月次報告書 2025-04
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2024-09-01 ~ 2025-07-30
留学種別
交換
生活編
夏と伝統文化、日本の備えの文化の大切さを感じる4月

4月に入り、先月の雨が嘘かのようにマドリードは一気に夏になりました。サングラスと日焼け止めは必ずセットです😎 Siestaの文化も本格的に戻ってきたので昼間は閑散としています。Siestaの間、寮の学生たちは中庭でサッカーをしたり水着にサングラスをかけて日焼けをしています。日焼けをしていないと逆に浮いてしまっているのでそろそろ少し日焼けをしなきゃと思いつつ、まだ日に焼けることに抵抗があります。ですが日本の日焼け止めが本場スペインの太陽☀️に勝てるわけもなく、徐々に日焼けをしてきています。まだ朝晩は冷えるので、この時期の服装としては半袖に短パンを着てその上にパーカーやフーディーを着て朝家を出るのがベストだと思います。留学に来たばかりの頃もこのような気候だったなと季節が巡り、留学の終わりが近づいていることをヒシヒシと感じます。 先月から先延ばしになっていたEconomíaの中間テスト2回目が月初めにありました。テスト前日に中間テスト1回目の結果が返却され、合格点まであと0.5点と悔しい結果でした。記述問題があまり長く書けていないことは前回のテストで分かっていたので2回目は記述をできるだけ長く書けるように最後の詰めをしてテストに臨みました。記述問題を長く書くことができたのはもちろん、用語の説明問題も多かったので中間テスト2回目は9割を取ることができました。留学に来た中で一番いい点数を取ることができたのですごく嬉しいです。この調子で来月の最終テストの対策を進めていきたいと思います。 4月17日から21日までの1週間はSemana Santaという休日でした。日本で言うとゴールデンウィークのような1年に1回の長期休みです。この1週間で私はフランスとイギリスに旅行に行ってしまっていたので、Samana Santa名物のキリストの受難のシーンを再現した山車を担いで街を練り歩くProcesiónを生で見ることはできませんしたが、友達が地元で行われたProcesiónの動画をたくさん送ってくれました。みんな住んでいる地域が違うので山車や見ている人の雰囲気が違っていたのでとても興味深かったです。Samana Santaの期間に伝統的には肉を食べないようでこの時期は魚を食べるそうです。寮でもSamana Santaの前数日間が魚料理がメインでした。後から知ったことですが、内陸部は海がないのでBacalaoという塩鱈を食べるそうです。スペインでは宗教熱狂的な盛り上がりでしたが、フランスとイギリスはイースターでカラフルな卵とウサギに囲まれていました🐣イギリスではイギリスに住む幼馴染に2年ぶりに会うことができ、一緒に餃子を作りしてとてもいい時間を過ごすことができました。 また、今月で語学学校のアルカリングアの授業が全て終了しました。1年間お世話になった先生だったので最後すごく悲しかったです。後期はレベルが大幅に上がり、ついていくのがやっとでしたがここまで集中して短期間でスペイン語に向き合うことは今までもそしてこれからもないと思うのでとてもいい経験ができたなと思います。 日本でも報道があったように月末にヨーロッパ数カ国で大規模停電がありました。アルカラも12時間ほど停電をしていましたが寮の非常電源システムが整備されていたので、Wi-Fiは他の住宅よりも長い時間使うことができたり、共用部分の電気は常についていました。また陽が21時頃に沈み1日の陽が長いこともあって、電気がなくて不自由した時間はとても短かったです。日本であれば、大きなスーパーが営業していたりしますが、アルカラではジェラート屋とパン屋の2店舗しか営業していませんでした。正月よりも静まり返ったアルカラの街にびっくりしましたが、人出は日曜日並みに多くみんなジェラートを食べていました。夜は街灯もつかないのでとても暗かったですが、みんなスマホのライトをつけたり、キャンドルをつけて生活をしていました。みんなで寮の中庭に出てキャンドルを囲んで映画を見たりしていたので、キャンプをしているようで少し楽しかったです。電気が通った時は寮のみんなお祭りかのように騒いでいて面白かったです。スペインは日本ほど緊急事態に慣れていないので、懐中電灯を常備している家庭は少なくスマホが頼りでした。ですがライトを使うとスマホの充電がなくなってしまい少し不便だったので、留学に行く際は万が一に備えて、簡易的な小さな懐中電灯🔦は持って行くべきだと強く感じました。(できれば1日分の非常食もあると良い) 来月には大学の正規授業も終わります。留学が終わりに近づくととても悲しくなりますし、やり残したことがあるのではないかと考えてしまいます。悔いなく留学を終えることができるように1日1日を大切に過ごしていきたいです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
EU ユーロ
163.9076円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 765 125,389円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 8 1,311円
通信費 10 1,639円
食費・その他 92.89 15,225円
合計 875.89 143,564円
授業編
Economics for Humanities and Social Sciences
人文科学と社会科学のための経済学
講義(地域言語)
540分
Tema6は他のテーマよりも内容が重かったので私も授業で質問することが多かったです。先生か授業内ではもちろんですがメールでも質問を受け付けてくれるので勉強もしやすいです。一方的な講義形式なので発言の点数は成績全体に占める割合が低いですが小さなことでも、自分のために質問をすることが増えました。また、留学生の出席率が低いので現地の学生と仲良くしておくと、勉強に役立つサイトやテスト内容に関することを教えてくれるのでテスト勉強がしやすかったです。 Tema 6 Fluctuaciones economicas Tema 7 La economía agregada a largo plazo
Introduction to Spanish Grammar : Linguistic Preparation
スペイン語文法入門:言語準備
講義(地域言語)
360分
今週も文法事項を扱ってからディスカッションをしました。Semana Santaがあるということで、各地域のSemana Santaの違いや長期休暇をどう過ごすかなどみんなで話し合いました。 Tema 6 Subjuntivo 2-Verbos de sentimiento-orden-pensamiento-percepción Tema 7 Subjuntivo 3-oraciones de relativo Tema 8 Expresión de la impersonalidad
Communication, Marketing and Advertising in the Hispanic World: Linguistic Preparation
スペイン語圏におけるコミュニケーション、マーケティング、広告:言語準備
講義(地域言語)
360分
今週はトランスメディアとゲーミフィケーションについてをメインに扱いました。広告の一部分を担うトランスメディアがどのように使われているかをグループで1つの例をあげて説明することが今月のグループ課題でした。授業内でも質問を沢山されるのでマーケティング用語をスペイン語にするのが少し大変ですが、語彙が増えるのでメモを頑張っています。 3.1 El poder de las marcas 3.2 Estrategias de marketing 3.3 Transmedia 3.4 Gamificacion
Alcalingua
アルカリングア
語学(地域言語)
630分
先月で文法事項は扱い終わったので、接続方の使い方をメインにDELEの問題を実際に使って演習をすることが多かったです。毎授業B1〜C1の違うレベルの問題を扱うのでさまざまな題材に触れることができました。テスト前日の授業ではテストと同じ問題形式で問題演習をしました。テストはリスニング、文法問題、長文読解と200字の作文でした。