留学成果報告書 2026-05
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
タイ語専攻
留学期間
2025-08-01 ~ 2026-05-31
留学種別
交換
総括編
留学の総括

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1949 ・学生数 約25000人 ・設置学部 医学部 看護学部 環境文化・観光学部 教育学部 経営学部 経済学部 工学部 歯学部 社会科学部 人文学部 体育学部 農学部 美術学部 薬学部 理学部 理学療法学部 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) คณะมนุษยศาสตร์ 人文学部 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 人文学部留学生用のタイ語授業、他学部の授業も履修可能 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 担当教師の許可を得れれば可能 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか 語学コースという名目のコースはないが、外国人留学生用の授業がある。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか オプションは特にない。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 人文学部の日本人は5人おり、他学部にも3〜4人いる。他学部の日本人とはオリエンテーションや留学生用のイベントで交流があった。 (5) 課題や試験 科目によって難易度や課題の多さは異なるが、留学生用の授業の多くは履修している生徒のタイ語レベルに合わせて担当教諭が授業レベルも柔軟に変えてくれるため、KUISと比べても負担の大きさはあまり変わらなかった。一方、留学生向けではないタイのネイティブが受ける授業は語学レベルが高いのはもちろんのこと、課題や発表が多く予習や復習もほとんど毎日取り組む必要があった。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 日本人留学生のためのアドバイザーの教諭がいるので、困ったことがあればその方に相談していた。また、渡航の約1ヶ月前には、ZOOMを通じて授業の履修方法の説明なども受けることができた。また、ビザや成績に関しては、SWUのInternational affairsの担当者にこまめに連絡をとり、未然にトラブルを防ぐように心がけていた。追加履修や履修キャンセルに関しては、人文学部の学部長や学部の窓口に相談する必要がある。 (7) オリエンテーション 留学生全体へ、大学紹介や交流目的のオリエンテーションがあった。履修に関しての大学生活に必要な説明は大学側からないので、アドバイザーの教諭とのやり取りやZOOMを通じて自ら情報を調べていく必要がある。 (8) 履修登録 渡航後に履修登録。私の代ではオリエンテーションにて履修登録用紙が配られたので、その紙に履修したい科目を記入、その科目の担当教諭からのサイン、アドバイザーからのサインも貰って、International Affairs の窓口に提出した。履修登録用紙提出期間後にも、履修をキャンセルすることができるが手続きがかなり大変だったので注意が必要。 また、留学生用の授業以外の授業を受けたい場合は、その科目の担当教諭に事前に連絡をし許可を貰う必要があるため、希望する場合は渡航前からアドバイザーに話をしておくと良い。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 タイ語力を向上させたい、という目標があったことはもちろん、1番の理由は自身の精神面での成長のためである。また、海外での生活、新たなコミュニティという、自身にとっての大きな挑戦をしてみたいという思いがあった。 (2) 留学先を選んだ理由 最大の決め手は大学の立地。都会の真ん中に位置し、衣食住に困らず、賑やかな場所で自身の性格や生活スタイルに合っていると感じたからである。また、人文学部であるため、語学という面でタイ語を集中して学べると考えたため。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) タイ語の資格試験は渡航前にとっておくべき。就活でも使えることはもちろん、CU-TFLのテストの難易度が高いため、タイ語の文章慣れに役立つ。また、留学に行くためにKUISでのタイ語の授業はしっかりと受け、成績を維持すること。単位を落とさないこと。そして、留学してからの単位数への不安を少しでもなくすために、なるべく2年生までに多くの単位を取得しておく。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 特にない。