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プロフィール
アサミ
学科
英米語学科
学年
4年
専攻
留学先
アメリカ合衆国(米国)
/
DARTMOUTH COLLEGE
留学期間
2017-09-01 ~ 2018-06-30
留学種別
交換
1~10件目 / 10件中
2018-06
月次報告書6月分
おわりとはじまり。
私のダートマス大学での留学生活は現地時刻で2018年6月6日付けで終わりを迎えました。 まず、個人名は伏せさせていただきますがこの場をお借りて交換留学を通してお世話になった方々に感謝申し上げさせていただきます。留学生活の中でダートマス大学の先生方、仲間達、関係者の方々には常に背中を押されました。そのような現地でのサポートなしに数々の困難を乗り越えることは不可能であったと思います。又、神田外語大学の先生方、仲間達、国際交流科の方々には留学の準備期間からこれまでにかけて長期的に支援していただき、日々の励みとなりました。最後に、常に私を信じ、側で支えてくれた両親に感謝申し上げます。ありがとう。 私のダートマス大学での学びはこれを持ちまして終了となりますが、私の学び自体はまだ終わりではありません。ダートマス大学では非常に多くのことを吸収し、成長することができました。しかし、ダートマス大学での10ヶ月間で学んだことは私が生涯を通して学ぶことのごく一部でしかありません。これからまた新たな生活がはじまります。無知を自覚して学びに対してもっと貪欲になり、自分の人生を豊かにしていくと共に将来的には何らかの形で社会に貢献していきたいです。 最後に繰り返しにはなりますが、応援ありがとうございました。これからも引き続き精進していくのでよろしくお願い致します。
アメリカ合衆国(米国)
DARTMOUTH COLLEGE
アサミ
英米語学科 4年 交換
2018-05
月次報告書5月分
Much to learn, you still have.
5/1-5/31 最近、寮の共同トイレが以前に比べて詰まっていないので同じ階に住んでいる友人(複数形)の機嫌がいいです。まさか目の前にいる日本人が影のヒーローだということを彼らは知る由もないでしょう。 早速本題ですが、来月の帰国の先駆けとして今月の月次報告は総括編です。ダートマスでの学業一般について書いていきます。私にとって留学前の一番の不安は勉強でした。よって、以下に私と同じような不安を抱えた学生や、ダートマスでの学業の雰囲気を知りたい方のために私なりの見解を詳説します。文字数制限の都合上、内容をかなり省略せざるを得ませんでした。ところどころ読みにくいところもあるかとは思いますがご了承ください。 -ダートマスの教育- 教育信念としてダートマスは大学院よりも学部教育に力をそそいでいます。そのため、ダートマスでは全ての授業でPhDを取得済みの教授が教壇に立ちます。また、少人数の授業が多くて教授と学生の距離が近いため名前をすぐに覚えてもらえます。人数が多い講義でもわからないことを相談できる機会はoffice hourを活用したりメールで教授に授業外で会う提案をすれば容易に作ることができます。他にもチューター制度、ライティングセンター、莫大な蔵書数の複数の図書館があり、学生にとって勉強のしやすい環境が保証されています。 -クオーター制度- ダートマスではクオーター制度を導入しているので1学期が9週間の授業期間と1週間の期末試験期間の計10週間で構成されています。各学期を通して祝日はあってもないようなものなので無いと思ってください。各学期で授業は3−4個取ることができて、重めの授業2つと軽めの授業1つの計3つを履修するのが基本です。授業を4つ履修する学生は特別な理由が無い限りあまりいないです。 -勉強量- 各学期が短いから授業内容の量が少なくなる。というわけでもなく、寧ろ他の大学に比べても多いと思います。それに加えて「ここはダートマスだから」という理由で教授が授業で扱う教材も提出課題の難易度も高めに設定されています。又、授業の進むスピードがとにかく早いです。KUISのある授業で1学期かけて教えていることをダートマスでは1週間で教えていることも珍しくありません(本当です)。授業の内容に遅れずについていくためにはリーディングを溜めない。定期的に復習をする。テスト前日に詰め込まない。提出課題をすぐにやる。わからないことがあったらすぐに教授に相談する。というように日々の計画的な勉強がカギとなります。一夜漬けや提出課題前日の徹夜は最終手段なので、できる限り避けるように生活するのが無難です。留学生はどう転んでもネイティブスピーカーに比べて不利です。しかし、以上のことを肝に命じていれば全く問題ないです。 -ダートマスで学ぶ価値- ダートマスでの勉強量自体は凄まじいですが、得ることも多いです。私自身、留学前には考えたこともなかったようなことをダートマスで学ぶことができ、これからもっとそれを追求していきたいと思えたことがたくさんあります。そしてダートマスでは自分が興味を持ったことをとことん深めていくことができる環境(優秀な先生、研究環境など)が整っています。コースワークを通してたくさんのことを知りたい、新しいことに挑戦したい、自分の視野を広げたい。と思う学生にとってダートマスはうってつけの環境です。 -ダートマスで学ぶために必要なこと- ダートマスで学ぶために必要なことは英語力はもちろんですが基礎学力もそれなりに必要です。