月次報告書 2017-10
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
中国語専攻
留学期間
2017-09-01 ~ 2018-01-31
留学種別
私費
生活編
留学2ヶ月目

国慶節は松江区と田子坊に行きました。松江区は多くの人が持つ西洋から移入された流行文化が混じり合う近代的な上海のイメージとは違って伝統的な上海といえる場所だそうです。母の友人が松江区に住んでいるので最初の3日間はそこでお世話になりました。連休終盤は田子坊とその周辺を観光しました。。田子坊は昔フランスの租界だったところで今では人気の観光スポットです。連休中だったので人がごった返していました。 連休が明けてからサークル活動が始まりました。わたしはダンスサークルと絵画サークルに入りました。ダンスサークルはサークルというよりレッスンといった感じです。初心者なので基礎から先生に教えてもらっています。レッスン以外ではダンスコンテストを観に行ったり上級者の人たちはコンテストに出場したりとイベントも多いです。もちろん文化祭で発表もあるのですが、その前にわたしは帰国してしまうので参加できなくて残念です。 絵画サークルは週に1回現地の本科学生寮にあるアートスペースでみんなで画材を持ち寄って絵を描きます。またWechatのサークルのグループトークで自分が描いた絵を載せて見せ合ったりもします。11月最初の週はサークルメンバーで美術館に行き、11/11は光棍節という中国の「独身の日」にサークルでアートイベントをやる予定なのですが、わたしはこの日祖父の墓参りをしに北京に行く予定なので参加できません。残念です。また、12月にはキャンパス内でサークルメンバーの作品を展示します。 10月の上海はイベントが多くてとても楽しかったです。10/11〜18は新天地という日本でいう表参道のような雰囲気のある場所で上海ファッションウィークが開催され、10/20〜22はファッションウィークエンドというイベントがありました。興味があったのでどちらも行きました。20〜22日のはアパレル業界で働く人たちが次のシーズンに店で扱う商品を注文しに来るためのイベントでもあるのでブランドのお洋服が通常より安めに販売されていました。いい社会見学ができたと思います。 ハロウィンの3日前から大学付近の大学路という通りでフリーマーケットが行われていました。学生と家族連れで賑わっていました。大学内もとくに留学生たちが仮装をしてパーティーをしてハロウィンを楽しんでいました。わたしも仮装はしなかったもののクラスメイトたちと集まってハロウィンパーティーをしました。 10月の日本は台風の影響もあって雨天が多く寒かったようですが、上海は最初の1週間を除いて晴れの日が多く寒すぎることもなく過ごしやすい気候でした。 とても楽しくあっという間に過ぎた1ヶ月でした。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
中国 人民元
16.39円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 3,000 49,170円
水道光熱費 100 1,639円
学費・教材費 0 0円
交通費 200 3,278円
通信費 0 0円
食費・その他 1,000 16,390円
合計 4,300 70,477円
授業編
中国古代文学
中国古代文学
講義(地域言語)
270分
KUISの中国文学史の授業でも扱われた屈原の生涯と作品について勉強しました。
中国古代名作选读
中国古代名作講読
講義(地域言語)
360分
庄子の作品集を読み庄子の思想について勉強をしました。また庄子の思想と孔子の思想を比較してどう思うかクラスで論議をしました。
中国文化概说
中国文化概説
講義(地域言語)
360分
人類の起源、中国の化石、王朝、思想文化、三大思想家、儒教、理学、天文学について勉強しました。
中国古代历史
中国古代史
講義(地域言語)
270分
秦朝が滅亡した紀元前206年から東晋王朝が滅亡した420年までの歴史を学びました。この間に日本でも有名な三国志について授業で触れました。面白かったです。
中国近现代史
中国近現代史
講義(地域言語)
360分
今月は1861年の洋務運動から1911年の辛亥革命までのできごとについて学びました。この授業は本科生と一緒に受けているので進度が早いです。
中外文学比较
中外文学比較
講義(地域言語)
270分
五四運動が中国の近代文学に与えた影響と、その時代の外国文学と魯迅について勉強しました。先生がわたしたちの学期末レポートの参考のためにが前の学期のレポートを見せてくれました。
汉语修辞
中国語修辞
講義(地域言語)
270分
今月は借代という日本語でいう提喩法と対偶法、排比という似たような構造の節・文を並列させて要点を深める表現方法について勉強しました。
现当代文学
現当代文学
講義(地域言語)
270分
国慶節連休明けの最初の授業でわたしは日本の近現代文学についてプレゼンテーションをしました。時代背景と日本の近代文学の特徴、代表的な作家と個人的に好きな作家とその作品について話をしました。芥川龍之介と太宰治の生涯と作品を紹介したのですがクラスメイトがとても興味を持ってくれて嬉しかったです。次の週はオーストラリア人、その次は韓国人のクラスメイトが自分の国の文学についてプレゼンテーションをしました。 プレゼン以外では文学革命と魯迅の作品、生涯についての講義でした。 プレゼンの準備を通して改めて日本の文学を知ることができてよかったです。また、他の国の文学について知ることができてよかったです。
古代汉语
古代中国語
講義(地域言語)
360分
古代の作品を読んで現代語訳しました。