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プロフィール
学生13361
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学先
スペイン
/
UNIVERSIDAD DE ALCALA
留学期間
2024-09-01 ~ 2025-05-31
留学種別
交換
1~4件目 / 4件中
2024-12
月次報告書12月分
一生懸命になるとあっという間な12月
先月examen parcialでボロボロにやられていたのに気が付けばもうexamen finalです。 Introducción a la ecnomíaのテストは前回悔しい思いをしたので、授業を受けていてすごく楽しいこと、内容の理解はできているけどいざ問題を解くとなかなか点数を取ることができない旨を先生にメールをし、留学生だからと言って現地の学生よりも甘く採点されるのも嫌だったので、きちんとテストで点数を取れるようになりたいと勉強方法を相談しました。先生は今まで扱った問題を初見で解く気持ちで何度も解いてみてとアドバイスをしてくれました。そうやって前回のテストで全然点数が取れなかったのに…と思いながらも先生の言ったことを信じてテストまで勉強しました。実際、テストではエクササイズの授業で扱った少し難しめの記述問題と全く同じ問題が数値を変えて出てきたので先生ありがとう!と思いながらテストを解きました。まだ返却されていないので点数は分かりませんが前回よりは自信があります。 Economía y proceso de Internacionalización の授業はテストと最終プレゼンの2つがありました。テストは中間と変わらず○×問題なので前回同様合格することができました。最終プレゼンでは今まで活動してきたEU域外貿易についてプレゼンしました。どのような製品をでどのような手段を使って輸送するか、またそれにかかるコストの計算や貿易当事国への経済利益などをプレゼンします。私は「中国のEV車をメキシコに輸出する」という内容でプレゼンしました。スライドの内容含め先生はすごく褒めてくれました。プレゼン後の先生からの1人1人への質疑応答はプレゼンの成績の50%を占めます。この質疑応答にうまく答えられなかったのが唯一の心残りです。他のグループのプレゼンもとてもクオリティが高く、聞いていてとても面白かったです。全11グループありましたが、その中で2グループがスペインのハムとオリーブオイル🫒の輸出先として日本を選んでいました。日本を輸出国として選んだ理由は興味深く、Introducción a la ecnomíaの先生も言っていましたが、「日本人ってスペインのハム好きよね!」という偏見っぽく聞こえる(私は事実だと思います🤭)理由であったり、日本人の食へ対する考え(もったいない精神)などスペイン人から見た日本の印象を知ることができました。プレゼンを聞いていると、日本人の考える外国人から見た日本の印象といい意味でギャップがあったり日本の企業や貿易機構も調べていて私の知らないことが多く、灯台下暗しを実感しとても勉強になるプレゼンでした。 今月はGoing Abroad Fairという経済学部が主催する学部生向けの留学イベントに日本のプレゼンターとして参加しました。日本での生活や大学について日本への留学に興味がある学生に説明しました。「日本での生活ってどう?」と聞かれると生活しやすいよと答える以外にどう答えていいか分からず日本について言葉で説明する力が必要だなと実感しました。日本で経済を学びたい学生が多いので留学生別科への留学が主流のKUISの説明は難しかったです。KUISはどういうところにあるのかであったり、現地の学生は千葉の場所を知らないので、東京の隣にあること・ディズニーが近くにあることを話しましたが、ディズニーが通じずディズニーがある国に住んでいる私と、ない国の人との認識の差に驚きました。ボランティアとして日本のブースに入ってくれた学生は同じ経済学部なので履修について質問できる友達が増えて嬉しかったです。日本に留学に行きたいけれど地理的に遠いこと・Erasmusの協定国ではないので金銭的に留学への障壁があること、留学の国選びとしては日本の優先順位は上位ではないことを知ることもできました。日本へ興味のある学生が多いということを実感した12月だったので、もっと日本という国が興味だけではなく実際に行きやすい国になってほしいなと思いました。 テスト勉強で大学の図書館や自分の部屋に篭っていたら気がつけば年末です。Autumn semesterが終わり、クラスメイトともう会わないかもしれないと思うと少し寂しさを感じます。街中もイルミネーションでライトアップされていたり、ほぼ全ての広場で大きなクリスマスツリーが飾られたり、クリスマスマーケットが開かれてクリスマス一色に染まってきました🎄 12月のスペインはクリスマスに全振りしているので年末感もありません。ですが日本人らしく、年越しまでに部屋の大掃除をしようと思います。スペインで過ごすお正月はすごく楽しみです。さて、食べるのがゆっくりな私は鐘の音に合わせてブドウを12個食べ切ることができるでしょうか?🍇
