月次報告書 2017-11
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2017-08-01 ~ 2018-07-31
留学種別
交換
生活編
インドネシア3ヶ月目 〜突然の事故〜

先月末から始まった中間試験明け休みを使って、友達に紹介してもらった国際交流基金主催のJapan Film Festival 2017のボランティアに参加しました。実際に私が学んでいる言語を生かした接客を経験できたこと、インドネシア人とチームワークを組んでボランティア活動ができたことは、留学中ならではの貴重な経験だと思いました。 今月上旬には再び引っ越しをしました。大学からは遠くなり、家賃も高くなりましたが、部屋が広くて、平日と休日のメリハリをつけて生活しやすくなりました。 中旬にはアトマジャヤ大学の学外オリエンテーションに一緒に参加し、バンドゥンに行きました。現地では同じ奨学金で留学している友達と再会して、一緒にバンドゥンを観光することができました。 しかし、今月末に友達のバイクの後ろに乗って移動中、バイクが転倒し足を負傷しました。ケガは膝を擦りむいた程度で済みましたが、しばらく歩行が困難な状態になりました。始めての事故でとまどいもありましたが、周りの友達の助けを借りて生活を送ることができました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
インドネシア ルピア
0.0083円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 2,700,000 22,410円
水道光熱費 150,000 1,245円
学費・教材費 0 0円
交通費 600,000 4,980円
通信費 100,000 830円
食費・その他 2,200,000 18,260円
合計 5,750,000 47,725円
授業編
Tata bahasa & Kosa kata
文法(インドネシア語)
語学(地域言語)
700分
理解しやすいように写真や絵が多く描かれている教科書と先生が準備したスライドを使いました。内容は、日本で学んだインドネシア語文法事項の復習がほとんどでした。しかし、ネイティブスピーカーから学ぶ授業なので、類義語や慣用句などのニュアンスの違いの説明が分かりやすかったです。
Berbicara
スピーキング
語学(地域言語)
800分
教科書はあまり使わず、先生から指定された会話表現や熟語を使いながら、ペアやグループでの会話が中心でした。また、特に印象的な授業の一つに、校内での宝探しがありました。それを通じて、即興で話す際に役立つスピーキング力がついたと思います。
membaca
読解
語学(地域言語)
800分
授業ではまず教科書の長文に出てくる新出単語の説明があり、自分で文章を読んで問題を自力で解きます。その後先生が内容の解説と問題の答え合わせを行います。文章の出典は新聞、本など様々です。 時間があるときはスマートフォンのアプリを使用し、ゲーム形式で内容が理解できているか確認します。
menulis
記述
語学(地域言語)
700分
他の科目を各2人の先生が担当するのに対して、この記述の科目は、前期の間(12月初旬まで)、1人の先生が担当して下さいました。 文章構成も踏まえた、書き言葉のインドネシア語を実際に書くことを通じて学習しました。 インドネシア経済や文化などの難しい話題などを扱いました。
menyimak
リスニング
語学(地域言語)
800分
教科書に付属している音源またはYouTubeなどを用いて授業を行います。 毎回様々なジャンルの会話や音声を聞いて問題を解き、そこから会話表現の理解とリスニング力を養います。
Praktek Komunikasi 2B
総合演習 2B
語学(地域言語)
400分
2年程度日本語学習経験のあるインドネシア人学生が、日本の文化や日本人の習慣などのテーマを通してより日本を知り、実践的な日本語を学ぶことを目的とした授業です。隔週毎にテーマが変わり、インドネシア人学生の各グループに日本人が数名参加するグループ形式でした。授業に参加する日本人学生は数名いましたが、インドネシア語で現地のインドネシア人学生と同様レベルの試験やプレゼンテーションを受験したのは私のみでした。 授業を受講する前までは、授業以外ではあまり日本語を使わなかった友達のインドネシア人学生が、授業内や授業外で日本語で私に声をかけてくれたり、私自身も「このインドネシア語は日本語ではどの言葉と当てはまるのか、複数の単語を考えてみよう」や「どうしてインドネシア人は日本のこの文化に対して興味があるのか」などと、語学に対する思考の幅が広がりました。