留学成果報告書 2025-06
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
2年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2025-03-01 ~ 2025-06-30
留学種別
交換
総括編
留学を終えて

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1967年 ・学生数 約25,000~30,000人(学部生+大学院生) ・設置学部 人文学部 社会科学部 自然科学部 工学部 経営学部 法学部 薬学部 デザイン・美術学部 など ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 국어국문학과 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 국어국문학과の専攻授業、教養科目授業 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 教授に直接相談したら受けられることもある 教養科目はどの学部でも受講可 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 別料金任意履修で受講可能 スケジュール:10週間を1セメスターとし、年間最大80週間(20〜80週間の継続可)。開始月は3月・6月・9月・12月から選択可 授業内容:週5日・1日4時間(計20時間/週)、各クラス12〜15名 費用:1セメスター(10週間)あたり 約 1,300,000 KRW(韓国ウォン) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 日本人計6人 寮の中は留学生の棟だったため様々な国からの留学生との交流が多かった。 交換留学生の中で神田外語大学から来た学生以外はみんな英語を学ぶために留学に来ていたので韓国語で意思疎通することはできず基本的に英語で会話をした。 授業では基本的に韓国人在学生と一緒に受けるため韓国人との交流が多かった。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 中間試験、期末試験に関してはKUISとは違って全授業1週間にまとめて普段の授業日程とは違う特別日程で試験が行われた。 課題に関しては授業によって違うが小レポートや班別グループ発表がある授業もあった。 しかし私が受けた授業の中で毎授業リアクションペーパーを提出する授業はなかった。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 国際講補チームの学生さんや事務の先生に相談した。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 学期が始まる前に留学生に向けた学生生活の紹介や授業で使うアプリの使い方などを紹介するオリエンテーションがあった。英語留学生が多いためオリエンテーションは全て英語だった。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航前に理中登録をした。(シラバスが全て英語と韓国語表記で量も多く全ての授業内容に目を通すことは困難だったため私はKUISの韓国人留学生に手伝ってもらって履修登録をした。) 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 高校生の時から留学をしたいと思っていたから。 将来韓国語を生かした職に就きたいと思っていて韓国で就職することも考えていたから。 (2) 留学先を選んだ理由 嶺南大学は日本人が少なく韓国人との交流が多いと思ったから。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 大邱は方言が強く話すのも早いてめリスニング力の練習をもっとしておけばよかったと思った。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 単語や文法など基礎的な韓国語能力の向上。 KUISの韓国人留学生と積極的に韓国語で会話をする。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 嶺南大学からKUISに来ている韓国人留学生の紹介でサークルに入りそのサークルで韓国人の友達がたくさんできた。 また国際講補チームの学生さんとも仲良くなった。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 今まで韓国語の授業は受けていたが韓国語で授業を受けたことがなかったので他の韓国人の生徒と同じように授業を受けるのは大変でした。授業内容を録音して字幕アプリを使って復習をしたり、pptを全て日訳したりして勉強をしました。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 私は社会学科の先生と生徒さんのお誘いで日本語サークルに参加しました。活動内容は毎週水曜日に1人ずつ日本に関するテーマで自由に発表をすることと、日本語の簡単な単語クイズ、NHKの外国人向けの日本語教育プログラムを見ることでした。 他にもLPPにも参加しました。私1人に対して2人の韓国人学生に1学期間を通して日本語を教えるというグループワークプログラムでした。教えると言っても堅く授業をするのではなくご飯を食べに行ったり遊びに行ったり日常を通して言語を学んでいくものでした。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 私が関わっていた人たちがみんな日本に興味がある人たちだったため積極的に私に話しかけてくれたり日本について質問してくれて関わっていてとても楽しかったです。授業で関わるよりも仲良くなりやすくて良いプログラム・サークルに参加できたと思いました。 (9) 留学で達成した最も大きなこと サークルで韓国語で発表をしたことが達成できた最も大きいことだと思います。 今まで韓国語で韓国語でスライドを作ったり発表を作ったことがなかったので新しい経験だったし、もともと人前で話すこと自体苦手でしたが初めて人前で1人で韓国語で発表ができてとても良い経験になりました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 私は今回の留学で分からないことは積極的に人に聞いて周りの人を頼るようにしました。 今後も1人で考えても進まらないものに無駄に時間をかけなで周りの人を頼って効率よく学んでいこうと思います。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 出願時に志望理由や目標を韓国語または英語で書いて提出する必要があるので時間に余裕を持って準備を進めたほうが良いです。