スペイン
UNIVERSIDAD DE ALCALA
学生13361
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2024-11
月次報告書11月分
トレドの旅と記憶に残る試験の11月
11月になってすぐ、トレドに旅行に行きました。マドリードからはRenfeという電車に乗って電車で30分でいける場所です。電車からはオリーブ畑が見えたり、トレドの景色を見てマドリードから30分離れただけで景色が一変し、別の国に来たような感覚でした。トレドはとても坂が多くスペインに来てから結構歩いていますが、1番歩いた気がします。大聖堂は圧巻で、とても広いので何周しても飽きません。帰りにマサパンも買いま した。日本の和菓子に似ている味がして日本が恋しくなりました。トレドから帰った日はたくさん歩いたのでよく寝れました。マドリードからも近く、日帰りで楽しめるのでオススメです。(写真はトレドの夜景です。食費・その他にはこのトレドで使った金額も入れています。) 今月はUAHに来て初めてのテストがありました。中間試験なのでまずは試験の形式になれることが大事だと思いテストに挑みました。基本的に合格点は6割です。テストが10点満点なので6点が取れば問題ありません。 Introducción a la economía の授業は計算が多いので電卓の持ち込みができます。用語の理解はできていてその用語の意味が聞かれたら自分なりの言葉で説明できるような対策とレクチャーの授業で扱った問題は何度も解き直してテストに臨みました。テストを受け終わって正直自分が6割を取れている自信もありませんでした。ですが先生が解説中ずっと「muy mal」と連呼していたのでクラス全体的に点数が悪かったようです。スペインでは答案用紙が返されるのではなく、解説授業が終わったら先生に直接点数を聞きにいきます。既に自信がないので聞きたくもありませんでしたがしょうがなく聞きにいきました。正直思い出したくもないし、今までの人生で受けてきたテストの中で1番点数が低く、自分の勉強方法が悪かったのか、ただただ自分の知識量の問題なのかわからず立ち直れませんでした。この授業は内容も興味深く、聞いているだけでもすごく身になる授業で今履修している授業の中で1番好きな授業なのでショックが余計大きかったです。ショックが大きく、凹んだ分、もっと内容を深く理解したい・点数が取れるようになりたいと勉強のやる気にもなりました。 テストの結果が散々だったからなのか翌週の授業から先生によく当てられるようになりました。「日本のペットボトルの水はいくら?」という簡単な問いから「日本のGDPはどこが計算してるの?」といったマニアックな問いまでスペインの具体例が出てくると必ず私が当てられ日本に関することは全て私が答えるようになりました。今まで日本などの他国の例を扱っていなかったので驚きです。日本語では答えられてもスペイン語ではなんと言うのかわからない時はとても悔しいです。授業を履修している約80人の日本の印象・知識が私の一言で変わるので責任重大です。スライドを訳す際に日本のことを聞かれそうな部分は自分で先に調べておいて対策をしています。授業の平常点を取れるチャンスだと思い必死に食いついています。 今月はTIEの受け取りにいきました。受け取り時間が決まっているので、時間内にパスポートと引き換え用紙を持っていくだけで受け取れました。女性の警察官の方が担当してくれましたが、正直怖くて受け取れなかったらどうしようと思っていました。ですが去り際に「muchas gracias」と言ったら笑顔で手を振り返してくれて嬉しかったです。これで10ヶ月の留学に必要な書類の受け取りは全て終わりました。やっと合法的にスペインに滞在できます。ここまで全て円滑に終わり安心しています。 改めて、これからもよろしく。スペイン🇪🇸
スペイン
UNIVERSIDAD DE ALCALA
学生13361
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2024-10
月次報告書10月分
節約は難しい