生活で困ることがあれば現地の人に聞けば大抵のことは解決できる。 住居探しは、留学が決まったらなるべく早く始めるべき。大学近くのコンドミニアムは学生に人気なため、家賃の安い部屋はすぐ埋まってしまう。 (5) 留学中の交友関係 タイ人の友人関係を広げたければ、タイ人のネイティブの授業をとって、タイ人しかいない授業に飛び込む。日本人を珍しがって話しかけてもらえたり、授業のペアワークなどを通じて仲を深めることができた。また、アドバイザーの方にお願いして、バディをつけてもらったり、韓国人留学生との交流をきっかけに韓国語専攻のタイ人学生とも交流を広げることできる。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 留学生用のタイ語の授業では、少人数なクラスの中で先生との距離も近いため、わからないことがあれば質問しながら授業を受けることができる。難易度は科目によって大きな差があるため、とりあえず全ての科目の初回授業に参加してみることをお勧めする。留学生用のタイ語授業の多くは、基礎的な内容も多いため、そのほかの日本語専攻の日泰通訳の授業の履修もすることで応用も学ぶことができる。 さらに、レベルを上げてタイ人だけに囲まれて勉強したい人は人文学部のタイ人の受ける授業の履修を検討してみるのも良い。 (7) 授業外で参加した活動 サークルやボランティアは特にしていない。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 留学生向けのOne day tripや日本語学科の日本人留学生の参加できるイベントがたまにあるが、そこまで多くはなくKUIS ほどではない。しかし、機会があればそのようなイベントには積極的に参加した方がコミュニティを広げることができると思う。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 自身の精神面での成長。大学での履修でも生活でも度々予期せぬトラブルや、授業では辛いこと大変なことを経験したが、逃げすに粘り続けて乗り越えられたことが、自身を強くし、挑戦することを恐れないメンタルが身についたと実感している。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか タイの児童文学の授業を履修し、たくさんのタイの本を読んだので忘れないためにも帰国後もタイの作品に触れ、読解力をもっと伸ばしていきたい。また、SALCなどを通じてタイ人との会話を積極的にすることで、スピーキング力が衰えないようにしたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気をつける点など) 特にない。しっかり提出期限を守れば問題はない。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 私がビザを申請したときは、3ヶ月分の残高証明が必要であったが自身の口座にそれほどお金が入っておらず提出できないという問題が発生した。タイ大使館に問い合わせて、家族の口座の残高証明の提出にしていただいたり、家族関係を示す戸籍謄本も急遽必要になったために、さらに1週間時間を要してしまった。そうならないためにも、ビザ発行の3ヶ月前から、自身の名義の口座にある程度の額のお金を入れておくと安心。 (3) 航空券を予約した方法 タイ国際航空の公式WEBサイトから予約。帰国時は、trip.com のサイトから日本航空の旅券を購入した。 (4) 渡航したルート 行きも帰りも、成田国際空港とバンコクスワンナプーム国際空港の直行便。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 親戚がバンコクにいるため、叔父が車で迎えに来てくださった。 (6) 滞在先住居を探した方法 留学が決まって1ヶ月後ぐらいからネットで大学周辺のコンドミニアムを調べ、親戚の叔父に手伝ってもらいながら、タイの不動産を通じて部屋の空きを調べてもらっていた。部屋の空きが見つかると、叔父に保証人になってもらい契約をした。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 契約金は渡航前に払う必要があったため、まずはバンコクにいる叔父に払ってもらい、渡航後にお金を渡すことにした。渡航後の毎月の家賃は、大学から銀行開設の書類をもらったのち、SCB銀行を開設しそこから毎月大家さんに振り込んでいた。留学中、シャワーの水漏れや靴箱の破損など何度かトラブルがあったが、その度コンドミニアムの管理人を通じて修理をしてもらった。修理費は大家さんが出してくれるため、修理のたびに大家さんに連絡していた。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 私の住んでいたコンドミニアムは大学の目の前にあり、周辺には市場があるため、生活に困ることはほとんどなかった。部屋によって異なるが、たまに虫が出るため、虫除けのグッズは持っていくと良い。