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プロフィール
Aruto
学科
英米語学科
学年
3年
専攻
留学先
カナダ
/
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
留学期間
2025-04-01 ~ 2025-08-31
留学種別
交換
1~6件目 / 6件中
2025-08
留学成果報告書8月分
「北米のパリ」留学記 -最終章-
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1969 年 ・学生数 35,204 人(2024年秋時点) ・設置学部 Arts, Communication, Science politique et droit, Sciences, Sciences de l’éducation, Sciences de la gestion (ESG UQAM), Sciences de la santé – en développement, Sciences humaines ・その他 40近くの学科がある総合大学。 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Short undergraduate program in individualized studies - exchange (trimester profile) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 一学期のつき5科目(15Credit 分)、留学前にプレースメントテストを受験し、その結果によって受講できる授業のレベルが決まる。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか わからない。(KUISからは、①講義(英語)科目、②語学(英語)科目、③語学(地域言語)科目の授業がせたく可能な授業として案内されている。) ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) わからない。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか わからない。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 フランス語系の大学のため、フランスやフランス語が公用語の国出身の人がかなり多い。アジア出身の人はほぼいなかった。大学が生涯学習の場を提供しているのもあり、社会人もかなり多かった。特に、自分が受講した英語の授業には一回りも二回りの上の人が多くいた。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) プレゼンや授業の集大成となるライティングなどを行ったが、KUISとそんなに違いはないと感じた。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 留学先であるUQAMの方が留学前の授業登録などから色々助けてくれた。留学中も色々気にかけてくさったおかげで大きな問題がなく留学が終えられた。また、それとは別にUQAMの学生がコーディネータとして、毎週アクティビティを開いてくれた。毎週会うので、問題があったらすぐに聞くことができた。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) なかったが、同時期にUQAMへ交換留学していたのが自分を含め2人だけだったためすぐに仲良くなれた。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) プレースメントテストを受験する前に仮の時間前をKUIS・UQAMへと送った。受験後に結果と照らし合わせて、問題がないかをUQAM側にチェックをしてもらい、授業が確定した。渡航後はすでに授業が登録されていたため、特に何もしていない。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 英語を勉強し始めた時から漠然と海外に留学をしたいという気持ちがあった。せっかく、外語大に入り、英語を専攻しているならと、留学を決意した。 (2) 留学先を選んだ理由 都会と田舎が調和しているカナダという国に憧れがあり、また交換留学の制度がUQAMにはあったため。フランス語圏の文化と英語圏の文化が混ざり合っていることもUQAMがあるモントリオールが魅力的だと思うポイントの一つであった。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 基準のスコアを取ること。留学にはスコア以外も手続きがたくさんあった。英語の勉強を続けること。フランス語の勉強は留学前にもっとやっておけばよかったなと感じた。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 留学にかかる費用をカバーするため、アルバイトをたくさんしてお金を貯めておいた。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) UQAMで日本語の授業に参加させてもらい、そこで交友関係が広まった。日本語の授業をとっている人たちは少なからず何らかの理由で、日本に興味を持っているため、仲良くなりやすかったと感じる。