【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1939年 ・学生数 約37000人 ・設置学部 工科学部、建築学部、情報通信学部、医学部、人文科学部、社会学科部、自然科学部、法学部、経済金融学部、教育学部、生活科学部、音楽学部、体育学部、工学部、国際学部、言論情報学部、科学技術学部、デジタル経済経営学部、デザイン学部、生活体育科学部 ・その他 最寄駅:2号線漢陽大駅 2番出口 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 人文学部 国語国文学科 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限 E-learning Type C, D以外のほぼ全ての授業を履修可能 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 可能 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか 有料で可能 同じ敷地内の語学堂と交換・訪問留学生を対象にした韓国語入門コースが設置されている (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 外国人専用授業では中国を中心に日本や台湾、東南アジアからの学生が多くみられた。特に中国と日本の学生は交換留学より正規留学の方が多い印象だった。欧米出身の学生は英語で行われる授業を受講していることが多いようで、交流する機会はなかった。 (5) 課題や試験 授業にもよるが、特に外国人専用授業では毎週少しずつ課題が出ることが多かった。試験でうまく点数が取れなくても救済措置が取れるという教授の配慮であったと思う。一回の授業が長い分、試験範囲も広かった。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 留学開始後は特に問題がなかったため相談することはなかったが、留学手続きにおいて問題があった際は、the Office of International Affairsにメールで問い合わせた。 基本は日本人の友達に相談して解決していた。 (7) オリエンテーション 留学期間開始前にオンラインで全て英語で行われた。参加は必須ではないようで、オリエンテーションで使用された資料がメールで配布された。 (8) 履修登録 開講3週間ほど前に専用のサイトで行われる。学年ごとなどで枠組みされており、日時が分けられている。基本的には早い者勝ちだが、教授に連絡した場合には追加履修が可能なこともある。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 もともと留学したいという思いがありkuisに入学した。入学前から韓国語の学習をしていたため、kuisでは知っている知識をもう一度授業で聞くということが多かった。日本でこのまま勉強するより韓国に行った方がより効率よく韓国語を学習できるのではないかと思った。 (2) 留学先を選んだ理由 留学中の暮らしやすさを考え、ソウル市内の大学が良いと考えていた。 漢陽大学には様々な学部があるため、より幅広い知識を得られるのではないかと思った。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 韓国語を話す機会を増やした。mulcに行って教授や留学生と話すことで聞く練習にもなり良かった。 韓国語基礎の内容をフル復習しておけばよかった。忘れていた内容も多く、本来なら知っている情報を探す時間が無駄だと感じた。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 金銭面の余裕を作っておいた方がいい。留学中はお金の余裕=心の余裕になる。お金がないからと節約を頑張りすぎると精神的にきつくなりかねないので、心の健康を守るために余裕のある生活ができる額を準備するべき。 (5) 留学中の交友関係 同じ授業を聞いている人と仲良くなることが多かった。 留学が始まってすぐのころに台湾の友人ができたが、なぜか台湾と中国の対立に巻き込まれることが多々あった。日本にいるとあまり触れない国際問題に触れることもあるため、慎重に交友関係を築くべきだったと思う。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 進行が速い、テスト範囲が膨大 教授が質問を投げかけ、学生が発言したり前に立って発表する機会が多い。 (7) 授業外で参加した活動 特に何にも参加しなかった。 サークルは学期初めに行われる大きなイベントのようなもので入会するチャンスがあるが、交換生だと入れないものや経験者でないと難しそうなものがほとんどであきらめざるを得なかった。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 交換留学生に対するサポートがほぼ全くない。他の大学のように交換留学生用の韓国語の授業などは全くなく、ただの在学生としての扱いを受ける。MTや탑사にも参加どころか連絡すらもらえないため、韓国の大学の学生として楽しめるものは授業だけだと思っていた方がいい。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 10ヶ月間あきらめず勉強し続けたこと (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 特に会話と文を書く力がついたと思うのでキープしていきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 kuisと漢陽大学の間で問題があったようで、ノミネーションに時間がかかり、出願期間終了までの期間がかなり短い印象であった。ノミネーション時に学部、出願時に学科を選択しなくてはならないため、学内選考の結果が出た段階で考えておくと良いと思う。 また、出願時に海外保険の保険証を提出しなくてはならない。保険の加入期間は変更可能であるため、早めに手続きして入国、帰国の日が完全に分かったときに保険会社に連絡すると良い。 残高証明書の提出も必須だが、漢陽大学では1学期間では$5,000、2学期間では$10,000以上が要求された。