しかし最も大切なことは言うまでもなく学びに対する熱意です。私自身、英語力も基礎学力も飛び抜けて高かったというわけではありませんが、勉強に対する目的がはっきりしていたのとダートマスで学ぶ意思が強かったのでここまでくることができました。ダートマスでの学びは決して楽ではありません。逃げたくなることもあります。しかし、学ぶことに対する熱意さえあれば勉強の中で直面するどんな困難も乗り越えることができると思います。又、そうした困難を乗り越えていくことが最終的に更なる成長に繋がると私は信じています。 以上は現時点の私のダートマスでの限られた経験と知見に基づく記述であり、私の把握していない範囲で事実とは多少異なる点もあるかと思います。それでもダートマスの学生として勉強することがどういうことなのかがなんとなくでも伝わってくれたら幸いです。ダートマスで学びたい。と思った方は、ダートマスへの交換留学の切符を手にして世界の最高学府のひとつであるダートマス大学での学習に挑戦してみてください。
アメリカ合衆国(米国)
DARTMOUTH COLLEGE
アサミ
英米語学科 4年 交換
2018-04
月次報告書4月分
ダートマスのでのエモい春
4/1-4/30 4月のはじめの頃は雪が降ることもありましたが、4月の終わり頃からようやく春らしい気候になってきました。キャンパスの中心の広場(the Greenと呼ばれています)は日光浴をしている人や遊んでいる人で賑わっています。私もそんな人たちに混じって時々、太陽の光を浴びながらベンチでボーとしたり、各授業に向けた読書課題をこなしたりしています。日差しがとても気持ちいいです。 -教科書の購入- ダートマスの授業で指定されている教科書はキャンパスのすぐ近くにあるWheelock Booksやメインストリート内のDartmouth Bookstoreで購入することができます。教科書の値段は一冊につき日本円で1万円を超えることも珍しくなく、学生によっては友人同士で使用した教科書を安く売買したり、アマゾンでできる限り安く購入又はレンタルをしていることもあります。中には紙媒体よりも費用を抑えられるという点でe-bookを購入する学生もいます。私は直接本に書き込みをするのが好きなので、教科書はアマゾンで安い中古を見つけて購入するようにしています。 授業によっては指定の教科書がなく、課題文献の論文や本のチャプターがCanvas(以下、参照)にアップロードされることもあります。この場合はそれらを印刷しない限り、お金はかかりません。 授業で指定された教科書や本による出費は結構大きいので、履修を決める時点で自分の取る授業が何の教科書を使うのかをチェックしておくといいと思います。 -Canvas- 時折、私の月次報告に登場するCanvasについて少し説明します。CanvasはKUISのmoodleに似ていて、一言で言うと授業で共有しているウェブサイトのことです。テストの点数の確認、オンラインクイズ、課題の提出、次の授業までの課題文献のダウンロード、授業全体に向けた教授からの連絡のような授業に関するあらゆることがこのCanvasで行われます。KUISではmoodleの使用の有無は授業によって異なりますが、ダートマスでは例外なく全ての授業でCanvasを使います。 -Blitz- ダートマスでは大学専用のメールアドレスを使うことができます。仕組みはKUISメールと似ています。しかし、KUISメールでは学生は学籍番号、教員は本名をメールアドレスに使うのに対し、ダートマスのメールでは学生も教員も本名を使います。これにより、メールの送受信の際の連絡相手の特定が容易になります。ちなみにダートマスの学生はこのダートマスのメールシステムのことを"Blitz"と呼びます。私はダートマスに来た頃、Blitzと聞いてもなんのことかわからなかったので、こちらに来る前から知っておくと少し役に立つと思います。 -パソコン- ダートマス(他の大学でも同じだと思いますが、)ではパソコンの使用が日常で、それなしでは生きていけません。課題の作成、Canvasの閲覧、調べ物のように用途は様々です。私は大学3年の春に自分用のラップトップを購入して留学までに使用に慣れようと努めました。しかし、それでもタイピングは早い方ではなかったのでこちらに来たばかりの頃はかなりの文量を伴う課題にはそれなりに時間がかかりました。アメリカ留学を考えている方は、留学準備としてこちらに来るまでにワードやエクセルを含め、ラップトップの使用に慣れておくことをオススメします。ちなみに私はiPadは荷物になるので日本に置いてきました。 -帰国に向けた準備- 6月のはじめの期末試験が終わり次第、すぐに日本に帰国するので準備を進めています。私にとって海外での滞在は初めてのため、帰るのも初めてです。なので帰りの飛行機のチケットを買うのも戸惑ってしまい、お世話になっている教授の奥さんが日本人だったので相談したところ、詳しく教えていただけました。なんとかこれで帰れそうです。 私がこちらに来る際に持ってきた物は衣類、日本のお菓子、日本の文房具のような必要最低限のものだけでした。アメリカでは洗濯物を外には干さず強い乾燥機で乾かすため、持ってきた衣類はかなり痛んでしまっているのでこちらで全て捨てていく予定です。それに加え、寒さにめっぽう強い私は氷点下20度が日常の冬に冬用の防寒着も雪用のブーツも買わずに生き延びたので、かさばる荷物はあまりないです。帰りの荷物はこちらで購入した本とダートマスのグッズを除いたらほとんどなく、パッキングに関する心配はなく身軽に帰れそうです。 -5月に向けて- 5月は最初の1週間でテストが3つあります。計画的に勉強することによってそれをしっかりと乗り越え、6月の期末試験に向けて更に頑張っていきたいと思います。
