月次報告書 2016-03
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
4年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2015-08-01 ~ 2016-05-31
留学種別
交換
生活編
FIU 3月

春学期も残り2か月程となり、いろいろなことに挑戦した月でした。 3/14-3/20までの一週間の春休みには、フロリダ ディズニーワールドに行ったり、友達のお家に泊まりがけで遊びに行きました。大学のキャンパスからディズニーまでは車で3時間ほどで、友人たちが車を出してくれました。平日ということもあったからなのか、全ての乗り物の待ち時間が30分以内という驚きの早さでした。 また、友人宅近くのサウスビーチでは一日中泳いだりお昼寝をしたりなど、日々の疲れを癒すことが出来ました。 そういえば、3月中にアメリカに留学を考えているという後輩から連絡があり、留学前にしておくべきことを聞かれました。IELTS, TOEFLの勉強はもちろんですが、各大学のホームページで開講されている授業について調べる・貯金をする。これ結構大事だと思います。留学先でどのような授業を履修したいのかというビジョンを持っていると、つらいことがあっても頑張れるものだと思います。それと、貯金!!私は留学先にはバイト代として稼いだお金の一部として60万円ほどを持ってきました。留学先の寮代は先払いだったものの、新しい場所での生活にはお金がかかるものです。 春休み明けには、知り合いの教授の勧めでFIUで開催されたwomen who lead conferenceという会議に出席する機会があり、働く女性の地位向上や子供の教育の在り方などを学ぶよい経験となりました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
102.07円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 790 80,635円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 55 5,614円
通信費 0円
食費・その他 580 59,201円
合計 1,425 145,450円
授業編
History of the Beatles
ビートルズ学
講義(英語)
600分
アルバム「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」と「Magical Mystery Tour」についての講義。 この2作のアルバム作成の裏では、ジョンとオノヨーコの出会い、ビートルズが観客の前でのライブ活動を停止し、レコーディング活動に集中することになった経緯、解散に向けてのカウントダウン…など様々なことが起こります。
Chemistry and Society
化学と社会
講義(英語)
500分
3月の化学の授業では、Iron,drugなどの物質がどのように体に取り込まれて、どのような影響を人体に与えるのかを中心に学びました。また、アミノ酸やアミン系のnervous transmitters(いわゆる神経伝達物質)の放出の前後の反応を化学式で表わし、移動する原子の特性などについて学びました。 3月の終わりから4月にかけては、化学物質とにおいの関係性について学びました。3月はイントロとして、Fishy smellとfruity smell、両極端なこの2つのにおいを発生させる化学式の構成を学びました。 3月半ばにマークシート、25問の中間テストもありました。
Introduction to Sociology
社会学入門
講義(英語)
500分
Gendar,Social inequality,Race and Ethnicityを中心とした講義でした。 世の中には、様々なinequality(不平等)がありますが、私のクラスの教授によると、その中でも最も重要なHuman Inequalitiesは、「奴隷、カースト、ステータス(地位、身分)、社会的なクラス」の4つらしいです。 奴隷制度とカースト制度は似ているようで違う部分も多いそうですが、主な構成要素として宗教が影響を与えているということは同じようです。例えば、アメリカの奴隷制度と言えば、白人が黒人を奴隷として扱っていた歴史は有名です。このようにRaceの違いからくる差別が存在したのと同時に、異なる宗教を信じている者同士が争い、それぞれの宗教の神に優劣をつけ始めたことも、奴隷制度を生んだ一因です。 また、インドやアフリカ諸国に代表されるカースト制度も、彼らが信仰するヒンドゥー教的考え方が影響を与えています。 この4つの不平等の中で、一番流動性を含んでいるのは、ステータスと社会的クラスです。例えば、イギリスの貧しい家に生まれた少年が大人になり、有名な俳優になったとします。彼は、次々とヒットを飛ばし、世界でもっとも有名なハリウッド俳優のひとりとなりました...。そんな彼は、イギリス(連合王国)の叙勲制度において、ナイトの称号を与えられます。 ここでのナイトは貴族の身分ではありませんが、彼は貧しい家柄から巨万の富を得、lower classから見事upper classへと上り詰めます。簡単なことではありませんが、今の時代、世の中にある不平等を乗り越えることは決して不可能ではないとことを学んだ3月でした。
Zen and the Art of the Tea CeremonyⅡ
禅そして茶道Ⅱ
体育・実技
480分
中間テストがありました。教科書3冊を読んで、教授が選んだ人物または茶道の道具について記述式で答える形式でした。 茶道といえば日本の伝統なのに、教科書を読んで初めて知ることも多く、日本の歴史について少し知識が増えました。 また、先月の記事にも書いた、茶碗つくりの一環として、教授のお宅へ招かれ、そこで陶芸家の奥様と一緒に茶碗に色付けをしました。