留学成果報告書 2026-01
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
専攻
留学先
留学期間
2025-09-01 ~ 2026-01-31
留学種別
交換
総括編
英米語学科学生の台湾留学総括

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 2000年 ・学生数 4703人 ・設置学部 商学部 運輸観光学部 情報学部 人文社会学部 健康福祉学部 ・その他 桃園市に位置する私立大学 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 所属:人文社會學院 應用日語學系(人文社会学部日本語学科) (事務的な手続きのしやすさを考慮した都合上) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 交換留学生は学部の制限無しに全ての授業の中から履修可能です。 (日本語学科に所属する日本人交換留学生は必修授業などが無いため、授業初週からお試し期間として様々な授業を見て選択します。) (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 解放感があって、学生同士の交流や支え合いが盛んな印象を受けました。 4年間在籍する正規生の留学生は1000人近くいます。 特にベトナム人は留学生全体の7割以上と多いですが、日本人も次いで多く、15%以上を占めています。 その他にはフィリピン、モンゴル、インドネシアなどの学生が多いと感じました。 関わる学生の国籍は履修する授業によって大きく異なります。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 毎授業課題がある授業もありましたが、基本は自主学習が大事になると感じました。 KUISと比べると全体的に課題は少なく、授業内の課題や発表、出席に加え、中間期末課題や試験の結果を重視する傾向があると感じます。 授業内の課題やパフォーマンスが評価に繋がりやすいので、聞いているだけの授業は少なく、準備が重要で授業内容も濃いという感覚です。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 国際事務所(國際處)には日本語が話せる職員の方がおられるので安心でした。 渡航前はメールで気になることを聞くことができました。出発直前に日本人交換留学生用のLINEグループに招待いただいたので、その後は日本語が話せる職員の方に個人チャットで質問するか、国際事務所に直接伺うことが多かったです。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 到着日に留学生向けの説明会がありましたが、内容は正規生向けのように感じられ、理解も難しかったです。説明会では労働許可証、居留証、健康保険証、交通安全、郵便物に関してお話がありましたが、交換留学生が到着後すぐに知りたい内容についてはほとんど説明がありませんでした。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航後に授業を受けてみて、授業開始2週目頃から履修登録が開始されます。 交換留学生は国際事務所で履修用紙を受け取り、記入して提出する必要があります。 提出先は、複数の学科の授業を履修する場合はそれぞれの学科の事務所になります。 一部学科では担当教員のサインが必要になる場合もあります。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 KUISで自分の専攻言語圏のみならず様々な地域の歴史や文化を学んだのですが、話を聞いているだけではなく実際に生活をしながら体感してみたかったからです。 (2) 留学先を選んだ理由 もともと留学するなら英語プラスもう一言語を学べる地域に行きたいと考えていて、英語の授業を受けながら中国語も学べる台湾という選択肢を知って興味を持ったからです。 さらに、KUISで経営や経済に関連する科目を履修してきたことから、ビジネス系の科目を英語で開講しているIHPというコースがある開南大学で学びたいと考えたからです。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 中国語の学習は大学1年生の頃からしていました。しかし、ほとんど第二外国語として授業で学ぶだけだった上に、普通话でしか学んでいなかったため、台湾華語の語彙や発音、繁体字に慣れるまでは大変でした。 もちろん中国語のリスニングや単語をもっと学習しておけばより楽だっただろうとは思いましたが、それ以上に台湾華語に慣れ親しんでおくべきだったと強く感じました。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 台湾の気候は暖かい印象だったので夏服を多く持っていきましたが、予想以上に寒暖差があったり暖房が無かったりしたので、もう少し防寒対策になるものがあれば良かったです。 他に味噌汁や日本のお菓子も持っていきましたが、台湾は日本企業が多く進出していて、価格は高くなりますが現地で調達できるものが多いので少量で十分だと感じました。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 渡航直後は日本人交換留学生同士で生活するための情報共有などをしていたので、そこで信頼できる友人に出会うことができました。その後、ルームメイトが続々と部屋に到着してからは一緒に出かけたり話したりすることができて、そこから新たに知り合うこともありました。 また、授業に参加することで多くの国籍の友人に会うことができたので、気になる様々な授業に参加することが重要だと感じます。