とうとうメキシコへたどり着きました。日墨戦略的グローバルパートナーシップ研修計画の奨学生の1人としてきたので、出国から1週間程度は団体行動でした。この団体行動の間にひとしきり腹痛を経験し終えてよかったかと思います。到着後1週間の間に家を決め、今はメキシコ人家族の元でホームステイをしています。お父さんお母さんと4歳と1歳の息子たちと一緒に暮らしています。お母さんはJICAの研修で日本に滞在したこともある方で、朝晩の挨拶などは時々日本語で言い合います。旦那さんも同じく日本語を勉強されていたことがありメキシコ特有の単語などあれば日本語スペイン語両方を駆使して説明してくれます。毎日のお弁当までで用意してくれていて、ここまで甘やかされていいのかと不安になります。保険やアレルギー、嫌いな食べ物のことまで聞かれ、様々な面からサポートしてくれるとても優しい家族です。 メキシコでの生活はそこまで不便を感じないですが、日本にいる時よりやけに眠くなる・喉が乾くなど高所ならではかと思われる症状に悩まされています。ある日突然体調がとても悪くなり、病院へ行きました。あとは学校へ行くのにcolectivoを使っているのですが、どれだけアピールしても止まってくれなかったり、手だけ振り返してくれるだけの運転手たちに不満を抱いています。ただバスの中は譲り合いが多かったり運賃を運転手に渡すために乗客同士でリレーしたりと日本と比べて人の温かみを感じます。スリが多いと散々言われているのでいつもカバンは前に持ち、スマホは首から下げて自分なりにスリ対策をしています。 通っているUNAMは本当に大学かと思うくらい広く、学生の数も予想の遥か上です。まだ全体像を見れてないどころかCEPEと図書館の往復くらいしかしてないので、これの何百倍も学生はいるのかと思うとKUISは小回りがきいてちょうど良い大きさだったなと思います。 CEPE(Centro Enseñanza Para Extranjeos)に関しては、初日にクラス分けテストがありましたが実力不足と連日の部屋探しの疲れから文法な点数が悪く、最初の4日間程はespañol 4での勉強になりましたが、そこでの先生がレベル変更のためのテストを受けることを勧めてくださり、そこでのテストに合格し一つ上のクラスのespañol 5へ上ることができました。教科書を買い直したのでその分教材費代が高くなっています。 到着2週間くらいしか経っていませんが観光はなかなかできたと思います。zócaloへ行き人の多さと飾ってある国旗の大きさと建物に圧倒されたり、チャプルテペック城へ行きメキシコの歴史を勉強したりテオティワカンへ行ったり充実した週末を過ごしています。目下は同じ奨学生の中に考古学を専門とされている方がいるのでぜひガイドツアーへ連れて行ってもらおうと画策中です。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
---|---|---|
家賃 | 5,000 | 30,000円 |
水道光熱費 | 0円 | |
学費・教材費 | 2,550 | 15,300円 |
交通費 | 125 | 750円 |
通信費 | 100 | 600円 |
食費・その他 | 300 | 1,800円 |
合計 | 8,075 | 48,450円 |