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 留学先で、一緒に英語の授業を受けた人たちはフランス語が母語で英語は自分と同じ第二外国語のようであった。さまざまな国からの学生がいることで、幅ひろい視点を得ることができたと感じる。アフリカ出身の学生の英語は馴染みがなかったため、聞き取るのが難しかった。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) ボランティア、サークルなどには参加をしていない。しかし、月次報告書の方に記載した通り、毎週金曜日と日曜日に現地のコーディネーター(UQAMの学生)と一緒にKUISから留学してきた学生と3人でカフェや博物館などさまざまな場所にいくアクティビティがあった。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 毎週色々な場所に行けることで、モントリオールについて詳しくなることができた。色々なカフェに行ったが、日本のMatcha latteがどこのカフェにもあり驚いた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 日本ではあまり多くないアフリカ系の学生を含めてさまざまな人々と交流することができ、またそれにより自分の視野が広まったような気がする。これまで、画像や動画などで考えていた「海外」に実際に3ヶ月以上住むことで、日本との違いを身を持って知ることができた。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか ただ単に英語力を伸ばしていくだけではなく、今回留学をしたカナダを含めて色々な国の文化も学んでいきたいと思う。それらを学んだ上で改めて色々な国を訪問したい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 留学の手続きに限らないが、手続きに必要なものをしっかりと理解した上で提出をすること。特に留学の場合は、提出などのやらなければいけないことが多いため気をつける必要があると思う。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 特に申請していない。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) エアカナダの公式サイト。 (4) 渡航したルート NRT>>YUL/ YUL>>NRT(どちらも直行便) (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) タクシー (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学寮。UQAMからの希望調査に回答をした。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) デビットカード。必要最低限のもののみ。ハンガーなどは自分で買う必要があった。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 日本の100円ショップで売っているような小物(ポーチなど)は全然売っていないため、日本から持っていった方がいいと思った。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 現金はほぼ使っていない。デビットカード・クレジットカードがメインだった。カードが使えないお店はなかったと思う。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 現地でeSIMを購入した。現地のコーディネーターに助けてもらい購入できた。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内・学生寮ともにWi-Fiがあった。特に問題は感じなかった。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) かかっていない。 (5) 日本から持っていくべきもの 100均に売っているような便利グッズは持っていって損はないと思う。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) モントリオールは安全な地域だと思う。道端に物乞いをしている人が多くいたが、夜に一人で歩けるほど安全であったと思う。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 大学にカフェテリアはあったが、あまり利用していない。大学や寮の近くにフードコートがある商業施設や、ファストフード店などがあったため、それらで食事を買って食べていた。タコスやインドカレーなども食べていた。値段は平均して15ドルくらいだった。10ドルでお腹を満腹にするのは難しいのかなと感じた。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) SNSで現地の人気観光地などを調べた。現地でできた友人に色々教えてもらった。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 英語の授業に出席し、カナダの学生たちは皆アクティブだなと感じた。授業中にも質問があれば聞き、先生もそれを歓迎していた。