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プロフィール
学生6009
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
中国語専攻
留学先
中華人民共和国
/
復旦大学
留学期間
2017-09-01 ~ 2018-01-31
留学種別
私費
1~5件目 / 5件中
2018-01
月次報告書1月分
最後の1ヶ月
今月は留学生活最後の1ヶ月です。 年が明けてからレポート作成やテスト勉強でとても忙しかったです。レポートを早く終わらせて残りの日はテスト勉強にあてました。とくに歴史のテストがとても心配でした。中国の歴史は長いので復習と暗記する範囲が広く1月中旬のテストまでに完璧に覚えられるか不安で、12時間机から離れなかった日もありました。その甲斐もあってテストの出来はまあまあよかったので嬉しかったです。しかし、成績表を見ると血を吐くような想いで勉強したテストよりもレポートの評価が高かったので拍子抜けしてしまいましたが、それなりに頑張って書いたレポートなので嬉しかったです。円満な最後を迎えられたと思います。 クラスメイトのほとんどが早めに帰国してしまった、もしくは旅行に出かけていたので修了式の日はわたしを含めて4人しか同じクラスの人がいなくて寂しかったです。式が終わったあと、4人でご飯を食べに行って半年間を振り返って色々お話をしました。せっかく仲良くなれたのに離れてしまうのは寂しいですが、また会えるので次会うときまでを楽しみにしています。 半年という短い留学生活でしたが、遊びも勉強も充実した良い半年間だったと思います。初めは、住処が決まらないことや、ネットがうまく繋がらないこと、他にも不安で慣れないことがたくさんありましたが、それも良い経験だと思いました。 留学前に行った就職セミナーで、就活が始まるまでに自分の長所と短所は必ず言えるようにしてくださいと言われましたが、その時のわたしは自分の長所をなかなかみつけることができませんでした。しかし、半年間の留学生活の中で今まであまり意識したことがなかった自分の長所や意外な力に気づくことができました。留学なのでももちろん勉強方面で得たものもたくさんあるのですが、自分にとって留学の1番の収穫は今まで気づけなかった自分の長所と短所がハッキリわかったことと、日本ではできない経験だと思います。 留学してよかったです。
中華人民共和国
復旦大学
学生6009
アジア言語学科 3年 私費
2017-12
月次報告書12月分
留学生活4ヶ月目
12月になると上海もクリスマスムードが流れ始めました。 12月上旬は大学のイベントが盛り上がっていました。社交ダンス会、Fudan Idolという大学で1番輝いてる人を選ぶグランプリ、ダンスサークルの発表会、アート系のサークルの展示会などがあります。わたしは所属していたダンスサークルの発表会に参加させてもらいました。一緒にサークルに入っていた友達が途中で辞めてしまってわたしも辞めようかと思っていた時期もあったのですが、練習を通して本科生やクラスメイト以外の留学生と知り合うことができ、ダンスも楽しいと思えるようになったので最後まで続けてよかったと思います。 12月下旬の上海はクリスマスで盛り上がっていました。大学付近のショッピングモールやスーパー、デパート、カフェではサンタクロースやクリスマスツリーが飾られていて日本と似ていると感じました。また静安区ではクリスマスマーケットが開催されていて、外国のクリスマス料理やアートを楽しむことができました。中国ではあまりクリスマスやハロウィンといった西洋の祝い事をするイメージがなかったのでちょっと意外でした。 クリスマスが終わると次は年越しです。日本では1/1が正月なのですごく盛り上がっていると思いますが、中国では旧暦の正月(2月)を正式に祝うので、いたって普通でした。南京東路では年越しパレードが開催されていて、とても行きたかったのですが安全面が心配だったので家で新年を迎えることにしました。静かな年末でしたが、来月は期末テストやレポート提出があるのでわたしにとってはちょうど良かったです。 12月はイベントが多く、また勉強も忙しかったのであっという間に過ぎてしまったような気がします。 残り1ヶ月を大事にしたいです。