アメリカ合衆国(米国)
DARTMOUTH COLLEGE
アサミ
英米語学科 4年 交換
2018-03
月次報告書3月分
Spring is just around the corner
3/1-3/31 3月11日に冬学期の最後の試験が終わり、約2週間の春休みを挟んで、26日から春学期が始まりました。まだまだ気温は低いですが、春が近づいてきたのを感じます。今月の月次報告には冬学期の期末試験期間のこと、春休み、春学期の授業関連について時系列に沿って書いていこうと思います。 期末期間は大変だったのは言うまでもないですが、秋学期よりも計画的に勉強に取り組むことができました。普段から勉強していたということもあり、特に試験期間中にバタバタするということはなかったです。それに、以前よりもテストを意識した勉強をすることができました。ダートマスの授業の内容は量も質も高くて圧倒されることがありますが、テストでどのようなことが問われるのかがわかれば勉強の効率が格段に上がります。逆にそれがわからないとたくさん勉強したにも関わらず、結果がついてこないということもありえます。たとえば、春学期に履修していた神経科学のテストは授業で扱った内容とそれに該当する教科書の範囲をしっかりと理解しなくてはいけなかったので、狭く深い知識が要求されました。一方、秋学期に履修していた心理学入門のテストは講義と教科書の全ての内容を広く浅く理解することを要求されたため、細いことよりも多くの理論や仮説の全体像を理解することが必要とされました。このように、授業によって勉強への取り組み方や要求されるマテリアルの理解度は変わってきます。試験勉強は限られた時間をいかに有効活用するかが鍵なので、勉強すべきことを明確にし、スマートに机に向かうことが重要です。もちろん講義と教科書の内容を全て自分のものにできるのが理想ですが、時間は限られているのでなかなかそれは難しいというのが現実です。勉強自体はいつでも出来るので、"試験のための勉強"のようで聞こえはよくないですが、試験期間だけでも本当に必要な勉強だけに絞った方がいいと私は思います。 春休みは冬休みと似たような生活をしていました。読書、散歩、料理です。春休みは2週間ほどの短い期間でしたが、読みたい本は読めたし、春学期に履修する授業の軽い予習もすることができました。それに、冬休みよりも気温が高いということもあり散歩の範囲が広がってハノーバーの散策にも進歩がありました。料理に関しては冬に買って余っていた食材があったので大きな出費をせずに楽しむことができました。春休みは時間を有効活用し、自分なりに充実した時間を過ごせたように感じます。 春学期は私にとってはダートマスでの最後の学期です。あっという間ですね。自分でも時間が経つのが早くて驚いています。今学期はPsychological and Brain Sciencesというダートマスの心理学と脳科学の学部の入門レベル以上の講義を2つ履修しています。留学前から履修しようと決めていた「認知心理学」と「学習心理学」です。どちらも神経科学専攻の友人が何人かたまたま履修しているので一緒に勉強できる仲間がいて心強いです。3つ目の授業の候補はいくつかあったのですが、言語を使用して人々が何をするのかを概観していく「アジア・中東の言語人類学」を履修することに決めました。どの授業も学び甲斐のある内容を扱っているので、これから自分の知識が増えていくことが楽しみでしょうがないです。 これから4月、5月、6月と何が起こるのかはまだまだわかりませんが、この春学期を通して秋学期と冬学期同様、多くのことを吸収していきたいです。春学期終了後、日本に帰って美味しい日本食をたくさん食べることをモチベーションにして頑張っていきます。 -番外編:新しいルームメイト- 先月の月次報告にルームメイト(L)のことを書いたばかりですが、Lは綺麗な寮と一人部屋を求めて春休みの開始と共に別の寮に引っ越しました。なので私は今期から新しいルームメイト(以下、I)と部屋を共有することになったのですが、私の中でビッグイベントだったのでこの場を借りて報告させていただきます。 Iは二年生で、ダートマスのフットボールチームのスター選手です。高校時代から注目されていて、アービーリーグ全校からオファーが来ていたほどの選手です。見た目は私が今まで人生で知り合いになった人間の中で一番強そうですが、人柄がすごくよくて好印象です。ここからが本題で、一応、Iはルームメイトなのですが、ほとんど部屋に帰ってきません。というのも、Iはガールフレンドがいて、いつもそちらの部屋で寝泊まりしています。なので現在、私は一人暮らしも同然です。2人の関係にヒビが入らない限り、部屋はこれからも私の独り占めなので、二人がこれからも幸せでいることを心から願うばかりです。 では、また次まで。
アメリカ合衆国(米国)
DARTMOUTH COLLEGE
アサミ
英米語学科 4年 交換
2018-02
月次報告書2月分
almost done with this term. hang in there.
