月次報告書 2025-10
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2025-09-01 ~ 2025-12-31
留学種別
交換
生活編
あっという間の毎日、気づけば折り返し

早いもので、留学生活もあっという間に折り返し地点を迎えました!初めの頃は長く感じていた一日も、今では驚くほど早く過ぎていき、ジャカルタでの生活にだんだんと順応しているのを感じます。同時に、残りの2ヶ月間をより充実したものにしなければという思いも強くなりました。 🥑 食事 朝はヨーグルトやバナナ、お昼はkantinや大学の近くのモールのレストラン、もしくはカフェで済ませています。今月はずっと胃腸の調子が悪く、インドネシア料理をあまり受け付けなかったので夜は食べなかったり、自炊して食べることが多かったです。 📖 授業 先月は、神田の学生2人で受けている授業が中心でしたが、今月からは新しいスケジュールになりました。 月・水は午後から、火・木は午前中に、それぞれ駐在の方々の授業に混ざって受けています。月・水の授業では文法を中心に学び、火・木の授業ではニュース記事を読んで内容を理解する練習をしています。金曜日は先生と一緒に、12月初旬に行うプレゼンの準備を進めています。毎日新しい単語がたくさん出てくるので、語彙力がどんどん増えていくのを実感していて、とても楽しいです。 🛋️ 週末の過ごし方 上旬は友人と外出したりすることが多かったのですが、中旬ごろに腰を痛めて歩けなくなってしまったので、後半は家にいることが多かったです。もう少しアクティブに動きたかったのですが、腰を痛めてしまったのと週末は休みたいという気持ちが勝ってしまい、家で課題などを終わらせていました。 月末には、母がジャカルタに遊びに来てくれたので、一緒に「Pasar Santa」という市場を訪れました。その中にある “dunia kopi” という、世界中のコーヒー豆を取り扱うお店に行きました。店内では、自分で好きな豆を選び、試飲して、気に入った豆を店員さんに伝えると、その場で挽いてもらえるという仕組みになっています。コーヒーが好きな母と私にとっては最高の空間で幸せでした。最終的に30袋ほど購入して約6,000円。あまりの安さに驚きました!またぜひ訪れたいと思います。 👥 友人関係 日本語ボランティアで仲良くなった子達や、違うキャンパスの友人と出かけることがほとんどです。インドネシア人を見ていると、みんな何事にも一生懸命で熱心なので、私も頑張らないとなと感じます。 🍁 気候・服装 10月に入ってから急に天気が変わり、雨が降る日が増えました。今まで聞いたことがないほど大きな雷が鳴り続けることもあり、天気がとても不安定です。そのせいか、毎日少し体調が優れない日が続いています。笑 熱帯の気候にも慣れてきたのか、最近は逆に室内の冷房がとても寒く感じるようになりました。そのため、上着はいつも持ち歩くようにしています。 私は秋と冬が大好きなので、いつもなら涼しい空気や食べ物、紅葉などから季節を感じられるのですが、 インドネシアでは一年中暑く、なかなか秋を感じることができません。想像以上に、四季がない生活は少ししんどくて、季節の移り変わりがある日本の良さを改めて実感しています。その代わり、部屋では少し厚着をしたり、秋っぽい音楽を聴いたりして、少しでも日本の秋の雰囲気を楽しむようにしています。 🕌 文化体験 駐在の方々に誘っていただき、バティックトゥリスというインドネシアの伝統的なろうけつ染め体験をしてきました。布に好きな絵を描き、溶かした蝋でなぞって、染色するというものです。バンダナくらいの大きさのバティックを作ったのですが、とても可愛くできて満足です✨ 東南アジア最大と言われているイスティクラルモスクと向かい側にあるジャカルタ大聖堂(カトリック教会)を訪れました。モスクと教会は道を挟んで向かい合うように建っていて、どちらも内部を見学することができました。イスティクラルモスクはその規模の大きさに圧倒されるほどで、内部は荘厳な雰囲気に包まれていました。中では、コーランを読んだり礼拝をしたりと、ムスリムの方々が思い思いに過ごしている姿が見られました。床にはお祈りのための四角いマスが描かれた絨毯が敷かれ、男女でエリアが分かれています。さらに中庭も一人ひとりが入って祈るためのマスで区切られており、その整然とした様子にとても驚きました。中庭からはジャカルタ大聖堂も望むことができ、二つの宗教施設が隣り合って存在している光景に感動しました。インドネシアにはイスラム教徒だけでなく、キリスト教徒やヒンドゥー教徒など、さまざまな宗教の人々が暮らしています。イスティクラルモスクとジャカルタ大聖堂は友好関係にあり、見ることはできませんでしたが、両施設をつなぐトンネルもあるそうです。モスクと教会の関係は、お互いの宗教を尊重する姿勢の象徴だと感じました。二つの建物を訪れて改めて、インドネシアは多民族・多宗教国家であり、さまざまな価値観を持つ人々が共存している国だと実感しました。そして、インドネシアの人々が外国人に対してとても親切なのは、こうした多様な文化の中で互いを受け入れる心が自然と育まれているからなのかもしれないと感じました。 ☕️ 振り返って 今月はインドネシアならではの体験が沢山でき、とても楽しい1ヶ月でした! 一方で、2ヶ月間ジャカルタで生活してみて、就職活動に関する悩みも増えてきました。留学前は「インドネシアで働きたい!」という気持ちが強かったのですが、実際に生活していく中で、自分に合うもの・合わないものがはっきりしてきて、今は改めて一から考え直しているところです。もし留学を選ばずにいたら、きっとそのままインドネシアで働く道を選んでいたと思うので、今回の留学を通してもう一度自分と向き合い、就活について考えるきっかけを得られたのは本当によかったと感じています。 残りの2ヶ月で、できる経験は沢山して後悔のないように1日を過ごしたいと思います。

住居形態
その他 kos
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
インドネシア ルピア
0.0092円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 4,200,000 38,640円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 250,000 2,300円
通信費 120,000 1,104円
食費・その他 3,000,000 27,600円
合計 7,570,000 69,644円
授業編
BIPA1(Bahasa Indonesia)
インドネシア語
語学(地域言語)
2400分
今月は、神田の学生2人での授業はほとんどなく、日本人の駐在の方のクラスに混ざって文法の復習をしたり、用意されたニュース記事を読んだりする授業だった。先生方の説明はすごく分かりやすく、わからない部分は分かるまで説明してくれるので理解しやすい。月末からは、12月のプレゼンの準備も始まった。