留学ナビゲーター
報告書一覧
留学先大学一覧
Arutoの報告書一覧
プロフィール
Aruto
学科
英米語学科
学年
3年
専攻
留学先
カナダ
/
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
留学期間
2025-04-01 ~ 2025-08-31
留学種別
交換
1~5件目 / 5件中
2025-08
月次報告書8月分
「北米のパリ」留学記⑤ -8月編-
4月から始まった留学も4ヶ月目、最終月になってしまいました。8月も先月に引き続きとても暑いです。日本と気温が同じくらい高い日もありました。 【勉強場所】 授業外では、大学の図書館と公立(ケベック州立)の図書館で勉強をしていました。大学の図書館は、Second Intensive Sessionに入ってから、17:30に閉館するようになってしまったため、21:00まで空いている公立の図書館をメインで使っていました。その図書館では常に老若男女たくさんの人がいて、本を読んだり、課題をしたりなどをしていました。それ以外では、毎週金曜日に行われる英会話をするイベントで訪れたカフェでも勉強していました。モントリオールでは、どのカフェに言ってもMatcha latteがありました。日本では、飲んだことがなかったのですが、甘くて美味しかったです。 【授業外の過ごし方】 カナダでできた友人と現代美術館に行きました。そこで、クロード・モネを中心とする4人の画家の作品と描かれている中世フランスの世界にVRを使って体験しました。VRを使って他の世界に没入するという経験は日本でもしたことがなかったのですが、本当に自分がその世界に入り込んでいるかのように感じられて、かつ彼らの作品・世界観について詳しくなることができるとても貴重な経験でした。また、帰国まで日数が少なくなってきた頃に、日の出を見に行った日もありました。道中とても暗く、到着しても全然太陽が見えなかったのですが、しばらく待っていたらとても綺麗な日の出が空に浮かんできました。 【フライト】 滞在中は、片手に収まる人数くらいしか、日本人に会わなかったのですが、空港で機内に乗り込むのを待っていると周りから日本語がたくさん聞こえてきて、ついに帰る時間なのかと実感をしました。帰りのフライトも約13時間ありましたが、3.5ヶ月ぶりに日本に戻り言葉にできないほどの安堵感が心に広がってきました。
カナダ
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
Aruto
英米語学科 3年 交換
2025-07
月次報告書7月分
「北米のパリ」留学記④ -7月編-
4月に始まった交換留学も終わりが見えてきました。モントリオールも流石に暑くなってきて、日本と変わらないほど気温が高くなる日も増えていきました。モントリオールは日本より涼しいというイメージがありましたが、最高気温が30℃を超える日も普通にあり、それまでの寒暖差に驚きます。最高気温が34℃にまでなった日もありました。 【授業】 先月から始まったConversationの授業ですが、アジア人がほぼおらず、クラスメイトの英語を聞き取るのが難しいことが多々あります。これまで、日本で英語を学んでいるときは、日本人の英語、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語などを聴く機会は多くありましたが、ここでは、フランス語が公用語ということもあり、アフリカの同じくフランス語が公用語の国から移民として来た人が多いらしいです。そのため、(いわゆる)アフリカ英語を話す人も何人かいて聞き取りに苦慮することもあります。また、この授業は授業名の通りConversationがメインのため、彼らの英語のテンポやスタイルなどに圧倒されることも多々ありました。授業中にファシリテーターを役割としてやることがあったのですが、彼らのマシンガントークの前にうまく割って入ることができないなど難しいことも多くある授業です。ただ、授業の資料はしっかりと作られていて、内容も考えられているため面白くはあります。 【課外活動】 毎週金曜日と日曜日に実施される現地のコーディネーターと一緒にKUISから留学をしている学生とのモントリオールの探索イベントですが、今月もたくさんのところにいきました。規制された高速道路の上から、花火を見たり、おしゃれなカフェに行ったりしましたが、一番印象に残っているのはBiodomeです。ここは日本語で言う動植物園のような場所ですが、いろいろな動物がいてとてもいい場所でした。泳いでいるペンギンを見たり、水の流れを止めるカピバラを見たり日常から離れてリラックスできる時間でした。また、建物は名前の通りドームになっており、屋根もうまく使って展示がされていました。また、別の週では博物館にいきました。解説は全てフランス語と英語でしたが、日本の陶磁器が展示されているのを発見し嬉しかったです。 【ケベックシティへの小旅行】 カナダ人の友人と歴史的な街ケベックシティへと旅行をしました。要塞や武器の兵器工場などの建物が綺麗に保存されており、歴史を感じることができました。ケベックシティは北米の中で最も古い歴史を持つ都市とも言われており、17世紀初めに築かれたそうです。モントリオールも英語圏の文化とフランス語圏の文化が交わっており綺麗な場所ですが、ケベックシティはそれを超えるほど歴史的で素晴らしい場所でした。