残高証明書は銀行によっては時間がかかる場合があるため、特に早く用意するようにした。 (2) ビザ申請 入学許可証が出た段階ですぐ申請ができるよう必要な資料は早めに準備した。私の場合は、入学許可証に記載された留学期間が間違えられていたので、注意深くチェックした方が良い。 申請自体は年末にしたため、年末年始の休みと重なり15日ほどかかった。 (3) 航空券を予約した方法 航空会社の公式サイトから予約した。 (4) 渡航したルート 羽田 - 金浦 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 出迎えサービスなどはない。 スーツケースを2個持っていったためタクシーを利用した。 (6) 滞在先住居を探した方法 大学に寮自体はあるが、kuisには提供されていない。 そのため、エージェント(ソウル部屋ナビ [url:https://seoul-heyanavi.com/home/])を利用した。 12月ごろから準備を始めたが少し遅かったようで、早い人は夏頃から用意しているようだった。 (7) 滞在先住居についての詳細 入居月の家賃はエージェントを通して支払いし、外国人登録証が発行されるまではATMで、その後は銀行口座のアプリで口座振り込みをした。 ワンルームテル型のコシウォンに住んでいたので、冷蔵庫や洗濯機、トイレやシャワーなどほぼ全てが部屋に揃っていた。キッチンは共用で、ラーメンとお米が常備されていた。 昨年の11月に建てられたばかりだったので部屋は綺麗な状態であった。 何か問題があった際はオーナーさんに連絡し、対処していただいた。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス 最初は漢陽大学のすぐ近くの왕십리で住居を探していたが、状態が悪いのに家賃が高いところが多かった。少し離れたところの方が安く綺麗なところに住めるので、視野を広くして探してみると良いと思う。 住居探しをしていたときに感じたのは、服を干す場所がないのに乾燥機を置いていない物件が多いことだ。韓国の家はカビやすいと聞いていたこともあり、部屋干しはしたくなかった。乾燥機が置いてあるか、洗濯機に乾燥機能がついている物件のほうが便利だと思う。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 外国人登録証が発行されるまで銀行口座は作れないため、wiseを利用した。たまにwiseのカードを使えない店があったため、その際はすでに所持していたwowpassに現金をチャージして利用した。現金はGlobal atmで日本の口座からデビットカードを通して引き出していた。 基本的にはどの店でもカードを利用できるが、たまにカード決済だと+500ウォンなどとされていることがあったため、常に現金は所持していた。 (2) 携帯電話 学校で紹介されたktのプランを利用した。 (3) インターネット 居住地、大学ともに回線は速かった。 (4) 医療 風邪を引いた際に薬局に行って薬剤師さんに症状を話すと、それにあった薬を出してくれる。ただ、錠剤の大きさが日本よりかなり大きいので飲みづらかった。 (5) 日本から持っていくべきもの 症状別の薬、歯ブラシ、日本の調味料、日本のお菓子 (6) 治安状況 特に危ないと感じたことはなかった。 デモに遭遇することはあったが危害を加えてくることはない。 日本でもニュースで報道された通り、飲酒運転など車の運転に関する意識が低い。車にさえ気をつければ基本的には安全に暮らせる。 (7) 食事 学食は400〜700円ほどで、他にも学内にはたくさんお店があった。 外食すると基本的には1000円を超える。 (8) 情報の入手 SNS、友人から聞く (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 バスの運転がかなり荒く酔いやすい。乗車したらすぐ座席に座るか何かしらにつかまった方が良い。 バイクや車が歩道を走っていることがよくあり、よそ見をしていると轢かれる。歩道だからと気を抜かず歩いたほうが良い。 外国人登録証がないと制限が多いため、できるだけ早く申請を済ませた方が良い。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 就職予定 (2) 現地での就職活動や進学準備 特にしなかったが、キャリア相談はした (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 言語における知識だけでなく、文化や民俗的知識も身についたためそれらも生かすことができる方面へも視野を広げていきたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学前はわからないことしかなく、先輩や友人に聞いてばかりだった。実際ネットで調べても正確かわからないものも多く、確実な情報を持っているのは直接会える人たちだけだった。留学前に留学経験や韓国在住経験のある友人、できれば同じ大学に留学した人とつながっておくと安心だと思う。 また留学期間もよく考える必要があると思う。周りの交換留学生と話しても、2学期間にすればよかった、逆に1学期間にしておけばよかったという声をよく聞いた。どちらが自分にとって最適なのか、留学中の計画を入念に練ったうえで選択すると、より良い留学生活を送ることができるのではないかと思う。
| 内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| 家賃 | 7,500,000 | 815,250円 |
| 水道光熱費 | 0 | 0円 |
| 学費・教材費 | 26,000 | 2,826円 |
| 交通費 | 526,400 | 57,220円 |
| 通信費 | 387,000 | 42,067円 |
| 食費・その他 | 2,655,580 | 288,662円 |
| 小計 | 11,094,980 | 1,206,025円 |
| 航空券 |
133,810
円
|
| 保険 |
132,395
円
|
| ビザ関連費用 |
0
円
|
| その他 |
0
円
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| 合計 | 1,472,230 円 |
|---|