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業ごとに一緒に受けるクラスメイトが変わるので、授業の雰囲気がだいぶ変わるのが印象的でした。例えば英語で受ける授業でフィリピン人が多ければ活気がある印象だったり、日本人や台湾人が多い授業では落ち着いた雰囲気で授業を受けられたりと授業の受け方にも違いが感じられました。 内容については、専門分野の場合は基本的な知識がないと難しく感じたので、分からない点は質問や調べることでなるべく早めに解消しないと理解が難しかったです。 中国語は英語話者向けの授業だと日本人にとっては簡単過ぎたりペースが遅く感じるのですが、初級の授業は初心者にとっては最初は難しいので、授業選びに迷いました。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) ボランティアは学内のボランティア団体の人に誘われて参加しました。他にも正規生が数人参加していました。 ピアノクラブの活動には基本的に毎週参加していました。留学生向けのLINEグループで活動について知り、クラブの活動場所に行って署名をして参加しました。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 中国語に自信がなくても、留学開始直後に思い切って参加することでより多くの経験ができると感じます。しかし、無理して参加する必要がないことも感じました。例えばボランティア団体は大学のホームページに載っている認められた団体ではありますが、後から宗教団体が関係していることが分かりました。学内のメンバーの方々は親切で宗教の話は一切ありませんでしたが、外部でのボランティア活動で出会った方から宗教勧誘のようなお話をされて面倒に感じたので、参加する活動は慎重に考えるべきだと感じました。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 台湾華語(中国語)の能力検定であるTOCFLを留学中に受験し、B1のレベルに到達できたことです。 正規生の学生たちが取得を目指していたので自分にはレベルが高いのではないかと感じていましたが, TOCFL強化クラスに参加してみたことで周りの学生に感化されていい影響を受けられました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 英語で開講されている授業では専門用語が出てくると難しく感じたので、今後は様々な分野の本や動画などに触れるようにしていきたいです。日常で使われる英語表現に関しても、咄嗟に出て来ずに自分の思いを上手く伝えられない瞬間があったので、英語に触れる時間を増やす必要があると感じました。 中国語は、今後も台湾華語の検定で上のレベルを目指せるように学習していくことと、普通话でも同等のレベルになることを目標に学習していきたいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 留学推薦状をKUISの先生に依頼することが必要ですが、依頼したいという旨だけでも学期中に直接伝えておければスムーズです。締め切りは留学開始の半年ほど前です。 KUISの長期休みに入ってから推薦状についての詳細な説明を受け、長期休みが明けてすぐに締め切りだったので、授業期間中ではない時期の先生への連絡は少し気を遣いました。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 台北駐日経済文化代表処は土日と日本の祝日は休館で、金曜日は予約制です。申請には事前のオンライン登録も必要です。 開南大学から入学許可書が届いたのがKUISの授業期間終了後で、他大学に留学するKUIS生よりビザ申請が遅かったので不安でしたが、全く問題はありませんでした。8月に代表処で必要書類を提出し、一週間で受取可能でした。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) KUISの方針で往復の航空券を予約する必要があり、日程変更可能なチケットがおすすめと聞いたのでOPENチケットを購入しました。OPENチケットはインターネット経由で購入できなかったため、HISの店舗で予約しました。 (4) 渡航したルート 成田国際空港発、桃園国際空港着 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 空港から大学まで送迎していただきました。 まず空港MRTを利用して高鐵(HSR)の桃園駅まで行き、その後はタクシーで大学に向かいました。 10人弱の日本人留学生が一緒になって移動するために、13:00にターミナルに到着してから2時間以上空港で待機しました。集合場所やどのような人が出迎えてくださるかを当日まで聞いていなかったのですが、LINEのグループで聞いたらスムーズに落ち合うことができました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学の寮に申し込むことができました。 寮の申し込み書類は、出発の約半年前に出願書類を提出する際に同時に提出しました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 費用は大学に到着してすぐに支払い窓口に案内していただいて、入寮前に現金一括で支払いました。 シャワー、トイレ、洗面台が室内にあるタイプと各階にあるタイプのどちらかを申し込み時に選択します。 共用の設備として、インターネット(Wi-Fi)、キッチン、電子レンジ、冷蔵庫、ウォーターサーバー、洗濯機(1回20元)、乾燥機(15分10元)などがあります。 部屋の中には机、椅子、たんす、クーラー、ベッド(枠のみ)があります。 マットレス、布団、枕、カバーなどの寝具セットは留学前に学校指定のサイトで購入しました。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) ルームメイトがいる生活はどうしても少し気を遣うところがあります。