2/1-2/28 ダートマスに来てから約半年が経ちました。デトロイトに降り立ち、アメリカのサンドイッチの味に軽いカルチャーショックを受けたのが昨日のことのようです。 2月は他の月よりも短いということもあり、あっという間に過ぎてしまいました。今学期も残すところ3月のテストだけです。2月に入ってから課題に追われて一日、4−5時間睡眠の日々が続いたのもあり、逃げ出したい気分ですが最後まで頑張ります(先日、お世話になっている教授のところに話しに行き、気合いをもらいました)。 今月は平凡なことしか起こらず、特に書くことが思いつかないのでダートマスの留学の参考になりそうなことをこの場を借りて以下に詳説します。 -寮- 衣食住の住を担う寮についてです。ダートマスでは自己紹介の際に寮を聞かれることは日常茶飯事で、寮は一種のアイデンティティの確立の役割も担っています。もちろん寮には当たり外れがあります。ちなみに私の寮は外れの部類だと思います。まず古いです。そして立地が悪いです。おまけにトイレがよく詰まってます。極めつけに私の部屋は二人で一部屋です。寮の中には私の寮とは比べ物にならないくらい綺麗な寮もあります。どの寮でも"寮費は同じ"なので、いい寮に住めることがベストだと思います。寮は自分で決めるのではなく、ハウジングオフィスが決めます。こればかりは運なような気がします。 -ルームメイト- 留学と言えばルームメイトですね。私のルームメイトはイギリスのとある大学からの交換留学生(以下L)です。Lはそこまでたくさん喋るタイプではないですが、特に悪い人間でもないです。私が朝6:00にアラームを鳴らしても文句一つ言いません。本人曰く、眠りが深いのでそれに気付いてさえいないそうです。 ダートマスに限らずアメリカの大学は基本的にルームメイトは勝手に割り振られる訳ではなく、まず入寮前にフォームをオンラインで記入します。基本的に聞かれる内容は、お酒は飲むか、物の貸し借りに抵抗はあるか、就寝と起床の時刻は大体何時か、というような基本的なものばかりです。ルームメイトのマッチンングはこの基本情報を基に行われ、生活スタイルの似た者同士が同じ部屋になりやすくなるという仕組みです。重要なのでしっかりめんどくさがらずに記入しましょう。と言いたいところですが、実際にこのフォームはしっかりと反映されているのかいまいち不明です。というのも、Lはダートマスに来る前にこのフォームの存在にすら気づいておらず、記入しなかったそうです。つまり、時間をかけてフォームを記入したにも関わらず、私のフォームの内容はルームメイトのマッチングに考慮されませんでした。Lには私にとって欠点がないのが不幸中の幸いですが、もしも全く気の合わない学生がルームメイトになっていたらと思うとゾッとします。もちろん私のケースはレアだとは思いますが、一度あることは二度目があってもおかしくないので参考程度にしておいてください。もしも、気の合わない学生がルームメイトになった場合は遠慮せずに各寮のアシスタントの学生やハウスプロフェッサー(各寮に割り当てられた教授)に相談しに行きましょう。アメリカの大学は学生の相談には割と柔軟に対応してくれるので、何か手を打ってくれるかもしれません。 -友達&交流- ダートマスで友達を作ることはそんなに難しいことではないです。まず日本語を勉強している学生や日本に興味のある学生がたくさんいるので、そういった学生とは必然的に仲良くなりやすいです。また、ダートマスの周りは田舎で何もないので学生主催のイベントが多く、交流のチャンスに恵まれています。 それに、周りに何もないが故に学生は常にキャンパス内にいます。なので平日も休日も関係なく歩いている時に友達に会ってそのまま立ち話をするなんてことは日常茶飯事で、どんどん仲良くなります。都会の方の大学では週末はどこか別のところに遊びに行ったり、平日でもキャンパス外のカフェで勉強するということが普通で毎日学生がキャンパスにとどまっているということは少ないかもしれません。一見退屈なダートマスの立地が学生間の強い絆を生み出しているように感じます。 私自身、友達を作ること自体は留学の目的の中でそこまで重視していたことではなかったのですが、ダートマスに来てからは留学が終わった後も連絡を取り合いたいような仲間にたくさん出会ってきました。共に同じキャンパスで学び、切磋琢磨し合えるような仲間というのは良いものです。 冬学期の終わりももうすぐそこです。テスト期間中は体調を崩さないように気をつけ、いい結果を残すことだけに集中していきます。
アメリカ合衆国(米国)
DARTMOUTH COLLEGE
アサミ
英米語学科 4年 交換
2018-01
月次報告書1月分
print("Hello, Dartmouth!")
