【授業】 8月の初めの1週間ほどは、大学施設でのオリエンテーションや文化交流会に参加しました。語学交換留学をしている学生は、アジア人(韓国人1人・日本人6人)のみで、それ以外の留学生は教育学などを学ぶために留学していました。そのため、オリエンテーションなどの説明は全てスペイン語で行われ、私達にとっては理解することが難しい場面もありました。 8月10日にはクラス分けのテストがあり、100問程度の筆記試験(選択・記述)と簡単な面談を受けました。 8月17日から授業が始まりました。月曜日から木曜日は午前9時から午後2時まで、金曜日は正午から午後2時まで授業があります。 GramáticaとConversacionは、レベル300のクラスを受講しています。ほとんどの留学生はレベル400を受講していますが、私は新しく学ぶというよりも、これまで学んできたスペイン語をスムーズに使えるようになりたいと考えていました。そのため、先生と面談の結果、レベル300のクラスを受講することになりました。一方、Literatura、Lectura、Historiaは、レベル400の学生と一緒に受講しています。なお、授業開始後の最初の1週間の内であれば、クラスを変更することができます。 【通学】 寮から徒歩で15分ほどかけて通学しています。途中で細い道を通るのですが、現地の方から「この道は盗難が起きやすいから気を付けて」と声をかけていただいたことがありました。そのため、基本的に貴重品やスマートフォンはカバンの中にしまって歩くようにしています。 【滞在先】 メキシコに来て1週間で、アパートから学生寮に引っ越しました。 アパートは、留学前(5月ごろ〜)にFacebookで探していましたが、問い合わせても返信が来なかったり、「部屋を探しています」という内容の投稿が何度も削除されてしまったりと、部屋探しには苦戦しました。そこで、前学期まで留学されていた先輩からそのまま引き継ぐ形で、アパートを借りることになりました。事前に部屋の写真を送ってもらっていましたが、実際に住んでみると、衛生環境やアパート周囲の騒音(犬の鳴き声や通りで流れている音楽など)が想像以上に気になり、引っ越しを決意しました。また、中心地まで徒歩で30分ほどかかる場所にあり、留学前は「中心地から少し離れた、落ち着いた雰囲気の場所の方が過ごしやすいのではないか」と考えていました。しかし、実際に生活してみると、むしろ中心地にいる時の方が心地良く感じました。 アパートの家賃は月4750ペソで、契約時に同額のデポジットを支払いました。しかし、1週間で引っ越したため契約違反とされ、デポジットは返ってきませんでした。 その後、大学の担当者から教えて頂いた学生寮「The Next Dorm」に引っ越しました。実は、留学前(6月上旬)にも問い合わせをしていましたが、その時は空きが無く、入居を断念していました。今回引っ越す際にも、一度は空きが無いと言われましたが、翌日にキャンセルが出たとの連絡があり、入居することができました。 寮の家賃は月2600ペソです。寮には約40人の学生が暮らしており、全ての部屋が2、3人のシェアルームになっています。キッチンとランドリーは共用です。屋上からはグアナファトの街を一望することができます。 平日は夜遅くまで中庭でボール遊びをしたり、共用部で大音量の音楽を流したりしているため、うるさいと感じることも多々あります。一方で、休日はほとんどの学生が実家に帰るため、静かで穏やかな時間を過ごすことができます。休日は、寮のコインランドリーで洗濯をしたり、部屋で勉強したりして過ごしています。 また、冷蔵庫(共同)に入れていた新品の食べ物が盗まれたことがありました。寮のオーナーに相談したところ、寮のグループチャットに警告文を流してくださいました。しかし、このできごとをきっかけに、寮で一緒に暮らす学生達への信頼感が少し失われてしまいました。それ以降は、貴重品は鍵付きのスーツケースに常にしまったり、食品にも名前を書いたりするようにしています。寮で暮らす以上、ある程度の危機感を持って生活する必要があることを学びました。 【食事】 近くのスーパーをよく利用しています。カバンを入口で預けなければいけなかったり、ドックフードがそのまま袋なしで売られていたりするなど、日本のスーパーとは異なる点が多く、面白いです。また、生野菜は必ず消毒で漬け置き洗いをしなければいけません。専用の消毒が売られています。日本ほど細かく品質管理がされていないため、長期間陳列されて傷んでいる野菜もあるので、購入する際にはよく見極めることが重要です。 