また、自己主張もはっきりとし、自分の意見と異なる場合ははっきりと表明しているなと感じた。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 三年の後期からKUISに戻り授業を受ける。通訳・翻訳に興味があるため、関係のある授業を全て受けようと考えている。大学卒業後は、強みの英語を活かして観光業につきたいと考えている。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 留学中にKUISのキャリアセンターの職員の方と面談をした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 今回実際に留学をし、海外に約4ヶ月住んでみたことで、自分の生まれ育った「日本」のいいところを再発見することができた。もちろんカナダの方が優れていることも多くあったがそれらも含めて、日本の良さを色々な人々に伝えていけたらなと考えている。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学に行けば人生が変わるとよく言われています。自分も人生が変わったかどうかはまだわからないですが、間違いなく自分の視野は広がったと感じています。留学は、お金や時間など色々な負担があります。ですが、もし行けるチャンスがあるのならチャレンジしてみてはいかがでしょうか?留学先で言葉が通じず苦しむのもいい経験になると思います。
カナダ
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
Aruto
英米語学科 3年 交換
月次報告書8月分
「北米のパリ」留学記⑤ -8月編-
4月から始まった留学も4ヶ月目、最終月になってしまいました。8月も先月に引き続きとても暑いです。日本と気温が同じくらい高い日もありました。 【勉強場所】 授業外では、大学の図書館と公立(ケベック州立)の図書館で勉強をしていました。大学の図書館は、Second Intensive Sessionに入ってから、17:30に閉館するようになってしまったため、21:00まで空いている公立の図書館をメインで使っていました。その図書館では常に老若男女たくさんの人がいて、本を読んだり、課題をしたりなどをしていました。それ以外では、毎週金曜日に行われる英会話をするイベントで訪れたカフェでも勉強していました。モントリオールでは、どのカフェに言ってもMatcha latteがありました。日本では、飲んだことがなかったのですが、甘くて美味しかったです。 【授業外の過ごし方】 カナダでできた友人と現代美術館に行きました。そこで、クロード・モネを中心とする4人の画家の作品と描かれている中世フランスの世界にVRを使って体験しました。VRを使って他の世界に没入するという経験は日本でもしたことがなかったのですが、本当に自分がその世界に入り込んでいるかのように感じられて、かつ彼らの作品・世界観について詳しくなることができるとても貴重な経験でした。また、帰国まで日数が少なくなってきた頃に、日の出を見に行った日もありました。道中とても暗く、到着しても全然太陽が見えなかったのですが、しばらく待っていたらとても綺麗な日の出が空に浮かんできました。 【フライト】 滞在中は、片手に収まる人数くらいしか、日本人に会わなかったのですが、空港で機内に乗り込むのを待っていると周りから日本語がたくさん聞こえてきて、ついに帰る時間なのかと実感をしました。帰りのフライトも約13時間ありましたが、3.5ヶ月ぶりに日本に戻り言葉にできないほどの安堵感が心に広がってきました。
カナダ
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
Aruto
英米語学科 3年 交換
2025-07
月次報告書7月分
「北米のパリ」留学記④ -7月編-
4月に始まった交換留学も終わりが見えてきました。モントリオールも流石に暑くなってきて、日本と変わらないほど気温が高くなる日も増えていきました。モントリオールは日本より涼しいというイメージがありましたが、最高気温が30℃を超える日も普通にあり、それまでの寒暖差に驚きます。最高気温が34℃にまでなった日もありました。 【授業】 先月から始まったConversationの授業ですが、アジア人がほぼおらず、クラスメイトの英語を聞き取るのが難しいことが多々あります。これまで、日本で英語を学んでいるときは、日本人の英語、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語などを聴く機会は多くありましたが、ここでは、フランス語が公用語ということもあり、アフリカの同じくフランス語が公用語の国から移民として来た人が多いらしいです。そのため、(いわゆる)アフリカ英語を話す人も何人かいて聞き取りに苦慮することもあります。また、この授業は授業名の通りConversationがメインのため、彼らの英語のテンポやスタイルなどに圧倒されることも多々ありました。授業中にファシリテーターを役割としてやることがあったのですが、彼らのマシンガントークの前にうまく割って入ることができないなど難しいことも多くある授業です。ただ、授業の資料はしっかりと作られていて、内容も考えられているため面白くはあります。 【課外活動】 毎週金曜日と日曜日に実施される現地のコーディネーターと一緒にKUISから留学をしている学生とのモントリオールの探索イベントですが、今月もたくさんのところにいきました。