月次報告書 2018-10
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-06-30
留学種別
交換
生活編
寒い。

 10月に入ってからは朝晩と日中の気温差が激しく、朝晩は厚手のコートが手放せないほど寒くなってきました。日中はTシャツで過ごせるほどの暖かさなのですが、激しい寒暖差なので体がなかなかついていかず、今月一ヶ月間の間でも二回体調不良で学校を休みました。メキシコに来て感じたのは、体調を崩してしまった際に、普通の喉の痛みや鼻水などではなく、日本では体験したことのない独特の症状が特徴的でした。『喉が痛いけど…』など、どういった痛みかを伝えるのに日本語でも困ってしまう症状がほとんどでした。メキシコは日本と違ってマスクを普段からつける習慣がないので、私が咳をする際にはものすごく気を使いました。メキシコでマスクをつける習慣を広めたくなりました。  メキシコに来て早3ヶ月が経ちましたが、先日、初めて大きな事件を目の前で目撃しました。その日はカフェで勉強していたのですが、突然女性の悲鳴がしたので後ろを振り返ると、男性5人組が女性を連れ去ろうとしていました。近くのスーパーの警備員が男性らに拳銃を向け、女性から離れるように指示していました。今までこういった事件をニュースとして聞いていただけで実際に見たことがなかったので、『怖い』と感じるだけではなく、私自身も身の守り方をもう一度見直すべきでもあるなと思いました。

住居形態
ホームステイ
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
7.86円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 8,200 64,452円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 1,200 9,432円
通信費 0円
食費・その他 8,000 62,880円
合計 17,400 136,764円
授業編
Español 6 (Gramática)
スペイン語6(文法)
語学(地域言語)
2400分
今月10月からはレベル6に上がりました。授業の内容はレベル1からレベル5までの全体的な総復習がメインでした。とはいっても一ヶ月の間でやったことはほぼ接続法の復習でした。私自身も文法的には少しずつ理解できていますがいざ会話になると、なかなかスラスラと話せないので困っていました。今月の1限の授業では主に、新聞やGoogleニュース、ワールドニュースをトピックとして設け『会話』の中に接続法を取り込むことを意識しながら進めていきました。同時に先生からの紹介としてYouTubeで自分の好きなトピックの内容の動画(スペイン語)をいくつか選出し、クラスメイトの前でそれがどういった内容なのかというのを発表するというものもありました。  メキシコに来て3ヶ月が経とうとしていますが、この文法の授業で学ぶ内容を日本で既に勉強しているはずなのに、毎授業で『知らなかった』と思うことが多々あります。私は負けず嫌いの性格なので必死に食らいついていきますが、他の留学生の積極性に圧倒されるがままで同時に『悔しさ』もあります。日本での自身の勉強方法がいかに甘かったかを痛感しました。ただ3ヶ月経った今、私にできることは文法においてわからない箇所があれば積極的に授業内で質問することだと思いました。それから先月は『語彙』で悩んでいたので、毎日使用する単語帳の内容を携帯のアプリに移し通学中の車の中で必ず確認する習慣を身につけています。まだ始めたばかりですが、これからも習慣として続けていきたいです。
Español 6 (Conversación)
スペイン語6(会話)
語学(地域言語)
2400分
10月の2限の授業では今までとは違い、メインを会話ではなく『DELE』のテスト対策について学びました。レベルはB1のみとし、試験対策に向けたテキストに沿って筆記からリスニング、オーラルの内容まで一通り勉強しました。問題形式から一つずつ学び、模擬問題を解いたりと11月の試験に向けた内容でした。1日の授業で筆記の模擬問題一つと面接練習をしていましたが、やはりこの試験では語彙と文法を中心的に見られるので、自主学習の際の単語の確認は欠かせませんでした。さらに、先生からは「面接ではどんなに間違えてもいいから、その代わり自分でその間違いに気づいて直せる力をつけなさい」と毎日言われました。というのも、定冠詞の男性・女性詞などすぐに直せる箇所は後に気づいて言い直せれば良いということです。筆記においても「舞子、悩むな」が先生の口癖でした。「悩まなきゃ問題なんて解けないじゃん」と私自身も嫌気がさしていましたが、実際70分と60分の二つの筆記試験は悩んでいたら時間配分によっては最後まで解くことができないのです。他の生徒はきっと楽々と問題を解き、時間が余るくらいなんでしょうが、筆記試験を苦手とする私にとっては苦痛でしかありません。しかし私もこのまま文法を苦手分野にするわけにはいかないので、10月は必死に文法に食らいつきました。おいしくなかったです。  日本帰国までの最終的な目標はB2合格ですが、まだまだ道のりも遠いように感じた一ヶ月でもありました。しかし、本当の自分の弱点とこれからの勉強方法を確認できた月でもあったので、負けじと続けていきたいと思います。
Inglés4
英語4
語学(英語)
1200分
最近の英語の授業は文法に重点を置き、特に現在完了をほぼ毎日やっています。私は日本で学習した内容なので、復習程度の感覚でしたが、スペイン語を話すメキシコ人からすればなぜか現在完了が難しく感じるようです。逆に私が難しいと思う分野においては何事もなかったかのようにメキシコ人の生徒たちはどんどんと問題を進めていくので、授業を止めて質問することに恥じらいを感じた日もありました。個人的に言語について研究している私にとって、英語よりもその違いに興味が湧きました。  この授業では抜き打ちテストが日課です。予告されて行ったテストは実際一度しかありません。しかしそれがわかってからは毎日復習するようにしているので、良い習慣がついたと思っています。