大学の近くに日本料理屋さんがあり、とてもおいしいのでよく利用しています。また、スーパーの一角にも日本食が販売されています。日本のものとは少し味が異なりますが、インスタントラーメンなども購入することができます。寿司ロールのレストランは至る所にあります。 【友人関係】 同じく日本・韓国からの留学生と関わる機会が多いです。寮では、夕飯を食べながらメキシコ人学生と話しています。まだ正確に聞き取ることが難しく、何度も聞き直してしまうことがあります。しかし、寮の学生達はとても優しく、翻訳機を使いながら話してくれます。 また、私費留学生の韓国人の女の子とよく、カフェで一緒に勉強したり図書館やレストランを訪れたりしています。日本人の学生と過ごすこともありますが、日本人同士だとどうしても日本語で会話してしまうため、少しもったいないと感じることがあります。一方、韓国人の女の子とは、完璧ではないですがスペイン語で会話するため、お互いのスペイン語力を高め合うことができていると実感します。 【週末の過ごし方・イベント】 市内の観光スポットを少しずつ訪れました。街自体がそれほど大きくないため、基本的には歩いて移動することができます。友達と一緒に、バスに乗って隣町のLeónに出かけたり、カフェで勉強したりして過ごしています。 グアナファトの街から15分ほど車で移動すると、街の雰囲気もがらりと変わり、服や雑貨なども購入することができます。タクシーは日本と比べてとても安いです。 【衣服・気候】 日差しが眩しかったり、坂道の登り降りで暑く感じたりすることはありますが、湿度が低いため、日陰に入るととても涼しいです。現地の人は、半袖や薄手の長袖を着ている人が多いです。 また、夕方から夜にかけて雨がよく降ります。急な雨に備えて、傘は常に持ち歩くようにしています。 【お金関係】 現金引き出しは、街中にあるSantanderのATMを利用しています。5000メキシコペソを引き出す場合、35ペソほどの手数料がかかります。現金引き出しにはJCBのデビットカード、普段の買い物にはVISAのクレジットカードを使用しています。VISAやMastercardであれば、街中のさまざまな場所で利用でき、現金の引き出しもしやすいです。 JCBの公式ページには、海外でもクレジットカードとして使用ができると記載がありましたが、実際に生活してみると、JCBはほとんどの場所で使うことができません。 【まとめ】 初めの数日間は、初めての1人海外生活ということもあり、ひどく疲弊し何度か過呼吸になってしまいました。アパートの部屋から一歩外に出ると、人の目が気になり大きな不安に襲われてしまい、スーパーやコンビニにも行くことができませんでした。食事をすることも十分にできていなかったため、現地に住んでいる日本人の方にお会いして、話を聞いてもらったりスーパーに一緒に行っていただいたりしました。(LOCO TABIというサービスを利用しました。) 学校のイベントが始まり、他の留学生に会うようになると、少しずつ気持ちも落ち着き、前向きになることができました。また、最初のアパートから学生寮へ引っ越したことも、結果的に良い判断だったと感じています。留学前は誰かと生活することに抵抗感がありました。しかし、実際に寮で生活してみると、近くに誰かがいると感じられたり、一緒に話したりできることが、大きな支えになりました。 ただ、夜中までうるさいことは日常茶飯事なので、できればシェアルームではない寮を探すといいと思います。私も、週に何日間かは友達が家に招待してくれるので、有難く寝泊まりさせてもらっています。 留学生活を始めてやっと一か月が経ちました。実際に現地で生活してみることで、日本とは異なる生活環境や文化を知ることができています。また、困ったときに現地の人や他の留学生に助けてもらう経験を通して、一人ですべてを解決しようとするのではなく、周囲の人に頼ることも大切だと学びました。 残り3か月、現地でしかできない経験を大切にしながら、スペイン語の上達だけでなく、さまざまな文化や人との交流を楽しみたいと思います。
| 内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| 家賃 | 11,320 | 103,997円 |
| 水道光熱費 | 0 | 0円 |
| 学費・教材費 | 0 | 0円 |
| 交通費 | 506 | 4,649円 |
| 通信費 | 500 | 4,594円 |
| 食費・その他 | 9,091 | 83,519円 |
| 合計 | 21,417 | 196,759円 |