を重ねるごとに自分が自分であるということに自信がつき、以前よりも価値観を広げることができたと思います。 また、困難や多くの問題に出くわしたときは全てネガティブに考えず、逆にそれをチャンスとして沢山の人とそして自分自身と向かい合う事が自分を成長させ、新たなる目標につながると感じました。様々なイベントに参加し、様々な人々に出会うにつれ自分にできるかどうかわからないことでも挑戦することの大切さ、自分の好きなことを追求する大切さに重点をおくようになりました。自覚と自信を持ちより価値観も広がりました。限られた時間の中で、時間をうまく使いこなし積極的に多くの物事や人と触れあい、やってみたいと思うことには挑戦し目標を持ち続け過ごすことができるようになったと思います。 勉強面に関しては、学部留学だったため英語で他の強化を勉強するのは非常に時間がかかり大変でした。予習、復習、課題、テスト勉強など毎日かかざす行いとても忙しい日々が当たり前となっていましたが、神田外語大学での専攻とは別の授業も受講することができたため知識に幅ができました。授業で一番感じたことは語学力は一種の手段であり、コミュニケーションに必要なのは英語力より豊かな人間性でした。あらゆる授業を通しいろいろな学問を自分の知識として吸収し学ぶことの大切さを感じることができました。今まで知らなかった多くの事を勉強し心の成長にもつながりより自分の人生が豊かになることに気づきました。留学を決めた当初は単に「英語をマスターしたい」という目的でしたが、日々を重ねるごとに大学での勉強以外に学ぶことがはるかに多く驚きました。自分にはまだ知らないことが沢山あります。これからもいろいろな物事にアンテナを張り巡らし自分の糧となる材料を増やしていきたいです。 最後になりますが、外国で生活しているからといって自動的に言語が習得できるということは決してありません。意識を持ち毎日少しずつの努力の積み重ねが最終的には目標達成につながると感じた次第です。また、人間的に大きく成長し物事を以前より落ち着いて対処し取り組めるようになったと思います。留学生活を通して、語学以上に学べたことは非常に多く自分にとって人生のターニングポイントとなりました。また今まで持っていた固定観念を打ち砕くくらいの発見も多々ありました。一番の親友や大切に思える人々に出会え、また第二の家族、第二の母国と呼べるようになるまでの思い出を多く築き上げることができた私は本当に幸せ者です。一年という限られた時間の中で様々な人と知り合い絆を深めていくことで人とのつながりの素晴らしさ、周りの方々に支えられて生きていることの大切さを実感しました。自分に挑戦し自分をいろいろな面で成長させることのできた人生を変えた中身の濃い一年となりました。留学前、留学中サポートしてくださった方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。これからもこの一年で学んだことを胸に抱きしっかりと進んでいきたいです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
101.98円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 650 66,287円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 400 40,792円
合計 1,050 107,079円
授業編
Social Behavior
行動心理学(50分×週3回×4週=600分)
講義(英語)
300分
今月は授業最後の月となりました。この授業は私のお気に入りだったのでとても授業最後の日はとても悲しかったです。最後のテストは自由参加となりましたが念のため受けました。
Dance Production
ダンス振付
体育・実技
840分
今回は最後の月となり、公演の月となりました。本番前3日前から舞台稽古が立て続けにあり、テスト前ながらも皆で最終断崖までとても踊りに磨きをかけ夜遅くまで練習に励みました。最終的にはとても大成功となり感動と涙の舞台となりました。
Social Problem
社会問題
講義(英語)
300分
最後の月は、グループによるプレゼンテーションを行いました。各グループによって最近の社会問題についてのトピックを選びそれについて研究を三か月にわたって進め、今月発表するという評価に大きく関わるグループプレゼンテーションがありました。私たちのグループは"Drug War"というアメリカ内での薬物使用状況、対策案についての研究をしました。私のグループのメンバーはほぼ全員Criminal Justice 学科だったので皆とても賢く刺激を受けました。テストは2時間に渡っての筆記試験でした。
The Seven Habits of Highly Effective People
七つの習慣
講義(英語)
120分
7つの習慣の本に沿ってのリーダーシップを学ぶ授業です。授業内容は非常に厳しいですが、中身が濃いところは理想どおりでした。特に講義とグループワークのバランスがいいです。おもな授業の流れは、まず講義で学んだアカデミックなセオリーやフレームワークを、その後のチュートリアルで少人数に分かれケーススタディを検討したりディスカッションしたり、実践に即した理解を深めます。ペーパーが多かった授業ですがとても刺激をうけました。最後の授業では世界でも認められる終了証をいただきました。
Intercultural Communication
異文化コミュニケーション論
講義(英語)
225分
様々なアクティビティー、グループワークを通して異文化理解、異文化コミュニケーション能力を伸ばしていく授業です。4月の半ばから最終日に渡ってグループに分かれ好きな国を選びその国の文化、コミュニケーション、を各グループ50分間に渡ってオーディエンスにセミナーを繰り広げるグループワークを行いました。私のグループはブラジルを担当し、料理、デコレーション、プレゼンテーション、アクティビティーを繰り広げました。