1/1-1/31 気が付くと年が明け、のんびりする暇もなく冬学期が1/3から始まりました。アメリカは日本とは違い正月のようなかしこまった文化がなく、年が明けてからすぐに動き出します。一月は冬の真っ只中なので相変わらずこちらは氷点下の日々が続いていて寒いですが、体調を崩すことなく過ごせています。 今更ながら、最近、私の留学生活の地味さに気がついてきました(以前から薄々感づいてはいました)。私の留学生活にはあまりキラキラしたイベントはないので、報告書の内容もドライなものがほとんどだと思います。日本にいた頃からあまり派手な生活は送っていなかったので、相変わらずだと言ってしまえばそれで終わりなのですが。留学ウェブには私のダートマスライフをできるだけ包み隠さずお届けしていくので、地味なのはご了承ください。 学業ですが、相変わらず勉強漬けなのは変わらないです。朝勉強。昼勉強。夜勉強。平日勉強。週末勉強。寝る前勉強。夢の中でも勉強。勉強勉強勉強。私は現在、活字がベストフレンドです。辛そうに聞こえるかもしれませんが、これが私が一番ダートマスに来てやりたかったことができているのでちっとも辛くないです。秋学期同様、うまくいかないことの連続でフラストレーションの溜まる毎日ですが、それはまだまだ自分に伸び代がある証拠だと思うことによって肯定的に捉えるようにしています。日々の勉強を通して自分がみるみるうちに強くなっているのは確かなので、今学期もノンストップで駆け抜けていきたいです。頑張れ自分。 -食事(続)- 以前の月次報告で私は週20回分のミールプランに加入していて、今後もそれを継続するというようなことを書いたのですが今期から7食分に変更しました。以下の簡単な表で言うとSmartChoice7です。というのもFOCOでの食事はすぐに飽きます。FOCOは以前にも紹介したようにバイキング形式なのですが、いつも同じような味付けの食べ物ばかりなのですぐ飽きてしまいました。そしてすぐに太ります。バイキングが故に、自己を制御できなくなり食べ過ぎてしまいます。慶應から来ている交換留学生は3ヶ月で10kgも太ったと言っていました。 ちなみに、私は寒い時期はお昼に消化の必要な物を食べるとほぼ100%に近い確率で眠ってしまうので、普段、お昼は何も食べていません。チョコレートやグミを駆使することによって血糖値をある一定の値に保っておけば空腹感は長時間抑えられるので問題なしです。朝晩はしっかり食べています。 もう少しだけ、一般的なダートマスのお食事事情について書いておきます。ダートマスにはDBAという学内での通貨のようなものがあり、学生証でそれを使用することができます。よって、DBAで食べ物を買うことも可能です。食べ物はサンドウィッチやパスタやあまり美味しくない寿司などがキャンパス内の至るところで買えます。SmartChoice20ではこのDBAが200ドル分使えたのですが、SmartChoice7では750ドル分のDBAが使えます。しかもダートマスに支払うお金も250ドルほど安くなります。新入生はSmartChoice20に強制加入なので最初の秋学期は諦めるしかないですが、冬学期からはミールプランを変更することを強くオススメします。 Dining Plan Meal Swipes DBA Cost SmartChoice20 20 $200 $2,005 SmartChoice14 14 $250 $1,920 SmartChoice10 10 $450 $1,800 SmartChoice7 7 $750 $1,765 SmartChoice5 5 $1,020 $1,765 更に詳しく知りたい方やダートマスへの留学を検討している方は以下を参照してみてください。 URLが無効になっていたら"dartmouth dining plan"で検索してください。 http://www.dartmouth.edu/dining/plans/ タイトルを見たときにピンときた方はいらっしゃいますか? プログラミングはハマると結構楽しいです。長い年月をかけてでもプログラミングを呼吸の域まで上達させたいです。 1月はいい形で締めくくれたので2月も今月以上に頑張っていきます。
アメリカ合衆国(米国)
DARTMOUTH COLLEGE
アサミ
英米語学科 4年 交換
2017-12
月次報告書12月分
さようなら、冬休み。
12/1〜12/31 主に私の冬休みの過ごし方をレポートします。 12月の中旬頃に雪が積もり始めてすっかり周りの景色が冬らしくなりました。気温の方は氷点下が当たり前の日々です。3−4月まではこのまま雪化粧を楽しめそうです。 冬休みは私の思惑通り、ハノーバーに引きこもって、料理、読書、散歩を軸とした平凡な生活を送ることができました。以下、詳説します。 -冬休みの間の食事- 冬休みの間、大学内の食事のできる施設は全て閉まっていたので自炊をしていました。調理道具や食器はお世話になっている教授の奥さんからお借りすることができました。これによって初期費用を大幅に抑えることができたのでとても助かりました。料理に必要な食材はアマゾンや近くのスーパーで調達していました。ハノーバーで食材が手に入るのはメインストリートにあるCVS pharmacyか寮から歩いて10分ほどのCoopというスーパーです。どちらも売っている食べ物が高いというのが玉に瑕ですが必要なものは大抵手に入ります。一日三食、自分で用意するのは面倒に感じることもありましたが自分の口に合ったものを食べることができたのでなかなか悪くなかったです。