月次報告書 2024-09
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2024-09-01 ~ 2025-06-30
留学種別
交換
生活編
あっという間に過ぎた1ヶ月目

10ヶ月間のジャカルタ留学生活の1/10が終了しました。 日本出国時からインドネシアに入国し最初の2週間ほどは、自分が10ヶ月ここに住む実感が沸かず不思議な感覚でしたが、学校に通い、屋台のご飯を食べ、ローカルバスに乗りとジャカルタでの生活が日常化していく中で本当に10ヶ月ここに住むんだと実感しています。また最初の2週間は、毎日新しい発見や学ぶこと考えさせられることばかりで、子供の頃に戻ったように1日がとても長く感じていました。しかし、1ヶ月生活してみて今では1日があっという間に終わっていきます。残りの9ヶ月自分からいろんな事に挑戦し、多くの貴重な経験を得られるよう精進していきたいです。 ・滞在先 先輩がかつて住んでいたkost(コス)と呼ばれるアパートのような所に住んでいます。キッチンは共有ですが、毎日の洗濯サービス、週2日の掃除サービス、部屋内にシャワー・トイレ・冷蔵庫・エアコンがあるためとても快適です。しかし、私の部屋に唯一ある窓の外が壁な上に、部屋のライトが暗いので勉強には向いていません。また、入居当初は10匹ほどのアリがベットの上を毎日歩いていて熟睡出来ませんでした。インドネシア人の友達に相談したところ紹介してもらった殺虫剤を撒いたら居なくなったので、今では熟睡できるようになりました。 ・食事 平日はKantin(カンティン)と呼ばれる学校の食堂で昼食を食べています。小さい屋台が12個ほど並んでいてどれも美味しいので、毎日どのお店にしようか悩んでしまいます。値段は約150円前後ととても安いです。夜ご飯は、野菜を摂取するために自炊をする時もありますが、空腹ではない時はコンビニで売ってる飲むヨーグルトで済ませる時もあります。また、Kost(コス)の近くに美味しいナシゴレンの屋台もあるので、よく買って食べています。日本食が恋しくなり、同じkost に住んでいる日本人3人でカレーを作ったりもしました。ほとんどのモールに日本食レストランが入っているのでお寿司やうどん、牛丼など割となんでも食べることができます。 ・通学 学校まで15分ほどの距離を毎日歩いて通学しています。初めは車もバイクも止まってくれないので道路を横断するのも難しかったですが、手で合図すると渡らせてくれます。通学路にある歩道橋の上にはお金を貰うために座り込んでいる人がいたり、歩道脇にはGojek/Grabと呼ばれるバイクタクシーの運転手がたむろしていたりするので、夜一人で帰る時は今でも少し怖いです。また、ゴミが散乱し異臭を放つ川や用水路がいくつかあります。なるべく息を吸わないようにしていますが、最近は慣れてしまったのか悪臭を感じなくなりました。 ・クラス インドネシア語の授業は日本人3人のみで受講しています。初めは先生の話すスピードに圧倒されついて行くのに必死でした。授業では分からない単語も多く出てくるのですが、その都度辞書を引いていると内容が分からなくなってしまうので、ノートの隅にメモを取り時間が出来たら一度に調べたりしています。1ヶ月授業を受けましたが、初めより話すスピードが早いと感じなくなりました。リスニング力が上がっているように感じます。 ・課外活動 インドネシア人の友達を作るためにも、ここでしか出来ない経験をするためにもダイビングサークルに参加しました。活動自体はまだ開始されていません。 ・週末の過ごし方 ジャカルタの違う大学に通う日本人や、過去に日本に留学していたインドネシア人とともにジャパンフェスに参加したり、毎週日曜にあるCar Free Dayに参加したりしました。また日本で知り合ったインドネシア人に1日ジャカルタを案内してもらったりと今月は様々な場所を訪れることが出来ました。特に予定がない日は、カフェに行き課題や講義の復習をしたりしていますが、ジャカルタのカフェはどこも非常に賑やかで、BGMも大きいので静かで集中しやすいカフェを見つけるのには苦労しました。またジャカルタの映画館も訪れましたが、料金も約500円と安く、言語の勉強にもなると感じました。 ・友人関係 日本人だけのクラス、サークル活動が始まっていないこともありインドネシア人学生と関わる機会はまだ多くありません。そんな中でも、友達の友達まで紹介してくれるインドネシア人のフレンドリーな性格に助けられ、昼食をともにしたり課題を手伝ってもらう機会が少しずつ増えてきています。 ・携帯電話 インドネシア入国時に、ジャカルタの空港で現地の電話番号付きSIMカードを購入しました。毎月TerkomselというアプリからGBを追加し今後も使用していく予定です。 ・気候 日中はじりじりと肌が焼ける日差しを感じますが、湿気は少ないので割と過ごしやすいです。午後は日中の日差しが嘘かのように雲行きが怪しくなり急に雷雨になることがあります。そのため、折り畳み傘は毎日持ち歩いています。また、モールやカフェ、公共交通機関は異常なほど冷房が効いているので薄い長袖を持ち歩くようにしています。インドネシアの首都ジャカルタに来て大気汚染が深刻であると身に染みて感じました。東京とは比べ物にならないほど空気が濁っていて澄んだ青空を見れることはほとんどありません。 ・衣服 学校内ではノースリーブや短パン、サンダルといった露出が多くラフな服装は禁止されています。そのため、半袖に長ズボンといった服装が多いです。学校以外の日常では、日本の夏と同じような服装をすることが出来ます。

住居形態
その他 Kost
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
インドネシア ルピア
0.0094円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 3,250,000 30,550円
水道光熱費 220,000 2,068円
学費・教材費 0 0円
交通費 201,500 1,894円
通信費 550,000 5,170円
食費・その他 7,269,000 68,329円
合計 11,490,500 108,011円
授業編
BIPA1(Bahasa Indonesia)
インドネシア語
語学(地域言語)
2520分
日本ですでにインドネシア語を勉強していたこともあり、神田外語大学から来ている私たち三人は他の国からの留学生とは別のクラスで授業を受けている。内容としては、受動態や質問文、協調構文の重要部分を先生がピックアップして説明してくださり、練習問題を課題として解いてくる形である。週末は長文読解の課題が多く、月曜日の授業はその内容を先生に説明することから始まる。授業の最後には、スマートフォンからネットニュースをひとつ選び自分の言葉で説明する時間もあったりする。授業以外の楽しい話もしてくださるため、クラスの雰囲気は和気藹々としている。