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プロフィール
みしーたお
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学先
メキシコ合衆国
/
UNIVERSIDAD NACIONAL AUTONOMA DE MEXICO
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-01-31
留学種別
私費
1~6件目 / 6件中
2019-01
月次報告書1月分
新年
2019年を迎えました。少し体調を崩してたので新年明けてしばらくは家で落ち着いた生活を送っていました。 語学学校も終わってしまい、最後の週の学部の授業の始まりまでのこの1ヶ月はとてもとても長く、映画を見たり本を読んだり、思いつきで1人旅に出たりしていました。この1人旅に関してはトラブル続きで嫌な思いをしたのでしばらくは1人旅を控えようかと悩んでいるところです。 26日からはグアテマラから友人が来たのでCDMXの観光案内をしました。が、着いてすぐに銀行へ一緒に寄ったら友人のカードが吸い込まれたままATMから出て来ず、急いで備え付けの電話で銀行へ連絡したものの土曜日だからわたしは何もできないわの一点張りで何も解決せずとても頭にきました。結果としては無事に返ってきたものの釈然とはしませんでした。旅行自体はとても楽しんでもらえたみたいで、土曜日だけ開催のartesaniaの市場、メキシコシティで1番有名であろう同じくartesaniaの市場、日本食材店、日本食レストラン、先生方オススメのtaqueria、文化人類学博物館、テオティワカンとほぼ彼女のリクエスト通りの観光ができました。 テオティワカンに関しては太陽のピラミッド、月のピラミッド、ケツァルコアトルのピラミッドと有名どころを全て制覇したので疲労で倒れそうにもなりました。友達が来てくれるとやはりとても楽しいのでもう授業もなく確実に暇しているであろう4年生の友達がメキシコを訪れてくれることを願います。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD NACIONAL AUTONOMA DE MEXICO
みしーたお
イベロアメリカ言語学科 4年 私費
2018-12
月次報告書12月分
2018年締めくくり
早いものでもう12月ですが、メキシコは日中が暖かいため12月という感じが薄く、さらにはテストも早々に終わり何もすることがなく師走特有のなんとなく忙しい日々もなくここ数年で1番ゆっくり過ごしている気がします。 テストが終わってからは友人から通訳のような仕事を頼まれトルーカのメキシコサッカー協会を訪問しました。通訳の出来は自分では到底満足いくものではなく、頭の中では相手が言っていることが分かっているつもりでもいざ日本語にして通訳という形で人に伝えるとどう表現したらいいかなど瞬時には判断できずとても苦労しました。日々の勉強を怠らずに努力し続けたいと思います。 個人の旅行としてはプエブラを訪れました。学割を効かせるために早起きをしてプエブラ行きのチケットを買い、チョルーラとプエブラのセントロを訪れました。チョルーラはピラミッドの上にある教会を訪れました。教会はとても美しく、わたしの乏しい人生経験の中では1番美しい建物でした。ただ、それが歴史あるピラミッドの上に建てられたスペインのメキシコ征服の証だと思うとなんとも言えない気持ちになります。しかし、スペイン人の権力や軍事力、宗教を見せつけるためにはこれ以上に有効な手立てはないなというのも理解できました。 こうしてみると今月はメキシコの宗教について考えることが多かったです。例えばシティではグアダルーぺの聖母の日が盛大に祝われましたが、Hernán Cortésのアステカ征服からさほど時間が経っていない1531年にメキシコに聖母が現れたとはわたしには到底考えられません。そんなにも早く自分たちが信じていた宗教を放棄できるものなのか甚だ不思議です。改めて柳沼先生や他のスペイン語専攻の先生方からスペイン語はもちろんメキシコ、スペイン語圏の国々の宗教や歴史など様々な側面について教わりたい気持ちや、1年生の時からもっと勉強をしておけばよかったと思う日々です。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD NACIONAL AUTONOMA DE MEXICO
みしーたお
イベロアメリカ言語学科 4年 私費
2018-11
月次報告書11月分
メキシコ到着から3ヶ月
