留学成果報告書 2025-06
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2024-09-01 ~ 2025-06-30
留学種別
交換
総括編
留学成果報告書

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1971年 ・学生数 約1300人 ・設置学部 会計学専攻/経営学専攻 ・その他 特になし (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 売国人向けインドネシア語学習プログラム(BIPA) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など インドネシア語科目(Tata Bahasa, Menulis, Berbicara, Menyimak, Membaca, Keindonesiaan) 英語科目(Bahasa Inggris) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか インドネシア語の授業に被らない時間の授業は履修可能 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 キャンパスは同じ市内の他大学に比べて狭め(日本の大学と比べるとそこそこ広い) グリーンキャンパスと呼ばれるほど緑が多い、猫も多くいた 神田の学生1名(今年度は私のみ/日本人も)、その他アメリカ人1名、エジプト人2名 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題はほぼ毎日出た(科目による) その日の授業の復習内容が主だったため、授業をしっかりと聞いていれば問題なく解けるレベル 試験に関しても、授業の予習と復習を行なっていれば問題なく点数を取れる KUISの授業と比べても、課題自体は量や内容などは同じくらい ただ予習と復讐に関しては留学初期は特に負担は大きいかもしれない(わからない単語や文法が多くあるため) (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか ISPという留学生担当のオフィスがあるため、そこに所属の先生方に相談できる (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 留学始めの1週間が、オリエンテーションや各種手続き(銀行の口座開設など)のための時間に充てられる この1週間の初日に、大学での服装や、先生方の顔合わせ、基本的な礼儀作法について説明がされた (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 授業は留学生のみで行われるため、事前に現地の先生方が全て時間割などを組んでいる そのため履修登録は必要なし 英語など、必須の授業以外を履修したい場合も、先生方に伝えれば対応してもらえる 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 大学で2年半の間学んできたインドネシア語がどれくらい通じるのか知りたかったと同時に、よりインドネシア語の力を向上させたかった。 大学1年次の短期研修を通じ、文化や生活にも様々な違いがあると感じていたので、より長期間現地で生活し体験したいと思った。 (2) 留学先を選んだ理由 短期研修で一度行ったことがあったので、友人や先生も知っていて、安心感があった。 都会すぎず田舎すぎずで、インドネシアらしさをより感じられ、インドネシア語を学ぶのにも良い環境/町だと思った。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 行った準備:Bahasa Gaulの履修、       基本的な単語の復習 しておけば良かったと思う準備:語彙力を増やしておく                MULCでインドネシアからの留学生と会話の練習をする                日本文化や歴史の理解(授業などで日本について聞かれることが多かった) (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 行った準備:予防接種 しておけば良かったと思う準備:長袖の服(特に夜は気温が下がるため、バイクなどに乗る時は寒かった) (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) MICCというサークルに参加し、イベントなどにも呼んでもらい交流を行った 日本語の授業に参加させてもらい、日本へ留学予定の学生などと交流を行った (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと インドネシア語の科目では、インドネシアの文化に絡めて教材を先生方が作成してくださったので、読み・書き・リスニングなどの能力を文化と絡めながら学ぶことができた。 最初の方は、わからない単語などが多く、授業の内容も半分も理解できなかった。授業内でわからない単語があった場合にはメモし、意味を調べ暗記するなどしていくうちに、徐々に理解できる内容が増えた。 基本的に先生方は優しいので、わからないことは質問すればわかるまで教えてくれる。 授業が4人の少人数だったこともあり、質問や発言もしやすくとても良い雰囲気だった。