規制された高速道路の上から、花火を見たり、おしゃれなカフェに行ったりしましたが、一番印象に残っているのはBiodomeです。ここは日本語で言う動植物園のような場所ですが、いろいろな動物がいてとてもいい場所でした。泳いでいるペンギンを見たり、水の流れを止めるカピバラを見たり日常から離れてリラックスできる時間でした。また、建物は名前の通りドームになっており、屋根もうまく使って展示がされていました。また、別の週では博物館にいきました。解説は全てフランス語と英語でしたが、日本の陶磁器が展示されているのを発見し嬉しかったです。 【ケベックシティへの小旅行】 カナダ人の友人と歴史的な街ケベックシティへと旅行をしました。要塞や武器の兵器工場などの建物が綺麗に保存されており、歴史を感じることができました。ケベックシティは北米の中で最も古い歴史を持つ都市とも言われており、17世紀初めに築かれたそうです。モントリオールも英語圏の文化とフランス語圏の文化が交わっており綺麗な場所ですが、ケベックシティはそれを超えるほど歴史的で素晴らしい場所でした。
カナダ
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
Aruto
英米語学科 3年 交換
2025-06
月次報告書6月分
「北米のパリ」留学記③ -6月編-
4月から始まった留学も早くも折り返しました。日本との違いに毎日圧倒されながら、適応しようと頑張る毎日です。 【授業】 4月から始まった授業ですが、今月の18日をもって、First intensive sessionが終了しました。一コマ3時間(途中に15分の休憩あり)が週2コマが三つとなかなかハードな生活でしたが、Final Assignmentも終了し、履修を終えることができました。翌日(19日)からは、Second intensive sessionが始まりました。こちらも、一コマ3時間が週2コマですが、一つしか授業がないため、授業外の時間を有効に使えそうです。これらの詳細については[授業編]に記します。 【食事】 モントリオール(カナダ)の名物料理として、poutine(プーティン/ プティーン)があります。これは、フライドポテトに、グレイビーソースとチーズをかけたファストフードです。カナダに行った人なら食べない人はいないという有名料理ですが、私が留学しているモントリオールがあるケベック州で生まれた料理ということもあり、至るところで食べることができます。お店ごとにアレンジがありますが、ベーコンのpoutineが私は好きです。また、モントリオールでは、日本食も好まれているようです。看板にSUSHIと書かれたお店がたくさんあります。ここでのSushiはカルフォルニアロールのようなロール系が人気なようです。それとは別に一度、日本食のIzakayaのようなお店に行きましたが、お好み焼きにキノコが入っていたり、辛いマヨネーズがデフォルトでかかっていたりしてひどいものでした。それを現地の友人に伝えると味はお店によってかなり異なり、美味しい日本食が食べられる場所もあると教えてくれました。 【課外活動】 毎週のコーディネーターとのアクティビティで、お互いの似顔絵を描きました。私は、kUISから一緒に留学している学生の絵を描いたのですが、思いのほかうまく書くことができて嬉しかったです。また、別の日には、日本の屋台フェスティバルに参加する機会があり、そこで日本のアニメソングをステージ上で熱唱している人や、日本のガチャガチャ、クレーンゲームを見ました。普段の生活ではあまり気付けませんが、ここでも日本の文化を愛している人が多くいるんだなあということに気づきました。たこ焼きや焼きそばなどの屋台は、新しく列が作れないほどたくさんの人が並んでいました。また、歩いている時に頻繁に聞こえるMatchaという言葉からモントリオールでの抹茶の人気を感じました。 【その他】 モントリオール内の移動にはMetro(地下鉄)が便利です。日本とは異なり、移動する距離に関わらず、改札に入る度に運賃が発生するシステムのようです。片道3.75ドルで往復きっぷの場合は7.00ドルでした。6月は、指定されたゾーンを定額で使い放題になる月間パスを購入しました。通常料金は1ヶ月100ドルですが、学生証を持っている場合は60ドルになります。移動が快適になりました。
カナダ
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
Aruto
英米語学科 3年 交換
2025-05
月次報告書5月分
「北米のパリ」留学記② -5月編-
日本では徐々に夏が近づき、平均気温が日ごとに高まっていますが、モントリオールでは10度前半の日が続きまだまだ長袖が過ごしやすい気候です。 【滞在先】 大学の学生寮に滞在しています。一人一人に部屋が与えられていますが、リビング、キッチン、シャワー室などは、ルームメイトと共有です。一つの部屋の中に8人が住んでいます。家賃は1ヶ月、水道光熱費など含めて567カナダドルです。UQAMの学生寮といっても、何ヶ所かあるみたいで、私の泊まっているところは、駅まで徒歩1分の好立地の寮です。目の前にお城みたいなお家があります。 【週末の過ごし方】 毎週金曜日と日曜日に、現地のコーディネーターと神田外語大学から一緒の大学に通っている3人でモントリオールを巡るイベントがあります。金曜日には、モントリオールのカフェに行って英語で近況について話し合います。モントリオール名物のベーグルも食べることができました。