早いもので到着から3ヶ月が経ってしまいました。よく3ヶ月目くらいからスペイン語が理解できるようになってくると聞いていたのですが、わたしの場合あまり自分自身の成長を感じず、少し焦っています。メキシコ人が言っていることが分からないという経験は少ないものの、いざ文法を学ぶと自分の中で曖昧なところや語彙の不足を感じます。また、接続詞のニュアンスの問題等になってくるとどうしても言語の壁を感じずにはいられません。 今月は卒業論文に苦しめられた月でした。せっかくメキシコにいるのだからと学部まで行って参考文献を購入し読み込み、日本語に直し、その日本語を卒業論文にふさわしい表現に直すという2段階の翻訳が必要となり、かなりの時間を要しました。早めに進めておいたお陰で切羽詰まると言うほどではありませんでしたが、これが大学生活最後の課題と思うと納得いくものを作りたいと思い、根気と我慢が必要となりました。 卒業論文が終わってからはグアダラハラへ旅行に行きました。メキシコシティの北バスターミナルからグアダラハラまではバスで8時間程かかりました。着いてから何をするか何も決めずに着たので、1日目はとりあえずテキーラ村へ行くバスに乗り、テキーラ工場見学とアガベ畑の見学に行きました。2日目はグアダラハラに滞在している友達の案内の元トラケパケ入ったりグアダラハラのセントロを回りました。セントロでは壁画を見て回り、やけに寂れたチャレアーダを観に行きました。お酒や料理が安くていい街だとは思いますが、日本でいうなら北千住や船橋のような都会になりきれないけど人が多い街という感じの印象を受けました。 この旅行ではホステルで借りた錠前の鍵を失くしてしまい、ホステルの人に多大なる迷惑をかけました。1人旅はとても好きでよく行くのですが、20歳の時も同じようなトラブルを起こし、もうすぐ22歳を迎える今回も同じようなミスを犯し、自分がいかに成長していないかが分かりました。年明けてすぐに卒業してしまうのでその前に恥ずかしくない大人になりたいと切実に思います。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD NACIONAL AUTONOMA DE MEXICO
みしーたお
イベロアメリカ言語学科 4年 私費
2018-10
月次報告書10月分
テストと休暇
今月の頭にはセペに入学してから初のテストがありました。奨学金がかかっているのでとても心配していましたが、想像よりは簡単なテストで、成績もそこそこ良く、無事に奨学金の継続をできたので一安心しました。この1ヶ月半また改めて文法を勉強することで自分の中での接続法の疑問点などを減らすことができたと思います。 テスト後の休暇は卒業論文に取り組むと休暇のだいぶ前から決めていたのですが、いざ休暇が始まると全くそんな気持ちは起きず、11時近くに起きては家でホームステイ先の家族とおしゃべりしたり、誘われた食事会に参加したりと生産性のない休暇を過ごしました。また、13日に急遽グアナファトへ旅行へ行くことを決め、15日からはグアナファトを観光しました。ちょうどセルバンティーノ祭の時期で、街は人で溢れ朝から晩まで活気にあふれたグアナファトを体験することができました。メキシコシティとの差は歴然で、グアナファトはシティと比べれば空気が美味しく、こじんまりとした可愛らしい街でした。現在グアナファトへ留学中の子や前年にグアナファトへ留学していた子たちからアドバイスをいただき、料理や景色など最大限に楽しむことができ、彼女たちへの感謝でいっぱいです。 今月興味深いと思ったことは「礼儀正しさ」についてです。あるクラスでアメリカ人の生徒がメキシコ人は礼儀正しいと発言し、他の国の留学生も大半が納得しているたのが個人的にあまり納得のいくものではなく、なぜこの認識の差が起きたのかをしばらく考えていました。 ホストファミリーと話し合った結果の私の個人的解釈ですが、メキシコ人にとっての「礼儀正しさ」とは相手との距離を縮めることに重点を置き、自分の好意を隠すことなく前面にアピールしながらおもてなしをすることにあり、日本人にとっての「礼儀正しさ」とはある程度の距離を保つ、もしくは相手を自分から少し遠ざけることによって敬意やおもてなしを示し、自分の好意や「自分がやってあげた」という行為のアピールを控えるという違いがあるのではないかと考えました。端的にcortesíaといってもなにを示すのかは国や習慣によって認識が異なるのということが分かりました。 もしくは私が「礼儀正しいおもてなしの国日本」というステレオタイプの考えを強く持っていたためにメキシコが礼儀正しいと言われるのが納得いかなかったのかもしれません。留学はこのような自国・他国に関するステレオタイプの考えに改めて向き合う良い機会だということを身をもって経験できてよかったと思います。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD NACIONAL AUTONOMA DE MEXICO
みしーたお
イベロアメリカ言語学科 4年 私費
2018-09
月次報告書9月分
9月