カナダ
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
Aruto
英米語学科 3年 交換
2025-06
月次報告書6月分
「北米のパリ」留学記③ -6月編-
4月から始まった留学も早くも折り返しました。日本との違いに毎日圧倒されながら、適応しようと頑張る毎日です。 【授業】 4月から始まった授業ですが、今月の18日をもって、First intensive sessionが終了しました。一コマ3時間(途中に15分の休憩あり)が週2コマが三つとなかなかハードな生活でしたが、Final Assignmentも終了し、履修を終えることができました。翌日(19日)からは、Second intensive sessionが始まりました。こちらも、一コマ3時間が週2コマですが、一つしか授業がないため、授業外の時間を有効に使えそうです。これらの詳細については[授業編]に記します。 【食事】 モントリオール(カナダ)の名物料理として、poutine(プーティン/ プティーン)があります。これは、フライドポテトに、グレイビーソースとチーズをかけたファストフードです。カナダに行った人なら食べない人はいないという有名料理ですが、私が留学しているモントリオールがあるケベック州で生まれた料理ということもあり、至るところで食べることができます。お店ごとにアレンジがありますが、ベーコンのpoutineが私は好きです。また、モントリオールでは、日本食も好まれているようです。看板にSUSHIと書かれたお店がたくさんあります。ここでのSushiはカルフォルニアロールのようなロール系が人気なようです。それとは別に一度、日本食のIzakayaのようなお店に行きましたが、お好み焼きにキノコが入っていたり、辛いマヨネーズがデフォルトでかかっていたりしてひどいものでした。それを現地の友人に伝えると味はお店によってかなり異なり、美味しい日本食が食べられる場所もあると教えてくれました。 【課外活動】 毎週のコーディネーターとのアクティビティで、お互いの似顔絵を描きました。私は、kUISから一緒に留学している学生の絵を描いたのですが、思いのほかうまく書くことができて嬉しかったです。また、別の日には、日本の屋台フェスティバルに参加する機会があり、そこで日本のアニメソングをステージ上で熱唱している人や、日本のガチャガチャ、クレーンゲームを見ました。普段の生活ではあまり気付けませんが、ここでも日本の文化を愛している人が多くいるんだなあということに気づきました。たこ焼きや焼きそばなどの屋台は、新しく列が作れないほどたくさんの人が並んでいました。また、歩いている時に頻繁に聞こえるMatchaという言葉からモントリオールでの抹茶の人気を感じました。 【その他】 モントリオール内の移動にはMetro(地下鉄)が便利です。日本とは異なり、移動する距離に関わらず、改札に入る度に運賃が発生するシステムのようです。片道3.75ドルで往復きっぷの場合は7.00ドルでした。6月は、指定されたゾーンを定額で使い放題になる月間パスを購入しました。通常料金は1ヶ月100ドルですが、学生証を持っている場合は60ドルになります。移動が快適になりました。
カナダ
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
Aruto
英米語学科 3年 交換
2025-05
月次報告書5月分
「北米のパリ」留学記② -5月編-
日本では徐々に夏が近づき、平均気温が日ごとに高まっていますが、モントリオールでは10度前半の日が続きまだまだ長袖が過ごしやすい気候です。 【滞在先】 大学の学生寮に滞在しています。一人一人に部屋が与えられていますが、リビング、キッチン、シャワー室などは、ルームメイトと共有です。一つの部屋の中に8人が住んでいます。家賃は1ヶ月、水道光熱費など含めて567カナダドルです。UQAMの学生寮といっても、何ヶ所かあるみたいで、私の泊まっているところは、駅まで徒歩1分の好立地の寮です。目の前にお城みたいなお家があります。 【週末の過ごし方】 毎週金曜日と日曜日に、現地のコーディネーターと神田外語大学から一緒の大学に通っている3人でモントリオールを巡るイベントがあります。金曜日には、モントリオールのカフェに行って英語で近況について話し合います。モントリオール名物のベーグルも食べることができました。日曜日には、モントリオールのいろいろな場所に出かけます。寮近くで行われるフェスティバルに参加したり、博物館に行ったりします。これらのイベントは、帰国直前まで毎週あるそうです。 【SIM・保険】 カナダに到着してから数日後にコーディネーターの方と共にe-SIMと寮の住宅保険の契約をしました。モントリオールは公用語がフランス語なので、電話も基本はフランス語のようです。