日曜日には、モントリオールのいろいろな場所に出かけます。寮近くで行われるフェスティバルに参加したり、博物館に行ったりします。これらのイベントは、帰国直前まで毎週あるそうです。 【SIM・保険】 カナダに到着してから数日後にコーディネーターの方と共にe-SIMと寮の住宅保険の契約をしました。モントリオールは公用語がフランス語なので、電話も基本はフランス語のようです。助けを借りながら契約をすることができました。 【交友関係】 履修している授業では、日本とは異なり年齢がかなり離れている人が多く、かつみんなフランス語話者であるため、仲良くなるのはなかなか難しいなと感じました。そんな中、通学している大学(UQAM)で日本語の授業を開講されている日本人の先生からお誘いを受け、授業にお邪魔する機会がありました。内容としては、初級レベルの日本語をフランス語で教わるというものでした。話されているフランス語は難しく、全然わからなかったのですが、話の所々に日本語が混ざっているのが面白かったです。また、その授業の履修者たちは、日本語を学んでいるということもあり、皆日本に興味がある様子でした。日本のことを伝えたり、彼らの文化について教えてもらったりすることができて楽しかったです。
カナダ
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
Aruto
英米語学科 3年 交換
2025-04
月次報告書4月分
「北米のパリ」留学記① -4月編-
英語の勉強を始めた小学生の時から考えていた留学の夢が叶いました。これから、8月まで約3.5ヶ月全力で楽しんでいきたいと思います。 私が留学先に決めた、UQAM(ケベック大学モントリオール校)があるモントリオールは、カナダ東部に位置しており、首都のオタワの少し北にあります。また公用語がフランス語で、フランスの首都パリについで世界で二番目にフランス語を話す人口が多い都市です。そのため、モントリオールは「北米のパリ」とも呼ばれます。 【フライト】 成田国際空港(NRT)から、モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港(YUL)まで、乗り継ぎなしで13時間ほどかかりました。これまでで最長のフライトでしたが、寝たり、日本から持ってきた本を読んだりして過ごしました。日本を離陸してから時間が経つにつれて、今までの生活から変わることの不安とこれからの新生活への期待が同時に膨らんでいきました。モントリオール空港から、滞在する学生寮までは、バスかタクシーで行くことになっていました。海外到着一日目にバスに乗るというチャレンジをしてもよかったのですが、フライトで疲れていたため、タクシーを選択しました。空港のタクシー乗り場はかなり混んでいたのですが、アジア人と思われる人はいませんでした。そこで初めて自分が日本から遠く離れた異国にいるということに気付かされました。 【滞在先】 タクシーの料金は6,000円弱でした。どうやらある程度の距離までは定額らしいです。到着する前に現地のコーディネーターに連絡をしていましたが、滞在する寮にはいませんでした。そのため改めて到着連絡をして、その人が来るまで、受付の人に書類をもらって少しでも進めようと考えました。しかし、なんとその受付の人は英語が全く話せませんでした。その後、コーディネーターの方が来てくれて通訳・翻訳をしてくれたため、手続きに関しては事なきを得たのですが、「モントリオールの公用語はフランス語だが、ほとんどの人は英語も話せるバイリンガルである」という情報を信じて、挨拶程度しかフランス語を学んでいなかった私にとっては今後の生活が危ぶまれる大事件でした。 【通学】 さすが学生寮というべきか、大学のメインキャンパスへは歩いて15分ほどの立地でした。通学経路に、大型の商業施設があるのですが、その付近は夜ライトアップされていてとても綺麗です。通学にはいくつかのルートがあるのですが、大通りを通るルートだと時間に関わらずホームレスの方々が多くいらっしゃいます。カナダについて数日でマリファナの臭いがわかるようになりました。この地域では、路上で喫煙も含めてされている方が多いです。数週間かした後、それを避けて別のルートで通学することにしました。 【クラス】 カナダに到着してから二日後に授業が始まりました。前述の通り、モントリオールは公用語がフランス語の都市です。また、私が通学しているUQAMもフランス語系の大学です。そんな状況で、「英語」の授業をとっている学生たちは、皆何かしらの目的がしっかりとあるように見えました。授業ごとの細かいことは、下の「授業編」に記しますが、学生たちは自分と同じ英語を第二言語(第三の人もいますが)として学んでいるため、授業のレベル自体は全然高くないなと感じました。高校・大学で学んだことも多くありました。そもそも、大学にアジア人がほとんどいません。現地の人々かアフリカなどのフランス語圏から移民して来た人ばっかりです。そのため、授業もそのような人ばかりです。 【その他】 モントリオールにも、日本でいう100円均一ショップ(100均)のようなお店はあるのですが、1ドルの値札がついているのはほとんどありません。安くて3ドルくらいの印象です。また、品揃えも日本の100均に比べると全然ないです。また、ほとんどのお店が5時、6時で閉まります。24時間営業のお店もほとんどないです。
カナダ
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
Aruto
英米語学科 3年 交換
1~6件目 / 6件中