栄養バランスに気をつけ、健康的な食生活を送ることを常に心がけながら生き延びることができました。 -読書(勉強)- 冬休みの間は読書にほとんどの時間を割きました。何もしていない時間は全部、読書という感じです。来期取ろうと思っている神経科学の授業の教科書の予習に加え、教育心理学(と言っても内容のほとんどが認知心理学の応用)の論文を200本ほど読み、それらが終わった後は読みたかった洋書をひたすら読んでいました。 神経科学はダートマスに来る前からずっと勉強しようと決めていた分野です。教育心理学に関する論文を読んでいた理由は秋学期にIntroductory psychologyを取っていた際に心理学の研究結果や理論又は仮説が他の分野でどのように活かされているかに興味を持ったからです。私はKUISでは特に教職の授業は取ったことがないので教育心理学の勉強をしていると聞くと変に思われるかもしれません。しかし、私にとって自分の専門分野以外のことを学ぶことはとてもいい息抜きになります。なので、単純に気分転換をしていたのだと思ってください。論文を読み終えた後は、Amazonで購入した洋書を10冊ほど読みました。ついでに、ダートマスの図書館で借りた日本の小説もよく読んでいたので、6週間で日本の小説を15冊ほど読むことができました。 冬休みの間、学生の多くはキャンパスにいなかったので自分の学んだことを誰かと共有するような機会には恵まれていませんでしたが、約一ヶ月半の冬休みは知識のインプットにはとても有意義な期間になったように感じています。 -ハノーバー- 私は9月からここに住んでいるのですがハノーバーについてあまりよく知らなかったので散策を兼ねて冬休みはよく散歩していました。 ハノーバーはとても小さな町で、主にダートマスのキャンパスと200mほどのメインストリートで構成されています。メインストリートには銀行、郵便局、CVS pharmacy、 Dartmouth coop(ここでダートマスパーカーやTシャツを買えます)、映画館、レストランがあります。ハノーバーで買い物をしようとすると、必要最低限のものしか手に入らないため、学生の多くはAmazonで買い物をしています。学生の中にはあまりにも何もないので衝撃を受ける人も少なくないそうですが、私はハノーバーの雰囲気はのどかでとても気に入っています。ここは町というよりもダートマス・ビレッジという感じです。 ちなみに、メインストリートにはいくつかアジア系のレストランがあります。どれも私好みの似非アジア料理という雰囲気の料理を提供している点で気に入っているので、冬学期が始まっても時折、自分へのご褒美として食べに行きたいです。 -冬学期に向けて- もうすぐ6週間にも及ぶ冬休みが終わり、冬学期が始まります。この期間は自分なりに充実した時間を過ごせたので、冬休みに別れを告げるのは悲しいです。というかめちゃくちゃ悲しいです。あと6ヶ月くらいはこの生活をしたかったな、というのが本音です。兎にも角にも、冬学期は秋学期よりも絶対にいい結果を残せるように精進していきます。 あ、そういえば2017年がもう終わりますね。2018年も更なる飛躍を目指して頑張っていこうと思います。 では、また次まで。 ※冬休みの間の寮費は無料です。
アメリカ合衆国(米国)
DARTMOUTH COLLEGE
アサミ
英米語学科 4年 交換
2017-11
月次報告書11月分
さようなら、fall term。待ってましたよ、冬休み。
11/1〜11/30 21日に最後のIntroductory Psychologyの試験が終わり、冬休みに突入しました。ルームメイトは9月が終わる前から冬休みへのカウントダウンを始めていました。同じ授業を取っていた学生は気温が下がり始めた10月頃にはもうクリスマスの話をしていました。そうです、誰もが待ち望んだ冬休みが来たのです。心の底から嬉しいです。 今、振り返ってみると私にとってのダートマスでの初めての学期は自分の能力の限界を越えることやうまくいかないことの連続でした。英語のネイティヴスピーカーに囲まれて授業を受けていると、自分が小さく感じることがよくありました。又、文献を読んでいても、全く理解ができないことがあり、イライラして握っているペンを真っ二つに折りたくなるようなこともありました。しかし、そんな中でも決して諦めることなく、必死に食らいついていくことができたと感じています。そして今は言葉にならないような達成感に満たされていています。 -秋学期の反省- 細かい反省は数えられないほどあるのですが、ひとつあげるとしたら朝の起床時間です。9月の最初の頃は朝6時にしっかりと起きることができていたのですが、段々と遅くなり、最終的には朝8時に起床していました。睡眠時間については様々な意見があると思いますが、私は6時間寝れれば十分だと思っています。なので6時ではなく8時に起床することによって生じる約2時間のロスは大きいです。土日は11時に起きることもありました。これはもう最悪です。勉強に対するストレスや心身の疲弊というようなことが遅い起床時間の原因として考えられますが、時間を有効活用するためにも来期はもっと早く目覚められるようにしていきたいです。 -finals week- finals week(期末試験の期間)はそれまでに蓄積した疲れがピークに達し、全てを投げ出したくなりました。勉強中にすぐに集中力が切れてしまうことがあり、自分を戒めながら机に向かう日々が続きました。そんな中で私を支えてくれたのはwall of failuresと書かれている図書館の柱に貼られた大きな紙です(添付写真)。