中華人民共和国
復旦大学
学生6009
アジア言語学科 3年 私費
2017-11
月次報告書11月分
留学生活3ヶ月目
今月の上旬は北京に行きました。北京の空はだいたい灰色だと聞いていましたが、わたしが北京にいた数日間は晴れていて空がとても青くて空気も澄んでいました。ただ空気が乾燥していて風が強くてとても寒かったです。北京から上海に戻ると上海が少し蒸し暑く感じました。上海は北京ほど暖房が暖かくない上に湿っているので冬になると外より室外のほうが寒いです。とくにわたしが講義を受けている教室はだいたい北側のほうが多いので午後になると寒くて体調を崩す人もいました。 先生の都合で一回授業が休講になった日があったのでその日はずっと行こうと思っていた魯迅公園に行きました。魯迅公園は開放性でチケットを買わなくても入れます。魯迅公園の中ではお年寄りたちが体操や囲碁をしたり散歩をしたりしていました。その中にある魯迅記念館は魯迅の作品、写真、魯迅が生前使用していた日用品など魯迅に関わるたくさんの物が展示されていました。無料とは思えないほどの展示数でとても見応えがありました。中外文学比較の授業では中国の近代作家と外国の作家の作品を比べてレポートを書かなければいけないなですが、わたしは魯迅と日本の近代作家の作品を比較したものを書こうと思っているので魯迅記念館に展示してあるものがかなり参考になりました。 期末テストやレポート提出の日付が発表され周りの友達は皆それに向けて準備を始めているのでわたしも始めています。来月はダンスサークルのコンテストや美術サークルの展示会、レポートの作成なとやらなければいけないことがたくさんあるのでとても忙しい月になりそうです。体調を崩すと困るので気をつけたいと思います。
中華人民共和国
復旦大学
学生6009
アジア言語学科 3年 私費
2017-10
月次報告書10月分
留学2ヶ月目
国慶節は松江区と田子坊に行きました。松江区は多くの人が持つ西洋から移入された流行文化が混じり合う近代的な上海のイメージとは違って伝統的な上海といえる場所だそうです。母の友人が松江区に住んでいるので最初の3日間はそこでお世話になりました。連休終盤は田子坊とその周辺を観光しました。。田子坊は昔フランスの租界だったところで今では人気の観光スポットです。連休中だったので人がごった返していました。 連休が明けてからサークル活動が始まりました。わたしはダンスサークルと絵画サークルに入りました。ダンスサークルはサークルというよりレッスンといった感じです。初心者なので基礎から先生に教えてもらっています。レッスン以外ではダンスコンテストを観に行ったり上級者の人たちはコンテストに出場したりとイベントも多いです。もちろん文化祭で発表もあるのですが、その前にわたしは帰国してしまうので参加できなくて残念です。 絵画サークルは週に1回現地の本科学生寮にあるアートスペースでみんなで画材を持ち寄って絵を描きます。またWechatのサークルのグループトークで自分が描いた絵を載せて見せ合ったりもします。11月最初の週はサークルメンバーで美術館に行き、11/11は光棍節という中国の「独身の日」にサークルでアートイベントをやる予定なのですが、わたしはこの日祖父の墓参りをしに北京に行く予定なので参加できません。残念です。また、12月にはキャンパス内でサークルメンバーの作品を展示します。 10月の上海はイベントが多くてとても楽しかったです。10/11〜18は新天地という日本でいう表参道のような雰囲気のある場所で上海ファッションウィークが開催され、10/20〜22はファッションウィークエンドというイベントがありました。興味があったのでどちらも行きました。20〜22日のはアパレル業界で働く人たちが次のシーズンに店で扱う商品を注文しに来るためのイベントでもあるのでブランドのお洋服が通常より安めに販売されていました。いい社会見学ができたと思います。 ハロウィンの3日前から大学付近の大学路という通りでフリーマーケットが行われていました。学生と家族連れで賑わっていました。大学内もとくに留学生たちが仮装をしてパーティーをしてハロウィンを楽しんでいました。わたしも仮装はしなかったもののクラスメイトたちと集まってハロウィンパーティーをしました。 10月の日本は台風の影響もあって雨天が多く寒かったようですが、上海は最初の1週間を除いて晴れの日が多く寒すぎることもなく過ごしやすい気候でした。 とても楽しくあっという間に過ぎた1ヶ月でした。