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) MICCというサークル 先生が紹介してくださり参加した (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 友人たちもとても優しく、気にかけてくれる子が多かった 週末には一緒に出かける機会などもあり、良い気分転換になっていた (9) 留学で達成した最も大きなこと インドネシア語力の向上 インドネシア人・留学生共に交友関係を広げられた (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 留学で学んだインドネシア語力をキープ・向上できるように、単語の復習や話す機会などを積極的に作っていきたい 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 必要なことは全て連絡が来るため、その指示に従う 提出期限には遅れないように (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 必要なことは全て連絡が来るため、その指示に従う (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) ガルーダインドネシア航空の予約サイト、Trip.com (4) 渡航したルート 行き:羽田→ジャカルタ→マラン 帰り:スラバヤ→ジャカルタ→羽田 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 行きは大学から車を出してもらえた 帰りは自分で車を頼み空港まで移動した (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 私の前に留学していた先輩が住んでいたアパートと同じ場所を渡航前に紹介してもらい、手配まで行ってもらった。私個人として行ったことは特になし。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 費用:1万円/月→大家さんに手渡しで支払い 設備:個室 ベット・机・クローゼットなど生活に必要な家具は揃っていた    お湯シャワー・トイレは共有(私は同じ階に他に住んでいる人がいなかったので、1人で使用)    洗濯機(大家さんに確認をとれば使用可能)    飲料水(ウォーターサーバーのようなものが置いてあり、無料) (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 門限があるので、遅れる際は必ず事前に言うか連絡を入れる 大きな音は立てないように、生活音に気をつける 特に雨季はゴキブリなどが出やすいので、対策を行なった (食べ物をそのままの状態で置かない→アリ避けなど) 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 屋台では基本的に現金(現金のみしか利用できない場合が多かった) QRISという電子決済アプリ(現地の銀行で口座開設を行い、そこから自動で引き落とされる) Gopay(必要な額をチャージし、バイクなどの移動手段・ご飯のデリバリーなどの支払いで使用) (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) ジャカルタの空港で、現地のSIMカードを購入 様々なパケットがあるので、アプリから購入して使用していた (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内は基本的にWiFiがあり、接続は場所によってつながりやすさに違いがあった アパートは接続が悪く、繋がる時は問題なく使えるが、繋がらない時は全く機能しなかった 街中のカフェなども場所による (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 病院には行かなかった (5) 日本から持っていくべきもの 日本食、薬、長袖(羽織れるものなど)、美容品(私は物によって肌トラブルに繋がってしまう為) (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) よる遅くはなるべく一人で出歩かないようにする 時々、バイクや車の運転手から連絡先を聞かれることもあるので、嫌な場合ははっきりと伝えて問題ない 在スラバヤ日本国領事館から、デモなどに関する情報が共有される (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 学食はなし お昼は近くの屋台やコンビニで買って食べていた 屋台なら1回200円以内には収まる(よくいく屋台は120円ほど) デリバリーやカフェなどで食べることもあり、屋台よりは高め(500−1000円以内) (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 留学については、先輩方から情報をもらっていた (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 左手は不浄の手とされているので、握手や何かを受け渡しする際には使ってはいけない 現地の人はトイレットペーパーを使う文化がないので、ティッシュなどを持ち歩いた方が安心 携帯やカバンなど荷物管理には気をつける(目を離さない・ポケットに携帯を入れて歩かないなど) 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 3月から本格的に企業へのエントリーなどを開始した。 主に、オンラインでの企業説明会や面接などに参加した。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 何事も諦めずに最後までやり遂げる力を活かしたい 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学前も、留学中も不安なことも多くありましたが、挑戦していなかったらもっと後悔していたと思います。就職活動と授業の両立など大変なことも多かったですが、その分得られた経験は私にとってかけがえのないものになりました。もし留学に行くか迷っている人は、ぜひ思い切って挑戦してみてほしいです。

留学費用
インドネシア ルピア
0.0091円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 11,000,000 100,100円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 5,664,400 51,546円
通信費 2,538,000 23,096円
食費・その他 49,888,191 453,983円
小計 69,090,591 628,725円
航空券
150,000
保険
130,000
ビザ関連費用
0
その他
0
合計 908,725 円