節約をしようと決めて1ヶ月が経ちました。 今月、アルカラでは1週目にMarcado de Vervantesというセルバンテスの生誕日である10月9日に合わせて1週間ほど市場が開かれます。伝統工芸品や食品が販売され、中世の雰囲気を表現しているパフォーマンスがあったり、お店の人も中世風の格好をして接客をしていました。普段は目にしないような食べ物がたくさん並んでいて「来年のこの時期にはここにいないし、将来アルカラに来るかも分からない!」と思い、この1週間は市場で食事をしていました。日本で言う縁日のようなものなので価格は少し張ります。なので、節約はうまくいきませんでした… スペインで生活をしていて、電車が時間通りに来ないなどは想像ができていましたが、唯一想定外で生活に支障を来たしていることがあります。それはタバコです。スペインでは路上喫煙ができます。日本とは違い、紙タバコを吸っている人がほとんどなのでタバコの煙、タバコの匂いで鼻炎のような症状を起こしています。タバコに加えてスペイン人は香水をつけるので、匂いが混ざって屋外では鼻がフル稼働しています。スペインでは18歳からタバコを吸うことができるので、スペイン人の友達も授業の前後で吸っています。若者でもタバコを進んで吸うのが文化なのかなと感じますが、日本の禁煙の風習から私はタバコの匂いに慣れていないので大変に感じる部分です。 アルカリングアが始まり、スペイン語を話す機会が増えてきました。先生が生徒の理解度を確認してくれたり、授業方針についてのアンケートを取ってくれたので授業では、歌を聴きながら文法について学んだり、街中で使える日常会話を楽しく学ぶことができています。タクシーはアプリで呼ぶより、タクシー乗り場で実際に電話をして呼ぶ方が余計なお金が取られたり、ぼったくりタクシーに当たらないことを知りました。アルカリングアの授業に加えて、学部授業に行く時に、スペイン人4人と一緒に登校しているのですが1日1個スペイン語の単語を教わり、私が1個日本語の単語を教える「1日1スペイン語学習」を始めました。一緒に通っている子たちが日本に興味があったので抹茶のキットカットを渡すと「こんなに濃い抹茶初めて!」と喜んでくれました。キットカットの裏にメッセージを書く文化も日本独自らしく、受験の時に勝つという言葉に掛けてるんだよと教えると「日本の文化って素敵すぎない⁉︎スペインでもメッセージのスペースを作るべき!」と言ってくれました。メッセージ欄のように自分の知らなかった日本の文化を見つけることができたり、日本の文化を外国人はどのように感じとっているのか知ることができるのでこの「1日1スペイン語学習」は続けていきたいです。 授業や「1日1スペイン語学習」を通して感じたことは、スペイン人にとってスペイン語はもちろん英語も母語のように使うことができるということです。スペイン語で説明されて理解ができなくても英語ですぐ説明してくれます。日本でも英語をよく使い、ある程度話せるようにしてから留学に来ましたが、日本語についてすぐ英語で説明してみろと言われたら現地の学生ほど上手くできないと思います。スペイン人に関わらず留学生も英語が堪能で、スペイン語はもちろんですが、もっと英語を堪能にしておけばより上手にコミュニケーションが取れるのにと会話をする度に思います。 ビザ関連の申請も予定通り進み、今月は警察署に行きました。ayuntamientoとは違い、事前に必要な書類を予約完了のメールと一緒に送ってくれるので特に手こずることもなく申請することができました。あとは来月にTIEを受け取りに行くだけです。予約ができないとか、予約が弾かれたなど絶対どこかで躓くだろうと思っていたので、トラブルなくここまで申請することができたのは奇跡だと思います。警察署で書類を提出していると、窓口で対応してくれていた警察官の元に受付にいた警察官がやってきて、警察官2人に囲まれながら小話が始まり「スペイン好き?気に入った?」と聞いてくれたので「日本より好き!」と答えると大爆笑されてアルカラの自慢大会が始まりました。警察官までもが楽しそうに働いていてスペインは素敵な街だなと再度感じました。 アルカラの街も寒くなってきたので日本からダウンコートなどを送ってもらいました。1週間で届いたのは良かったのですが、受け取りの際に税金の支払いとパスポートの提示が必要で、郵便局まで取りに行きました。幸い、郵便局が寮から近かったので助かりました。ですが、スペイン国内で払う税金が思ったより高く、思わぬ出金でした🥲 アルカラ大学には学祭がありません。今月末KUISでは浜風祭だなと思いながら1ヶ月生活していました。浜風祭委員として活動していたので、続々と準備が終わっている様子を見ているとすごく日本が恋しくなります。週に1回家族とビデオ通話をしたり、定期的に友達と連絡をとっているので日本に帰りたくて仕方ない!と思ったことはまだありませんが、今まで過ごした中で1番帰りたい欲がすごいです。浜風祭期間中に委員のみんなとビデオ通話をして忙しい中、睡眠時間を削りながら働く姿を見て私も頑張らなきゃと思いました。 今月でA/W semester の半分が終わりました。先月は友達作りや生活に慣れるのに精一杯で、今月は授業の予習・復習に追われsemesterの半分が終わった実感がありません。今月末から来月頭にかけて中間テストが始まります。テストに向けて応用問題を解くことなどができていませんが、授業の内容は理解できているので問題の読み違いがないように語学力も高めて、テストに向けて勉強に励みたいと思います。中間テストの後にスペイン国内の旅行の予定を立てたのでこれをモチベーションにテストを乗り越えたいです。 円安がまた進み始めたので、来月こそは本当に節約生活頑張ります!