助けを借りながら契約をすることができました。 【交友関係】 履修している授業では、日本とは異なり年齢がかなり離れている人が多く、かつみんなフランス語話者であるため、仲良くなるのはなかなか難しいなと感じました。そんな中、通学している大学(UQAM)で日本語の授業を開講されている日本人の先生からお誘いを受け、授業にお邪魔する機会がありました。内容としては、初級レベルの日本語をフランス語で教わるというものでした。話されているフランス語は難しく、全然わからなかったのですが、話の所々に日本語が混ざっているのが面白かったです。また、その授業の履修者たちは、日本語を学んでいるということもあり、皆日本に興味がある様子でした。日本のことを伝えたり、彼らの文化について教えてもらったりすることができて楽しかったです。
カナダ
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
Aruto
英米語学科 3年 交換
2025-04
月次報告書4月分
「北米のパリ」留学記① -4月編-
英語の勉強を始めた小学生の時から考えていた留学の夢が叶いました。これから、8月まで約3.5ヶ月全力で楽しんでいきたいと思います。 私が留学先に決めた、UQAM(ケベック大学モントリオール校)があるモントリオールは、カナダ東部に位置しており、首都のオタワの少し北にあります。また公用語がフランス語で、フランスの首都パリについで世界で二番目にフランス語を話す人口が多い都市です。そのため、モントリオールは「北米のパリ」とも呼ばれます。 【フライト】 成田国際空港(NRT)から、モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港(YUL)まで、乗り継ぎなしで13時間ほどかかりました。これまでで最長のフライトでしたが、寝たり、日本から持ってきた本を読んだりして過ごしました。日本を離陸してから時間が経つにつれて、今までの生活から変わることの不安とこれからの新生活への期待が同時に膨らんでいきました。モントリオール空港から、滞在する学生寮までは、バスかタクシーで行くことになっていました。海外到着一日目にバスに乗るというチャレンジをしてもよかったのですが、フライトで疲れていたため、タクシーを選択しました。空港のタクシー乗り場はかなり混んでいたのですが、アジア人と思われる人はいませんでした。そこで初めて自分が日本から遠く離れた異国にいるということに気付かされました。 【滞在先】 タクシーの料金は6,000円弱でした。どうやらある程度の距離までは定額らしいです。到着する前に現地のコーディネーターに連絡をしていましたが、滞在する寮にはいませんでした。そのため改めて到着連絡をして、その人が来るまで、受付の人に書類をもらって少しでも進めようと考えました。しかし、なんとその受付の人は英語が全く話せませんでした。その後、コーディネーターの方が来てくれて通訳・翻訳をしてくれたため、手続きに関しては事なきを得たのですが、「モントリオールの公用語はフランス語だが、ほとんどの人は英語も話せるバイリンガルである」という情報を信じて、挨拶程度しかフランス語を学んでいなかった私にとっては今後の生活が危ぶまれる大事件でした。 【通学】 さすが学生寮というべきか、大学のメインキャンパスへは歩いて15分ほどの立地でした。通学経路に、大型の商業施設があるのですが、その付近は夜ライトアップされていてとても綺麗です。通学にはいくつかのルートがあるのですが、大通りを通るルートだと時間に関わらずホームレスの方々が多くいらっしゃいます。カナダについて数日でマリファナの臭いがわかるようになりました。この地域では、路上で喫煙も含めてされている方が多いです。数週間かした後、それを避けて別のルートで通学することにしました。 【クラス】 カナダに到着してから二日後に授業が始まりました。前述の通り、モントリオールは公用語がフランス語の都市です。また、私が通学しているUQAMもフランス語系の大学です。そんな状況で、「英語」の授業をとっている学生たちは、皆何かしらの目的がしっかりとあるように見えました。授業ごとの細かいことは、下の「授業編」に記しますが、学生たちは自分と同じ英語を第二言語(第三の人もいますが)として学んでいるため、授業のレベル自体は全然高くないなと感じました。高校・大学で学んだことも多くありました。そもそも、大学にアジア人がほとんどいません。現地の人々かアフリカなどのフランス語圏から移民して来た人ばっかりです。そのため、授業もそのような人ばかりです。 【その他】 モントリオールにも、日本でいう100円均一ショップ(100均)のようなお店はあるのですが、1ドルの値札がついているのはほとんどありません。安くて3ドルくらいの印象です。また、品揃えも日本の100均に比べると全然ないです。また、ほとんどのお店が5時、6時で閉まります。24時間営業のお店もほとんどないです。
カナダ
UNIVERSITÉ DU QUÉBEC À MONTRÉAL
Aruto
英米語学科 3年 交換
1~5件目 / 5件中