月次報告書 2017-09
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
留学期間
2017-09-01 ~ 2018-06-30
留学種別
交換
生活編
ナイストゥーミートゥー、ダートマス

9/2〜9/30 〈到着〜授業開始〉 ダートマス大学のあるハノーバーには9月2日に到着しました。成田空港からは全部で丸一日くらいかかったのでとても疲れました。大きなトラブルもなく無事に到着できたことができたのでよかったです。ダートマスは新入生と交換留学生向けの5日ほどのtripを毎年8月の終わりにやっていますが、私はあまり興味がなかったのと、長旅の疲れや時差13時間(サマータイム)による時差ボケを予測していたので行きませんでした。socializeするのが好きな人は行ったほうがいいかもしれないです。 到着後はオリエンテーションに参加していました。ダートマスでは、International Pre-Orientation(IPO)という留学生向けのオリエンテーションがアメリカ国内から来る新入生向けのものの前に提供されています。映画を見るイベントのような行かなくてもいいようなものもあるので、そういったものはスキップして買い物に行ったり大学内の散策をしたりしていました。ちなみに私は日本にいた頃、このオリエンテーションに関するメールがダートマスから来た時には既に航空券を買ってしまっていたので最初の2日は参加していません。私のように遅れて来る学生は少なくなかったので全く問題なかったです。 アメリカ国内の学生向けのオリエンテーションは、留学生向けのものの後にありましたが、関係ないものばかりで、私もルームメイトも何も参加しませんでした。私の知っている交換留学生はほとんど何も参加していないと思います。なので私はこの期間にいつもKUISの学生がお世話になっている先生方に挨拶をしに行ったり、図書館で本を読んだりしていました。図書館はとても広くてお気に入りの勉強場所と昼寝スポット候補をたくさん見つけました。この期間に時間があったおかげで統語論で使う教科書を読破できました。 〈授業〉 授業編にはTimetable of Class Meetings (http://oracle-www.dartmouth.edu/dart/groucho/timetable.main) に載っている講義の概要とテキストブックを載せました。リンクからサイトに飛べないことが多々あるので、見れない場合は 'oracle Dartmouth' で検索してみてください。 私は10、10A、2の授業をとっています。各授業が一週間に2コマか3コマ、合計4時間ほどあるのに加え、X-hourというのが週一コマ各授業、設けられています。これは、講義や授業外に集まってディスカッションをしたり授業内容の確認をしたりする時間です。授業や講義によってはX-hourは使わないということもあるのでoptionalな時間と考えても良いかもしれません。シラバスによると、私の履修している授業は時々しかX-hourを活用しません。 各授業の課題の量は寝れないほどではないですが、一週間に予習復習合わせると、900〜1000ページくらいは読んでいます。それに加えて、Ling11.12のために週に1000 words以上のライティングをこなしています。ダートマスでいい成績を取りたいので暇さえあれば図書館で勉強をしています。基本的にリーディング課題は週末に全部読んで、授業前、授業後に再度読むというようにして知識を定着させるようにしています。 私は英語が母語ではないので、アメリカ人の学生の何倍も時間をかけて勉強しなくてはいけません。しかし、時間をかけるぶん、定着はいいように感じます。勉強量はとても多いですが、学ぶことが多いのでとても楽しいです。 10月は、9月は授業内での発言が少なかったのでもっと自分に自信を持って発言や質問を積極的にしていきたいです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
102.07円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 700 71,449円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 200 20,414円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 1,100 112,277円
合計 2,000 204,140円
授業編
Introductory Psychology
心理学入門
講義(英語)
585分
PSYC 001: A course designed to serve as a general introduction to the science of human behavior. Emphasis will be placed upon the basic psychological processes of perception, learning, and motivation as they relate to personality, individual differences, social behavior, and the behavior disorders. Textbook(s): Psychological Science 5th edition by Gazzaniga, Heatherton & Halpern この講義は心理学全般をカバーするので教科書が800pほどあります。講義で扱うのは教科書の3割ほどで、残りの教科書の内容は自分で読んで理解しなければなりません。講義のスライドが授業で共有しているCanvasというサイトで事前に手に入るので予習に役立てています。成績は計4回のexamで決まるのですが、教科書を何度も読み、講義をしっかりと聞けばしっかりできるはずなので毎日、地道に勉強をして知識を定着させています。
Language and Cognition
言語と認知
講義(英語)
660分
LING 11.12: This course examines some of the interrelationships between language and thought. Do people who speak different languages think differently? What does language tell us about the ways in which people conceptualize objects and abstract concepts such as time? How does language relate to other cognitive processes? Is language a uniquely human ability? Topics include linguistic relativism, folk taxonomies, metaphor, categorization, causation, space, time and gender. No prior courses in linguistics or cognitive science are required. この授業は各コマのために課題文献を1-3つ読まなくてはいけません。さらに各文献の要約を1200-1500 wordsほどにまとめて週に一度提出します。最初はとてもヘビーに感じましたが、要約をすることによって自分の中で情報が整理されていくのを感じるので今は苦ではありません。幸いにも、授業内で扱うこと自体は文献をしっかりと理解すればそこまで難しく感じないいです。テストはなく、エッセイ2つとリサーチペーパーの提出があります。
Syntax
統語論
講義(英語)
585分
LING 022: An introduction to the formal analysis of grammatical structure. The course aims to familiarize the student with Principles and Parameters Theory (PPT), the theoretical framework which currently dominates the field of syntax in North America. The course also provides an introduction to using data to support one syntactic analysis over another, and an overview of some of the major syntactic phenomena in the world's languages. Textbook(s): Geoffrey Poole, Syntactic Theory, 2nd ed., Palgrave, 2011 この授業はLING1を履修していなくてはいけなかったのですが、教授に直談判して履修を許可されました。統語論とは、人間言語全ての普遍的な特徴を解き明かす学問です。KUISで「統語論I」を履修していれば最初は習った内容ばかりだと感じるかもしれません。教科書は300pほどなので最初の授業の前には読み終わっていました。教科書に加えて200ページほどサブリーディングがあります。英語以外の言語の構造の分析も時折するので楽しいです。テストはなく、計4回の提出課題と最後のtake-home examで成績が決まります。