月次報告書 2026-05
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
2年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2026-03-01 ~ 2026-12-31
留学種別
交換
生活編
3ヶ月目 温故知新

アルゼンチンと聞くと一年中常夏の温かい気候を想像する人が多いと思います。私もそのうちの一人でした。が、残念ながらアルゼンチンの5月は寒いです。しかしまだ冬本番は到来していないようで、地方によってはさらに寒いところもあるそうなので驚きです。留学予定の皆さんには冬服をしっかり持っていくことをお勧めします。 【大学】 今月は人文地理学の中間試験がありました。4月の後半から友達と提出課題を進め、休みの日に勉強会にも招待してもらいたくさん勉強しました。試験はアフリカの国家成立過程や南半球社会についてなど説明・記述問題が3題で、試験時間を延長してもらい現地学生と同じテストを受けました。ストライキの影響でテストは返却されていませんが、手ごたえはあったので結果が楽しみです。 また、地理学の学部の案内でフィールドトリップに誘っていただき、Isla Santiagoという島(?)に野外学習にもいきました。地理や文化的な観点から島について教えていただき、新しい友達もできて貴重な体験をさせていただきました。 歴史はペロン主義について学んでいます。超簡単に説明すると労働者ファーストな政治思想で、アルゼンチン人にとってかなり重要な考え方なようです。移民の流入から労働問題へとこれまで学んだことが繋がっているので歴史の面白さも実感しています。 英語の授業はストライキで累計の授業回数が少なかったため、中間テストができなくなり期末試験の一発勝負となってしまいました。今から戦々恐々としています…。 【寮生活】 今月は寮の近くの歴史的に日系人が移住していた地域でお祭りがありました。私たちの寮は毎年出店しているようで、今年はやきめし・かりんとう・クッキーを作ってみんなで販売しました。前日にみんなでやきめしの下準備と、信じられない量のかりんとうとクッキーを作りました。当日は順調に売れていたようで良かったです。今回の日系祭りでも空手ショーがありましたが、ヌンチャクや剣を使用しており(私の流派では)到底受け入れられないような空手だったので複雑な心境でした。 また、寮でなぜか楽器ブームが到来しており、その波に乗ってヴァイオリンの練習をしています。経験はあったのですが、まさかアルゼンチンで数年ぶりに再開するとは思わなかったので自分でも驚いています。友達と二重奏ができたのが嬉しかったです。 【ウルグアイ旅行】 ストライキで時間があったので一泊二日でウルグアイに一人旅に行ってきました。ブエノスアイレスの港からフェリーで片道80000ペソくらいでモンテビデオに行けます。半日あればだいたいの観光名所をまわることができるくらいこじんまりとしたエリアですが、街並みがとてもきれいで気に入りました。ドミトリーに泊まったり現地スーパーで買い物をしたりと節約旅でしたが、十分楽しむことができました。むしろ現地の人々とたくさん関わることができて良い経験になりました。ただ天気が微妙だったので、時間があったら夏のウルグアイをリベンジしようかなと思います。 寮の友達とも中華街、サンテルモの市場、プエルト・マデーロなどに出かけアルゼンチンも満喫しました。とても楽しい思い出ばかりでキリがないので割愛。 【趣味・週末】 運動不足解消に大学の陸上チーム主催の陸上トラック開放日にランニングに行きました。のんびり自分のペースで走ろうと思っていたのですが、コーチ指導のもと本格的なメニューを強要されました。なかなかハードでしたが自分は元陸上部なので、眠っていた何かが目覚めました。楽しかったです。コーチとも仲良くなり、気が向いた時に来て良いとお誘いを受けたので現在は週二回通っています。陸上といいヴァイオリンといい、昔の趣味が掘り起こされた一か月でした。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アルゼンチン ペソ
0.1118円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 350,000 39,130円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 5,000 559円
交通費 20,000 2,236円
通信費 13,000 1,453円
食費・その他 380,000 42,484円
合計 768,000 85,862円
授業編
English grammar Ⅱ(theoretical)
英文法 Ⅱ (理論)
講義(英語)
720分
チョムスキー派生成文法を用いた英文法授業。樹形図で英語を視覚的にとらえて分析する科目の講義。クラスは100人前後でみんな積極的に取り組んでいる。今月はAdjunts, conjunts, disjunts などの副詞要素の分類と樹形図で表現する方法を学んだ。
English grammar Ⅱ(practical)
英文法 Ⅱ (実技)
講義(英語)
360分
チョムスキー派生成文法を用いた英文法授業。樹形図で英語を視覚的にとらえて分析する日本では珍しい英語教育。クラスは30人前後で、通訳や英語教員を目指すレベルの高い学生たちが熱心に取り組んでいる。先生の雑談が非常に面白く、レベルは高いが学びが多い。今月はCoordinationと宿題の難しい問題の解説が中心だった。
Geography of Asia, Africa, and Oceania
アジア、アフリカ、オセアニアの人文地理学
講義(地域言語)
360分
主に南半球に焦点を当てた人文地理学の授業。留学生は自分1人だが、全体の人数は15人前後でこじんまりとした雰囲気。専門用語が多いが、トピック自体は簡単なものが多いため事前に資料に目を通せば十分理解できる。植民地支配や先進国・開発途上国などの問題を人文地理学の観点から考える大変有意義な授業。今月は中間テストとオセアニア地域の特色を学んだ。
Historia Social Argentina (práctico)
アルゼンチンの社会史
講義(地域言語)
360分
アルゼンチンの経済・社会・文化など総合的な観点から歴史を分析する授業。主に植民地支配後の国家成立の過程を中心に学習している。クラスは20人前後で、授業では資料の読解を通して少人数グループに分かれてディスカッションを行う。今月はペロン主義の概念や当時の市民運動について学んだ。
Historia Social Argentina (teórico)
アルゼンチンの社会史
講義(地域言語)
360分
アルゼンチンの経済・社会・文化など総合的な観点から歴史を分析する授業の講義。クラスは8人程度。植民地支配後の国家成立の過程を中心に学習している。アルゼンチンにおける国家成立と移民の関係やそれに関する問題点などを学習して歴史につなげるアプローチ。今月はアルゼンチンの移民の歴史とペロン主義について学習した。