9月はひどい体調不良とともに始まりました。深夜から吐き気が止まらず、熱が出て喉が痛くて胃が荒れてて、、、と身体で無事な部分を探す方が難しいくらいでした。すぐに病院へ行きお薬を処方していただきましたが、病院へ行くまでが辛かったです。 独立記念日周辺ではCEPEでfiesta mexicanaがあり、美味しいタコスを食べたり、メキシコカラーのピアスを買ったりととても楽しかったです。独立記念日当日はソカロでgritoするかとても悩んだのですが、夜遅いのと前回行った時に人の多さでかなりのストレスを感じたので家でおとなしく中継を見ました。18時頃からホームステイ先の家族とpastel de aztecaという料理の準備をして、20時頃からホームステイ先の親戚の方も増え、みんなでご飯を食べました。 16日のメキシコ軍パレードは圧巻でした。参加している軍隊、飛んでいる飛行機の数がとても多く特に銃を持った兵隊や戦車が通るたびに暴発したらどうしようなどと思いながら見ていました。一見の価値はあると思います。 今月からホームステイ先の家族が仕事へ行くついでにわたしのこともUNAMの近くまで行くメトロブスの通る大通りまで車で送ってくれるようになりました。車に乗っている間は天気の話やメキシコ人の愛国心とは、日本語の「〜してあげる」という表現の不可解さ、なぜ多くのメキシコの家には国旗が飾ってあるのか、メキシコシティの新空港の話など様々なことについて意見を交わしています。 だいぶメキシコでの生活に慣れたものの、特に歩きタバコの多さとわたしが使っているバスの速度メーターがいつ見ても実際にスピードを示すものの代わりにおもちゃのようなイラストが書いてあること(この1ヶ月半一度も本物のメーターを見たことがありません)の2点はいまだに理解ができません。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD NACIONAL AUTONOMA DE MEXICO
みしーたお
イベロアメリカ言語学科 4年 私費
2018-08
月次報告書8月分
メキシコ到着
とうとうメキシコへたどり着きました。日墨戦略的グローバルパートナーシップ研修計画の奨学生の1人としてきたので、出国から1週間程度は団体行動でした。この団体行動の間にひとしきり腹痛を経験し終えてよかったかと思います。到着後1週間の間に家を決め、今はメキシコ人家族の元でホームステイをしています。お父さんお母さんと4歳と1歳の息子たちと一緒に暮らしています。お母さんはJICAの研修で日本に滞在したこともある方で、朝晩の挨拶などは時々日本語で言い合います。旦那さんも同じく日本語を勉強されていたことがありメキシコ特有の単語などあれば日本語スペイン語両方を駆使して説明してくれます。毎日のお弁当までで用意してくれていて、ここまで甘やかされていいのかと不安になります。保険やアレルギー、嫌いな食べ物のことまで聞かれ、様々な面からサポートしてくれるとても優しい家族です。 メキシコでの生活はそこまで不便を感じないですが、日本にいる時よりやけに眠くなる・喉が乾くなど高所ならではかと思われる症状に悩まされています。ある日突然体調がとても悪くなり、病院へ行きました。あとは学校へ行くのにcolectivoを使っているのですが、どれだけアピールしても止まってくれなかったり、手だけ振り返してくれるだけの運転手たちに不満を抱いています。ただバスの中は譲り合いが多かったり運賃を運転手に渡すために乗客同士でリレーしたりと日本と比べて人の温かみを感じます。スリが多いと散々言われているのでいつもカバンは前に持ち、スマホは首から下げて自分なりにスリ対策をしています。 通っているUNAMは本当に大学かと思うくらい広く、学生の数も予想の遥か上です。まだ全体像を見れてないどころかCEPEと図書館の往復くらいしかしてないので、これの何百倍も学生はいるのかと思うとKUISは小回りがきいてちょうど良い大きさだったなと思います。 CEPE(Centro Enseñanza Para Extranjeos)に関しては、初日にクラス分けテストがありましたが実力不足と連日の部屋探しの疲れから文法な点数が悪く、最初の4日間程はespañol 4での勉強になりましたが、そこでの先生がレベル変更のためのテストを受けることを勧めてくださり、そこでのテストに合格し一つ上のクラスのespañol 5へ上ることができました。教科書を買い直したのでその分教材費代が高くなっています。 到着2週間くらいしか経っていませんが観光はなかなかできたと思います。zócaloへ行き人の多さと飾ってある国旗の大きさと建物に圧倒されたり、チャプルテペック城へ行きメキシコの歴史を勉強したりテオティワカンへ行ったり充実した週末を過ごしています。目下は同じ奨学生の中に考古学を専門とされている方がいるのでぜひガイドツアーへ連れて行ってもらおうと画策中です。
メキシコ合衆国
UNIVERSIDAD NACIONAL AUTONOMA DE MEXICO
みしーたお
イベロアメリカ言語学科 4年 私費
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