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 渡航してすぐ、大学から銀行開設の書類を申請して大学内のSCB銀行で口座を開設し、日本から持ってきた現金はほとんど両替したのち口座に預けた。日常での支払いの際は現金はほとんど使わず、このSCBのスキャン払いを利用していた。 しかし、口座開設時には予期せぬトラブルもあった。当初、ビザが一年以上でないと外国人は口座を開設できない、と言われ断られてしまった。しかしなんとか話をして結局無事に開設できた。 帰国直前には、口座からお金を全て引き出し残高0の状態にして帰国した。こうすると1年後には勝手に口座は閉鎖する。(このあたりの条件は銀行によって異なるので注意が必要)帰国後もタイの口座を残したいという人は残高を残しておく必要がある。 (2) 携帯電話 渡航してすぐ、AISという通信会社の店舗に行き、1年間データ無制限のSIMカードを購入した。 (3) インターネット 部屋にWi-Fiはついていないので、常に携帯に入れたデータ量無制限SIMのインターネットを使用していた。(パソコン等を利用するときは、スマートフォンからインターネット共有していた) しかし、3月ごろから就活で頻繁にZOOM 利用するようになると、現状のSIMのインターネットの速さでは遅すぎて途切れることが多かったため、3ヶ月の超高速SIMカードを新たに購入した。 (4) 医療 サミティウェート病院という、スクンビットにある病院に3回ほどお世話になった。日本人対応の病院で、東京海上日動の保険も対応しているため安心して利用できる。病院に行く際には必ず保険とパスポートも持っていくこと。そうしないと保険が効かないため高額請求されてしまう。私が入院した際の明細は50万円もしたので、保険があって本当に助かった。 (5) 日本から持っていくべきもの (あれば)常備薬。私は毎日飲む薬があり量も多く、タイ入国時にひっかかってしまうことも想定し、お医者さんから英文の薬剤携帯証明書を発行してもらい持っていった。 そのほか、大抵のものはタイでも揃うが、アルコール入りのウェットティッシュがなかなか売っておらず困ったので持っていくと良い。 (6) 治安状況 どこであっても夜中に出歩くことは避けた方が良い。 (7) 食事 コンドミニアムの隣に市場があるためよく利用していた。少し歩くとショッピングセンターや日本の食品スーパーもあるのでよく利用していた。大学内にも火曜日と木曜日に市場が出て、食堂もある。 部屋にキッチンがあったため、たまに自炊もしていた。 ※特に暑い日は市場の作り置きされた食べ物で食中毒になりやすいので注意が必要。 (8) 情報の入手 基本的にはSNSや友人を通じて入手。タイ語で検索をかけるとより現地の詳細な情報が得られるのでおすすめ。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 ビザに関するような大事な連絡で大学にメールをしても返事がすぐ返ってくるわけではないので何事も重要なことは早めに動くようにすること。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 現時点では民間も受けてるが、同時に公務員試験対策の勉強も始めているところ。このよううに公務員になる場合は、就職は1年遅れることになる。 (2) 現地での就職活動や進学準備 3月あたりから、日本企業の就職活動を始め、オンラインの面接をしていた。しかし、留学先のテストと重なることもあり、あまり満足のいく就職活動はできていなかった。改めて進路に悩むことも多く、しっかり向き合い始めたのは帰国後からである。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 留学で恐れず挑戦していけた経験が、現在の進路選択に活かせると考えている。今後の進路としては困難な選択となったが粘り強く諦めずに挑んでいきたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 慣れない環境の中で、辛いと感じる時もあるかもしれませんが、無理はしすぎずに留学でしかできない経験にたくさん挑戦してみてください。 また、ビザや履修、成績など重要なことでもタイの大学側から教えてくれないことが多いので、常に自分から情報を収集しにいく意識は大事だと思います。

留学費用
タイ バーツ
4.9022円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 180,000 882,396円
水道光熱費 12,115 59,390円
学費・教材費 0 0円
交通費 6,438 31,560円
通信費 2,720 13,334円
食費・その他 103,032 505,083円
小計 304,305 1,491,763円
航空券
130,970
保険
132,395
ビザ関連費用
20,000
その他
0
合計 1,775,128 円