月次報告書 2025-03
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2025-03-01 ~ 2025-12-31
留学種別
交換
生活編
[蔚山1ヶ月目] 韓国生活の始まり

遂に蔚山での留学生活が始まりました。大学でのオリエンテーションが2月26日に予定されていたため、その前日の25日に入寮しました。 〈滞在先〉 蔚山大学には寮がいくつかあるのですが、今回私が住むことになったのは国際館という二人一部屋の寮です。私と同じKUISから蔚山大学へ留学に来た友達と、偶然同じ部屋を使うことになり安心しています。寮は大学の敷地内にありますが、大学がとても広く移動に時間がかかるため、授業のある日は時間に余裕を持って行動するようにしています。 〈食事〉 入寮した3日後には食堂が始まりました。春学期の間は週5プランで申請したため、月から金までの5日間、朝昼夕の毎食を食堂でいただいています。食堂での食事は時間が決められており、好きな時間に食事できないという点で不便さを感じています。秋学期は申請しない方向で検討中です。週末はカップラーメンを食べたり、出前をとって食事を済ませることが多いです。 〈履修登録・授業〉 履修登録方法はKUISと同じで、学校が始まる週から1週間ほど設けられます。が、先着順で人数に達し次第申請を締め切られてしまう授業もあるため要注意です。基本的に留学生向けの授業で締め切られることはないと思います。私は今回、留学生向けの授業だけではなく、日本語学科の学生向けの授業も受講することにしました。留学生向けの授業とは異なり、周りの学生たちが全員韓国人であるため、授業中はずっと緊張してしまいます。先生が優しく接してくださるおかげで、あまり緊張せず、少し気持ちに余裕を持って受けられるようになってきました。 〈週末の過ごし方〉 ルームメイトと毎週末カフェに行くという目標を立てました。韓国にはカフェがとても多く、どのカフェもおしゃれで、美味しい飲み物やデザートを楽しむことができます。課題が多く、週末は部屋で過ごすことがほとんどですが、カフェに行くといい気分転換になります。 〈携帯電話〉 携帯電話はeSIMで対応しています。私は日本と韓国の二重国籍を持っているのですが、eSIMは基本的に外国人(韓国の場合、韓国籍以外の外国人)向けの商品であるため、韓国籍を持っていても使えるeSIMを探しました。今回使うことになったeSIMは、利用延長をして同じ携帯番号を使用し続けることができないため、期限が切れる前に新しいeSIMを購入する必要があります。そのため、留学中に何度か携帯番号が変わる予定です。 〈気候・衣服〉 蔚山はソウルより比較的暖かく、ほとんど日本と同じ気候であるように感じます。日本で借りていた部屋を引き払う必要があったため、自分の部屋にあった荷物のほとんどを韓国に送ることになったのですが、その量の多さにとても驚いています。留学中に寮の引っ越しがあると聞いたので、そのときにこの大量の荷物をどう運ぶか、今から悩んでいます。衣服や日用品など、基本的には現地で調達できるため、荷物は最小限にすることをお勧めします。 〈その他〉 韓国での生活が始まり、周囲で当たり前のように韓国語が使われることに戸惑ってしまい、遠慮がちになることが多く、自分の韓国語の実力の低さに落ち込む日々が続いていました。しかし、日に日に生活に慣れていくうちに、最初はカフェに行くことすら緊張していた私も、今では緊張せず、気楽な気持ちで行けるようになりました。これからはもっと積極的に行動して、友達をたくさん作りたいです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
韓国 ウォン
0.1007円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 196,000 19,737円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 27,730 2,792円
交通費 10,000 1,007円
通信費 0 0円
食費・その他 907,790 91,414円
合計 1,141,520 114,950円
授業編
Korean Speaking: Advanced
上級韓国語会話
語学(地域言語)
720分
教科書の内容を進めていく。受講人数は6人。先生がお喋りで、生徒も積極的に発言するため、『間違っていても話してみよう』と思えるような良い雰囲気があり、韓国語をたくさん話せる授業である。毎週、学んだ文法を使う課題と、その章に出てくる単語をまとめる課題が課される。2週間に1回、教科書の文章を音読している様子を動画で撮影し、提出するという課題がある。
Korean Reading: Advanced
上級韓国語講読
語学(地域言語)
720分
教科書の内容を進めていく。受講人数は4人。教科書の内容をもとに、先生が話題を広げてくださることで、さまざまな視点から物事を考える機会を得られている。単語がわからなくても、類似単語や易しい韓国語を使って丁寧に教えてくださる。毎週、章の最後の問題を解く課題が課される。上級の授業であるため、授業中にわからない単語でつまずかないよう、毎週予習をして授業に臨んでいる。
Pronunciation and Listening Exercise for Academic Korean
韓国語のリスニングと発音の練習
語学(地域言語)
720分
先生の自作資料をもとに授業が進められる。受講人数は5人。授業時間720分のうち、180分はリスニング、60分は発音の内容を学ぶ。リスニングの授業では、動画や音声を聞いて問題を解くが、内容を確認しながら丁寧に進められていくため、理解できないまま進んでしまうことはない。発音の授業では、2週間に1回、指定された資料をその場で読み上げて録音し、先生に送るという課題がある。同じく2週間に1回、日常生活の中から学んだ発音変化が使われている単語や名前を探し、写真を撮って提出する課題も課される。また授業では、学んだ発音変化が使われている歌を聴き、その発音変化がどこで使われているのかを確認する。また、提出した自分の録音には先生からフィードバックがあり、発音の弱点を直接指摘していただくことで、正しい発音を身につけることができる。
The interpretation and understanding of Korean movies and dramas I
韓国映画、ドラマの解釈と感想 I
講義(地域言語)
720分
2週間かけて1つの作品について考察していく。受講人数は9人。1週目は映画を観て、残りの時間で先生からの映画に関する質問に答える。2週目は感想文を発表し、その映画についてさらに深く考察していく。映画を見た週に、映画を見た感想文を書く課題が課される。
Topics Japanese translation
トピック韓日翻訳
講義(地域言語)
480分
先生が用意してくださる資料をもとに授業が進められる。受講人数は17人。春学期前半は日韓翻訳の練習で、授業では資料の日本語と、それに対応する自分の翻訳文を読み上げ、表現にずれがある場合は、先生がその場で訂正してくださる。毎週日本語の資料を韓国語に翻訳する課題が課される。
Korean Current Affairs I
時事韓国語 I
講義(地域言語)
720分
先生の自作資料をもとに授業が進められる。受講人数は9人。韓国時事について学び、同時に自国(日本)について考えるきっかけを与えてくださる。その週に学んだ内容に関連した課題が課され、テーマに沿って自分の考えや調べたことをまとめる。まとめた内容は覚えて、翌週の授業で発表する。