中央に大きくwords of affirmationと書いてあってどっちが正しいのかよくわからないのですが、書かれている内容からして前者の方がしっくりきます。失敗者の壁とでも訳しましょうか。パソコンを破壊してしまい、レポートの提出前に必要なデータを全て失った学生。突然、なんの前触れもなく長年付き添った恋人に振られた学生。というようなfinals weekの間に災難に見舞われてしまった不幸な学生達の心の叫びがwall of failuresに生々しく記されていて、自分の辛さなんて大したことないのだと気づかされました。 留学生の私はもちろんのこと、現地の学生にとってもファイナルというのは過酷なものです。普段の勉強だけでも大変なのに最後の最後に追い込んでくるという点でfinals weekは私にとって恐ろしかったです。このfinals weekを通してまたひとつ強くなれたような気がします。 -冬休みの予定- 冬休みは約6週間ほどあります。長さはKUISの夏休みよりやや短いくらいですかね。寒くて長い冬休みです。多くの学生は試験が終わるやいなや我先にと故郷に帰って行き、勉強のことなど忘れてサンクスギビングやクリスマスを家族と共に過ごします。慶応から来ている交換留学生も「松屋に行きたい。」とだけ言い残し、いつの間にかダートマスコーチ(ボストンの空港などに行くためのバスの名前)に乗り込み、ハノーバーから脱出していました。私も牛丼、食べたいです。 一方、私の冬休みの予定は単純です。まず金銭的な面で日本には帰りません。往復の飛行機代はバカにならないです。なので6週間、ハノーバーで過ごします。読みたい書物を読み、見たい映画を見て、食べたいものを食べ、新鮮な空気を吸いたくなったら鼻歌でも歌いながら散歩に行きたいです。アメリカ国内の旅行に行く計画はないです。ハノーバーは人口10,000人ほどの小さな町です。ここには私の心の安らぎを邪魔するものは存在しません。なので、わざわざどこか別の場所へ行く理由などないです。とりあえず、今のところ冬休みは来期に向けて力を蓄えつつ、のんびりと時間の流れを感じながら過ごしたいと考えています。 次回の月次報告では私の冬休みの生活を中心に書いていきます。一体、どれほどの人たちが私の月次報告に目を通してくれているのかは全くもって想像ができないのですが、お楽しみに。
アメリカ合衆国(米国)
DARTMOUTH COLLEGE
アサミ
英米語学科 4年 交換
2017-10
月次報告書10月分
"Vox Clamantis in Deserto" 「荒野で叫ぶ声」
10/1-10/31 タイトルはダートマスの校訓です。 -食事- 食事はFOCOというキャンパスの中心にある一番大きなカフェテリアで済ませています。他にも図書館内のNovack Cafeや私の寮の近くにあるHOPというところでも食事はできるのですが、オーダーの仕方がよくわからなかったり、列が長かったりするので私はあまり行きません。ダートマスでは新入生も交換留学生も最初の学期は週20食のミールプランに強制加入させられます。週20食、食べないとお金が勝手に消えていくだけなので、しっかり20食分、食べるようにしています。2年生以上の学生は週5食分ほどのミールプランに加入して、自分で好きなものを買って食べている人が多い印象です。私は学期中は勉強で忙しく、食事は作業化し、買うのも作るのもめんどくさいので来期も今期と同様のミールプランを継続していこうかと思います。 -学業- 英語力のなさと知識の少なさを痛感する日々ですが、自分のペースを乱さずに勉強できています。留学といったら莫大な課題をこなすために夜遅くまで図書館で勉強するというイメージがあるかもしれませんが、私の場合は夜11時には勉強を切り上げ、朝早く起きてからまた勉強するようにしています。徹夜や睡眠不足は勉強効率が悪くなるし、健康にもよくないので最低でも毎日6時間、しっかりと睡眠をとるようにしています。起きている時間は勉強が忙しくて、人と遊ぶことは土日を含めて皆無ですが、私にとって睡眠は重要なので問題なしです。 2−3週間に一度はテストかエッセイや提出課題があるので毎日が試験期間のような感じです。課題や試験のひとつひとつで良い結果を残さなければ成績が下降していくだけなので相当なプレッシャーを感じますが、自分が評価されるいいチャンスだと思うことによって楽しんでいます。 ダートマスのあるハノーバーは周りに何もないため、勉強するにはベストな環境なので気に入っています。この調子で勉強に集中して、今学期は駆け抜けていきたいです。 -気付き- 約20年間、日本に住み、国際感覚が疎い私にとって、アメリカの学生の行動は理解不能なものばかりです。汚い話ですが(読みたくない人はこの段落を飛ばしてください)、まず一つ目は高確率で机の裏側にガムがへばりついていることです。キャンパス内のいたるところにゴミ箱があるのにも関わらず、机の裏に自分が噛んだガムをつける意味がわかりません。そして二つ目はトイレが常に詰まっているor流されていないことです。私の寮の一階の唯一の共同のトイレはいつも詰まっています。ちなみに、二階には便器が三つあるのですが、時々全部、詰まっています。私のイギリス人のルームメイトは私以上にこの件に関してイライラしています。彼は「ダートマスの新入生向けのオリエンテーションはトイレの流し方を教えるべきだ。」と真顔で言っているのですが、笑うべきかどうかわかりません。