スペイン
UNIVERSIDAD DE ALCALA
学生13361
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2024-09
月次報告書9月分
慣れの1ヶ月目
<日本から寮まで> 成田空港からドバイを経由してスペインに入りました。3時間のトランジットでしたがロストバゲージもなく到着することができました。スペインに着いてからはバスで寮に向かいました。空港から寮までの行き方は調べていたものの、バスの乗り方までは調べることができていませんでした。スーツケースは自分でバスの下のトランクを開けて入れなければいけないこと、料金は前払いであることをたまたま同じバスに乗り、空港から退勤する人に教えてもらいました。バスの降り方も現地の人の降り方を見よう見まねです。バスの運転手はバスの乗り方を知らないことに怒っていたのか態度が悪く、スペイン語で話してもうまく通じず、英語を使ってバスに乗りました。アナウンスはあまり聞こえず、車内表示も薄らしか見えないため、下車するバス停の名前がぼんやり聞こえたら降りました。自分の現在地を調べて、目的地に近くなったら降りればよかったと後悔しています。バス停から10分ほどで着く道のりを、パンパンに荷物の入ったスーツケース2つを転がしながら30分かけて寮に到着しました。長時間フライトの後、全く知らない地でバスに乗り、良くは思わない態度を取られ、土地勘もないまま地図アプリを見て重いスーツケースを転がして辿り着いた寮のスタッフの方はとても優しく、¡Bienvenida!と言ってくれて、疲れと緊張でいっぱいでしたがやっとホッとできました。アルカラ大学に留学する方には、空港からタクシーで直接寮またはピソに向かうことをお勧めします。 <寮について> 寮では中国人のルームメイトとシェアルームで住んでいます。去年はアルカリングアに通い、今年から学部生としてアルカラ大学に通うとのことだったので、街のことや寮での過ごし方などを教えてもらいました。スペインについてからドライヤーを買おうと思っていましたが、ルームメイトが一緒に使おうと言ってくれたので買い物の手間が省けました。ルームメイトとは大学での学部も同じなので、寮にアポイントする際は、自分がアルカラ大学のどの学部に所属するのかも一緒にメールで伝えておくといいと思います。寮にはアルカリングアにのみ通う日本人も多く、居づらさも感じません。3食ついているので食事に困ることもありません。最初はスペインでの食事の時間に戸惑うこともありましたが、今日のご飯はなんだろうと楽しみに時間を過ごすことができています。着いた次の週に寮でのwelcome partyがあったり、共用スペースでテレビを見たり、スポーツをしたり、ジムも使うことができるので、地方から来たスペイン人だけでなく、他の国からの留学生の友達がすぐにできました。 <履修登録について> 入学許可証が届いてからの案内が無かったため、メールを送っていましたが、8月は事務局の閉鎖期間だったので返信はありませんでした。スペインに入国してからメールで学部の留学生担当者との面談の予約フォームが送られてきましたが、サイトが壊れていたようで予約ができませんでした。直接学部棟まで行き、受付で担当者の名前を告げるとオフィスまで案内してくれました。担当者は14時には必ず仕事を切り上げて帰宅してしまうためその日に面談をすることはできず、次の日に予約を入れてくれました。担当者は日によっている学部が違うようで面談は法学部の棟まで行きました。実際に会ってみると「これは大事な話だから英語で話すね」と英語で説明をしてくれました。この面談では履修登録の流れを説明してくれただけで、実際に登録はできず、後日履修登録申請用のオンラインフォームを送ってくれました。学部の留学生に対して、留学担当者が1人しかいないためその場で履修登録はできないと言われた時は面談をしなくてもいいのではないかと正直思いました。自分が履修したい授業が予め決まっていたため、初回授業に参加をした後、本登録に入りました。本登録は留学生担当者と直接話をしなければいけないので、またオフィスまで行き口頭で予約をし、履修登録を完了させました。 