【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1969 年 ・学生数 35,204 人(2024年秋時点) ・設置学部 Arts, Communication, Science politique et droit, Sciences, Sciences de l’éducation, Sciences de la gestion (ESG UQAM), Sciences de la santé – en développement, Sciences humaines ・その他 40近くの学科がある総合大学。 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Short undergraduate program in individualized studies - exchange (trimester profile) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 一学期のつき5科目(15Credit 分)、留学前にプレースメントテストを受験し、その結果によって受講できる授業のレベルが決まる。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか わからない。(KUISからは、①講義(英語)科目、②語学(英語)科目、③語学(地域言語)科目の授業がせたく可能な授業として案内されている。) ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) わからない。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか わからない。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 フランス語系の大学のため、フランスやフランス語が公用語の国出身の人がかなり多い。アジア出身の人はほぼいなかった。大学が生涯学習の場を提供しているのもあり、社会人もかなり多かった。特に、自分が受講した英語の授業には一回りも二回りの上の人が多くいた。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) プレゼンや授業の集大成となるライティングなどを行ったが、KUISとそんなに違いはないと感じた。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 留学先であるUQAMの方が留学前の授業登録などから色々助けてくれた。留学中も色々気にかけてくさったおかげで大きな問題がなく留学が終えられた。また、それとは別にUQAMの学生がコーディネータとして、毎週アクティビティを開いてくれた。毎週会うので、問題があったらすぐに聞くことができた。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) なかったが、同時期にUQAMへ交換留学していたのが自分を含め2人だけだったためすぐに仲良くなれた。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) プレースメントテストを受験する前に仮の時間前をKUIS・UQAMへと送った。受験後に結果と照らし合わせて、問題がないかをUQAM側にチェックをしてもらい、授業が確定した。渡航後はすでに授業が登録されていたため、特に何もしていない。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 英語を勉強し始めた時から漠然と海外に留学をしたいという気持ちがあった。せっかく、外語大に入り、英語を専攻しているならと、留学を決意した。 (2) 留学先を選んだ理由 都会と田舎が調和しているカナダという国に憧れがあり、また交換留学の制度がUQAMにはあったため。フランス語圏の文化と英語圏の文化が混ざり合っていることもUQAMがあるモントリオールが魅力的だと思うポイントの一つであった。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 基準のスコアを取ること。留学にはスコア以外も手続きがたくさんあった。英語の勉強を続けること。フランス語の勉強は留学前にもっとやっておけばよかったなと感じた。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 留学にかかる費用をカバーするため、アルバイトをたくさんしてお金を貯めておいた。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) UQAMで日本語の授業に参加させてもらい、そこで交友関係が広まった。日本語の授業をとっている人たちは少なからず何らかの理由で、日本に興味を持っているため、仲良くなりやすかったと感じる。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 留学先で、一緒に英語の授業を受けた人たちはフランス語が母語で英語は自分と同じ第二外国語のようであった。さまざまな国からの学生がいることで、幅ひろい視点を得ることができたと感じる。アフリカ出身の学生の英語は馴染みがなかったため、聞き取るのが難しかった。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) ボランティア、サークルなどには参加をしていない。しかし、月次報告書の方に記載した通り、毎週金曜日と日曜日に現地のコーディネーター(UQAMの学生)と一緒にKUISから留学してきた学生と3人でカフェや博物館などさまざまな場所にいくアクティビティがあった。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 毎週色々な場所に行けることで、モントリオールについて詳しくなることができた。色々なカフェに行ったが、日本のMatcha latteがどこのカフェにもあり驚いた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 日本ではあまり多くないアフリカ系の学生を含めてさまざまな人々と交流することができ、またそれにより自分の視野が広まったような気がする。これまで、画像や動画などで考えていた「海外」に実際に3ヶ月以上住むことで、日本との違いを身を持って知ることができた。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか ただ単に英語力を伸ばしていくだけではなく、今回留学をしたカナダを含めて色々な国の文化も学んでいきたいと思う。それらを学んだ上で改めて色々な国を訪問したい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 留学の手続きに限らないが、手続きに必要なものをしっかりと理解した上で提出をすること。特に留学の場合は、提出などのやらなければいけないことが多いため気をつける必要があると思う。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 特に申請していない。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) エアカナダの公式サイト。 (4) 渡航したルート NRT>>YUL/ YUL>>NRT(どちらも直行便) (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) タクシー (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学寮。UQAMからの希望調査に回答をした。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) デビットカード。必要最低限のもののみ。ハンガーなどは自分で買う必要があった。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 日本の100円ショップで売っているような小物(ポーチなど)は全然売っていないため、日本から持っていった方がいいと思った。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 現金はほぼ使っていない。デビットカード・クレジットカードがメインだった。カードが使えないお店はなかったと思う。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 現地でeSIMを購入した。現地のコーディネーターに助けてもらい購入できた。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内・学生寮ともにWi-Fiがあった。特に問題は感じなかった。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) かかっていない。 (5) 日本から持っていくべきもの 100均に売っているような便利グッズは持っていって損はないと思う。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) モントリオールは安全な地域だと思う。道端に物乞いをしている人が多くいたが、夜に一人で歩けるほど安全であったと思う。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 大学にカフェテリアはあったが、あまり利用していない。大学や寮の近くにフードコートがある商業施設や、ファストフード店などがあったため、それらで食事を買って食べていた。タコスやインドカレーなども食べていた。値段は平均して15ドルくらいだった。10ドルでお腹を満腹にするのは難しいのかなと感じた。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) SNSで現地の人気観光地などを調べた。現地でできた友人に色々教えてもらった。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 英語の授業に出席し、カナダの学生たちは皆アクティブだなと感じた。授業中にも質問があれば聞き、先生もそれを歓迎していた。また、自己主張もはっきりとし、自分の意見と異なる場合ははっきりと表明しているなと感じた。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 三年の後期からKUISに戻り授業を受ける。通訳・翻訳に興味があるため、関係のある授業を全て受けようと考えている。大学卒業後は、強みの英語を活かして観光業につきたいと考えている。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 留学中にKUISのキャリアセンターの職員の方と面談をした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 今回実際に留学をし、海外に約4ヶ月住んでみたことで、自分の生まれ育った「日本」のいいところを再発見することができた。もちろんカナダの方が優れていることも多くあったがそれらも含めて、日本の良さを色々な人々に伝えていけたらなと考えている。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学に行けば人生が変わるとよく言われています。自分も人生が変わったかどうかはまだわからないですが、間違いなく自分の視野は広がったと感じています。留学は、お金や時間など色々な負担があります。ですが、もし行けるチャンスがあるのならチャレンジしてみてはいかがでしょうか?留学先で言葉が通じず苦しむのもいい経験になると思います。
| 内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| 家賃 | 2,362.5 | 252,750円 |
| 水道光熱費 | 0 | 0円 |
| 学費・教材費 | 26.2 | 2,803円 |
| 交通費 | 310.87 | 33,258円 |
| 通信費 | 164.79 | 17,630円 |
| 食費・その他 | 3,397.13 | 363,439円 |
| 小計 | 6,261.49 | 669,880円 |
| 航空券 |
223,030
円
|
| 保険 |
10,500
円
|
| ビザ関連費用 |
0
円
|
| その他 |
35,000
円
|
| 合計 | 938,410 円 |
|---|