他にも、平日の夜に寮の上の部屋で急にパーティーが始まるなどたくさんあるのですが、書ききれないのでこの辺にしておきます。 当たり前のことですが、地球の裏側では自分の中の常識なんて常識ではなくなるのだと思う日々です。アメリカでは私もルームメイトも外国人です。なので、'When in Rome, do as the Romans do' 「郷に入っては郷に従え」の気持ちで柔軟に対応していこうと思います(私はガムはゴミ箱に捨てるし、トイレはちゃんと効率的に流しますが、、、)。 ちなみに、これらは私の限られたアメリカ生活の中での気付きなのであまり深刻にはとらえないでください。アメリカの学生には日本の学生が見習うべきよい点もたくさんあります。次回以降の月次報告ではそのことについても書くことになると思います。 −ホームカミング− 10月の中旬に入る前に、ダートマスのホームカミングがありました。ダートマスではbonfireというキャンプファイヤーのようなものをキャンパスの中心の広場でやるのが伝統です。新入生は卒業年+100周分(今年の新入生は121周)、bonfireの周りを走ります。私は少しだけbonfireを眺めた後、図書館に行って次の週に提出するエッセイを進めていました。図書館には意外にもホームカミングの最中、私のような勉強をしている学生が少数ですがいたので少しほっとしました。 以上のように勉強は大変で、ちょっとした文化?の違いに戸惑うこともありますが、非常に充実した日々を送れています。
アメリカ合衆国(米国)
DARTMOUTH COLLEGE
アサミ
英米語学科 4年 交換
2017-09
月次報告書9月分
ナイストゥーミートゥー、ダートマス
9/2〜9/30 〈到着〜授業開始〉 ダートマス大学のあるハノーバーには9月2日に到着しました。成田空港からは全部で丸一日くらいかかったのでとても疲れました。大きなトラブルもなく無事に到着できたことができたのでよかったです。ダートマスは新入生と交換留学生向けの5日ほどのtripを毎年8月の終わりにやっていますが、私はあまり興味がなかったのと、長旅の疲れや時差13時間(サマータイム)による時差ボケを予測していたので行きませんでした。socializeするのが好きな人は行ったほうがいいかもしれないです。 到着後はオリエンテーションに参加していました。ダートマスでは、International Pre-Orientation(IPO)という留学生向けのオリエンテーションがアメリカ国内から来る新入生向けのものの前に提供されています。映画を見るイベントのような行かなくてもいいようなものもあるので、そういったものはスキップして買い物に行ったり大学内の散策をしたりしていました。ちなみに私は日本にいた頃、このオリエンテーションに関するメールがダートマスから来た時には既に航空券を買ってしまっていたので最初の2日は参加していません。私のように遅れて来る学生は少なくなかったので全く問題なかったです。 アメリカ国内の学生向けのオリエンテーションは、留学生向けのものの後にありましたが、関係ないものばかりで、私もルームメイトも何も参加しませんでした。私の知っている交換留学生はほとんど何も参加していないと思います。なので私はこの期間にいつもKUISの学生がお世話になっている先生方に挨拶をしに行ったり、図書館で本を読んだりしていました。図書館はとても広くてお気に入りの勉強場所と昼寝スポット候補をたくさん見つけました。この期間に時間があったおかげで統語論で使う教科書を読破できました。 〈授業〉 授業編にはTimetable of Class Meetings (http://oracle-www.dartmouth.edu/dart/groucho/timetable.main) に載っている講義の概要とテキストブックを載せました。リンクからサイトに飛べないことが多々あるので、見れない場合は 'oracle Dartmouth' で検索してみてください。 私は10、10A、2の授業をとっています。各授業が一週間に2コマか3コマ、合計4時間ほどあるのに加え、X-hourというのが週一コマ各授業、設けられています。これは、講義や授業外に集まってディスカッションをしたり授業内容の確認をしたりする時間です。授業や講義によってはX-hourは使わないということもあるのでoptionalな時間と考えても良いかもしれません。シラバスによると、私の履修している授業は時々しかX-hourを活用しません。 各授業の課題の量は寝れないほどではないですが、一週間に予習復習合わせると、900〜1000ページくらいは読んでいます。それに加えて、Ling11.12のために週に1000 words以上のライティングをこなしています。ダートマスでいい成績を取りたいので暇さえあれば図書館で勉強をしています。基本的にリーディング課題は週末に全部読んで、授業前、授業後に再度読むというようにして知識を定着させるようにしています。 私は英語が母語ではないので、アメリカ人の学生の何倍も時間をかけて勉強しなくてはいけません。しかし、時間をかけるぶん、定着はいいように感じます。勉強量はとても多いですが、学ぶことが多いのでとても楽しいです。 10月は、9月は授業内での発言が少なかったのでもっと自分に自信を持って発言や質問を積極的にしていきたいです。
アメリカ合衆国(米国)
DARTMOUTH COLLEGE
アサミ
英米語学科 4年 交換
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