実際に履修の本登録を完了させなければ授業の資料が配布されるクラスルーム(KUISのgoogle classroom のようなもの)に入ることができないので初回授業では大焦りでしたが、きちんと登録することができてよかったです。本登録を終える前に人数制限で履修できない可能性も出てくるので出国前にシラバスを読み込むなどの早めの行動が大切だと思います。 <授業について> 1年生の必修授業を履修しています。留学生は私しかいませんが、寮で仲良くなったスペイン人の友達が一緒に通学してくれたり、授業のレジュメなどが見れるサイトに登録できていないときは資料を共有してくれたので、不自由なく授業を受けることができています。Introducción a la Economía の授業は、先生がスペイン語で授業を進めていきますが、授業の資料は英語なので、頭の整理が必要です。授業では言っていることが十分に理解できなくても、予習したスライドの和訳を見ながら復習をしています。予習の際に日本語に訳していくと経済用語が出てきたり、グラフを使った計算問題を解いたりと、経済学部生らしい生活ができています。スペインの学生は授業への意識が高く、授業中絶え間なく先生に質問をしている印象です。また、日本ではPCやタブレットで授業のノートを取るのが主流ですが、スペインでは紙とペンでノートを取っているのが印象的です。空港から寮に向かう際のバスの運転手のトラウマから、スペイン語を話すことにまだ抵抗感があります。アルカラ・デ・エナーレスの街の人は留学生の対応に慣れているのか、頑張ってスペイン語で話すと一言ずつ丁寧に聞き取ってくれます。来月から始まるアルカリングアでの授業で、スペイン語の自信を取り戻したいです。 <スペインの気候> スペインについてから1、2週間は暑い日が続いていましたが、月末が近づくと半袖でも肌寒く感じるようになりました。朝晩は冷え込むので、パーカーが手放せません。2日ほど豪雨がありました。スペインでこの時期に豪雨になるのは珍しいようで、現地の学生も驚いており、外務省のたびレジで通知が来るほどでした。折り畳み傘を日本から持っていきましたが、それでも足りず、ズボンと靴がびしょ濡れになりました。石畳なので、雨の日は地面が滑り、雨の日に外出するのは向いてないなと感じます。 <通信> 携帯電話は日本を出国する日から1週間EU圏内での通信が無制限になるeSIMを契約し、大学の近くにOrangeのお店があるので、そこでスペインでの電話番号がついた1ヶ月25GBのSIMカードを購入し、eSIMの使用期間が終わってからOrangeに切り替えました。寮と大学ではWi-Fiがあったり、大学の近くにOrangeがあることもあり、通信で困ることはありません。空港でもSIMカードを売っているので、着いた際に写真に撮り、Orangeと比べて見ましたが、容量が多すぎたり、対応期間が短いものが多かったです。 <手続き> TIEの更新のためにオンライン署名システムに登録したり、住民登録のために市役所の予約をしたり、予約がなかなか取れず難しいと言われている警察署の予約をするなど、ビザ関連の手続きも今のところスムーズに進んでいます。 <授業以外の過ごし方> 学生は公共交通機関が1ヶ月乗り放題になるカードも手に入れたので、週末にマドリードに行くようにもなりました。マドリードはアルカラ・デ・エナーレスに比べ治安も悪いので、荷物は必要最低限で自分の前に抱えて行くようにしています。また、物価も高いなと感じるのでいろいろなお店に入って値段を見比べながら買い物をしています。マドリードからアルカラ・デ・エナーレスに戻る列車は遅れることが多いので、ホームで30分待つこともあります。日本の公共交通機関の正確さに気付かされました。 慣れない言語での授業や各々の申請で体力を使うことが多く、毎日のように「今日はこれを頑張ったから」と自分にご褒美をあげています。大学の近くにも目を引くお店が多く、生活用品を揃えたりもしたので今月は少しお金を使いすぎてしまいました。少しずつこちらの生活にも慣れて来る頃だと思うので来月からは節約しながら過ごしていきたいです。
スペイン
UNIVERSIDAD DE ALCALA
学生13361
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
1~4件目 / 4件中