月次報告書 2018-08
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-06-30
留学種別
交換
生活編
ご飯美味しい=お腹痛い

去年のメキシコ短期研修と同様、留学生活序盤で体調不良と食べ物に困る生活が長く続き、口に入る物には一番気を遣いながら1ヶ月過ごしました。しかし体調も回復しメキシコでの生活に慣れてきた頃に、不運にも盲腸が発覚し数日の入院と手術が必要になってしまいました。盲腸が発覚した日は現地の友人とカフェでコーヒーを飲みながらおしゃべりをしていました。しかし突然の腹部の痛みと、更に我慢できない痛みから何度も気絶を繰り返し、友人が家まで送ってくれましたがそのまま病院に行くことになり検査で盲腸が発覚しました。日本ではない別の国での手術に対して不安でしかありませんでした。しかし術後の病院でたくさんの人と知り合い、様々な単語(病院の専門用語)やメキシコの文化を教わり、気持ちが楽になり不安もなくなり、むしろ私の中では『手術』したことを一つの経験だとプラスに考えています。1ヶ月目から体調面で辛い思いをすることが多々ありましたが、日本が『安心安全』すぎるだけだと思いました。 普段の生活はホームステイでメキシコ人夫婦と現地の学生、日本人学生と私の計5人で生活しています。食事は一日三食、メニューのバランスを一番に考慮してくれるので、整った食生活です。家族とルームメイトがとても優しいので、たまにルームメイトと出かけたりするなど、生活面においては問題はありません。家賃は気持ち高いと感じますが、ワガママをーいつも聞いてもらえてるので不満は今のところ全くありません。

住居形態
ホームステイ
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
7.86円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 8,200 64,452円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 1,000 7,860円
通信費 0円
食費・その他 5,000 39,300円
合計 14,200 111,612円
授業編
Español4 (Gramática)
文法レベル4
語学(地域言語)
2000分
初回(8月13日)の授業にレベル分けのテスト(筆記・会話)があり、私はレベル10あるうちのレベル4から始まりました。全クラス朝9時から12時40分まで休憩20分間を含む平日月曜日から金曜日まで、2コマずつの授業になります。1コマ目は主に文法的な内容を中心としレベルごとに設けられたテキストを使い、問題を解くことがメインです。2コマ目は1コマ目で、学んだ文法の内容を使って会話をするオーラルの授業になります。8月のレベル4では、レベル3の復習(再帰動詞や点過去、線過去の不規則活用の確認)と、命令形や接続法(現在)を中心に学びました。スペイン語を学ぶ外国人が間違いやすい不規則活用を重点的に、そして実際に会話のなかに取り入れていくことで苦手分野であった接続法の活用がスムーズに出てくるようになりました。 8月の1ヶ月間の授業の中では接続法(現在)をメインとして学習しましたが、個人的にはレベル3の復習(再帰動詞、点過去線過去の不規則活用)を自主学習の内容として勉強しました。日本での勉強方法と同様に、単語に関しては書くだけではなかなか覚えることができなかったので、通学中や空いた時間は基本的にスペイン語の音楽を聴くようにしていました。リスニング問題より私には音楽を聴くことを日課にする方が安易なので継続できるものとして毎日数曲リピートして聴いています。
Español4 (Conversación)
会話レベル4
語学(地域言語)
2000分
2コマ目の会話の授業では、以前日本のクラスで学んだ『Una carta a Dios』についてクラス全員にあらすじを語る機会があり、留学前に学習していたので内容や単語がすんなり出るようになっていました。留学するうえで、行き先の国のこういった文化や物語を知っておくことは大切だとも感じました。またこの授業では生徒一人一人の『発言』がとても大事とされるので、話せなくても話そうとすることで先生や周りの生徒が助けてくれるので、自身の語学力向上に繋がると思いました。 担当教員によって授業の進め方やクラス内の雰囲気が全く違いますが、1ヶ月間レベル4の会話の授業を担当してくださった先生は、映画や普段の何気ない出来事を会話の内容として取り上げ、更に接続法を使って会話をするなど退屈しない授業内容だったので個人的にはとても楽しい授業でした。ただ、やはり1ヶ月目にして感じたのは『私が日本人だから』と言ってしまうとかなりの言い訳になってしまいますが、授業内での発言が足りない、遠慮がちになってしまうなど授業に対して積極性がまだまだ足りないと感じた1ヶ月でもありました。