中華人民共和国
復旦大学
学生6009
アジア言語学科 3年 私費
2017-09
月次報告書9月分
怒涛の留学生活1カ月目
住処が決まらないまま上海に飛び立ったので、最初はとても不安でしたが、上海に到着した翌日に1人部屋(風呂・台所つき)で大学までのアクセス、治安が良いアパートが見つかったので安心しました。後にクラスメイトや友達から聞く話によれば、9月は新入生、留学生が一斉に入学するので学生寮の部屋が足りないことがよくあるのであまり落ち込まなくてもいいとのことだそうです。 私のクラスは「文化班」という主に中国文学と中国史をメインに勉強するクラスなのですが、人数は私を含めて6人しかいません。少人数なので授業中に質問しやすく、クラスメイトもみんな仲が良いです。クラスに日本人は私しかおらず、その他は韓国人、シンガポール人、ドイツ人、オーストラリア人、アメリカ人です。各国から1人ずつクラスにいるので、異文化交流するにはいい機会だと思っています。また、同じ国の人同士で固まるということもないので雰囲気がとても良いです。大学が始まって思ったことは、アジア以外の国から来た留学生の中国語レベルが非常に高いということです。日本のように漢字を使い、文化の中にも中国と似た部分がある国とは違い彼らは漢字を使わず、中国文化ともさほど所縁のない地域から来ているにもかかわらず、中国語がとても上手なので感心すると同時に刺激を受けます。 留学生の割合は韓国人が圧倒的に多いという印象を受けました。日本人は想像していたよりも少なかったです。私が履修している歴史系の授業は韓国人の本科生も受けていて、私のクラスの人数よりも多いです。また、たまに空き時間に興味のある授業を聴講しているのですが、現地学生以外では韓国人しかいなかったような気がします。 今月は中国の大学の新学期なので、新歓パーティーや留学生同士のイベント、サークル歓迎会などが頻繁に行われました。この大学のサークル歓迎会は「百团大战」と呼ばれており、その名の通り100近くあるサークルが集まって勧誘を行います。規模が大きく、すごい盛り上がりを見せていました。ただ楽しむだけのサークルばかりではなく、管理学の会やセクシャルマイノリティーの人たちを支持する会など、考えさせられるものががあるサークルが大学に存在することに驚きました。わたしが興味を持ったのは歌、ダンス、語学、美術のサークルです。この大学でしか体験できないようなサークルがたくさんあって、見て回ってるだけでも充分楽しかったです。 大学の近くには大学路という小洒落たカフェやバーが並ぶ通りがあり、夜になると学生で賑わいます。また大学の最寄駅である五角場駅周辺はショッピングモールやデパートが立ち並んでいて放課後と休日は主にここで時間を潰しています。五角場駅は地下鉄10号線が通っていて、一本で虹橋空港、豫园や南京东路といった観光客にも人気のスポットに行けるのでアクセスが便利です。 上海では支払いは主にスマートフォンアプリの「支付宝(アリペイ)」です。財布を持ち歩かなくて済むので便利なのですが 、中国はネットが遅いのでたまに支払いの際にエラーが出ることに困ります。ネットといえば、中国ではSNSやGoogleが禁止されているのでVPNを通してこれらに接続していたのですが、9月中旬に国家ネットワーク安全宣伝週間という活動があったそうで、この期間中はVPNが使えない日が続きました。今後もこういったことが起こるかもしれないと考えると不安です。 最初の1カ月はアパート探し、引っ越し、入学手続き、新学期のイベントなどがあり、あっという間に時間が過ぎていきました。明日から10月で国慶節休暇に入ります。最近、連日雨かと思えば晴れの日は蒸し暑く日差しが強かったりと気まぐれな天気が続いてるので体調に気をつけて休暇を過ごしたいと思います。
中華人民共和国
復旦大学
学生6009
アジア言語学科 3年 私費
1~5件目 / 5件中