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) ビザの申請予約が解放された時アクセスが集中しているせいかなかなか開けず結局平日の昼間に授業を休んでビザ申請に行くことになってしまったので、ビザ申請の予約をするときはネット環境が良い場所で行ったほうが良いです。申請自体は思ったよりも時間がかからず簡単に終わりました。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) 私はアプリから購入しました。留学先のだい大学から入国日の連絡が遅く購入時には出国まで1ヶ月を切っていたため少し高かったです。入国日が決まったらなるべく早く買ったほうが良いです。 (4) 渡航したルート 大学が大邱にあったため成田国際空港から大邱国際空港に行きました。 成田から大邱の直行便は1日1便のTwayのみでした。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大学のピックアップサービスで大学附属の寮までタクシーで行きました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 留学出願時に寮が選択できたので選びました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 私が生活していた棟が今まであまり使われていなかったのか綺麗ではありませんでした。 1つの共有スペースから部屋が3つとバストイレが1つ、バスのみが1つありました。 各部屋は2人部屋でした。いろんな国の人がいてみんな韓国語が話せない人たちだったためコミュニケーションを取るのが大変でした。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 寮は最初汚いのでウェットティッシュや雑巾などを持っていって掃除したほうが良いです。 私は2人部屋だったので音楽を聴いたり電話をするためにイヤホンやヘッドホンは必ずあったほうが良いと思います。長時間使うことが多いので有線イヤホンが1番良いです。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 韓国では基本的に支払いはクレジットカードを使いました。 日本のカードも問題なく使えました。また銀行では日本の口座からもウォンの現金を引き出すことができました。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) チングモバイルのeSIMを使っていました。申請をしたら早くてその日のうちに使うことができて便利でした。 Maxが90日なので残り30日を延長申請するのを忘れていて少し大変でした。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 空港や電車の中にフリーWi-Fiがありました通信が遅かったためあまり使用しませんでした。 寮にはWi-Fiはなく学校のWi-Fiは接続方法が分からず使いませんでした。 そのため携帯は基本的にモバイル通信でパソコンやiPadはデザリングして使っていました。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 病院には行きませんでした。 (5) 日本から持っていくべきもの 変換プラグ ウェットティッシュ ティッシュ 日本のお菓子 インスタント味噌汁 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 治安は基本的によかったです。夜は寮の門限があったのでそんなに遅くまで出歩くことはありませんでした。 ちょうど選挙前だったこともあり学校の周りでデモが多かったですがほとんど親日デモだったため特に影響はあろませんでした。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 朝は授業で忙しいか昼過ぎまで寝ていたのであまり食べませんでした。 昼はコンビニで済ませることが多かったです。韓国のコンビニは日本に比べてカップラーメンやおにぎりが安く種類も多く売っていたのでそれを食べることが多かったです。生野菜のサラダやサンドイッチなどは種類が少なく値段も高かったので健康的ではなかったと思います。また外食は割安ではあるものの値段だけで見ると高く寮に冷蔵庫もなかったので保存もできなくて利用することはあまりなかったです。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 韓国のネット記事を見ることが難しかったので私は分からないことや気になったことは全て友達や先輩に聞いていました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 私が関わっていた人はみんな日本に興味があり日本の文化を理解してくれていた人たちだったため人間関係で大きく気にすることは特にありませんでした。 電車やお手洗いなどの公共の場では注意事項が書かれていることが多かったためそれを守っていれば特に問題はありませんでした。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) もともと教員を目指して日本で教職課程の授業をとっていたので今後も継続して受けようと思います。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 2年生での留学だったため就職活動は特に行いませんでした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 実際に留学を経験してみないと分からないことや旅行などの短期滞在では気づけないこともたくさんありました。文化の違いや言語の壁など人によって受ける衝撃の大きさは違うと思いますが、自分の性格や考え方、傾向など改めて見つめ直してそれなりの対策や覚悟をする必要があると思います。 しかし辛いことばかりではなく日本では味わえない新しい経験や楽しいこともたくさんあるので挑戦することも大事だと思います。

留学費用
韓国 ウォン
0.1067円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,580,500 168,639円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 36,020 3,843円
交通費 46,500 4,962円
通信費 120,000 12,804円
食費・その他 2,029,150 216,510円
小計 3,812,170 406,758円
航空券
80,000
保険
30,000
ビザ関連費用
30,000
その他
50,000
合計 596,758 円