月次報告書 2016-10
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
タイ語専攻
留学期間
2016-05-01 ~ 2017-03-31
留学種別
交換
生活編
微笑みの国の悲しみ

3日から8日に、チェンマイで世界学生ボクシング選手権が開催されました。今年は主催大学がチェンマイ大学だったので、レセプションパーティーとクロージングパーティーで、チェンマイ大学のタイ舞踊部の学生が踊ることになり、入部して1週間も経っていませんが、2回もステージに立ちました。日本にいる頃に踊ったことのある曲だったので、全く知らない曲で踊るよりは踊りやすかったですが、振り付けが難しくなっていて覚えるのは大変でした。 13日に国王が崩御され、それから数日間はテレビ、ラジオ、新聞、街中の電光掲示板など、ありとあらゆるものが国王崩御に関するニュースばかりを扱っていました。街の中は、観光客以外は黒い服もしくは暗い色の服を着ていて、男子学生はネクタイの色を黒に、女子学生はワイシャツの袖の部分に黒のリボンを付けています。華やかなイベントは延期や中止という事で、予定されていたタイ舞踊の発表は減りました。 国王が崩御された次の日の朝授業で会った友達は「昨晩は眠れなかった」「涙が止まらなかった」などと話していて、何も言わなくてもわかるくらい目が腫れた状態で来る子もいました。皆自分の身内が亡くなった時と同じくらい悲しんでいて、国王がどれだけ国民に愛されていたかが改めて分かりました。また、「タイはこれからどうなっていくんだろう…。」と言っている子が多かったのが印象的でした。 今月はいろいろな国からの留学生が参加する、大学主催の1泊2日のキャンプに参加したり、ラオスのルアンパバーンに旅行に行ったりしました。ラオスは本当にタイ語が通じるので滞在中はタイ語しか使いませんでした。しかし、少しタイ語と声調が違ったり、チェンマイで耳にする北タイの方言がラオスでは標準語として使われていて、たまにある発見が楽しかったです。ルアンパバーンは街全体が世界遺産に登録されているだけあって、どこもすごく綺麗でした。また、フランス領だったこともあり、パンがとてもおいしかったです!

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
タイ バーツ
3.14円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 5,100 16,014円
水道光熱費 510 1,601円
学費・教材費 0円
交通費 0円
通信費 0円
食費・その他 20,721 65,064円
合計 26,331 82,679円
授業編
English in Education Context
英語の習得と教育
講義(英語)
720分
世界中のいろいろなタイプの学校について学んだ後に、3~4人のグループで、自分たちが学校を創設するならどんな学校にしたいかのプレゼンをしました。この次の単元では、どのように話せばより相手に自分の気持ちが伝わるかを学びました。
CHILDREN ACTIVITIES
子供たちの遊び
講義(地域言語)
480分
先月に引き続き今月も、グループごとに子どもの知能・身体能力・社会性・感受性を高めることのできる遊びを5つ発表し、実際にそのゲームを行いました。
Thai Music for Teacher1
タイ音楽
体育・実技
480分
アンガルーンという楽器を演奏しました。アンガルーンは一つの楽器が一つの音に対応するので、曲を演奏するときには、ハンドベルを演奏するときのように何人かで分担して演奏します。今月最後の授業では、アンガルーンで演奏した曲を音階で歌うテストがありました。 また、13日に国王が崩御されたことを受けて、タイの国家と国王賛歌の意味を調べてまとめてくる宿題がありました。
Thai food for career
キャリアのためのタイ料理
講義(地域言語)
1200分
今月はラープの他、5つのタイのお菓子を作りました。お菓子は売っているところをよく見るお菓子ばかりでしたが、どれも手間のかかるものばかりで、こんなに手間がかかっているのにあんなに安く売っているのかと驚きました。