しかし、想像以上に自分の時間もあるので、自己研鑽や趣味の時間も確保できます。日本語で書かれた本や台湾華語のテキストなどは現地で調達しづらいので持っていけば良かったと感じました。 生活必需品は現地で揃うので無理に持っていく必要はないですが、台湾で日本の製品を買うと高価なので、確実に使うものやこだわりがあるものは持参してもいいと思います。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 現金を使うことが多かったです。学食や個人経営のお店は基本的に現金しか使えないと考えていいと思います。現金は大学を出てすぐのファミリーマートにあるATMから引き出すことが多かったです。口座が日本のものだったからか、ATMによっては引き出せないこともありました。 クレジットカードは、コンビニや薬局、チェーン店に行くときに使用していました。大学の最寄りのスーパーマーケットでは持っていたクレジットカードが使えなかったので、現金の用意もしておくべきだと感じました。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 現地では携帯電話やSIMカードを購入しませんでした。 現地の電話番号無しで生活して困る場面は少なかったとはいえ、電話番号があれば便利だったと感じる場面が多かったのでSIMカード購入をおすすめします。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内と宿舎内のWi-Fiは概ね繋がりやすいと感じました。 街中では、駅やショッピングセンターにフリーWi-Fiがあることも多かったです。 eSIMでインターネットに接続する際も快適に使えて、地域による繋がりにくさなども感じませんでした。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 病院にかかることはありませんでした。 体調を崩すことが不安だったので風邪薬を日本から持参しました。 (5) 日本から持っていくべきもの クレジットカード、キャッシュカード、日本円(桃園空港で両替がおすすめ)、常備薬 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 夜一人で出歩くときは気を付けた方がいいと聞きました。 情報はインターネットのニュースや周りの人から聞いて入手することが多かったです。 特に夜はできるだけ大通りを通り、大学内のバス停まで止まるバスに乗って歩く時間を減らしていました。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 学食は店舗が複数あり、台湾のお弁当やベトナム料理、麺料理などがありました。85元から100元で購入できるものが多かったです。 朝や昼は学校近くにブランチのお店に行くこともありました。100元前後でも十分な量を食べられます。 しかし、野菜やたんぱく質を多く採って栄養に気を付けようとするとお金がかかります。 自炊はしなかったので、一日で200元に収まれば安く済んだ方で、休日は400元くらいになることも多かったです。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) Instagramやウェブ検索で生活に必要な情報を入手していました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 交通事故件数が多い、放し飼いの番犬や野良犬が多い、路上駐車が多い、バイクの交通量が多い、歩道がない場所も多々ある、バスは手を挙げないと止まってもらえない、トイレットペーパーが流せないことが多いなどの点が挙げられます。 とはいえ、親切な人も多く、日本と文化的に近い点が多いと感じるので、留学先として台湾は生活しやすいのではないかと感じます。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 卒業後は就職します。就職先は学内の合同説明会で知った国際物流企業です。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 現地では就職活動をしませんでした。 留学期間が4年生の後期の半年間だったので、日本で就職活動を終わらせてから留学に行くことを目標とし、無事に留学前に内定をいただきました。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 留学先では時間が限られていることを意識しやすかったので、積極的に行動することができました。就職しても様々な場面でチャンスを逃さないように積極的に行動していきます。 将来的には、学んできた言語やコミュニケーションの取り方を実際に業務で活かしていきたいです。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 最初はとにかく周りの人を頼ってください。まずは生活に慣れることが重要です。 そして、どんなことでもいいので目的や目標を持っているとより有意義な留学になります。 留学に行くまでは手続きも多く、大きなことのように感じるかもしれませんが、少しでも迷っているなら恐れ過ぎずに挑戦していただけると嬉しいです!

留学費用
台湾 台湾ドル
4.9円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 16,100 78,890円
水道光熱費 2,288 11,211円
学費・教材費 1,600 7,840円
交通費 8,680 42,532円
通信費 3,158 15,474円
食費・その他 72,213 353,844円
小計 104,039 509,791円
航空券
166,540
保険
64,525
ビザ関連費用
15,300
その他
19,800
合計 775,956 円